みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

民主党圧勝!はじめての政権交代!/8/31新聞各紙の社説、読み比べ

2009-08-31 12:19:12 | 選挙関連
予想通り、民主党が大勝した。

昨夜は、午前2時ころまで開票結果のテレビをみていたので、おきたのは8時。
眠くてしかたないので、朝の光を浴びるために庭に出たら、
秋明菊が一輪、咲いていた。

お隣には、萩の花も咲きはじめている。

台風の影響か蒸し暑いが、秋の風はさわやかに吹きぬけていく。
季節はかくじつに移り変わっている。

民主主義の基本である、有権者の投票による初の政権交代が実現した。

自民党が負けて、政権交代が実現したのはうれしいけれど、
これほどの大差で、民主党が圧勝したことに、不安も感じる。

自民に対して失望し、民主党に投票した多くの人たちに対する
政権を担う民主党の責任は重い。
とはいえ、期待がなければ、失望もないわけだから、
民主党は国民に約束した政策を実現することを、肝に銘じてほしい。

敗れた自民党と、勝った民主党に贈る言葉。

 「おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし」(『平家物語』より)

「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対的に腐敗する」(ジョン・アクトンの言葉)
 

当選は、ゴールではなく、スタートです。

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庭の花たちを写して家に戻り、選挙一色のテレビを見ながら、新聞を広げた。


「2009年8月30日」は歴史に残る日になるだろう。記憶にとどめておきたい」
と思いながら、わが家でとっている朝刊5紙の社説を読み比べた。

民主圧勝 政権交代―民意の雪崩を受け止めよ 
朝日新聞 2009.8.31
 
小選挙区制のすさまじいまでの破壊力である。民意の劇的なうねりのなかで、日本の政治に政権交代という新しいページが開かれた。
 それにしても衝撃的な結果だ。小選挙区で自民党の閣僚ら有力者が次々と敗北。麻生首相は総裁辞任の意向を示した。公明党は代表と幹事長が落選した。代わりに続々と勝ち名乗りを上げたのは、政治の舞台ではほとんど無名の民主党の若手や女性候補たちだ。

 ■100日で足場固めを
 うねりの原因ははっきりしている。少子高齢化が象徴する日本社会の構造変化、グローバル化の中での地域経済の疲弊。そうした激しい変化に対応できなかった自民党への不信だ。そして、世界同時不況の中で、社会全体に漂う閉塞(へいそく)感と将来への不安である。
 民意は民主党へ雪崩をうった。その激しさは「このままではだめだ」「とにかく政治を変えてみよう」という人々の思いがいかに深いかを物語る。
 では、それが民主党政権への信頼となっているかと言えば、答えはノーだろう。朝日新聞の世論調査で、民主党の政策への評価は驚くほど低い。期待半分、不安半分というのが正直なところではあるまいか。
 長く野党にあった政党が、いきなり政権の座につく。民主党は政治の意思決定の方法や官僚との関係を大改革するという。だが、すべてを一気に変えるのは難しいし、成果をあせって猛進するのはつまずきのもとだ。
 そこで民主党に提案したい。
 最初の正念場は、来年度予算編成を終える12月末までだ。9月半ばの政権発足からほぼ100日間。これを政権の足場を固めるための時間と位置づけ、優先順位を明確にして全力で取り組むことだ。
 やるべきことは三つある。
 第一は、政治と行政を透明化することである。与党になれば、官僚が握る政府の情報が容易に入手できるようになる。それを洗いざらい総点検し、国民に情報を公開してもらいたい。

 ■賢く豹変する勇気も
 天下り、随意契約、官製談合、薬害、そして歴代の自民党政権がひた隠しにしてきた核兵器持ち込みに絡む日米密約……。かつて「消えた年金」を暴いたように、隠されてきたさまざまな闇を徹底的に検証してもらいたい。
 第二に、政策を具体化するにあたって、間違った点や足りない点が見つかったら豹変(ひょうへん)の勇気をもつことだ。
 マニフェストを誠実に実行するのは大事なことだ。だが民主党が重く受け止めるべきは、その財源について、本紙の世論調査で83%もの人が「不安を感じる」と答えていることだ。高速道路の無料化など、柔軟に見直すべき政策はある。むろん、政策を変えるならその理由を国民にきちんと説明することが絶対条件だ。

 急ぐべきは一般会計と特別会計の内容を精査し、ムダな事業や優先度の低い政策を洗い出して、国民に示すことである。その作業なしに説得力のある予算編成は難しい。
 鳩山新首相は、9月下旬には国連総会やG20の金融サミットに出席する。これまでの外交政策の何を継続し、何を変えるのか。基本的な方針を速やかに明らかにし、国民と国際社会を安心させる必要がある。
 第三に、国家戦略局、行政刷新会議をはじめとする政権の新しい意思決定システムを、人事態勢を含め着実に機能させることだ。
 自民党政権の特徴だった政府と党の二元体制に代えて、政策決定を首相官邸主導に一元化する。官僚が政策を積み上げ、政治が追認するというやり方を改め、政治が優先順位を決める。まず来年度の予算編成にそれがどう生かされるかを国民は注視している。

 ■「二重権力」を排せ
 民主党のあまりの圧勝ぶりには、新たな不安を覚える有権者も少なくなかろう。巨大与党に対してチェック機能をだれが果たせるのか。他方、選挙対策を一手に担った小沢一郎前代表の影響力が強まることで、民主党内にあつれきが生じないかも気がかりだ。
 93年の政権交代で生まれた細川内閣が、与党を仕切る小沢氏との「二重権力」のなかで短命に終わった歴史を思い出す。それを繰り返してはならない。国民の危惧(きぐ)をぬぐうには、鳩山首相のリーダーシップをはっきりと確立すべきだ。
 そのためにも、鳩山氏は来年度予算案に政権担当者としての明確な意思と4年間の行程表を練り込むことだ。
 今回の総選挙を、政権交代の可能性が常に開かれた「2009年体制」への第一歩にできるかどうか。それは、2大政党のこれからにかかっている。
 自民党の党勢立て直しは容易ではあるまい。それでも、民主党がしくじれば交代できる「政権準備党」の態勢を早く整えることだ。そのためには今回の敗因を正面から見据え、「新しい自民党」へ脱皮する作業が欠かせない。
 「とにかく政権交代」の掛け声で巨大政党に膨れあがった民主党は、交代を果たした後の自画像をどう描くかが今日から問われる。広がった支持基盤とどういう距離感をもつのか、外交・安全保障での理念やスタンスは……。「民主党とは何か」をもっと明確に出していかねばならない。
 新しくめくられた政治のページを埋めていく作業はこれからだ



社説:衆院選民主圧勝 国民が日本を変えた
毎日新聞 2009年8月31日

 まさに、怒濤(どとう)だ。自民党の派閥重鎮やベテランが、無名だった新人候補にバタバタと倒されていった。国民は断固として変化を選んだ。歴史に刻まれるべき政権の交代である。
 衆院選は民主党が300議席を超す圧勝を収め、同党を中心とする政権の樹立が決まった。自民党は初めて衆院の第1党から転落するだけでなく議席が3分の1近くに激減する壊滅的大敗を喫し、自公政権は瓦解した。
 選挙を通じ政権を担う第1党が交代する民主主義の常道が、日本の政治では長く行われずにいた。政権選択が2大勢力で正面から問われての政権交代は、戦後初めてである。

 ◇歴史的な体制の転換
 民主党に不安を抱きながらも政治を刷新しなければ閉塞(へいそく)状況は打破できない、との国民の切迫感が、すさまじい地殻変動を生んだ。鳩山由紀夫代表を首相として発足する新政権の前途は多難だ。だが数をおごらず、政治を一新する維新の気概と覚悟で変化を国民に示さねばならない。
 「風」などという段階をはるかに超え、革命的とすら言える自公政権への決別だ。約7割という投票率が国民の関心と、政治のあり方を変える強い意志を物語る。その象徴が、金城湯池とされた自民常勝区の崩壊だ。変化を求める民意は、世代交代による人材の入れ替えに発展した。
 政権交代と言えば、93年衆院選で成立した細川内閣も確かに非自民政権だ。だが、第1党はあくまで自民党で、争点は政治改革だった。保守合同による自民党誕生で成立した「55年体制」は同党が唯一、政権担当能力を持つ意味では続いていた。
 政権選択を目指し小選挙区が導入されて5回目の衆院選で、その体制についに終止符が打たれた。投票による政権交代という民主主義本来の機能回復を、私たちは政治の進歩として率直に評価したい。
 それにしても、いかになだれ現象が小選挙区で起きやすいとはいえ、政治、社会の構造変化を抜きにこの激変は説明できまい。
 自民党支配の源泉は業界・団体への利益配分、官僚による行政運営という強固な統治構造にあった。経済成長が行き詰まり、財政赤字などのひずみが深刻化する中で登場したのが小泉改革路線だ。郵政民営化など「小さな政府」を掲げ05年衆院選に圧勝、党は再生したかに見えた。
 しかし、医療、年金、格差や地方の疲弊を通じ国民の生活不安が急速に強まり、党は路線見直しをめぐり迷走した。参院選惨敗に伴う「ねじれ国会」のなか、現職首相が2度も政権を投げ出し、政権担当能力の欠如を露呈した。小泉政治を総括できぬまま解散を引き延ばす麻生政権に、国民の不満は頂点に達した。
 しかも、小泉路線の下、業界、農村、地方議員など党を支えた集票マシンは急速に衰え、離反した。2世、3世が幅を利かせ人材も不足した。麻生太郎首相が難局にあたるリーダーの資質を備えていたとは言い難い。制度疲労をきたし、自民党はまさに「壊れて」いたのだ。
 一方、政権交代をスローガンとする民主党は「生活重視」「脱官僚」をマニフェストに掲げ、自民党が業界重視、官僚主導から脱せぬ中、争点の提示に成功した。衆院解散から約40日の論戦の結果、有権者が民主党を選択した意味は重い。
 だが、多数の議席を得た船出は、逆の意味で危うさをはらむ。期待がふくらむほど、裏切られた時の失望も大きい。数を頼みとする政権運営を戒めるべきことは当然だ。来年夏に参院選が控える。政治の変化の証明を待ったなしに迫られよう。

 ◇自民は解党的出直しを
 政治主導が可能な体制の速やかな構築が必要だ。縦割り省庁が行政を主導し続けた「官僚内閣制」を脱却しないと、官僚操縦に失敗した細川内閣の二の舞いを演じかねない。
 あいまいな外交・安保政策も他党との連立協議の過程で明らかにすべきだ。国民は財源対策の説明のほころびなど、リスク承知で1票を投じた。政権担当能力を十分に信用しての圧勝と過信してはならない。
 野党となる自民党の役割も重い。そもそも東西冷戦終結やバブル経済が崩壊した時点で存在意義が問い直される中、政権に安住し続けたことが転落を招いた。真剣な総括なくしては、党存続もおぼつかない。
 今選挙を民主、自民両党による2大政党政治の実現とみるのは早計だ。だが、選挙の審判で政権の枠組みを決するというルールは定着させねばならない。
 経済危機、財政、年金、医療の立て直しなど喫緊の課題は多い。新政権は、国民との約束である公約を実行してみせるしかない。
 そして、かじ取りを委ねた有権者にも責任がある。日本政治は、これまで以上に国民が当事者として参加、監視する新時代を迎えたのだ。
毎日新聞 2009年8月31日 3時17分



【社説】歴史の歯車が回った 民主が席巻 自民落城 
中日新聞 2009年8月31日

 政権が代わる。民意は自公政治の継続を許さず野党の政権を選択した。憲政史上初の出来事だ。歴史の歯車が回り、新たな時代の門口に、私たちは立つ。
 つかんでもつかんでも指の間からこぼれる砂。選挙の帰趨(きすう)を左右する、特定の支持政党のない有権者の気まぐれを、かつて中曽根康弘氏が砂に例えたことがある。
 とらえどころのない、そんな砂が、明確な意志を持った。「政権を代える」という意志である。
 四年前の「郵政民営化か否か」とは次元がかなり異なる。一票に込められた変革への欲求が、ひと塊となって野党に政権の座を用意したのは、憲政史上例がない。

 「鳩山」「一郎」政権
 長らく「自民王国」と称された保守地盤が軒並み崩れた。自民党の首相経験者や現職閣僚、要職を歴任した大物たちが退場を余儀なくされ、あるいは脅かされた。
 メディアの度重なる民主党圧勝予測にも有権者は動じず、古くからの支持者ですら粛々と自民政治に別れを告げた観がある。
 政権交代をためらう世間の空気は薄れて、衆院小選挙区制の威力がいよいよ発揮されたのだ。
 民主の顔となった鳩山由紀夫代表は「保守とか革新とかの時代ではない」と保守層に呼び掛け、抵抗感を薄らげるのに成功した。
 黒子役に徹した小沢一郎氏は代表当時と変わらぬ指揮のさえを見せた。自民政治を地域で支えた農村組織や建設、医療団体にくさびを打ち込んだ。敵陣からの候補の擁立も、えげつなく。
 新人候補に“どぶ板”選挙を徹底させた。公明党幹部の選挙区を激戦に持ち込んで、自民の頼む創価学会の動きを封じてもいる。
 表の顔と裏の顔が小選挙区効果を倍加させた印象もある。自公に取って代わって衆院を席巻した民主の政権は「鳩山」「一郎」政権と名付けるのがふさわしい。

 一変する政の風景
 ちなみに鳩山氏の祖父・一郎氏は自民の結党を挟んで一九五四年から二年余、政権を担当した。党の五十年史はこう記している。
 「大胆な行政改革構想を提起して官僚政治を排し、政治主導、内閣主導の政策決定の方向に進む意気込みを示した。こうした課題はいつの日にか必ず実現されるべき民主政治の大目標である」
 選挙戦で民主党が繰り返し唱えたのが、この「明治以来の官僚主導政治からの脱却」だった。
 過去半世紀、歴代自民党政権が口にはしながら怠ってきた「実現されるべき大目標」が、鳩山、小沢両氏を柱とする民主政権に委ねられることになる。
 鳩山代表ら党首脳は直ちに政権移行チームを編成し、九月半ばと想定する民主党内閣の発足へ脱・官僚の体制づくりを急ぐ。
 霞が関の役人が族議員や天下り予定先の業界と一体でリードしてきた縦割り式の予算配分。その惰性を絶ち、政策の優先順位を政治が決める。国が主、地方は従の中央集権を地域主権へと転換する。いずれも時代の確かな要請だ。
 外交・安全保障のありようも旧来の官僚任せを改められるとすれば、政治の風景は一変する。小勢力の社民党、国民新党などは民主との連立を織り込み、共産党も是々非々の協力を表明している。
 全国各地の投票所に列をなして民主に大勝利を与えた民意が、政権担当の力量をこの党に認めたのかは怪しい。むしろ「よりましな政権」へ雪崩を打ったと見る方がいいかもしれない。
 それでも、自民党が官僚機構とつくりあげた、盤石にも見えた厚い壁はもろくも突き破られた。「日本を壊すな」と劣勢に焦りの声を上げた麻生太郎首相らを顧みることなく、有権者は欲する政権をじかに選んだ。歴史に刻まれる二〇〇九年衆院選であったのだ。
 自民は完膚なきまでに打ちのめされた。父から子、親族へと、当たり前のようだった世襲、そして平成の大合併や組織票依存で足腰が弱った党は、時代が必要としなくなったようにも見える。
 連立を組んで十年、ともに自民政権の危機を首相のすげ替えで乗り越えてきた公明も代表と幹事長の議席まで失った。協力関係の継続は難しかろう。両党にはたして復元力はあるか。
 老後の年金や医療、雇用に募る不安、教育にも及ぶ格差社会の不公平に有権者は怒り、政・官のなれ合い、しがらみの政治との断絶を促した。自公に代わる民主の政権はそれに応える責務がある。

 政党政治を壊すな
 経験のない数を得た民主は無駄なく巨体を動かす秩序づくりが急務だ。死屍(しし)累々の自民は後継総裁選びと党再建に追われよう。
 大量議席に政権側がおごり、落城した側が混迷を続けるなら、政党政治は壊れ、二大政党体制も幻となる。監視が必要だ。有権者の仕事は投票だけで終わらない。



 民主党政権実現 変化への期待と重責に応えよ(8月31日付・読売新聞社説)

衆院選、民主政権誕生へ  県民も政治の変革を選択 (8月31日付 岐阜新聞社説)


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いよいよ衆院選投票日。最高裁裁判官の国民審査は全員「×(バツ)」/毎日&よみうり「ボートマッチ」

2009-08-30 07:10:30 | 選挙関連
今日は、いよいよ衆議院議員選挙の投票日。
午前7時から投票が始まってて、午後8時までに締め切られる。
即日開票されて、31日未明には大勢が判明する見通しだ。

衆院選に立候補しているのは、小選挙区選(定数300)に1139人、
全国11ブロックの比例選(同180)に235人(小選挙区との重複立候補者を除く)の計1374人。
有権者は小選挙区と比例区のそれぞれで2票を持ち、
小選挙区は「候補者名」を、比例は「政党名」を書いて投票する。

総選挙と同時に実施されるのが、【最高裁裁判官の国民審査】。
こちらは情報が少なくて、わかりにくい。

最高裁判官の国民審査、課題は
有権者、少ない判断材料(2009.8.26朝日新聞)


と思っていたら、8月28日の中日新聞夕刊の社会面トップ記事に。

【社会】最高裁裁判官国民審査に注目 
中日新聞 2009年8月28日 夕刊

全国民が"裁判員" 憲法の万人審判に関心
退場求める動きも活発

 あなたは×印を付けたことがありますか? 30日の衆院選投票に合わせ、行われる最高裁裁判官が適任かどうかを問う国民審査。不信任を意味する×を有効票の過半数に付けられた裁判官は罷免になる。過去20回、延べ148人の中で1人も罷免されていないが、裁判員制度で司法への注目が集まる今回は、特定裁判官の“退場”を呼び掛ける識者や市民団体の動きも活発になっている。
 「名簿の並び順の2番目の裁判官が一番×を付けられることが多い」「いや一番初めの人のはずだ」。国民審査について、法曹界でよく耳にする話。審査対象となる裁判官が書いた原稿に基づく公報や、裁判官自身についてのわずかな報道くらいしか情報がなく、判断が難しいことを現すエピソードだ。
 それでも、1割を超す不信任が突きつけられたこともある。1972年の第9回国民審査では、外務事務次官時代に沖縄返還をめぐり「核付き返還やむなし」と発言して問題になった故下田武三氏に過去最高の15・17%の×が付けられた。
 沖縄県の民有地を米軍用地として強制使用するための代理署名を当時の知事が拒否したことをめぐる訴訟で、知事側敗訴を言い渡した最高裁判決直後に行われた96年の第17回は、対象9人に×とした平均不信任率が同県内で34・06%に達した。しかし、9人の全国平均不信任率は8・87%で罷免には遠く及ばなかった。
 裁判員裁判スタートの影響か、国民審査をめぐるさまざまな活動が目立つ今回。7月に発足した「1人1票実現国民会議」は、ジャーナリストの桜井よしこさんや楽天の三木谷浩史会長ら著名人が発起人。衆院選小選挙区の1票の格差をめぐる2007年の最高裁判決で、2・17倍の格差を合憲判断した裁判官への不信任をホームページで呼び掛ける。
 このほかに、自衛隊イラク派遣を決めた当時の外務事務次官だった裁判官の罷免を訴える市民運動や、痴漢で防衛医科大学校教授に逆転無罪を言い渡した最高裁判決をめぐり特定の裁判官の適性を問う議論がインターネットで展開されている。
 イラク派遣差し止め訴訟名古屋弁護団事務局長で、国民審査への参加を呼び掛ける市民運動に携わる川口創(はじめ)弁護士は「最高裁を良くするも悪くするも国民の関心次第。国民審査での意思表示は権利でも義務でもある」と話している。
=================================
 【最高裁裁判官の国民審査】
 最高裁裁判官が任命後、初めて迎える衆院選で受ける。衆院選投票と同時に行われ、有権者はやめさせた方が良いと思う裁判官の名前の上に×印を付ける。×印以外を記入すると無効票となる。今回は裁判官9人が対象。前回は対象の6人全員が不信任率8%前後で並んだ。
中日新聞 2009年8月28日

 


国民の審判を受ける機会の少ない「権力の中枢」とも言える最高裁裁判官には、
9人全員に×印を付けるつもりだ(毎回そうしてるけど)。

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比例の投票は、正式には「小選挙区比例代表並立制」と呼ばれ、
議席の配分は、「落選者同士 比例同率なら 「惜敗率」で決定」という
「ドント方式」で、これがとってもややこしい。

 小選挙区比例代表並立制 候補と政党に投票
落選者同士 比例同率なら 「惜敗率」で決定



毎日新聞に、比較的わかりやすい解説が書いてあったのだけど・・・。

<NEWS NAVIGATOR>質問なるほドリ:
衆院選 「重複立候補」どんな仕組み?=回答・石川貴教

毎日新聞 2009年8月28日 
 ◆小選挙区と比例代表

比例代表の「重複立候補」どんな仕組み?
 ◇比例で「復活当選」可能に 同順位なら惜敗率で決定
 なるほドリ 衆院小選挙区と比例代表の両方に立候補できる制度があるって聞いたけど?

 記者 「重複立候補」ですね。衆院選に小選挙区比例代表並立制が導入された96年衆院選から、一定の条件を満たしていれば、小選挙区の立候補者が比例代表にも重複して立候補できるようになりました。今回の第45回衆院選でも、小選挙区に立候補した1139人のうち、過半数の653人が比例代表にも重複立候補しています。

 Q どういう条件なの?
 A 重複立候補ができるのは、「衆参国会議員5人以上」または「直近の国政選挙の得票率2%以上」の要件を満たす政党の候補者に限定されています。この要件を満たしていない政治団体や無所属の候補者は、重複立候補できません。小選挙区の候補者が重複立候補できる比例代表のブロックは自由に選べず、対象の小選挙区が含まれているブロックに限られています。

 Q 重複立候補した人の当選はどうやって決まるの?
 A 小選挙区で当選した重複立候補者はそのまま当選となり、比例代表の当選対象から外れます。小選挙区で落選しても各政党が比例名簿に付けた候補者の順位次第では、比例で当選することがあります。一般的に「復活当選」と呼ばれますが、重複立候補者に限っては同じ順位で並べることができるため、同じ順位の中で復活当選するには「惜敗率」が重要になってきます。

 Q 「惜敗率」って何?
 A 小選挙区で落選した重複立候補者の得票数を同じ小選挙区の当選者(最多得票者)の得票数で割った値で、どれだけ当選者に肉薄したかを示します。この惜敗率が100%に近いほど、同じ順位内では優先的に当選できることになります。

 Q 複雑だね。
 A 重複立候補が導入された96年衆院選では、小選挙区で有効投票数の10分の1未満しか獲得できず、供託金を没収されながら復活当選したケースもありました。00年の公職選挙法改正でこのような場合の復活当選はできなくなりましたが、05年の衆院選でも、惜敗率が2~3割で復活当選できた重複立候補者がいた一方、9割を超えても落選した候補者がいました。今後、重複立候補のあり方が問われる場面もありそうです。(政治部)
==============
 ◇衆院選の重複立候補者数
自民  269人
民主  268人
公明    0人
共産   60人
社民   31人
国民    9人
みんな  13人
改革    1人
日本    2人
==============
毎日新聞 2009年8月28日


「ドント方式」の計算法はわたしがするわけじゃないけれど、
今回の選挙は、投票率が高くなりそうで、「民主党」が大勝するといわれてて、
そうなると、4年前の選挙のように「民主党」の比例候補が全員当選してしまうと、
当選者が「自民」や「公明」に流れてしまうということもありうる。

ということで、わたしは少数政党の国会議員を一人でも増やしたいので、
比例区は、ボートマッチで政策がいちばん近い、「社民党」に入れるつもり。

「共産党」はハダが合わなくて好きじゃないし、「国民新党」は政策があいまい、
「社民」には、個人的に、好きな候補者も多いしね。

記者の目:総選挙の判断ツール「えらぼーと」=福井明
毎日新聞 2009年8月28日

 30日はいよいよ衆院選の投票日。毎日新聞などの世論調査では、民主党が終盤になってもなお、大勝の勢いを持続している。こうした状況だからこそ言いたい。有権者の変化への志向は理解できる。しかし、あと2日間、各党の政策を再度吟味し、考え、納得したうえで投票に行ってもらいたい。
 毎日新聞は、各政党や候補者の主張と自らの考えの一致度が分かる毎日ボートマッチ「えらぼーと」を、この衆院選でも実施している。
 有権者がパソコンや携帯電話からアクセスし、毎日新聞が全立候補者に行ったアンケートと同じ質問に答えていく。質問は消費税引き上げ、年金制度、小泉構造改革の評価、憲法9条改正など、各党の主張に隔たりがあり、争点になっている20問(携帯電話版は10問)。回答を終えると、各党や全国の個々の立候補者との一致度が数字で分かる仕組みだ。07年の参院選で初めて実施し、今衆院選では機能を格段に充実させた。
 私たちがボートマッチに取り組んだのは、従来より一歩踏み込んだ形で有権者に投票の判断材料を提供したいと考えたからだ。
 私は政治部にいた01年、参院選を担当し、候補者469人のアンケート回答を朝刊に2ページ使って掲載した。レイアウトも読みやすいよう工夫した。「これで判断材料を十分提供した」と思っていた。しかし、読者が膨大なデータを読み込むのは、やはり大変だ。データを単純に提供するだけでは親切といえまい。
 一方、政党側のマニフェストも少しずつ進化しているとはいえ、まだかゆいところに手が届かない。例えば自民党の郵政民営化に関する記述は「四分社化を踏まえた三事業一体的なサービスを確保するための施策について検討する」。施策の具体的な内容も、時期についての言及もない。これでは何をしたいのか分からない。マニフェストには抽象的な項目が少なくない。
 ボートマッチは、こうした状況を乗り越えられる新しいツールだと思っている。政党や候補者との近さは数字で示される。そして、各候補者の具体的な回答を比較対象にしているため、差異が見える。いたって分かりやすいのだ。将来、マニフェストがより具体的になり、ほとんどすべての候補者がそれと一致するようになれば、マニフェストが比較対象になりうる。
 利用者に直接、感想を聞いてみた。東京都のテレビ局社員の女性(38)は、知人からボートマッチのことを聞き、投票予定の政党との近さを確かめようと試した。投票予定政党と他の複数の政党との一致度がいずれも高い水準で並ぶ結果だったが、「各党の回答を詳しく見比べたら、得心がいった。投票先を決める後押しになった」と話す。
 横浜市の映像プロデューサーの男性(52)は、政権交代を念頭に投票政党を早々と決めていた。このため、各党のマニフェストも新聞でポイントを眺めるくらいだったという。ボートマッチをやってみて、「争点をよく分かっていなかったことが分かった。投票予定の候補者と自分との考えの違いも分かった。役に立った」と語った。
 これらは、うれしい反応だ。ボートマッチには一致度を示すとともに、利用者に選挙の争点について候補者と同じように考えてもらうという機能がある。少し悩んで、自分の考えを整理してもらう。それが一つの主眼なのだ。
 毎日新聞は民主党が大勝した07年参院選の直後から今月まで、計24回の世論調査で「次の衆院選では自民党と民主党のどちらに勝ってほしいか」という質問を繰り返した。結果は「民主党」が23回と圧倒的だった。政権交代を求める民意はきわめて強い。また、衆院選の小選挙区制は優勢な政党の議席獲得率を高くする。こうしたことが「民主320議席超す勢い」という先週の毎日新聞情勢調査をもたらしたと言える。
 しかし「郵政民営化」で自民党、「政権交代」で民主党と、ムードが幅を利かせすぎるなら怖い。各党のマニフェストは不十分だが今はこれを指標として読むしかない。そして30日に、ある政党、候補者に投票するということは、その党が示した「契約書」(マニフェスト)に「押印」することを意味する。有権者も重い覚悟を迫られている。
 毎日ボートマッチには利用者が感想を書く欄がある。米国に住む50代の自営業の女性はそこに、ボートマッチが政策の理解に役立ったとし、「(在外)投票場所のサンフランシスコ総領事館まで車で2時間かかるが、ぜひ一票を投じたい」と記した。歴史的な衆院選に参加したいという意気込みが伝わってくる。
 大事な一票だ。考えて、悔いのない選択をしたい。(世論調査室)
毎日新聞 2009年8月28日 0時11分



よみうり「日本版ボートマッチ」


「毎日ボートマッチ(えらぼーと)」

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「制度も政治も変えられる」上野千鶴子/なぜ地殻変動は起きたのか(朝日新聞編集委員)

2009-08-29 08:26:07 | 選挙関連
今日は、衆議院選挙運動の最終日。
明日はいよいよ投開票で、未明には衆議院議員が出そろうだろう。

終盤になり、マスコミ各社が読み応えがある特集をつぎつぎに組んでいる。

4年前の小泉による「郵政選挙」と言われた衆議院選挙のフィーバーの反省からか、
今回のマスコミの報道も慎重なものもちらほら。
とはいえ、「政権選択選挙」という言葉は定着して、「民主絶対優位」は動かないらしい。
投票用紙に向かうまで、「投票する人を決めてない」人がけっこういるわけだから、
直前まで、各候補者の政策を見比べて投票したい。

そんななか昨日の、毎日新聞社会面には、上野千鶴子さんの「制度も政治も変えられる」。

政党には、期待していても、裏切られることも多い。
完璧な政党はないわけだから、「よりましな」候補者に投票して、
市民が望む政策と制度をつくるために、政治を監視し、声を上げ続けるしかない。
そういう意味で、わたしは民主党にも過度の期待はしていない(笑)。

制度も政治も変えられる。それをわたしが望むなら。

考えよう・選ぼう:’09衆院選 上野千鶴子さん(東大教授) 
◇制度も政治も変えられる

毎日新聞 2009年8月28日 東京朝刊

 「1人暮らしでも安心できる老後のしくみを作ろう」と訴えたい。
 介護保険ができたのは大きいけど、改定の度に使いにくくなっている。その改悪は、国民が容認している。社会保障費を毎年2200億円抑制する方針を国会が認めたけれど、その国会議員を当選させたのは有権者だから。介護保険は今後どうなるのかとよく聞かれるけど、大事なのは「あなたがどうしたいか」でしょ。
 4月に変えたばかりの要介護認定基準を10月に元に戻すことになった。選挙を前に有権者が声を上げれば、政治家の態度が変わる。座視してはダメです。
 年金も介護も「上の世代は食い逃げしてる」と、世代間対立があおられていますが、圧倒的に多くの高齢者は弱者ですよ。弱者同士を対立させるのは分断支配の定石。世代を超えて連帯しないと米国型格差社会になる。まだ間に合う。そう思って「世代間連帯」(共著)という本を書きました。制度も政治も変えられる。あなたが変えたいと思うなら。(談)=おわり毎日新聞 2009年8月28日
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社説:視点…衆院選 脱「劇場型」=論説委員 与良正男

 ◇有権者は変わったのに
 衆院選がスタートした後も民放テレビの情報番組の中心はもっぱら酒井法子容疑者の覚せい剤取締法違反事件だ。前回衆院選(05年)に比べ、選挙関連の時間は随分と減っている。
 民放関係者は「4年前は『刺客』さえ取り上げれば視聴率はグンと上がった」と話す。「小泉劇場」と呼ばれた前回。結果的に選挙が郵政民営化一色となってしまったことへの反省がテレビ局側にもあるという。
 だが、番組が減った理由はそれだけではない。今回、マニフェストの紹介や比較にかなり時間が割かれるようになったが、例えば各党幹部らがテレビに登場して討論をしても実は視聴率はさして上がらないそうだ。
 では、選挙への関心は低いのか。無論、30日の結果を見てみないと分からないが、事前世論調査や期日前投票の状況を見ると投票率は前回並み、あるいはそれを上回りそうな勢いだ。
 ここに大きな変化を感じないわけにはいかない。郵政騒動を経て、有権者の政治を見る目は確実に変わってきているのではなかろうか。
 報道各社の事前調査では民主党の圧勝が予測されている。自民党候補者のみならず識者の中にも「有権者は『政権交代』というムードだけに流され、相変わらず劇場型政治だ」との指摘があるが、そうとは言えないのはもうお分かりだろう。少なくともワイドショーがリードしている選挙ではないのだ。
 一方、新聞報道では民主党のマニフェストに対し、財源のあいまいさなど厳しい論調が目立った。それを熟知しながら、民主党の方がまだましだという人もいるだろう。自分は負担増になりそうだと分かっても、ともかく一度、政治の仕組みを変えなくてはと考える人もいるはずだ。そうした多様な民意の積み重ねが民主党優位の状況を作っていると見るべきである。
 「有権者は単純」となめてしまったのか、むしろ、ワイドショー政治に頼ろうとしたのは自民党だ。5人の候補者がテレビに出演しさえすれば国民の目を引きつけることができると考えた昨秋の総裁選しかり。東国原英夫・宮崎県知事の出馬要請騒ぎしかり。それが勘違いだったのは既に明らかだろう。
 自民党は今、インターネットでアニメを使って民主党へのネガティブキャンペーンを繰り返しているが、これも話題は呼んではいるものの、選挙戦で功を奏している様子ではない。
 多くの有権者は冷静に判断しようとしていると思える。もちろん、民主党も浮かれている場合ではないという話でもある。
毎日新聞 2009年8月28日


主戦場はネット? 批判CM席巻
自公 動画で攻勢 民主 無視(2009.8.26 朝日新聞)

鳩山大臣に似た男性が「細かいことは結婚してから考えるよ」と女性を口説くインターネットCMで話題をさらった自民党。21日には新たに「ラーメン編」「ブレル男たち編の2作をアップした。・・・(以下略)・・・・・


ここへきて、自民党が、ネガティブキャンペーンに力を入れている。
もうそれしか方法がないのだろう。
オモテでは麻生さんが、「政権ではなく、政策で選んでください」と声をからしているのが、
ウラでは「政策論争ではなくて民主の批判」なのだから、もうマンガみたい。
有権者の受信能力をみくびっている自民党は、こうして自滅していくのだろう、と思う。

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同じ日の、朝日新聞。
編集委員の早野透さんと星浩さん、坪井ゆづるさんが、
「地殻変動はなぜ起きたのか」という興味深いテーマで座談会をしている。

なぜ、地殻変動は起きたのか―総選挙、編集委員対談
朝日新聞 2009年8月26日11時41分

 政権交代の是非を問う衆院選は「民主党圧勝」が現実味を帯びてきた。なぜ、地殻変動が起きたのか。選挙後はどうなるのか。政治担当編集委員の早野透、星浩、坪井ゆづるが話し合った。

■揺り戻しない 圧勝報道
 早野 選挙になってないんだ。公示日の第一声で民主党の鳩山代表は「歴史を塗り替える」と言ったのに、麻生首相は「おわび」から始めた。「おわび」から入ったんじゃ、選挙にならないんだよ。
 星 「民主圧勝」報道への揺り戻しがあるかどうか。これは、ほぼないと見る。判官びいきは負けている側に何か理があって、かわいそうだから起きる。いまの自民党には考えにくい。自民党には「政権にいるから応援する人」と「政治家個人のファン」の2種類ある。前者は情勢が悪くなって一気に逃げている。
 早野 この期に及んでも、自民党は地元利益を言っている。麻生氏のチラシに「筑豊インター来年度完成」なんて書いてあるんだ。
 坪井 あとは民主党批判ばかり。森元首相もチラシに、小沢チルドレンを「非正規社員や労働組合の事務員、キャバクラ嬢に至るまで、あまりにも国政をまかすには如何(いかが)かと思われる」なんて書いた。これでは支持基盤は固められても、無党派層は呼び込めないだろう。相手の民主党の33歳の女性候補から「森さんが初当選したのは32歳でした」と言い返されてもいた。ただ、現場では本当に民主党が300議席も取れるのかという声がまだまだ多い。
 星 それは、いまだに頭の中が2、3割の得票で当選できた中選挙区制なんだよ。1票でも多い方が勝つ小選挙区制は、票差のわりに議席数が大きく変動する。
 早野 風というより地殻変動が起きてるんだな。そういえば、小泉元首相が「有権者はもう自民党に飽きちゃったんだ」と言ってたな。安倍、福田、麻生政権への批判だけでなく、長い間の鬱積(うっせき)が噴き出しているんでしょうな。
 坪井 2代続いた政権ぶん投げが致命的でしょう。
 早野 なのに麻生氏が「責任力」なんて言う。あれは裏目だ。あんな無責任に投げ出した自民党に責任なんて、誰も言われたくないもの。
 星 首相が「安心実現」と言わなければならないほど、安心じゃない国に、誰がしたのか。そこを有権者は見抜いている。それと大きいのは、「地方の反乱」が今も続いていることだ。小泉構造改革で広がった地域格差に対応できない自民党への不信は深い。
 坪井 自民党が橋下大阪府知事や東国原宮崎県知事らにすりよったのも自民没落を象徴した。橋下氏が知事会の要求をのませた上で「守らなかったら、ウソつき政党よばわりし続ける」と言ったのも、かつてない光景だった。

■投票で晴らす欲求不満
 【マニフェスト】
 星 都内の民主党の選挙事務所では、会社員が上司に言われてマニフェストを取りに来ていた。「政権が代わったら、自分たちの仕事にどんな影響が出るかを検討するためだ」と言って持ち帰ったよ。
 早野 今回は、テレビも各党の政策比較をしていた。
 坪井 しかし、マニフェストの中身はひどい。自民も民主も「ばらまきリスト」だ。これで有権者が喜ぶと思っているなら、あまりに有権者をバカにしている。
 星 でも、いまは財源論を問題にするよりも、自民党への怒りの方が強い。財源論に入る前に勝負をつける小沢戦略が奏功している。
 早野 首相は「8月は日本を考える月に」なんて言ったけれど、マニフェストを比較する前に、自民党はアウトを宣告されているんだな。
 坪井 だけど、こんな形で片方を圧勝させる有権者というのは、ただ留飲を下げたいだけに見える。投票が圧倒的なフラストレーションの表現手段になっていないか。
 星 そうそう。4年前の刺客と同じように、今回も有権者は残酷だ。自民党の偉い人が苦しんだり泣いたりするのが見たいんだ。
 早野 ただ、民主党の子ども手当のような直接給付か、自民党の間接支援方式かの違いはマニフェストで鮮明でしょう。各省の補助金を関係団体を通して渡す途中にムダがあった。それを排除する民主党に、有権者は「そうだ」と思っている。
 坪井 霞が関の信頼が失われたことが背景にある。
 星 年金問題が大きいね。
 早野 それに天下りだな。

 【各党の事情】
 星 公明党は小選挙区の8人が軒並み苦戦だ。頼りの自民票が来ない。自民支持層が自民離れをしている現状では、公明党は厳しい。
 早野 7月の東京都議選では維持した公明党の完勝神話がついに崩れるのか。公明党は自民党に深入りしすぎたねえ。逆も、しかり。自民党の「比例は公明に」も自民の比例区復活を減らすから、自分で自分の首を絞めている。
 坪井 共産党が小選挙区での候補者を半減させたことが今回の選挙を大きく変えた。
 星 効果が大きいのは、北海道5区の町村元官房長官、福島2区の根本匠氏、島根2区の竹下亘氏らだ。それぞれ1万から2万の共産票が勝敗を左右しかねない。
 早野 共産党は候補者削減を政治的に使えなかったのかね。民主党との政策協定は無理でも、「憲法問題は慎重にする」と言わせるとか。ただの自主投票じゃなあ。
 星 今回は共産党がアメリカ大統領の名前を最も多く連呼している。こんなの初めての選挙ですね。
 早野 鳩山氏も非核三原則やインド洋の自衛艦派遣問題は、オバマ頼みのところがある。「信頼関係を築く」とか言って、自民や社民からの批判をかわしている。
 坪井 オバマ大統領は「チェンジ」のシンボルだから、選挙で好んで使われる。
 早野 共産党は「確かな野党」から「建設的野党」になる。これは政権の外での是々非々なんですよ。社民党は政権内での是々非々になる。
 星 国民新党は郵政見直しの一点を訴える。「逆小泉」だね。民主党が大勝すると、社民や国民新党は割を食う。

■連立協議 政策違う3党
 【選挙後はどうなる】
 星 小沢氏や鳩山氏は、この衆院選を来年の参院選とパッケージで考えている。参院選で勝たないと安定政権はできないからだ。参院の自民党幹部は今回、最低でも180議席は取りたいと言う。それ以下だと、次の参院選に建設や農業などの役所と業界代表が自民党から立候補してくれないからだ。業界代表は、いわば自民党の背骨みたいなもの。その背骨をへし折っちゃうのが、小沢氏の戦略だ。
 早野 そうなると、政官業癒着の与党・自民党がなくなっちゃうんだな。新しい自民党には、どういう基軸があるのだろう。
 星 谷垣禎一元財務相が言っている「絆(きずな)」とかコミュニティーとか。田舎の名士はもともと、お上の世話になってない。自立心がある。弱者救済型の民主党とは違うんだという考え方だろうか。竹中平蔵氏的ではない保守の再構築ができるかどうか。
 早野 そういう次の自民党のリーダーは誰がなるの。
 星 今回の小選挙区で勝つのが条件。麻生執行部でない加藤紘一氏や谷垣氏とか、若手の石原伸晃氏、人気の舛添要一氏らの名前が挙がる。

 【民主党政権】
 星 選挙後、民主党には二つの問題が待ち構える。ひとつは鳩山氏の「故人献金」問題。税金の不正還付や母親からの贈与隠しなどを追及される。もう一つは100人規模になる小沢チルドレン。こちらは小沢氏自身が裁判を抱えているから、院政を敷いて影響力が大きくなるというものでもないだろう。
 早野 その前に社民、国民新党との連立協議がある。政策の中身は結構、差があるんだよ。子ども手当の金額とか配偶者控除の存廃とか。個々に調整するのか、総括的なお題目で合意するのか。社民党は「憲法審査会を動かすな」とか入れたいだろう。
 星 民主党は3党の協議機関を置いて、時間をかけてやろうとするでしょうね。
 坪井 そこに政界再編の芽はあるのかな。
 星 社民党がごねるようなら、参院自民党のごく少数が民主に移るとかはあるかもしれない。「連立野党はない」といっている公明党の動きも気になる。
 早野 じゃあ、選挙後も波乱含みということだね。
朝日新聞 2009年8月26日


オマケ
今日午後9:00から、NHK総合ではじまる、土曜ドラマ「再生の町」。
5回連続で、第1回は「非情」。

「再生の町 ふるさとが破綻するとき、私たちは何を守るのか・・・?」
 2009年8月29日からの土曜ドラマは「再生の町」。
「地方公務員」を主人公にした、
大阪発ならではの本格社会派ドラマです!
テーマは「地方自治体の財政破綻と再生」。
自分たちのふるさとを守っていくため、何を残し、何を削るのか・・・?
どうぞ、ご期待ください!


見逃さないようにしなくちゃ。


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新型インフルエンザ「本格的な流行」/ 10月にも第1波ピーク

2009-08-28 09:32:38 | 健康/くらし/薪ストーブetc
総選挙の投票日まで、あと3日。
新しい政治へのカウントダウンがはじまっている。

友人の高橋さんが、武蔵大学のゼミで「世代政党 快晴」でつくった、
 総選挙2009特別企画 マニフェストであそぼーと



紹介しようと思って下書きに入れておいたら、もう今夜が締め切りでした。


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こちらも、大流行のカウントダウンがはじまっている新型インフルエンザ。
「想定以上のスピード」で拡大、新学期になって学級閉鎖が相次いでいる。
名古屋と長野でも死者が出て5人目。長野は33歳の男性とのこと。

一昨日はNHKの「クローズアップ現代」でもやっていた。

新型インフル:県岐阜商の野球部員ら96人感染の疑い
毎日新聞 2009年8月27日

 岐阜県は26日、夏の甲子園に出場しベスト4入りした県岐阜商の野球部員や応援の生徒ら計96人が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。同校によると、大会でベンチ入りした選手(2年生)1人の新型インフルエンザ感染が遺伝子(PCR)検査で確認された。そのほかの生徒も発熱などの症状を訴えており、26日から9月1日まで学校閉鎖とする。
 同校によると、ベンチ入りした別の選手1人(2年生)も簡易検査でA型インフルエンザとされた。選手を除く94人は野球部の応援のため、大型バス十数台に分乗して甲子園まで往復していた。ベンチ入りできなかった野球部員数人も含まれている。
 生徒らは県岐阜商が準決勝で敗退した23日の夜、バスで同校に戻り、チームの解散式に出席。その後の24~26日に症状が出たという。【三上剛輝】
毎日新聞 2009年8月27日 


高校野球でベスト4になった県立岐阜商や、優勝した中京大中京でも
応援に行った人たちが集団感染していたとのこと。
喜びもふっ飛んでいることだろう。

新型インフルエンザ発生状況(岐阜県内の動向 8/25)

岐阜県内の発生状況も数日前に発表されたけど、
この数は、遺伝子検査をして新型インフルエンザと確定した人の数。
この夏、関係者が発熱して病院を受診したが、「A型」とだけ診断されて、
タミフルをもらって、「自宅療養」だった。
「すわ、新型インフルエンザ」としんぱいしてたけれど、
幸いなことに、一日で熱が下がって、ほっと胸をなでおろした。
こんな人たちが、たくさんいるに違いない。

あとで、免疫関係の仕事をしている友人に聞いたら、
「夏のうちにかかわっておいた方が、ウイルスが弱いので軽くすむ」とのこと。
とはいえ、
持病のある人や、子ども、妊婦さんは重症化しやすいそうだから、
かからないように注意しましょう。

ということで、
昨日の毎日新聞に、詳細な特集記事が載っていたので紹介します。

クローズアップ2009:新型インフル流行 10月にも第1波ピーク
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
毎日新聞 2009年8月27日

 全国的に流行の勢いが止まらない新型インフルエンザ。厚生労働省は、集団感染の発生件数は23日までの1週間で前週から2割も増えたと発表した。新学期が始まった直後に休校する学校も相次いでいる。新型インフルはどこまで拡大するのか。流行拡大に伴い、重症患者が増え続けると、医療機関の受け入れが困難になったり、患者同士の接触で感染が広がることも懸念される。

 ◇沈静化後、第2波も 専門家「春までに3600万人」
 「10月が流行第1波のピークかもしれない」。冬とみられていた新型インフル流行のピークが大幅に前倒しになる可能性を、専門家が指摘し始めた。国立感染症研究所の安井良則・感染症情報センター主任研究官は「秋に感染者数が減る要素がない」と説明する。

 浦島充佳・東京慈恵会医科大准教授(疫学)によると、過去の新型インフルのパンデミック(大流行)は、流行期入りからピークまで約1カ月半。厚労省は今回、今月21日に流行開始を宣言したためこれを当てはめると10月にもピークを迎えることになる。厚労省は10月下旬にも新型用ワクチン接種を始める方針だが、ピークに間に合わない恐れが出てきた。しかもこれは第1波のピークで、いったん沈静化した後に第2波があるとの見方も強い。

 では最終的にはどこまで拡大するのか。
 季節性インフルエンザは毎年、約1000万人が感染し、流行期は12~3月。昨秋~今春に定点医療機関から国立感染症研究所に報告された患者数は、1月19~25日に1施設当たり37・45人に達し流行のピークとされた。これは厚労省が新型流行を宣言する根拠となった8月10~16日の同1・69人(全国患者推定数は約11万人)の約22倍に当たる。
 ほとんどの国民は新型ウイルスに対する免疫を持たないため感染は容易に広がり、新型が流行のピークを迎えれば、季節性の数倍規模になるとされる。
 東京大医科学研究所の河岡義裕教授(ウイルス学)は「この冬、必ず日本で大流行する」とし、季節性の3倍以上の規模となり、来春までに国民の約30%、約3600万人が感染すると予測する。浦島准教授は最大約5000万人の感染可能性を指摘。押谷仁・東北大教授(ウイルス学)は「11年春までに約8000万人が感染し、患者は5000万人に達するのではないか」と警鐘を鳴らす。世界保健機関(WHO)は8月、大流行が終わるまでに世界の人口の約3割、約20億人が感染するとの予測を公表した。【江口一、関東晋慈】

 ◇重症患者対策が急務
 新型インフルの症状は季節性とほぼ同じだ。だが感染者が多くなれば、季節性に比べ重症患者も増加するとみられる。
 21日朝、救急車が千葉県東部の中核病院、県立東金病院(東金市)に到着した。運ばれたのはぜんそくの既往症を持つ50代の糖尿病の女性。体温は40度、胸の痛みを訴えていた。簡易診断キットでA型インフルと判明、多臓器不全の恐れがあり血圧も低下し始めた。
 「新型かもしれない。集中治療が必要だ」。内科医が付き添い、集中治療室(ICU)のある千葉市内の病院へ転院した。女性は5月を最後に通院しておらず、過去1~2カ月の平均的な血糖状態を示すヘモグロビンA1cは10%(正常値は4・3~5・8%)を超えていた。糖尿病をはじめ腎臓病、心疾患、呼吸器疾患などの持病がある人は、新型インフルに感染すると重症化しやすい「ハイリスク」とされる。

 東金病院の平井愛山院長は「非常に厳しい状態だった。流行のピーク時にはICUはどこも満床になるだろう。その時はここで診るしかない」と話す。とはいえ、常勤医師はわずか14人。医師らが感染すれば、十分な診療ができなくなり得る。地域の重症患者発生をできるだけ減らすことを目指し▽ハイリスク者への注意喚起の通知発送▽糖尿病治療中断者の把握と早期受診の勧奨▽細菌性肺炎を防ぐワクチン接種--などを始める。
 死亡者が出た名古屋市内の病院では、看護師ら6人への感染が疑われた。医療施設では院内感染防止が極めて重要だ。
 東京都内の人工透析クリニック。仕切りのない部屋に20床を超えるベッドが並び、腎不全で人工透析を受ける患者でいっぱいだ。治療は4~5時間で週3日ほど。院長は「新型インフルの患者でも透析は中止できないから受け入れる」と話す。
 日本透析医学会は5月、新型対策をまとめた。「(感染)患者は約2メートルは離して透析すべきだ」としたが、院長は「ベッドの間隔を広げるのは現実的には難しい。患者にマスクをつけてもらい透析する」と打ち明ける。
 国内の透析患者は約28万人。クリニックのほとんどが手狭になっている。亀田総合病院(千葉県鴨川市)の小原まみ子医師(腎臓内科)は「患者の異変に素早く対応するため、透析室には仕切りがない。入室前にスタッフらに伝えてくれれば、透析時間をずらしたり、ついたてで隔てるなど対応ができる」と説明する。
 東京大医科学研究所の上昌広特任准教授(医療ガバナンス)は「大学病院や大病院が、空いた個室に重症患者を受け入れやすくするために、国が補助金を出すなどして支援するのも一つの対策だ」と指摘する。【永山悦子、河内敏康】

==============
 ◇重症化を警戒すべき症状(WHOによる)
・休息の間でも息切れする
・呼吸困難
・顔が青白くなる
・たんに色が付いている、血たんがでる
・胸が痛む
・意識もうろう
・3日を超える高熱
・低血圧
 子供ではさらに▽息が速い▽注意力欠如▽遊ぶ意欲がない--などを警戒すべき症状に挙げ、急速に悪化する可能性があると注意を促している
毎日新聞 2009年8月27日 



厚労相、新型インフル「流行本格化」 対策実践呼びかけ
朝日新聞 2009年8月19日

 新型インフルエンザの感染者が全国的に急増している情勢を受け、舛添厚生労働相は19日午前、記者会見し、「本格的な流行が始まったと考えていい」と話した。そのうえで、このまま感染が拡大すれば医療機関で重症者対応ができなくなるとして、「感染の拡大防止には一人ひとりが対策を実践することにつきる」と呼びかけた。同日には名古屋市の80代女性が新型インフルエンザで亡くなり、国内の死者は3人となった。
 舛添氏は、流行の本格化は秋以降としていた従来の予想に反し、真夏でも感染が拡大していることについて、「私も予想できなかったことだ」と説明。「夏休み中なのに増えている。9月になって学校が再開されると感染が急激に拡大する危険性があると思う」と述べ、医療機関の負担増大に懸念を表明した。
 また、「病原性が低いということで、皆さんも忘れてしまっている」と「国民全体の慢心」が感染拡大の原因にもなっていると指摘した。舛添氏は「新しいウイルスへの警戒を解いてはいけない。感染は自分が止める、という気持ちが大事だ」と話し、手洗いやうがいの励行などを呼びかけた。
 新型インフルでは、慢性呼吸器疾患や慢性心疾患などの基礎疾患がある患者や、妊婦、乳幼児が感染すると重症化する危険性が高いとされる。舛添氏はこうした人たちに対して、「早期の受診、治療を心がけて欲しい」と語った。厚労省は今後、重症化した事例の概要を説明した症例集を作成し、各地の医療機関に配布する予定。
 国立感染症研究所によると、全国約5千カ所の医療機関からの報告では、最新の1週間(8月3~9日)に受診した1医療機関あたりの患者数は0.99人で、流行開始の目安の「1人」に限りなく近づいた。地域別では沖縄が20.36と突出しているほか、奈良1.85、大阪1.80などとなっている。この1週間に医療機関を受診した全国の患者数は6万人と推計されている。(野瀬輝彦)
朝日新聞 2009.8.21


あらためて、『H5N1型ウイルス襲来 』の本を読み返した。


『H5N1型ウイルス襲来 新型インフルエンザから家族を守れ! 』
(岡田 晴恵/角川SSコミュニケーションズ/2007)


この本は、騒がれていた強毒性ウイルスH5N1型の本だけど、
感染防止のグッズを買いそろえ、食料を備蓄して、
ワクチンができるまでの半年間を持ちこたえるのがいちばんよいそうだ。

 新型インフルエンザ流行時の日常生活におけるマスク使用の考え方
新型インフルエンザ専門家会議


いちおうわたしも、呼吸器が弱いし他の病気もあり、重症化のリスクが高そうだから、
うがい、手洗い、マスクを励行して、準備万端ととのえて、、
この冬の新型インフルエンザ流行期を乗り切りたいと思っている。


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夏野菜アラカルト~ナス・ゴーヤ・ミョウガ/平飼い養鶏で初産み卵

2009-08-27 07:50:53 | 有機農業/野菜&ハーブ
野菜を収穫するために、夕方畑に出た。

立派に育ったジネンジョに花が咲いている。
  
ツルがもこもこ伸びて繁って、お化けみたい(笑)。

ツルが重くなってきたので、ともちゃんが太い竹を支柱にして棚を補強した。
この地上のツルが枯れ始めると、養分が地下に蓄えられて自然薯が太る。
お隣りのゴーヤもたくさんの花をつけ、よい香りを漂わせている。
  
ユリノキの下には、ミョウガ畑。
裏山と庭から、根を掘りあげて移植したのだけど、
環境がよいのかどんどん増えてて、花もちらほら咲き始めている。

友人にミョウガの苗をおくるので、端っこのほうを鎌で掘って根を切った。


ついでに、収穫した夏野菜いろいろ。



長雨でトマトは枯れたけど、菜っ葉類もとれ始めてカラフル。

ミョウガの苗と一緒に、野菜も発送。

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後半は、にわとりのお話し。

わが家は昔、まちでは数少ない第一種専業農家。
無農薬・有機栽培で野菜を育て、ロードアイランドレッドという原種の赤鶏を
「平飼い」で育てて採卵し、卵と野菜を毎週、無農薬米を毎月一回、
岐阜市内の消費者(会員)に配達していた。

いまで言う「地産地消」で、むかしは「地域内自給」と言っていた。

不特定多数の消費者相手の「産直」ではなくて、
「あなたの食べ物をわたしが育てる」という相互関係、
顔の見える関係のなかで食べ物をとおして
生産と消費のあり方をかえる「有機農業運動」と呼ばれていた。



10数年前に、消費者に配達するかたちの有機農業はやめて、
自分で食べる野菜を、楽しみながら、家庭菜園程度につくってきたが、
今年は、その畑のまんなかに、平飼いの鶏舎が出現(手前は手植えしたハツシモ)。
昨年、京都の大学(環境社会学科)をでたまどかくんが、
野菜を作ってみたいということで、わが家で研修を始めたのだ。

百姓をしているころは、つねに有機農業志望の研修生を受け入れてたけど、
最後の数年はわたしの希望で女性に限定。長期研修(1年)で、別棟で食事も生活も別々。
その後は、手間がかかる研修生はお断りして、のんびり暮らしてた。
で、まどかくんは10数年ぶりくらいの百姓見習い。
久しぶりに有機農業の技術を伝承できると、連れ合いはいそいそとハッスル、
わたしは日光過敏で太陽にあたりたくないので、たまに口だけアドバイス(笑)。


有機農業関係の本もいちおう一通り揃ってて、
その中の中島正さんの『自然卵養鶏法』を読んで興味を持ち
「トリも育ててみたい」ということで、後先も考えずに、ヒヨコを飼い始めた。
当然だけど、ヒヨコはどんどん大きくなって、屋内では育てきれなくなって、
きゅうきょ、鳥小屋を建てることになった。
連れ合いのアドバイスを受けて設計図を引き、つくった鶏舎はとても立派。
害獣忌避の電柵、天水利用など、創意工夫にあふれている。

畑に野菜をとりにいったついでに、鶏小屋に入った。

おなかが空いてるらしくて、えさがもらえると思って寄ってくる。
鶏は本来警戒心が強いものだけど、穏やかで人によくなついている。

しばらくトリたちと遊んでいて、慣れたところで接写。
羽毛の色つやが良く、表情も精悍で容姿端麗、水も滴る初産みの若鶏たち。
   

えさを食べたり、 
産卵箱で卵を産んでる鶏も。  

自分でトリを飼っていたので、卵を買う気にならないし、
どんな育て方をしてる鶏の卵かわからないので、安全性に不安もあり、
市販の卵を買って食べることは少なかったのだけど、
  
薬剤フリーの採りたて卵で、卵かけごはん。

ひさしぶりの卵焼きも、おいしかった!

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暴言続く・首相「金がねえなら・・」/舛添 「求人誰も応募しない」派遣村/「被爆者いない」田母神

2009-08-26 10:01:47 | 選挙関連
衆議院選挙も終盤。
ここへきて、自民党の麻生首相、舛添厚労相、
改革クラブ候補応援の田母神元航空幕僚長の暴言があいついでいる。

まずは、麻生首相の「金がねえなら結婚しない方がいい、・・・」発言。
後半の、「・・・稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい」もひどい。
これは、「学生」を「男しか眼中にない」前提として、
「家族を養うのは男の務め」で、「稼がないやつは尊敬されない」といってるも同然。

首相「金がねえなら結婚しない方が」 官房長官は釈明
朝日新聞 2009年8月24日12時23分

 麻生首相は23日夜、東京都内で開かれた学生との対話集会で、参加者から「若者に結婚するだけのお金がないから結婚が進まず少子化になるのではないか」と聞かれたのに対し、「金がねえなら結婚しない方がいい、おれもそう思う。うかつにそんなことしないほうがいい。おれは金はない方じゃなかった。だけど結婚は遅かった。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい」と話した。
 この発言について、河村官房長官は24日の記者会見で、「表現は直截(ちょくさい)的だが、むしろ若者の就職対策を進めなくてはいかんという思いが出たのではないか」と釈明した。
朝日新聞 2009年8月24日

河村官房長官の釈明も、問題を理解してなくて、ちっともフォローになってない。


堺市では、民主党を離党して改革クラブから立候補した西村真悟の応援演説で、
田母神元航空幕僚長が「被爆者はほとんどいない」「並んでいるのは左翼」と発言。
これについては、あまりの非常識さにあぜん。

広島平和記念式「被爆者ほとんどいない」田母神氏が演説
朝日新聞 2009年8月24日21時30分

 田母神(たもがみ)俊雄・元航空幕僚長は24日、堺市で衆院選大阪17区に立候補している改革クラブ前職の応援演説に立ち、今月6日の広島原爆の日に広島市で開かれた平和記念式について、「被爆者はほとんどいない」「並んでいるのは左翼」と述べた。被爆者団体は反発している。
 田母神氏は演説で、6日に講演で広島市に行ったことに触れ、平和記念式について「並んでいる人は広島市民も広島県民もほとんどいない」「被爆者も、被爆者の家族もほとんどいない」と発言。「左翼の大会なんです、あれは」とし、麻生首相が式であいさつしたことを「マンガです、ほとんど」と評した。
 式は広島市主催で、市によると、今年は約5万人が参加。被爆者やその遺族、家族用の約2500席はいっぱいだった。一般席にも被爆者がいた。市幹部は「市民、県民もたくさん参列した。事実誤認も甚だしく、コメントに値しない」と言う。
 式に参列した広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長は「虚偽の発言であり、許し難い。平和記念式への中傷であるだけでなく、講演活動を続ける田母神氏自身、信頼を失うのではないか」と話している。
 田母神氏は式には出ていない。同氏は朝日新聞の取材に、発言の根拠について「広島の知人がみんなそう言っている」と説明した。
 6日の広島市での講演で田母神氏は、核廃絶に取り組むとした広島市長の平和宣言を「夢物語」と批判し、持論の核武装論を展開した。(岡本玄、武田肇)
朝日新聞 2009年8月24日


昨年の「堺市立図書館・特定図書排除事件」が、
こういう西村真悟のような候補者がいる堺市でおきたということに妙に納得。
堺市では、10月の「2009堺まつり」で、
「海上自衛艦の公開や武器等の展示、部隊の行進等の行事」が予定されていることに、
市民団体の抗議も起きている。

西村真悟公式ホームページ

候補者の西村真悟本人は、右翼まがいの政治家。
こんな人が民主党候補者でなくてよかった、と民主もほっと胸をなでおろしていると思うが、
どっこい民主には、問題の土屋都議や、バックラッシュ派もうようよいる。
改憲論者も多いし、ということで、これが比例区で「民主党」と書く気にならない大きな理由だ。

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横浜では、舛添要一厚生労働相が、派遣村について
「4000人分の求人票を持っていったが誰も応募しない」
などと事実をねじ曲げる暴言をして、
これに関係者が抗議したという記事が、昨日の毎日新聞夕刊にのっていた。

派遣村:舛添厚労相「4000人分求人、誰も応募しない」 有志が抗議文
毎日新聞 2009年8月25日 

 ◇「事実をねじ曲げた」
 年末年始に東京・日比谷公園で開かれた「年越し派遣村」(6月末で解散)の元実行委員会有志が24日、舛添要一厚生労働相が選挙演説で派遣村について「4000人分の求人票を持っていったが誰も応募しない」などと事実をねじ曲げる発言をしたとして、発言の撤回と謝罪を求める抗議文を出した。舛添厚労相は25日の閣議後会見で、「(求人を始めた)初日はなしでその後、139人申し込みがあった」と説明、「言い方が悪いとしたら気を付ける」と話した。
 抗議文を出したのは名誉村長を務めた宇都宮健児弁護士ら派遣村の元実行委員会の有志ら約10人。抗議文は、求職登録した村民は100人を超え、旅館の住み込みや清掃などに就職したと説明。さらに「実は募集していない」など求人内容に問題があるものが多かったと指摘した。その上で「生活再建に取り組んでいる人への侮辱。事実をねじ曲げた言動を繰り返していることを黙認できません」と抗議した。
 舛添厚労相は18日に横浜市内で行った演説で「4000人分の求人を持っていったが誰も応募しない。自民党が他の無責任な野党と違うのは、大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はないところだ」などと述べた。
 舛添厚労相は「(2カ所のうち)1カ所では初日はゼロと言っている。日本が豊かになった中で機会も能力も生かしていない人を怠け者と言った」と説明した。【東海林智】
毎日新聞 2009年8月25日 


元派遣村実行委員会有志一同からの、
「事実をねじ曲げた舛添要一発言の撤回と謝罪を求める/抗議文」については
「薔薇、または陽だまりの猫」さんのブログから転載させていただきました。

 派遣村 : 事実をねじ曲げた舛添要一発言の撤回と謝罪を求める/元派遣村実行委員会有志一同
                                2009年8月24日
                  抗 議 文

       元派遣村名誉村長 弁護士 宇都宮健児
       元派遣村実行委員会有志一同
        〒104-0061 東京都中央区銀座6-12-15
         COI銀座612 7階 東京市民法律事務所
       TEL: 03-3571-6051 FAX: 03-3571-9379

厚生労働大臣 舛添 要一 殿

私たちは、年末年始、日比谷公園にて派遣村を企画した実行委員会の有志です。

 貴殿は、8月18日、横浜市内の街頭演説で、年越し派遣村の取り組みについて言及し、「4000人分の求人票を持っていったが一人も手を上げなかった。大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はない」と発言しました。
私たちは、この発言は、事実誤認により生じる偏見、もしくは、事実を捻じ曲げた中傷であり、命からがら派遣村を訪れ、今もなお厳しい雇用情勢の中で生活の再建を目指して努力している方々への侮辱であると考えます。自立を目指し、切実な思いで求職活動をしながら、何件も何十件も断られ、それでも求職活動を続けているのに、よりによって厚生労働大臣という立場にある人からこんなことを言われたら、どういう気持ちになるか。村民一人一人の心情を考えてください。

派遣村は、厚生行政と労働行政の双方に対し、重たい提起を投げかけた取り組みでした。しかし、貴殿は目の前の現場に、一度も足を踏み入れなかった。そうした方が、事実を捻じ曲げた言動を繰り返していることを、私たちは黙認することはできません。上記の発言を撤回し、文書による謝罪を求めます。

また、派遣村に持ち込まれた求人票に関する事実、及び私たちの見解を以下に記しますので、ご一読ください。

1)「一人も応募しなかった」というのは、1月5日の4施設入所初日のことである

1月6日にも、派遣村実行委員会に対して、大村厚労副大臣から同様のクレームを受けました。しかし、1月5日は日比谷公園撤収作業後、国会への請願行動や議員申入れなどをしており、都内4施設に入所したのは午後4時ごろでした。東京都職員から施設の決まりごとなどの説明を受けるとすでに5時になり、ハローワークの出張窓口が閉まりました。初日の応募がなかったのは、こうした理由によるものです。
また、このことは、大村氏にはその場で説明し、誤解を解いていますし、貴殿もその報告を受けているはずです。6日からは朝から相談が始まっていましたし、今ごろになって言い出すのは「為にする」議論です。

2)「手を上げなかった」というのは誤り

1月18日の時点で、求職者登録をした村民は百数十名に上っており、4施設に滞在していた村民の半数に上りました。
4000件の求人中から応募し、旅館の住み込みや清掃、警備、タクシー会社などに就職し、派遣村を去った方もおります。

3)4000件の求人には実態のないものも多かった

応募をした村民は、ほとんど断られてしまっています。応募した会社から返ってきた返事は、「もう決まっちゃいました」「実は募集していないんです」「ハローワークから求人を出すよう言われて、ホントは募集してないんだけどお付き合いで求人を出しているだけなんです」といったものでした。こうした実情を、大臣は御存じでしょうか。

4)寮付き求人へのトラウマ

当初の応募が少なかった背景には、派遣村に持ち込まれた求人の多くが、「住み込み」など寮付きの求人だったことにも原因があります。
派遣切りは、雇用契約の解除と同時に、住まいを追われるという過酷な首切り体験でした。寒空に放り出された彼・彼女らは「二度と同じような目に遭いたくない」という思いをもっています。今度こそは、自分の住居を確保して、職場に通いたい、だから住み込み求人への、応募には躊躇する、というのは心情としても理解できることではないでしょうか。

5)求職活動どころではなかった

年越し派遣村では、心身の不調を訴える人や、今日の食費もない極限状態に追い込まれた人が多く、生活保護を受給し、その日の生活費を確保することが最優先の課題でした。 
実際、緊急小口貸付資金の特例交付が始まる1月7日夕方までは、ほとんどの人が無一文の状態であり、求職活動のための面接交通費などを持っていなかったのが実情です。
また、既に、大半の方が派遣切り後に、ハローワークや様々なところに相談に行ったり、必死の思いで職探しをおこなって来られていました。その結果、有り金も底をつき、どうしようもなくなって派遣村にたどりつかれています。心身共に疲弊した状態では求職活動を満足に行うことはできません。

6)誰でも年収1000万以上稼げる求人があったらください

上記の発言のあった翌19日も、貴殿は「求人は、すべて寮付住み込みで、年収1000万以上稼げるものだった」などと発言されたと聞いています。耳を疑いました。そんな求人があったという話は実行委員会では聞いていません。また、もしあったとしても、ある種の専門性が問われる職務である可能性が高く、派遣切りされたり、数年間の野宿経験をしてきた失業者が就ける仕事でしょうか。ミスマッチが大きすぎたとしか考えられません。そのことを、求職者が怠けているといった文脈にすり替えないでください。

7)政策の実施と言っていることが違います

政府が21年度補正で「第二のセーフティネット」を構築したのは、昨年秋からの派遣切りで派遣村村民も含め、職も住居も失う労働者が大量に出たにもかかわらず、セーフティネットが機能していないというその反省の上に立ってのことだと思います。

派遣村の村民は、多くの失業者と同様に求人活動をし、同様に就職できていませんが、これらの人たちに対する「第二のセーフティネット」が無駄だというのでしょうか。そうであれば、政策決定者自ら「第二のセーフティネットなど不要だ」と言っているのと同じです。閣僚としての自らの行為に矛盾する発言であり、その社会的責任は重大であると考えます。



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女性差別撤廃へ国連委が勧告/「女性差別撤廃条約「選択議定書」に関する公開アンケート結果」

2009-08-25 16:54:58 | ジェンダー/上野千鶴子
秋の高気圧が日本を覆っていて、澄んださわやかな大気で天が高い。
朝晩ははだ寒く、足元までずり落ちていた羽毛布団に包まって目を覚ました。

午前中は歯医者と、3ヶ月ごとにやってる病院の血液検査をはしご。
左の頬から頭皮がピリピリしていたので虫歯かと思ったが、虫歯ではなくて、
歯間ブラシで歯肉を傷つけたらしい(ほっ)。
2年ぶりの歯医者なので、歯石のお掃除をしてもらった。

帰ってから読んだ読売新聞の「くらし・家庭」欄に、「女性差別解消『進まぬ日本』…国連委が総括所見」の記事。
18日に、国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が日本への勧告を盛り込んだ最終見解を公表したことを受けたもの。

関連の他紙の新聞記事と一緒に紹介します。

女性差別解消「進まぬ日本」…国連委が総括所見
2009.8.25 読売新聞

 国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が18日、女性差別撤廃条約の日本の実施状況について、勧告を盛り込んだ総括所見を公表した。
 勧告は雇用、暴力防止など26項目にもなり、前回(2003年)の倍以上。女性差別解消に向けた日本政府の取り組みが進んでいないことを、厳しく指摘する内容だった。
 結婚最低年齢の男女差、女性のみに課した再婚禁止期間、夫婦同姓強制などを定めた民法については前回も指摘があったが、今回は「即時改正すべき」と勧告。さらに雇用や公的活動などへの参画が進んでいないとして、暫定的特別措置(ポジティブ・アクション)を取るよう求めた。
 海外で問題視されている日本の性暴力ゲームやマンガについて「女性や少女への性暴力を当たり前のように扱い、肯定するものだ」として販売禁止を強く求め、児童ポルノ禁止法の改正を勧告している。
 国際人権法に詳しい弁護士の大谷美紀子さんは「民法について強い指摘があったのは、条約批准から24年もたつ日本が、法律上の女性差別を残していることへの強い警告といえる。所見は国会の責任にも言及しており、新しい政権は勧告を真剣に受けとめ、条約締約国としての責任を果たすべきだ」と話している。
(2009年8月25日 読売新聞)



<女性差別>女性再婚制限撤廃を 国連委、日本に行動を勧告
毎日新聞 2009年8月21日(金)18:00

 【ニューヨーク小倉孝保】国連女性差別撤廃委員会は20日、日本の女性差別の現状に関する最終見解を出した。見解で同委員会は日本に対し、女性が離婚後、6カ月しないと再婚できない民法733条の規定を撤廃するため行動することなどを勧告した。日本政府は今後、同勧告に従って国内法の整備などを急ぐ必要がある。

 最終見解ではまず、過去の委員会勧告が順守されていないとし、早急に対応すべきだと日本政府の対応に不満を表明した。そのうえで、民法733条の規定撤廃のほか、性別による結婚可能年齢差の解消▽男女の役割や責任を巡る旧態依然とした考えをなくすための教育の徹底▽家庭内暴力を含む女性への暴力を解消するための具体的措置の促進▽女性へのレイプや暴力を含むビデオ、ゲーム機の禁止▽従軍慰安婦問題の解決のための努力▽政治への女性の参加促進――などを求めた。

 同委員会は先月23日、日本の政府報告書についての審査を行い、差別撤廃が十分に進まない現状に厳しい意見が相次いでいた。日本は85年、女性差別撤廃条約を批准し、4年ごとに報告書を提出している。条約批准国は委員会の勧告に従う必要がある。

 ◇国内団体から対応求める声
 国連の勧告を受け、民法733条の見直しに取り組んできた国内の団体からは、日本政府に真剣な対応を求める声が相次いだ。
 民法733条と密接に関連のある民法772条(離婚後300日規定)により、息子が一時無戸籍状態になった「無戸籍児家族の会」の川村美奈・東日本支部代表(41)=東京都墨田区=は「女性だけに再婚禁止を課すのは不平等な印象がぬぐえない」と勧告を歓迎した。【工藤哲】



女性差別、早急な対策を 国連委が日本政府に勧告
2009/08/20 22:42 【共同通信】

 【ニューヨーク共同】国連の女性差別撤廃委員会は19日までに日本政府に対し、夫婦別姓を認めていない民法の「差別規定」改正など女性差別の完全な撤廃に向け早急な対策を求める勧告を発表した。2003年の勧告に続き、対策の不備を指摘、女性差別撤廃条約の履行を迫る厳しい内容で、政府は迅速な対応を迫られそうだ。
 勧告書によると、委員会は日本が前回の勧告後も差別撤廃に向けた十分な取り組みをしていないことに「遺憾」を表明。特に民法などの法律や、雇用・賃金で男女差別が残っていると指摘、早急な取り組みを要請した。
 委員会は先月23日、6年ぶりに日本の同条約の実施状況を審査、日本政府が現状を報告した。
2009/08/20 22:42 【共同通信】


女性差別撤廃への対応「日本は不十分」 国連委が勧告
朝日新聞 2009年8月20日9時5分

 【ニューヨーク=松下佳世】日本における女性差別撤廃条約の実施状況を6年ぶりに審査していた国連の女性差別撤廃委員会が18日、日本への勧告を盛り込んだ最終見解を公表した。前回03年の審査後に出された勧告への対応が「不十分だ」として「遺憾」を表明。夫婦同姓や結婚可能年齢の男女差といった民法の差別的規定の改正や、女性の雇用環境の改善などを改めて求めた。

 見解では少子化・男女共同参画担当大臣の任命、女性の社会進出の数値目標などを盛り込んだ第2次男女共同参画基本計画の策定といった取り組みが評価された一方、一般職と総合職などの「コース別雇用管理」の形をとった「間接差別」や、男女の賃金格差への懸念が繰り返された。特に、民法改正が行われていないことについては「直ちに行動を」と求めた。
 性差別による人権侵害で国の対応が不十分な場合に委員会へ直接訴える道を開く「個人通報制度」についても、この制度が盛り込まれた選択議定書の批准を検討するよう提案。レイプや性暴力を扱ったビデオゲームや漫画の販売禁止、従軍慰安婦問題の「恒久的解決」に向けた取り組みも勧告した。



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「日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク(JNNC)」が、今回の衆院選で各政党にした、
「女性差別撤廃条約「選択議定書」に関する公開アンケート結果」を公表している。

 「女性差別撤廃条約「選択議定書」に関する公開アンケート結果」

「女性差別撤廃条約「選択議定書」の批准に賛成ですか、反対ですか」の質問に対して、
「賛成」は、社会民主党、公明党、民主党、日本共産党。

来る8月30日は総選挙です。私たちの1票を投じる参考にしましょう! 


あまり関係ないけど、4月に出てすぐに読んだ
『ミシェル・オバマ 愛が産んだ奇跡』
(デビッド・コルバート/井上篤夫訳/アートデイズ)。
「黒人初の大統領」と言われているバラク・オバマのパートナー。
曽祖父が奴隷で、シカゴの黒人居住区て生まれ育ったというミシェルは、
文字通り「黒人初のファーストレディ」。素敵な女性の半生のものがたり。
選挙が近いから、というわけでもないが、なんとなく手にとって読みかえした。

おまけは、珍しい白茄子。
産地では、「シルクナス」ともいうらしい。
  
長雨でスイカ、ウリ類、カボチャ、トマトなど、湿気に弱い作物はだめになってしまい、
ナスとゴーヤと、二番手のキュウリとだけがなんとか生き残っています。

吊るしてある玉葱といためて食べることの多い、今日この頃です。


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ネットを使えない選挙はヘン/公然とネット選挙運動も/誹謗中傷「(自民)怪文書」はOKなの?

2009-08-24 15:49:37 | 選挙関連
昨日の中日新聞、一面下のコラム「中日春秋」は、
選挙運動のインターネット規制の批判。
日本経済新聞の社説も、ずばり「ネットを使えない選挙は変だ」。

【コラム】 中日春秋
中日新聞 2009年8月23日

 伝説の歌手ボブ・ディランに職務質問した若い警官二人が、ディランを知らなかった。そんなジェネレーションギャップが全米で話題になっている(十六日付毎日新聞朝刊)
▼現場は、ツアー先の米ニュージャージー州。二十代の警官に名前などを聞かれ「ボブ・ディランだ」「ツアーに行くところだ」と答えたが、警官は身分証の提示を求めて目的地まで同行。もう一人の若い警官もディランを知らないようだったという
▼代表曲「時代は変る」を地で行く話だが、意味のない規制が若者の政治的関心を奪いかねないジェネレーションギャップは、笑い話では済まない。選挙運動のインターネット規制のことだ
▼今回の総選挙でもホームページやブログを活用する候補者が多かったが、公示を機に更新がぴたっと止まった。ホームページやブログの情報は法定外の「文書図画」、更新は「頒布」として公職選挙法の規制対象になるからだ
▼異例ともいわれた四十日間の選挙戦は、有権者がじっくりと各党の政策を吟味できるプラス面がある。しかし、肝心の公示後のネット規制は、若い世代から政治を遠くに押しやることにならないか
▼総務省の研究会は七年前、ホームページの選挙利用の解禁を提言したが、自民党のベテラン議員の反対論から解禁に至っていない。先進国では日本だけだ。そんな時代は変えなくては。
(中日新聞 2009年8月23日)


社説2 ネットを使えない選挙は変だ(8/23)
日本経済新聞 2009.8.23

 衆院選で各党がしのぎを削っているが、今回の選挙でも疑問といえるのが公職選挙法によるインターネット利用の禁止だ。米国や韓国では選挙運動の最大の手段がネットになっている。日本もそろそろ時代遅れの規制はやめたらどうか。
 公選法は選挙公示後の文書図画の頒布を選挙管理委員会が認めるはがきとビラに限定している。ホームページや電子メールは文書図画にあたり、その更新や送信は頒布行為として公選法違反とみなされる。立候補者が一斉にホームページの更新をやめたのはそのためだ。
 米大統領選ではオバマ大統領が自分の考えをインターネットで訴え、若い有権者の支持を集めた。立候補者の顔と名前しかないポスターや選挙カーによる名前の連呼より、ホームページで候補者の活動などを比較できたほうが、選挙の判断材料として役立つのではないだろうか。
 選挙運動でのホームページ利用は、総務省の研究会が2002年にすでに解禁すべきだと報告している。民主党は電子メールやブログの利用も認める公選法改正案を議員立法で提出したが、衆院解散により廃案となってしまった。
 自民党は選挙制度調査会の作業部会で若手議員らが解禁を提言したものの、意見がまとまっていない。ネットは誹謗(ひぼう)中傷につながるという理由で、ベテラン議員を中心に根強い反対論がある。
 海外では英国やドイツなど先進諸国のほとんどが、民主主義を実現する道具としてネット選挙運動を推進している。紙を印刷して配るより、コスト的にも環境的にも国民の需要に即しているというわけだ。
 こうした状況を憂い、日本でもヤフーや楽天などネット企業が選挙関連のサイトを開き始めた。ネットによる個人献金のサイトも登場している。さらに立候補者が公示前に自分の演説を動画共有サイトに掲載しておくという例も出てきた。
 民主党はマニフェスト(政権公約)でネット選挙運動の解禁を訴えている。世界最先端とされる日本の通信インフラを利用しない手はない。今回の選挙には間に合わなかったが、新政権発足後には与野党できちっとした結論を出してほしい。


その他、ネット選挙に言及したここ数日の社説やコラム。

社説:視点 衆院選 場違い公選法 「選挙活動妨害法」ですか=論説委員・人羅格
毎日新聞 2009年8月21日

 これでは選挙活動妨害法ではないか。公職選挙法が「あれもダメ」「これもダメ」と選挙活動を規制する公示日以降の現実に、こんな憎まれ口すらききたくなる。規制は明らかに過剰だ。
 立候補届け出を受け付け「選挙運動期間」が始まったのは18日だが、実態はすでに終盤戦だ。衆院解散から約1カ月間、各党のマニフェストや主張をたたき台に政党や立候補予定者は大いに論戦を展開してきた。
 特に目立ったのがインターネットの活用だ。動画、メッセージ投稿やブログ更新はもちろん、短い言葉を携帯電話などに発信する「トゥイッター」と呼ばれる手段で有権者に語りかけ、反応を探る政治家も現れた。「オバマ現象」を引き合いに出すまでもない。若い世代が政党や候補の情報にふれたり、公約を吟味するうえで、すでにネットは選挙の一部である。
 ところが、いざ投票先を決める段になるとネットを通じ候補者から発信される情報の更新はぴたりと途絶え、17日で時計が止まったような有り様だ。総務省はネット情報について法定外の「文書図画」、つまり紙類と同じと解釈している。選挙運動にかかわる内容の公示後の更新はご法度なのである。
 実は総務省の研究会は02年にホームページの選挙利用の解禁を提言しているのだが、ベテラン議員らに慎重論が根強く、7年にわたり黙殺されている。その間ネットによる情報伝達手段は発展し続け、ネット社会を想定すらしていない公選法とのギャップは広がるばかりだ。
 現に、今選挙で一部の政党は党首の言動や遊説日程を公示日後もホームページ上で更新している。「ネット選挙を解禁すれば匿名の中傷などで混乱する」と慎重派は言う。だが、何のルールも無い状態を放置する方がむしろ不公平や混乱を招きかねない。各陣営や選管もどこまでが「OK」か、すっきりしてほしいに違いない。
 ことはネットに限らない。マニフェスト冊子も、配布できる場所は演説会場や選挙事務所などに限られる。そもそも「選挙運動期間」をもうけて戸別訪問などを厳しく制限する国はほとんどない。選挙の公正維持は確かに重要だが、政策論争やイメージ重視への質の転換に、法が対応できずにいるのだ。
 ネット選挙だけでもまずは解禁すべきだが、のんびりしていては来年の参院選に間に合わない。衆院選後、直ちに7年間の「怠慢」の穴埋め作業に乗り出す必要がある。公選法見直しは日本の政治風土を変え得る、とても大きなテーマなのだから。
毎日新聞 2009年8月21日
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8月20日付・時代遅れ

四国新聞社 2009/08/20

メールで記事を紹介 印刷する 一覧へ
 衆院選の立候補者の中で、ホームページ(HP)やブログを開設していない人は少数派だろう。人によってはメールマガジンも持っている。そこで活動を報告したり、人となりを伝えたり、あるいは支持者と意見交換したりしてきた。
 政党もインターネットを重視し、動画投稿サイトにCMを掲載している。多額の金がかかるテレビCMをやめ、ネットCMに絞った政党もある。ネットでしか見られないアニメCMを作った政党もある。今や政治とネットは切り離せない関係にある。
 にもかかわらず、公示後、これらが更新されることはない。公職選挙法で禁じられているからだ。選挙期間中、ビラやはがきは配れても、HPの更新は許されていない。一番欲しい時に新しい情報が入らない。
 総務省の有識者研究会は7年も前に、「インターネットを排除して21世紀の民主主義は考えられない」と、HPに限っての規制解除を提言している。しかし今度の選挙でもまた、実現には至らなかった。
 時代遅れというだけではない。ネット解禁で、選挙にかかる金を減らせる。立候補のハードルも下がる。国民の声も聞きやすくなる。米大統領選のように、選挙戦の流れを変える力もある。何より若者の関心を高めることや、選挙戦を盛り上げることができるだろう。
 それでも公選法は見直されなかった。解禁されると都合が悪い人たちがいたということだろうか。今度の選挙では、HP解禁に賛成か反対かも尋ねてみたいポイントの一つだ。


今回の総選挙では、自民党も民主党もホームページの更新も堂々と続けていて、
動画も配信している。

 公然とネット選挙運動…自民・民主、公示後も更新 

 インターネットの普及に伴い、選挙期間中は公職選挙法で禁止されているとされてきた政党のホームページの活用が、今回の衆院選の公示後、自民、民主両党によって活発に行われている。ネットが情報発信や交換に不可欠の“道具”となってきている中、選挙での利用のあり方が本格的に問われる事態となっている。
 公職選挙法142条では、選挙運動でのインターネット活用は、公示後には認められていない「文書図画の配布」にあたるとして、事実上、禁止している。
 ところが、今回の衆院選で劣勢が伝えられる自民党は、民主党を痛烈に批判するいわゆる「ネガティブ・キャンペーン」をホームページ上で展開、18日の公示後も更新を続けている。
 ホームページで見られるのは、「みなさん、知っていますか―十人十色の民主党」「民主党さん本当に大丈夫?」「民主党=日教組に日本は任せられない」などのタイトルが付き、民主党を厳しく批判する資料だ。これらの資料は、党公認候補の事務所や、演説会で配布したりしている。
 ネット上では、新しい動画CMも公示後に流している。
 自民党の広報担当者は「民主党の政策は突っ込みどころ満載だ。こうした問題点をそのままにしておくわけにはいかない」と強調する。公職選挙法との関係については、「政党の通常の政策、政治活動で、問題ない。候補者の名前は出さないよう、十分気を付けている」と話す。
 一方、民主党も今回の衆院選から初めて、全国を遊説する党三役の動きを写真とともに連日ホームページで「ニュース」として更新し、演説の内容も載せている。同党広報担当は、「党の政治活動の一環で、問題ない」と話す。自民、民主両党とも、特定候補者を取り上げなければ選挙運動にあたらないとの解釈で、積極的なネット活用が目立つ。
 公明党は、ホームページで公示前に5シリーズ16本の動画CMを公開したが、従来通り、「公示後の更新は控えている」という。
 総務省は、各党のホームページを使った広報活動について、「特定の候補や政党の投票を呼び掛ける内容の場合は、公職選挙法上、問題がある。ただ、通常の政治活動の範囲内ならば、直ちに違法とは言い難い。違法かどうかの判断は警察が行う」としている。
 ホームページを利用した選挙運動の解禁などを盛り込んだ公職選挙法改正案は、今年の通常国会でも、議員立法で提出する動きが自民党などであったが、党内の意見がまとまらず、提出されなかった。
(2009年8月24日14時51分 読売新聞)



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ここからは、読売新聞でも言及されている、自民党が発行している『怪文書』としか思えない
民主党を誹謗中傷するネガティブ・キャンペーン文書のかずかず。

ネット上にさいしょ出たとき、わたしは「すわ、怪文書か」と思ったが、
自民党のホームページを見たら、自民党が作っていることを、みずから手柄のように宣伝している。

自民党公式ホームページ

政治家個人のインターネット使用や、「文書図画」の制限違反罪に対して、
これだけ厳しく制限を加えている(といわれる)公選法の解釈では、
天下の公党のこういう汚い手口はセーフ、というのだからあきれる。
とはいえ、配布の仕方によっては、「公選法違反に抵触する」スレスレ文書なのだから、
日々、公選法違反に目を光らせている警察は公平にちゃんと取り締まるべし。
政治活動と強弁しているが、パンフを持って「自民党をよろしく」といって手渡したら、
選挙運動で「アウト」なのだから、もらった人は通報しましょう。

自民党のオヤジ議員たちは、インターネット選挙に反対しておいて、
金にあかせてこういう得たいの知れないパンフレットを作って100万部以上ばら撒いているのだから、
なりふり構わず、断末魔のあがきとも取れる。

選挙のときのメッセージは、何でも発信すればよい、というものではなくて、
どんな内容か、メッセージの質が問われる。
そういう意味で、有権者に向けてのこのキャンペーンは最低のメッセージだ。

バックラッシュ派は一部の人たちだけだと思っていたが、
どうやら、丸ごと「極右政党 自民党」の看板をかかげることにしたらしい。

宣伝したくはないけど、あまりに酷いので、ひとつだけ紹介。

【知ってドッキリ民主党】民主党には秘密の計画がある!!(平成21年8月発行)
民主党と労働組合の革命計画・日教組 教育偏向計画・日本人尊厳喪失進行中




あとは、気分が悪くなることを覚悟の上で、
リンク先に入って、各自お読みください。

自民党パンフレット配布ボランティアのみなさまへ(8/22)
(1)自民党から配送しているパンフレットの種類
-----------------------------------------------------------------------
現在、自民党から配送させていただいているパンフレットは以下のものです。
NEW!!  各10万部入荷しました
*みなさん、知っていますか。-十人十色の民主党-【通称:バラバラパンフ】
*民主党さん本当に大丈夫?
 【通称:え~子パンフ】
*民主党=日教組に日本は任せられない-「日の丸」を切り刻んで党旗を作る民主党!!- 在庫なし 【通称:日の丸パンフ】
 
※ たくさんのお申し込みありがとうございました。「日の丸パンフ」は8/22 18時半をもって在庫がなくなったため、お申し込みを締め切らせていただきました。
*政治はギャンブルじゃない ~民主党の「お試し政権」に日本を任せられません 在庫なし【通称:ギャンブルパンフ】

※たくさんのお申し込みありがとうございました。
 8/21 9時13分をもって在庫がすべて出切ったため、お申し込みを締め切らせていただきます。
総計 1,044,670部 のお申し込みを頂きました!! すごい!!100万部越えです。みなさまのご尽力に深く感謝申し上げます。

 その他、
「子どもは国の宝」 在庫なし
「政策ミニパンフ」 在庫なし
「知ってドッキリ民主党 これが本性だ!!」 在庫なし
「知ってビックリ民主党 これが実態だ!!」  在庫なし

などのパンフレット・ビラのご希望をいただいておりますが、すでに在庫がなく発送出来ません。大変申し訳ありません。ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・



自民党にも、まっとうな支持者はいるだろうと思うが、
その人たちが、この「怪文書」を目にしたら、どんな気持ちがするだろう。
保守的でも地域で誠実に暮らし自民党を支持してきた方たちが、ほんとお気の毒。

わたしは「支持政党なし」の無党派・市民派だけど、
かりにわたしが支持している候補者がこのような汚い文書をばら撒いていたら、
「百年間の恋」も冷めて、ぜったいに投票したくなくなるだろう。

そういう意味では、自民党は、すでに有権者の気持ちも読めなくなってて、
膨大な金を使って、みずからの首を絞めている、のかも知れない。


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自治ネット公開講座「まちづくりの原点」~愛知県高浜市長・森貞述さん

2009-08-23 14:09:11 | 市民運動/市民自治/政治
昨日は、10時から金山の名古屋都市センターで、「自治ネット」の公開講座「まちづくりの原点」がありました。
講師は、愛知県高浜市長の森貞述さん。
今日告示された高浜市長選挙に、森さんは立候補されないで引退されるので、
現職の市長としては、(たぶん)最後の講演です。



わたしは前日、東京泊だったので、30分遅れで会場に到着したのですが、
20年間、市民自治を推進してきた森市長の話はとてもおもしろくて、
「市長として軸足がぶれないこと」「職員を大切にして育ててきた」など、
インパクトのある言葉が続きました。

後半の30分は参加者との質疑応答。
自治体議員や首長の参加も多くて、活発な発言が続きました。
女性の参加者は、約一割ほどかな。


話し終えた後の、森さんのすがすがしい笑顔が、とても印象的でした。


主催者でもある連れ合いが、速報(リアルタイムでアップした)を書いていますので、
詳細はどうぞこちらをご覧ください。

◆速報ブログに挑戦/今日は名古屋で愛知県高浜市・森貞述市長の講演会(てらまち・ねっと)

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一昨日は、東京に泊まりました。

午後は、上野さんの研究室で{市民と政治をつなぐサイトP-WAN」の打ち合わせをして、
夜は、友人のお祝いの席に招かれて参加。

会場は、丸の内の東京会館11階だったのですが、
エレベーター前には長い行列ができていて、「エッ参加者こんなにおおいの?」と思ったら、
ちょうど同じ時間から9階で開催される「141回芥川・直木賞 贈呈式」の参加者でした。

141回芥川・直木賞 贈呈式
第141回芥川賞と直木賞の贈呈式が21日夜に東京で開かれ、受賞作家が喜びを語りました。贈呈式には、作家や出版関係者などおよそ1300人が集まり、芥川賞を受賞した磯崎憲一郎さんと、直木賞を受賞した北村薫さんに記念品と賞金の目録が贈られました。
(NHK 8月21日 21時10分)


わたしが参加したパーティも予想してたよりも盛大。

上野さんのスピーチもよかったのですが、準備された東京會舘のお料理も最高においしかった。
で、わたしはお隣のはるみさんともっぱら食い気(笑)。
  
立食形式だったのですが、前菜のテリーヌとカクテルサラダから始まって、
冷製スープ、オムレツ、ローストビーフ、白身魚のグリル・・・と続くフルコース。
絶品カレーやパスタ、差し入れのスモークサーモン、有機野菜、手作りザル豆腐もあり、
デザートや飲み物も目移りするほど。

食べながら耳を傾けたスピーチは、海老名香葉子さん、湯川れい子さん、堂本暁子さん、
花井幸子さんと次々に豪華ゲストがつづいてびっくり。
  
最後は、中尾ミエさんの歌で締めくくり。
和やかで温かい雰囲気で、おいしくてたのしい2時間でした。

ちょっと疲れたけれど、翌朝は、早立ちで新幹線に乗って、
名古屋に駆けつけた、という次第です。

おまけは、
上野さんにいただいた『週刊ポスト』のコピー。

本誌を紹介しようと、書店をはしごして探したのですが、見つかりませんでした。
かわりに『おしゃれ工房』9月号「マイナーノートで~研究室」と、『クロワッサンプレミアム』の映画評で
上野さんのエッセイを見つけましたよ。


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ケアの社会学「第14(終)章 次世代福祉社会の構想」上野千鶴子(『atプラス 01』)

2009-08-22 06:00:00 | ジェンダー/上野千鶴子
『atあっと』1号から連載されてきた上野千鶴子さんの「ケアの社会学」も16回目。
書名も『atプラス』にかわった今回の「次世代福祉社会の構想」がいよいよ最終回です。

最後の号が出たと上野さんに聞いてすぐに、本屋で探して買ってきた。

<連載>ケアの社会学「第14(終)章 次世代福祉社会の構想」  
 

毎号20ページ近いボリュームで、読み応えがありましたが、
結びの14章も、1から7節まで。
4 ニーズ中心の福祉社会へ-「社会サービス法」の構想、から、
5 老・障・幼の統合へ、6 だれと連帯するのか?
7 当事者運動へ向けて、は、これからの社会への提言である。

昨日、紹介した上野さんのインタビュー記事の結びのことばは、
「超高齢社会では、すべての人が必ず弱者になる。団塊は人口が多い。集団として弱者という自覚を持てば、変化の希望があるかもしれない」というものだった。 

「ケアの社会学」の最終章「次世代福祉社会の構想」の結びも、
「超高齢社会はすべての人々に遅かれ早かれ「依存的な存在」、すなわち社会的な弱者になることを予期させずにはいない。加齢はだれにも平等に訪れる。時間という資源だけはすべての人々に平等であり,そしてだれにもコントロールすることはできない。社会的強者と弱者の境界が撹乱され、だれもが自分が弱者であることを受け入れなければならなくなるときが来れば、リスクと安全の再配分に対するニーズは不可避に高まるだろう。そのための社会的合意が、前世紀の末、97年に介護保険法の成立というかたちで達成されたことは、わたしたちに「社会連帯」にたいする希望を与える。
 「依存的な存在」をめぐるありとあらゆる社会的な課題は、高齢者だけでなく、女性、子ども、障害者、病者などを横断して「ケア」の課題のもとに合流しようとしている。「ケア」の思想と実践とは、超高齢社会を生きるすべての人々にとって必須の課題なのである。(完結)
で、社会的弱者の連帯を呼びかけている。

思えばわたしは、強者になりたいと思ったことは一度もなかった。
わたしが市民自治の分野でずっと思い続けたことは、
こども、女性、障がい者、マイノリティの「弱者の政治を実現したい」、つまり、
「弱者が弱者のままで生き延びることができる社会システムをいかにつくるのか」ということだった。
上野さんの「ケアの社会学」を読みながら感じたことは、希望はまだある、ということ。
そして、その希望をかたちにしていくのは、わたしたち自身だということ。

連載を読み終えて、「ケアの社会学」が、単行本になって出るのが待ち遠しい気持ちです。

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『atプラス』創刊号、他の記事も読み応えがあります。
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『atプラス』 創刊のお知らせ
2009.7.21/at/「atプラス」編集部

2009年8月5日、太田出版より「思想と活動」をテーマにした雑誌『atプラス』が創刊されます。

事象を原理的思考と歴史性から読み解く「思想」と、多様な人びとの協同から生み出される「活動」に焦点をあてます。
たとえば新創刊号の特集「資本主義の限界と経済学の限界」では、岩井克人氏には資本主義の原理的考察から明らかになる「資本主義の不都合な真実」とその不都合を乗り越えるための「倫理」を、水野和夫氏には13世紀以降の金利の変遷から現代が歴史の転換点であるという指摘を、稲葉振一郎氏と権丈善一氏には経済学と経済学者の限界と可能性を、湯浅誠氏と白石嘉治氏には"市場"論理に対抗する市民社会を作り出す活動のあり方を書いていただきました。
今後とも皮相的な分析とは一線を画し、「モノゴトを根本的にとらえなおす」ことを基本に若い書き手を加えて、活発に問題提起を行っていきます。

◆『atプラス 01』目次
<特集>資本主義の限界と経済学の限界
○資本主義の「不都合な真実」/岩井克人(経済学者、評論家)
○ケインズの予言と利子率革命/水野和夫(三菱UFJ株式会社参与、チーフエコノミスト)
○100年に一度や二度は起きても不思議はない普通の「危機」についての、ひどく常識的な結論/稲葉振一郎(明治学院大学社会学部教授)
○政策技術学としての経済学を求めて/権丈善一(慶応義塾大学商学部教授)
○我は如何にして活動家となりし乎/湯浅誠(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、反貧困ネットワーク事務局長)
○反資本主義のエナルゲイア/白石嘉治(上智大学他非常勤講師)

<コラム>
○フェア・トレード研究における制度派経済学の役割/辻村英之(京都大学農学部研究科准教授)
○西行と往生=断食死/山折哲雄(宗教学者、評論家)

<連載>
○<活動>へのアート「マイケルとマルクス」/岡崎乾二郎(造形作家、批評家)
○ケアの社会学 「次世代福祉社会の構想」/上野千鶴子(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
○『世界共和国へ』に関するノート 「権力論(承前)」/柄谷行人(批評家)
○生活クラブと私の魂胆 「六八年革命の流れに掉さして」/岩根邦雄(生活クラブ生協・東京、埼玉、千葉、長野顧問)
○ポストオリエント 「平滑空間」と「長期持続」のあいだ/山下範久(立命館大学国際関係学部准教授)
○デザイン覚書 「階層のインターフェース」/鈴木一誌(ブックデザイナー)


『atプラス 01』といっしょに買った、信田さよ子さんの『選ばれる男たち』。
信田さよ子さんのblogて゜も、紹介されています。

順調なすべり出し(信田さよ子blog)


『選ばれる男たち―女たちの夢のゆくえ』(信田さよ子/講談社現代新書)
内容紹介
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妻を見下す夫。正義を振りかざす夫。妻の話は無視する夫。挙げ句、妻に守ってもらおうとする夫たちに、女たちは反乱の声をあげる。人気カウンセラーによる衝撃の「男の実態、女の本音」。

妻を守る男はほとんどいない、というのが私のカウンセラーとしての実感だ。でも、守らないだけならまだいい、あきらめればいいだけの話だから。もっとたちの悪いことに、彼らは妻から守ってもらおうとするのだ。それも威張りながらである。――<本文より>
目次
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プロローグ おばさんも仲間に入れてほしい!
第1章 妻たちの反乱――夢の男を求めて
第2章 今度生まれてくるときは
第3章 正義の夫、洗脳する夫
第4章 選ばれる男の条件
エピローグ 草食系男子はホンモノか?


新書版で読みやすい本です。

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