みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

大晦日の年越しそば/限界見えた男社会◇女性が日本を救う/女なら誰でもいいのか

2012-12-31 22:08:18 | ほん/新聞/ニュース
先日堀った自然薯で、とろろそばを作りました。
とろろのヒゲを焼いておろし金でずりおろし、
すり鉢にいれます。


お持ちのような粘りなので、少しずつ出汁をいれながら、
滑らかになるまであたります。



その間のお蕎麦を湯でて丼に入れ、

とろろをかければ、とろろそばの出来上がり。


焼きそばと、


「更科」の冷したぬきそばも食べました。


閉店間際に買い物に行った高島屋のデパ地下と生協のお刺身(半額の切り出し)

今年の最後の夕ご飯、豪華です。

応援クリック 人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

28日の中日新聞生活面の、今年最後のシリーズ<はたらく>の記事。

  <はたらく>改正労働者派遣法で禁止に 「日雇い派遣」依然横行
2012.12.28 中日新聞 

 十月に施行され、労働者保護の方向にかじを切ったとされる改正労働者派遣法では、三十日以内の労働契約を結ぶ「日雇い派遣」が禁止された。しかし、現場では依然として、使用側が必要なときだけ一日単位で使う働かせ方が横行しているほか、規制を逃れようと、脱法的な手法で日雇い派遣を継続する業者もあるという。 (稲田雅文)
 「予想通り、改正後の派遣法は全然守られていないのが実態だ」
 一人から加入できる労働組合「派遣ユニオン」(東京都)書記長の関根秀一郎さんはこう話す。改正後に法律が守られているかを調べようと十一月、実際に派遣会社に登録し働いてきた。
 日雇い派遣は、低賃金で不安定な雇用だ。その上、教育や訓練を受けていない労働者が危険な現場に送り込まれ、労働災害が起きても責任の所在があいまいになるなど、二〇〇七年から〇八年にかけて社会問題化した。改正で原則禁止されたが、通訳など十八業務のほか、昼間学生など多くの例外が設けられた。
     ◇
 都内のある派遣会社では、改正後の十月に「登録したい」と電話で申し込むと、数日後の登録会を案内された。会では、ビデオで案内を見た後、登録用紙に記入。担当者に提出する際「ほかに職業はありますか?」と聞かれ、「はい、あります」と答えると「兼業ですね」とだけ言われ、登録された。
 十一月八日に仕事をしたい旨を伝えると、埼玉県内の倉庫での肉体労働を案内された。一日だけの就労なのに、労働条件を通知するメールには雇用期間が「十一月八日~十二月十日」の三十三日間と記されていた。
 午前九時~午後六時の八時間労働で、時給八百円。六千四百円の給料だったが、実際には午前八時に集合し、案内のビデオを見せられたが、この一時間は時給に含まれなかった。仕事はチラシの束を仕分けるきつい肉体労働。往復の交通費九百円を引き、手取りは五千五百円だった。
 関根さんは「登録時に源泉徴収票の確認など収入の確認はなかった。私は“年収五百万円以上”でも“主たる生計者でない者”にも該当しない。一日だけ日雇い派遣したことは明らかに派遣法違反」とする。
 さらに、メールで労働契約期間が三十三日間となっていたが、実際に働いたのは一日のみ。三十一日以上の労働契約を締結しているにもかかわらず、就労日数が一日しかない場合、厚生労働省は「日雇い派遣の原則禁止に抵触する」との見解を示している。
     ◇
 「法規制を逃れるため、五週間の契約を結び、仕事のあるときだけ依頼し、その時給だけ支払うケースがいちばん多いようだ」と話すのは、同ユニオン執行委員長の藤野雅己さん。こうした働き方は「フリーシフト」と呼ばれ、休業手当もない。いつ働くかなど労働条件の明示がなく、労働基準法に違反するとして、以前から問題点が指摘されてきた。
 日雇い派遣を展開していたある派遣会社は、雇用関係は結ばず、労働力が必要な企業に紹介だけをする「日々紹介」へと業態を転換させた。厚労省も認める業態だが、出勤した時点で手配ミスや労働者を集めすぎた場合、「今日は帰って」と言われてしまうと、雇用契約が成立せず、何の補償もない状態になるなど、問題点は多い。さらに書類の上だけ請負にして、実態は請負先からの指示で働く「偽装請負」のケースも把握しているという。
 関根さんは「今回の改正は登録型派遣の原則禁止が見送られるなど、不十分なところはあるが、前進した部分が日雇い派遣の禁止。きちんと取り締まりをしていくべきだ」と訴える。


きょうの毎日新聞の一面と3面には「イマジン:第1部 はたらく/2」
「限界見えた男社会◇女性が日本を救う」の記事。

 イマジン:第1部 はたらく/2 限界見えた男社会(その1)
毎日新聞 2012年12月31日 

 ◇女性が日本を救う
 学歴、社歴、年功序列、終身雇用……。戦後、日本の男たちが連綿と築き上げてきた「常識」に背を向け、日本を離れる若者たちがいる一方、常識にあらがい苦しんでいるグループがいる。女性たちだ。
 日本には「おきて」があった。高校や短大を出て職場で過ごした女性は結婚とともに、皆に祝福され退職する。労働契約書に一言も書かれていないのに、多くの女性が何一つ文句を言わず、おきてに従った。
 東京の美容師、紀伊絵梨さん(28)は長男(2)を出産するまで、大きな美容室に勤務、毎晩、終電まで働いていた。1年後、常勤での復帰を目指したが、それはかなわず、今は週3日働く。「子供がいると働き方の選択肢は少なく、起業するしかない」と思い始めている。 夫と専業主婦の家庭は1980年に1114万世帯で、共働き家庭の倍近くを占めた。これが97年に逆転し、2010年には共働きが1012万世帯と、専業主婦家庭の797万世帯を大きく上回っている。
 「いわゆる日本方式。税制から手当まですべて専業主婦を抱える男性正社員をモデルにしている。また再就職する女性は生活が支えられているのが前提で、夫を補助する程度の収入しか得られないようになっている」と欧州連合の労働法が専門の濱口桂一郎さんは言う。
 経済の長期低迷とともに「女性活用」という言葉をよく耳にするようになった。生産年齢人口(15〜64歳)が減り続ける中、どうすれば今の経済規模を維持できるのか。そんな難問に国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が10月の来日時、こう応じた。「より多くの女性が働けば、日本の経済成長に大きな影響を与えるだろう」。つまり、女性が日本を救うということだ。
 IMFのリポートは、女性の就業率を現在の6割から先進7カ国(G7)並みの7割に引き上げれば、1人当たりの国内総生産(GDP)が4〜5%伸びるとうたっている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして。今年最後に紹介する記事は、
年末に京都新聞に掲載された上野千鶴子さんの評論。
 女なら誰でもいいのか… ちづこのブログ No.37~「女にきびしい」政権の誕生? 

2013年がよい年でありますように!

最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね 


  記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


P-WANのバナーのトップページのリンクはこちらから。




コメント

12月30日(日)のつぶやき

2012-12-31 01:23:53 | 花/美しいもの

「なばなの里」ウィンターイルミネーション「冬華の競演」/今年のテーマは「大自然」 goo.gl/zLLVk


コメント

「なばなの里」ウィンターイルミネーション「冬華の競演」/今年のテーマは「大自然」

2012-12-30 21:16:19 | 花/美しいもの
今年の冬はとーっても忙しかったのですが、
何とか日程をやりくりして、
「なばなの里」のウィンターイルミネーションを
見に行ってきました。


スタートの5時より30分前に会場に着いたのですが、
ひと・人・人で、イルミネーションの入り口前に並びました。

なばなの里

ウィンターイルミネーション「冬華の競演」 

約200mの光の回廊「華回廊」を通り抜けたところが会場です。
毎年趣向を凝らして、今年のテーマは何かと「大自然」。


   今回のテーマは『大自然』雄大で神秘的な絶景が舞台!

今回のテーマは「大自然」が舞台。私たちの日常の美しい情景や、
誰もが憧れ一度は見てみたいと願ってやまない雄大で神秘的な絶景が舞台です。雄大な大自然の情景を最新LED技術と特殊イルミネーション効果で表現いたします。 注目は日常の美しい景色や想像を超える絶景まで、大自然が織り成す様々な情景の移ろいを演出。美しい幻想的な日の出、希望あふれる虹、静寂な星空、天空に舞う神秘のオーロラなど、雄大な大自然の情景を、今回も「スケール感ある感動と驚きのイルミネーション」で展開致します。

今年のテーマ「大自然」は、私たちの日常の美しい景色の移ろいや、雄大かつ壮麗な大自然の神秘的な情景をイルミネーションで表現し、たくさんの方々にこのイルミネーションをご覧いただくことで、私たち人間も大自然の一部であり、大自然の恩恵を忘れず「夢」あふれる希望に満ちあふれた美しい自然が、未来へいつまでも引き継がれていくことを願い、本テーマとさせて頂きました。
◎大自然の驚異の情景が登場
1:夜明け(日の出)
2:豊かな花々と蝶
3:稲妻の閃光
4:恵みの雨
5:美しい「希望の虹」
6:雄大な海(クジラとイルカ)
7:真っ赤な夕焼け(日の入り)
8:月・流れ星・ほうき星
9:神秘のオーロラ


応援クリック 人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

うつくしいイルミネーション「大自然」、ごらんください。




  

朝焼けの富士山
















最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね 


  記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


P-WANのバナーのトップページのリンクはこちらから。




コメント

12月29日(土)のつぶやき

2012-12-30 01:22:58 | 花/美しいもの

速報:インドの首都ニューデリーで、路線バスを装ったバスに乗り、激しい暴力や性的暴行を受けた女性が29日、入院先のシンガポールの病院で死亡した。ロイター通信などが伝えた。 bit.ly/17n4iz

寺町みどりさんがリツイート | 52 RT

秘密会議:改めて見えた「原子力ムラ」の根深い病巣 bit.ly/Vm8vUe

寺町みどりさんがリツイート | 38 RT

安倍首相は全閣僚に原発を推進するように通達を出したそうですが、早速茂木経産大臣が維持・推進発言。これに対し茂木大臣vs美輪明宏のやり取りが凄い→youtube.com/watch?v=BLtGNM… 本質をズバッと突く美輪さん、はぐらかし続け最後は何も答えられない茂木大臣。必見。11分頃。

.be

寺町みどりさんがリツイート | 117 RT

【寄稿】ふくしまはいま、どんな状況なのか―若手世代が内側から見つめて  福島県いわき市民・伊藤江梨 - ちょっとだけ47行政ジャーナル - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/47gj/furusato/…


脱原発政党 再編の風 未来分党発表 みどり政党化/未来、党分裂 宙に浮いた卒原発/ goo.gl/ABZRC

1 件 リツイートされました

母に死んで貰いたい  『母の遺産?新聞小説』 水村美苗 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=5329


コメント

脱原発政党 再編の風 未来分党発表 みどり政党化/未来、党分裂 宙に浮いた卒原発/

2012-12-29 21:20:04 | ほん/新聞/ニュース
11月27日に結党して、28日に政党の届け出をだした「日本未来の党」が
ちょうど一か月後に分党した。

脱原発の市民の期待を一身に集めて出発し、
衆議院選では約340万票の得票を得たのに、その信任を反故にするとは残念です。

自分たちの都合で離合集散をくり返すのが「政党」なら、
やっぱり「政党」ってもの自体がすきになれないですね。

  脱原発政党 再編の風 未来分党発表 みどり政党化 
 
2012年12月29日 東京新聞

 滋賀県の嘉田由紀子知事と小沢一郎元民主党代表は二十八日、大津市内で記者会見し、日本未来の党を事実上、分党すると正式に発表した。分党の手続きは二十七日に既に終えている。脱原発を掲げた未来の党は結党から一カ月で分裂した。一方、参院議員四人でつくる会派「みどりの風」は二十八日、国会議員二人を新たに加え、政党の届け出をした。みどりの風は衆院選前に所属議員が未来の党に移ったことで政党要件を失っていたが、来年の参院選に向けて態勢を再整備した。
 みどりの風の谷岡郁子共同代表は同日「野党共闘が必要なのは間違いない。各党の接着剤にもなりうる」と記者団に語った。みどりの風は、参院議員の谷岡、行田邦子、舟山康江、亀井亜紀子の四氏が所属していたが、未来を離党した亀井静香衆院議員と、新党大地の平山誠参院議員が加入。政党要件の五人を満たした。
 脱原発に向けて野党勢力結集の軸となるのは「脱原発基本法案」。法案は「二〇二五年までのできる限り早い時期に、脱原発を実現させなければならない」と明記。市民団体「脱原発法制定全国ネットワーク」が呼び掛け、賛同した議員有志が九月に法案を提出したが、衆院解散で廃案になった。
 法案には民主、社民、みんな、旧国民の生活が第一など超党派の百人余の衆参議員が賛同人に名を連ねた。しかし衆院選を経て賛同者は激減。参院選で脱原発を争点化するため、参院主導で法案の再提出を働き掛ける。
 原発政策では、みんなの党の渡辺喜美代表も「原発ゼロを目指す勢力と、原発続行勢力との対立軸は明快で、大きな争点の一つ」と指摘する。
 未来の党は、所属国会議員が阿部知子衆院議員だけで政治団体となるが嘉田氏は「卒原発の実現を目的に、志を同じくする人々と連携したい」と強調。また未来の党と分党して生活の党を立ち上げた小沢氏も「原発問題などで同じ方向を目指して頑張ることに変わりはない」としている。今後、これら勢力が大同団結していけるかどうかが、参院選に向けての焦点となる。


 日本未来の党が分党 野党間連携に影響も
12月29日 NHK

日本未来の党が分党したことについて、野党の中で、民主党などからは「選挙直後の分裂は国民から理解されない」といった批判も出ていて、来年夏の参議院選挙に向けた野党間の連携に影響が出ることも予想されます。
日本未来の党は、先月末、滋賀県知事の嘉田代表が中心となって結成し、旧「国民の生活が第一」の小沢一郎氏らが合流しましたが、小沢氏の処遇などを巡って党内の意見が対立し、僅か1か月で分党しました。
そして、嘉田氏と阿部知子衆議院議員が離党し、2人を共同代表とする政治団体「日本未来の党」を新たに結成する一方、小沢氏ら15人の国会議員は、党名を「生活の党」と変更することを届け出ました。
これを受けて、8億円余りに上るとみられていた政党助成金のほとんどは、来年、「生活の党」に交付される見通しとなっています。
ただ、「生活の党」と、嘉田氏らが率いる「日本未来の党」は、分党はしたものの、来年夏の参議院選挙に向けて、脱原発の実現などで協力しながら、民主党などほかの野党と連携を図っていきたい考えです。
しかし、野党の中で、民主党などからは「衆議院選挙の直後に党が分裂するようでは、国民から理解されない」といった批判も出ていて、参議院選挙に向けた野党間の連携に影響が出ることも予想されます。 


応援クリック 人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

 クローズアップ2012:未来、党分裂 宙に浮いた卒原発 
2012年12月29日 毎日新聞

 16日の衆院選の際、小選挙区で約299万票、比例で約342万票を獲得した「日本未来の党」が、投開票日から10日あまりで分裂した。342万人が投票用紙に記入した「未来」の党名も「生活の党」に変更され、国政政党としては消滅。小沢一郎氏が嘉田由紀子滋賀県知事を選挙用の看板として担ぎ出したあげく、選挙が終わるやいなや追い出した。嘉田氏が掲げた「卒原発」に寄せられた民意は宙に浮き、国民の政党政治への不信感を一層深めそうだ。

 ◇嘉田氏は「選挙用」
 「嘉田代表には身軽になっていただいて、ただ大切な名前をどうしてもということだったので、それはどうぞ」。生活の森ゆうこ代表は28日の記者会見で、党の名称だけを嘉田氏に譲ったと強調した。「未来」は有権者に書いてもらった大事な名称だが、生活側にとっては嘉田氏とともに、もう用済みだった。
 衆院選での未来の公認候補121人の約6割が生活系で「未来は生活の隠れみの」との指摘は当初からつきまとった。世論の批判が強い小沢氏の代わりに女性で自治体首長という嘉田氏の「清新さ」を利用したのが実態だ。
 だが、未来は衆院選で惨敗。小沢氏は参院選に向け、民主党との連携を探り始めた。生活系議員は首相指名選挙で森氏に投票したが、参院の決選投票では民主党の海江田万里代表に投票した。未来の独自性にこだわる嘉田氏はこの戦略の障害になる。このため、代表の人事提案を拒否する「クーデター」で嘉田氏を追い込み、排除した。
 28日の共同声明は「総選挙を戦った未来がなくなることは決してない」と円満な「分党」だと主張。小沢氏も記者会見で「同じ方向を目指して今後も頑張っていくことに変わりはない」と語った。しかし、分裂の経緯を問われると「横の話はまたの機会にしてほしい」と不快感をあらわにした。分党の発案者についても嘉田氏は小沢氏側としていたが、森氏は28日の会見で嘉田氏側と主張。嘉田氏は「せんさくしないことにしたい」と述べ、亀裂は隠せなかった。
 「小沢さんを使いこなす」と豪語しながら失敗した嘉田氏の責任も重い。嘉田氏は27日に「少し休んで戦略を練り直す」と語ったが、分裂の結果「卒原発」を掲げた嘉田氏の主張を代弁する国政政党は消えた。選挙戦では全面的に小沢氏側に依存しており、事務局体制もカネ(政党交付金)もない。政策実現は容易ではない。
 「嘉田新党」なのに自身が出馬しなかったことも、無役の小沢氏に介入を許した遠因。未来から出馬し落選した初鹿明博前衆院議員は28日、ツイッターで「落選議員に連絡も報告もなく党が瓦解(がかい)。ひどすぎる」としつつ、「国政政党の代表が国会議員にならないのは無理があった」と指摘した。【田中成之、加藤明子】

 ◇交付金、「生活」独り占め
 日本未来の党の分裂で、未来が13年に受け取る予定だった政党交付金約8億6500万円のほぼ全額を、未来の名称を変更した「生活の党」が手にする。一方、嘉田由紀子滋賀県知事が設立する別の政治団体「日本未来の党」は政党要件を満たさず、交付金はゼロ。小沢氏は文字通り「名」より「実」を取った。
 政党交付金は年間約320億円で、直近の国政選挙得票数や1月1日現在の所属議員数に応じ配分が決まる。
 未来は得票分だけで約4億7000万円の交付が確定していた。嘉田氏と阿部知子副代表が未来に残り、小沢氏らが離党して新党を作れば、得票分の交付金を嘉田氏らが受け取り、議員分を小沢氏らが取る決着も可能だった。しかし結果は、離党した亀井静香、阿部両氏の議員分が減額されるだけで、小沢氏側がほぼ独り占めする。未来で落選した前衆院議員も「資金が欲しいんだろう」と冷ややかだ。
 これまでも政党が分裂する際は、交付金の配分が問題になってきた。小沢氏主導で結党された旧自由党の解党の際は、党に残った資金の大半が小沢氏系の政治団体に移された。また、00年4月に旧自由党の離党者が旧保守党を結成した際は、旧保守側が「分党」による交付金分割を要求したが、小沢氏が拒否。交付金を受け取れない「分派」の扱いとなり、同年6月の衆院選後まで交付金が支給されなかった。【笈田直樹】


 社説:未来はや分裂 国民への詐欺的行為だ 
2012年12月29日 毎日新聞

 これは1票を投じた有権者に対する詐欺的な行為である。結党からわずか1カ月。日本未来の党が衆院選が終わった途端に分裂した。
 党は小沢一郎氏ら旧「国民の生活が第一」系議員が引き継ぐ形となり、党名を「生活の党」に変更する。一方、代表だった嘉田由紀子滋賀県知事は「未来」の名称を引き継ぐというが、国会議員は阿部知子氏のみで政党要件を満たさず政治団体扱いとなる。実態は嘉田氏らが追い出された格好だ。
 しょせん小沢氏と嘉田氏は水と油だったといえばそれまでだ。だが、あまりにも醜悪な分裂劇だった。
 発端は嘉田氏が自身と阿部氏を共同代表とする意向を示したのに対し、小沢氏系議員が小沢氏の共同代表就任を求め猛反発したことだ。
 民主党を離党し、旧生活を結成したものの支持率低迷が続いていた小沢氏らにとって、嘉田氏を代表とする新党への衣替えは、小沢氏のマイナスイメージを隠す狙いがあったはずだ。ところが衆院選で「嘉田効果」は乏しく、議席が激減すると一転して嘉田氏に不満が爆発する−−。要するに嘉田氏はお飾りに過ぎず、実態は「小沢党」だったことをあからさまに認めたようなものだ。
 手続きを急いだのは、政党交付金の額が1月1日時点の国会議員数などに応じて決まる事情以外に考えられまい。8億円以上になるとみられる交付金は小沢氏側が手にする。
 だが、惨敗とはいえ比例代表で未来が獲得したのは約340万票に上る。まさか選挙後、直ちに分裂すると思って投票した人はいないだろう。「水と油」と分かっていても、「卒原発」を掲げてきた嘉田氏が代表だから投票した人もいるだろう。にもかかわらず、なぜ大敗したのかの反省もなく、勝手に分裂した揚げ句に交付金=税金だけは手にするというのだ。いくらルールに基づいた手続きとはいえ、大きな疑問を抱く。
 小沢氏らにとって「卒原発」の訴えも衆院選をしのぐための単なる道具だったのではないかとさえ疑う。一方、「小沢氏を使いこなす」と言っていた嘉田氏もまったく力不足だったということだ。自民党政権の復活で原発政策の見直しが急ピッチで進もうとしている中、今回の内輪もめは脱原発への機運もそぐ可能性がある。その責任も大きい。
 それにしても小沢氏は一体、何度、政党を作っては壊すのだろう。
 政党は自らの権力闘争の道具であっていいはずがない。政治家が生き残るための選挙互助会であっていいはずもない。衆院選での未来の敗北は有権者の多くがとっくにそれに愛想を尽かしている証明でもある。まずそれに気づいた方がいい。


 未来の分党「予想通りの結果」 県議ら反応冷ややか 
2012年12月29日 中日新聞

 「日本未来の党」分党を正式表明する嘉田由紀子知事と小沢一郎氏の共同会見が開かれた二十八日、一連の結党からの経緯に、県内からは冷ややかな意見が相次いだ。原発政策を争点化したことには評価する意見もあった。未来が分党で政治団体となったことで、知事職と政党役職の兼務が解消された形だが、県議の中には、自主的に党代表を降りたわけではないとの声もあり、嘉田知事は厳しい県政運営を強いられそうだ。
 「やはりという印象」と冷めたまなざしを向けるのは長浜市西浅井町塩津中の社会福祉法人副理事長山田一之さん(57)。「急に国政政党をつくったのは、唐突で選挙前の票集めにすぎないと思っていた」と結党当時を振り返り、「終わってみれば、小沢さんに嘉田さんが振り回されただけ」と話した。
 彦根市のパート従業員瀬崎英美さん(47)も「予想通りの結果」ときっぱり。「結党の時から、小沢さんと嘉田知事はうまくいかないと思っていた。小沢さんは結局裏に隠れきれない人で、さらに印象が悪くなった」と話した。「知事はまず、県民のことを考えて」とも続けた。
 彦根市の会社員井尻敏男さん(37)は「結局、何がしたかったのか不明確なまま分党した。政治家はみんな適当だなと思った」と不信感をあらわにした。
 一方、未来に期待していた住民からは、分党を残念がる声も。福島第一原発事故のため昨年五月に福島県南相馬市から避難してきた大津市木戸の青田勝彦さん(71)は「自民などが原発や消費増税を衆院選の争点から隠す中、前面に主張した未来には期待していた」と評価。「党がなくなってしまうことは残念で、当分原発への反対意見をまとめられなくなるのではないかと不安がある」と声を落とした。
 一カ月での離合集散劇に、知事と党首兼職に批判を強めていた滋賀県議らは、冷ややかな目線を送る。
 二十六日に兼務解消を求める決議案を提出した最大会派自民代表の三浦治雄県議は「党ではなくなったが、国政への意欲を失ったわけではないだろう。知事職に専念するかどうか、今後も厳しくチェックしていく」とくぎを刺した。
 みんなの党の蔦田(つただ)恵子県議は「有権者を裏切り、政治不信を招いた責任は大きい」と嘉田氏の姿勢を批判した上で、「決議に基づいて自主的に辞めたのではなく、意図せず党代表ではなくなっただけ。県政に温かく迎え入れることはできない」と、今後も追及する構えを見せた。
 (梅田歳晴、中尾吟、生田有紀、塚田真裕)



最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね 


  記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


P-WANのバナーのトップページのリンクはこちらから。




コメント

12月28日(金)のつぶやき

2012-12-29 01:21:34 | 花/美しいもの

原発ゼロ「再検討」核燃サイクル継続の姿勢明示/3・11をもう忘れたか/議論を白紙に戻すな blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


コメント

原発ゼロ「再検討」核燃サイクル継続の姿勢明示/3・11をもう忘れたか/議論を白紙に戻すな

2012-12-28 22:49:19 | 地震・原発・災害
夕方になって小雪が舞うなか、
各務原のバロー中央店にパイプハウス資材を探しに行きがてら、
帰りにイオンによってうどんを食べてから、映画『大奥~永遠』を観てきました。

24日に封切になったので、ぜひ観たいと思ってて、
混んでるかと思ったら、すきすきでした。
暮れも押し詰まった夜に映画を観ている野は、よほど暇な人たち(笑)。

雪も雨に変わったようなので、東海北陸自動車道で帰ってきたばかりです。

堺雅人&菅野美穂が明かす映画『大奥~永遠~』の演技秘話(2012.12.28 ぴあ映画生活)

『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』尾野真千子、「愛し合うことが素敵に感じる映画。クリスマスにピッタリです!」(2012年12月26日 リアルライブ)

よしながみのマンガ『大奥』は最新刊の9巻以外はほとんど読んだのですが、
[右衛門佐・綱吉篇]はもう忘れてしまってて楽しめました。
テレビの家光篇の時の映像も少しでてきて、おもしろい内容です。

応援クリック 人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

話しは変わりますが、
政権が自民党に代わって、新内閣の顔ぶれが決まったかと思ったら、
一夜のうちに、「原発ゼロが見直し」になりました。

原発を再稼働させ、推進して、核燃サイクルも継続、
というのに、安倍内閣支持率が55%以上というのは、信じられない思いです。

  原発ゼロ「再検討」 核燃サイクル 継続の姿勢明示 
2012年12月27 東京新聞夕刊

 第二次安倍内閣の発足を受け、新閣僚は二十七日に記者会見し、民主党政権が進めた「二〇三〇年代に原発稼働ゼロ」目標について、茂木敏充経済産業相が「前政権の方針は再検討が必要」と発言するなど、これまでの主要政策の転換を鮮明にする方針表明が相次いだ。エネルギー政策は原発ゼロ目標から、維持・推進へと逆戻りする公算が大きい。政策転換は、社会保障や教育にも及び、私たちの暮らしや安全に影響が出そうだ。 
 茂木氏は同日未明の記者会見で原発の新増設について、「今イエスかノーを決めるのではなくて、専門的知見を蓄積した上で政治判断したい」と話した。
 民主党政権は計画段階にある原発九基の建設を認めない方針だったが、将来的に容認する可能性があることを示唆した形だ。
 九基には、活断層問題に揺れる日本原子力発電敦賀原発3、4号機(福井県)や、安倍晋三首相の選挙区に近い中国電力上関原発1、2号機(山口県)も含まれる。
 原発の再稼働に関しては「原子力規制委員会が新しい安全基準に基づいて安全性を確認したものは、政治の責任で再稼働を決めていく」と述べ、規制委が安全基準をつくる来年七月以降、全国の原発で順次、再稼働を求める考えを示した。
 また、使用済み核燃料を再利用する目的で巨額の国費を投入しながら、実現のめどすら立っていない核燃料サイクル政策は「いま放棄する選択肢はない」として、継続していく姿勢を明確にした。
 自民党は連立を組む公明党との間で「可能な限り原発依存度を減らす」ことで合意。しかし、茂木氏は「十年以内に(電源構成の)ベストミックスを確立する。今の段階で再生可能エネルギーが何%と決め打ちするのは拙速だ」と述べるにとどめ、原発をどう減らしていくのかについての方針は示さなかった。


 【社説】原発維持方針 3・11をもう忘れたか 
2012年12月28日 中日新聞

 3・11は世界を変えた。ところが第二次安倍政権。発足早々、何の議論もないままに、原発の早期再稼働はおろか、新増設にも含みを持たすとは。福島の被害は続くのに、もうあの衝撃を忘れたか。
 あまりにも乱暴すぎる転換だ。自民党は何ら変わってはいないのではないか、そう思われても仕方ない。
 言いたいことは三つある。

 一つ目は、世界有数の地震国日本に原子力を持ち込んで、五十基を超す原発を立地したのは、ほかならぬ自民党政権だったということだ。核のごみの後始末も考えないままに、である。
 自民党が進めた国策という土壌の中で原子力ムラが醸成され、安全神話が誕生し、福島の惨事につながったのではなかったか。
 福島の苦悩は終わっていない。多くの県民が仮設住宅で、二度目の新年を迎えることになる。
 半世紀以上に及ぶ自らの原子力推進政策への検証と反省もないうちに、拙速な再稼働を考えるのは危険であり、それこそ無責任ではないか。
 日本原子力発電敦賀原発は、原子力規制委員会が活断層の存在を確認し、大地震の影響を受ける恐れがあるとした場所だ。
 その敦賀原発にさえ増設の含みを残すとすれば、規制委員会の科学的判断と独立性を脅かす意図すらあるということか。

 次は、国民の多くは原発推進を支持していないという点だ。
 自民党は、先の衆院選には大勝した。しかし、原発の是非を争点にするのを避けたのか、公約では「再稼働の是非は三年以内に結論を出す」と言葉を濁し、推進を打ち出してはいない。国民の多数は原発推進を選択してはいない。
 一方、民主党の「二〇三〇年代原発ゼロ」は、各種世論調査でも国民の過半が支持した政策だ。それを軽々しく覆すことこそ、背信といえるだろう。

 三つ目は、いま強引な再稼働を企てる前に、現実的な方策を示せということだ。
 核のごみは行き場がなく、使用済み燃料を再利用する核燃サイクルもままならない。核不拡散など米国との交渉が必要というのなら、まず国民に向かって説明してほしい。危険と隣り合わせにいるのは国民なのである。
 福島事故の収拾、被災者の早期救済、あるいは自然エネルギーの開発促進はもとより、立地地域の新たな雇用創出などこそ、最優先されるべきではないか。



 社説:原発ゼロ見直し 議論を白紙に戻すな 
毎日新聞 2012年12月28日 

 原発新増設について、茂木敏充経済産業相が「専門的知見を十分蓄積したうえで政治判断していきたい」との考えを明らかにした。新増設を認めないとした民主党政権の方針を白紙に戻し、今後、建設を認める可能性を示したものだ。茂木経産相は「2030年代に原発稼働ゼロを目指す」という旧政権の方針も、見直しを明言している。
 これでは、「可能な限り原発依存度を減らす」という自民・公明両党による連立合意の実現を目指しているとは到底、思えない。
 そもそも総選挙で自民は、エネルギー政策について「10年以内に持続可能な電源構成を決める」と訴えるにとどめ、中長期的な原発の取り扱いを明示していなかった。選挙で大勝したことを錦の御旗(みはた)にして、直ちに新増設の検討を始めるとなれば、衣の下から「原発推進」というよろいが透けて見えてくる。それでは、原発からの脱却を求める国民の声に逆行することになるだろう。
 東京電力福島第1原発の事故は、ひとたび過酷事故が起きた時の影響の大きさと地震国日本に原発があることの危うさ、原発安全規制行政のずさんさを明らかにした。
 だからこそ、今夏に実施された国民からの意見聴取会や「討論型世論調査」で「原発比率ゼロ」を求める支持者が最も多くなったのであり、自民を含め選挙で原発推進を掲げた主要政党がなかったのではないか。これまでの議論の積み重ねを無視して、新増設に踏み出すようなことがあってはならない。公明が「(新増設は)国民の理解が得られない」と懸念するのはもっともだ。
 当面は、既存原発の再稼働が焦点となるだろう。安倍政権は、原子力規制委員会で安全性が確認された原発については政府の責任で再稼働を進める意向だが、簡単ではない。
 規制委は来年7月までに新たな安全基準を策定するが、地震や津波対策の強化に加え、福島原発事故のような過酷事故対策も義務付けられる。追加対策には一定の時間がかかるし、基準を満たすことができずに廃炉を迫られる原発も出てくることだろう。
 規制委が進める原発敷地内の活断層再調査でも、電力会社のこれまでの調査や規制当局の安全審査に疑問符が付いている。Jパワー(電源開発)の大間原発(青森県)建設再開に、対岸の北海道函館市が反対するなど、地元理解の得方についても検討が必要だ。新政権の思い通りに再稼働が進むか見通せない状況だ。
 新政権は短期的にも、中長期的にも、原発頼みに陥ることのないエネルギー政策に向き合うことが、必然として求められることになる。


最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね 


  記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


P-WANのバナーのトップページのリンクはこちらから。




コメント

12月27日(木)のつぶやき

2012-12-28 01:22:56 | 花/美しいもの

【原発ゼロ「再検討」 核燃サイクル 継続の姿勢明示】新閣僚は27日に記者会見し、民主党政権が進めた「2030年代に原発稼働ゼロ」目標について、茂木経産相が「前政権の方針は再検討が必要」と発言、主要政策の転換を鮮明にする方針表明が相次いだ。ow.ly/gnpov

寺町みどりさんがリツイート | 5 RT

2012/12/10 【岡山】石丸偉丈氏・大塚尚幹氏講演会「東京の放射能測定でわかってきたコト」 iwj.co.jp/wj/open/archiv… @iwakamiyasumiさんから


減税なき増税、家計圧迫 社会保険料もアップ 年37万円負担増(白井康彦) blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


コメント

減税なき増税、家計圧迫 社会保険料もアップ 年37万円負担増(白井康彦)

2012-12-27 20:24:45 | 花/美しいもの
 さざんか、白侘助が咲きました。
  
赤い花はたくさん咲いていて、桃花も咲き始めました。

イチゴの木もつぼみがびっしり。
毎年、満天星つつじかスズランのような花が咲くのですが、
今年は花が遅いです。
   

庭の木は次の雪に備えて、支柱に麻縄で縛りなおしました。
   

   

午前中にともちゃんたちが自然薯を掘ったので、
   
さっそくくず芋でとろろをつくり、夕食はマグロの山掛けにしました。
   

応援クリック 人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

今日の中日新聞生活面、白井さんの記事です。
よみごたえがあります。

  減税なき増税、家計圧迫 社会保険料もアップ 年37万円負担増  
2012年12月27日 中日新聞

 先の衆院選で消費税増税に合意した自民、公明が議席を増やした一方、反対した勢力は伸びず、増税が実施される可能性がさらに高まった。景気が上向く気配が見えない中、他の増税や社会保険料アップも加わって家計が圧迫される。ダメージの大きさや対応策を考えてみた。 (白井康彦)

 「十四年前から会社員の平均給与はほぼ一貫して減り続けている。それに増税や社会保険料アップが加わるのだから、家計は大変だ」。東京のファイナンシャルプランナー(FP)藤川太さんは、こうした思いから十一月、事務所の同僚との共著「サラリーマン家庭は“増税破産”する!」を出版した。
 冒頭に二〇一一年度から一六年度にかけての負担増シミュレーション表を、家族構成別に四つ載せている。夫四十歳、妻三十八歳、子は八歳と六歳という四人家族のケース=表=では、税や社会保険料などの負担増の年間金額は、年収三百万円なら二十五万円強、年収七百万円なら三十七万円強などとなっている。
 この年間金額は、年収や子どもの数が多いほど膨らむ。試算では、子ども三人で年収千二百万円のケースで七十五万円強、子どもなし・年収三百万円で十四万円弱となっている。
 現在5%の消費税率は、景気低迷などで引き上げが実施できない事態にならない限り、一四年四月に8%、一五年十月に10%になる。消費税増税の影響が最も大きい。消費税は、税率3%で一九八九年に導入されたときも、九七年に税率が5%に上がったときも、所得税などの減税とセットだったが、今回は純粋な増税で家計の痛みが大きい。
 また、消費税増税は収入が少ない人ほどダメージが大きい。逆進性への対策は実施される見通しだが、この試算では考慮していない。
 他の増税の家計への影響も見逃せない。住民税の年少扶養控除の廃止、所得税や住民税を対象にした復興増税、地球温暖化対策税の導入などだ。子どもがいる世帯では子ども手当の減額も痛い。国民年金や厚生年金、健康保険などの社会保険料も上がり続けている。
 増税や社会保険料アップの背景にあるのは、危機的な国家財政や少子高齢化、景気低迷。「状況が好転しなければ、十年先も二十年先も増税や社会保険料アップの流れは変わらない」。こうした見方のエコノミストやFPが多いのが現実だ。
     ◇
 住信SBIネット銀行(本社東京)は十一月、顧客を対象に消費税増税についてアンケートをした。
 「増税の影響で支出を減らす」と答えた千三百八十九人に、減らす項目を尋ねると、娯楽・教養費(18・8%)、衣類・ファッション費(17・8%)、飲食費(17・6%)、生活用品費(11・5%)の順に多かった(複数回答)。ただ、余裕が乏しい家計は日常的なやりくりだけでは不十分。より効果的な節約を考える必要がある。
 多くのFPが指摘するのは、毎月定期的に銀行口座から引き落とされる「固定費」の削減。加入する生命保険を見直して保険料を減らしたり住宅ローンの借り換えで返済額を抑えたりすることなどを考えてみる。マイカーを安いものに替えるといった対応策もある。
 「ライフスタイルの見直し」まで踏み込む人も、今後は増えそう。藤川さんが検討課題として勧めるのは三世代同居。高齢の親と同居すれば、家族一人当たりの生活費や住居費はかなり抑えられる。子育ての応援団が得られる効果も大きい。「嫁しゅうとめ問題が気になるなら、妻の親との同居という選択肢もある」


  


最後まで読んでくださってありがとう
応援クリックしてね 


  記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  


P-WANのバナーのトップページのリンクはこちらから。




コメント

12月26日(水)のつぶやき

2012-12-27 01:23:00 | 花/美しいもの

東京新聞:脱原発の声 選挙では届かず 新政権にどう発信:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/nation…

1 件 リツイートされました

福島の「女性の自立を応援する会」がNPOになった。新名称は「NPOウイメンズスペースふくしま」。拠点は郡山。1月19日に設立記念講演会が開催される。講師は井上摩耶子さん。私はその日、他の予定が入っていていけないけど、NPO設立おめでとう。

寺町みどりさんがリツイート | 3 RT

東京新聞: 明治憲法が制定される際、枢密院議長の伊藤博文と文相の森有…:社説・コラム(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/column…

1 件 リツイートされました

☆女たちの絆―竹村和子さん一周忌によせて   牟田和恵 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/book/?p=5323

1 件 リツイートされました

☆「迷惑をかけていけばいいのだ」新・出生前診断実施反対(旅は道草・35)やぎ みね | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/reading/?p=8639

1 件 リツイートされました

福島県双葉町:町長が議会解散 役場再移転などに影響か bit.ly/UsHteh

寺町みどりさんがリツイート | 9 RT

日本未来の党:分裂が不可避に 人事を巡る対立などで bit.ly/W1ApBi

寺町みどりさんがリツイート | 21 RT

「政務活動費条例改正を拙速に行わないことを求める声明」送付 ombuds.exblog.jp/17510980/ ・拙速にならないよう、名称変更のみに留めろ・時間を取って市民の意見を募って決めろ・改正過程を全国オンブズが一斉情報公開請求して開示度ランキングする #政務調査費 #ombuds

寺町みどりさんがリツイート | 5 RT

三鷹駅そばマンションのベランダの汚泥から3000ベクレル検出。今まで滞積した泥。都内のどこでもこの間にたまってしまった汚染土壌があるということ。 QT フリーライター 廣田恵介に残された愛と冒険の日々。 ■1224■ mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2012…

寺町みどりさんがリツイート | 6 RT

無農薬花ゆずから「ゆず酢」と「ゆずジャム」つくりました。 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


コメント