みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ネグリ氏講演「新たなるコモンウェルスを求めて」/枝垂れ桜をたんのう&ふたりでブランチ

2008-03-31 11:43:52 | 市民運動/市民自治/政治
29日は東大の安田講堂で、
ネグリ氏講演「新たなるコモンウェルスを求めて」のはずだったのですが
ネグリ氏の来日中止でプログラムを変更して開催。


緊急連絡・ネグリ氏の来日中止に関して
 
安田講堂には1時間ほど前についたので、
受付だけすませて前のほうに席をキープ。
受付横で販売していたネグり氏の最新刊
『未来派左翼(上) グローバル民主主義の可能性をさぐる』
(NHKブックス)を購入、しだれ桜の下で、
おにぎりを食べながら読みました。

『さらば、近代民主主義』は言葉が難しかったのですが、
こちらはずっと読みやすかったです。

東京の桜は今が満開、昨日から雨でソメイヨシノの花見はまだですが、
枝垂れ桜はたんのうしました。



そういえば、昨年もこの時期東京に来ていて、
この満開のしだれ桜の下で写真を撮ったような気がする(笑)。

  

一花一花が大きくて見事で、うっとり見とれてました。


シンポジウムは、ネグリ氏の原稿を代読しての、
映像とナレーションのコラボレーション。
目の前に聴覚障害者用のパネルが表示されていたので、
耳で聴きながら、メモしていくのに助かりました。
その後、進行役の姜尚中さんと上野千鶴子さんから20分ずつの発言。
上野さんの話はメモをとりましたが、アップする余裕なし(いつかね)。

休憩をはさんで、姜さんと上野さんに、
石田英敬さん(情報学環教授)と鵜飼哲さん(一橋大学大学教授)
が加わってディスカッション。
3時半からは、ネグりさんに国際電話がつながり、
あらかじめ準備してあった質問にリアルタイムで
ネグりさんが答える、という斬新な趣向。
とはいえ、フランス語なので理解不能。
翻訳してもらってようやく理解できました。

その後、母の病院に行ったのですが、
夕食は、今回のシンポの実行委員会の打ち上げに誘われて合流。
姜尚中さんを間近に見ました(笑)。


翌朝は「ふたりでブランチ」。
持参したマーシュと本場の生ハムのサラダがおいしかったです。



おまけは、
来る前に写した岐阜の伊奈波神社のしだれ桜。




  

伊奈波神社までの参道が、見事なしだれ桜並木です。


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連翹レンギョウも咲いた/ミセスが選ぶBOOK大賞・上野千鶴子『おひとりさまの老後』(法研)。

2008-03-30 11:36:23 | ジェンダー/上野千鶴子
昨日から東京に来ています。

先日、 ニオイウチワの木(別名シロバナレンギョウ)を載せましたが、

雪柳の横の、本物の黄色いレンギョウ(連翹)も咲き始めたので、

出かける前に撮ってきました。

こうして並べてみると、そっくり、です。


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どこにでもあるありふれた花ですが、
アップで写すと、とてもかわいい花です。


  

  

レンギョウはほおっておいても育つ丈夫な木で、
この株も塀の石の間から自然に生えてきたもの。



挿し木も簡単にできます。
レンギョウを増やしたくて挿しておいた小枝にも花が咲きました。



出かける前は、コンナ感じでした。
これから一番いい時なのに、帰る頃には散っているのではないかと、心残りです。

話は変わりますが、
上野千鶴子さんの『おひとりさまの老後』(法研)が、
第2回「ミセスが選ぶBOOK大賞」の
「ベストセラーの予感!の本部門」で堂々の第一位。


ミセスが選ぶBOOK大賞決まる
MSN産経ニュース 2008.3.27 09:15

 サンケイリビング新聞の読者が選ぶ第2回「ミセスが選ぶBOOK大賞」が決まった。
金賞は、主婦力をあげてくれた本部門=栗原はるみ『ごちそうさまが、聞きたくて。』(文化出版局)
▽夫に読んでもらいたい本部門=吉岡愛和『夫婦は「気くばり」で9割うまくいく』(コスモトゥーワン)
▽ベストセラーの予感!の本部門=上野千鶴子『おひとりさまの老後』(法研)。
約2万4000件の読者投票による。


予感は的中!大ブレイク。
すでに75万部の大ベストセラーです。

昨日の、シンポでのお話も面白かったですよ。


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比女性は高齢日本の救世主/「比看護師」誕生、都が支援

2008-03-29 20:47:20 | 市民運動/市民自治/政治
いま東京にいます。
東大の「新たなるコモンウェルスを求めて」のシンポをきいて、
母の病院によって、今日の宿に戻ってこれから夕食。

安田講堂のしだれ桜が見事だったのですが、
お花をアップする余裕がないので、
昨日作っておいた記事を紹介します。


記者の目:比女性は高齢日本の救世主=大澤文護
毎日新聞 2008年3月28日 0時11分

 「フィリピンは日本の救世主になる」と言ったら、どれだけの人が賛成してくれるだろう。テロと犯罪、汚職天国--さまざまなマイナスイメージを背負い込んだフィリピンだが、そこには日本の将来を支えてくれる可能性のある人たちが住んでいる。「少子高齢化で労働者不足。将来どうすれば」と身内だけで深刻に論議をしているより、海を挟んだ南の隣国に「助けてください」と声をかければ、たちまち駆けつけてくれる人々がいるのだ。
 06年に合意した日比経済連携協定は、日本がフィリピン人の看護師や介護福祉士を受け入れる内容が盛り込まれ注目された。しかしフィリピンでは大きな話題にならなかった。2年間で1000人という枠組みがある上、難しい日本語を学んで日本の看護師や介護福祉士の国家試験に合格しなければ、3~4年で日本から追い出されるシステムだからだ。
 その一方、日本行きを熱望する数万人のフィリピン人女性がいる。かつて日本政府はフィリピンで、年間8万件もの「興行ビザ」を発給してきた。対象者のほとんどは、歌も歌えず、ダンスもできない若い女性たちだった。
 「芸能人」の肩書で訪日した彼女たちは、日本各地のナイトクラブで接客に明け暮れる日々を過ごした。米政府の「興行ビザ発給は人身売買の温床」という指摘を受けた日本政府は05年、ビザ審査を厳格化した。年間8万件だった興行ビザ発給は、8000件に激減した。
 かつて日本で「芸能人」として働いた女性たちの中に日本人男性と恋に落ち、子供を産んだ人がいた。今も幸せに暮らす女性がいる一方、日本人男性が子供の認知・養育を拒否したため、子供を抱えてフィリピンに戻る女性が相次いだ。働き口のない母子は、母の故郷で極貧の生活を強いられた。「新日系人」と呼ばれる子供たちの多くは、貧困や母親が帰国後に子供のフィリピン国籍申請をしなかったことなどが原因で、学校に通えなかった。成人しても安定した就職先を見つけることはできない。そんな子供たちの未来を切り開こうと、06年2月、フィリピン在住の日本人らが非営利組織・新日系人ネットワーク(本部・セブ島)を作り、父親の行方捜しや子供を育てるため「どんな厳しい仕事にも耐える」という覚悟を示す母親たちの日本での職探しを始めた。
 日本政府は当初、元エンターテイナーの母親たちの日本再渡航を渋った。支援団体は、そんな政府のしりをたたき続け、活動開始から2年たった今日28日、母親たちが、日本に旅立つ。
 新日系人の母親たちが、「子供のために働く」と覚悟を示しているのに、日本政府は、彼女たちが再び夜の世界に戻り、違法就労に走るのではないかと警戒している。しかし明らかに需要を上回る、年間8万件もの興行ビザを発給しておきながら、日本人の血を引く子供の未来を自らの手で切り開きたいという母親たちの希望を聞き入れないのは筋が通らない。かえって、日本語を話し、日本の生活習慣を身につけた元エンターテイナーの女性たちは、どの国の外国人労働者より、日本社会に上手に溶け込むのではないか。
 私は、日本で反発の強い外国人家政婦や家庭内介護を担当する外国人介護助手についても、まずはフィリピンから、早急に受け入れるべきだと考えている。看護師や介護福祉士の不足も心配だが、もっと深刻なのは、日本から伝わってくる家庭介護の様子がお寒い状況だからだ。家に寝たきりのお年寄りがいれば、日本では一般的に、介護の重荷は家事に忙しい主婦など女性の肩にのしかかる。もし老人夫婦だけの家庭なら介護の困難さは、より深刻だ。そこに大家族の中で育ち、幼い時からお年寄りや子供の世話を身につけ、ナイトクラブで接客術を学んだフィリピン人女性が入っていったらどうなるだろう。暗く沈んだ日本の家庭が一気に明るくなるはずだ。
 何より、今まで介護と家事でへとへとだった日本の女性たちが元気と余裕を取り戻し、社会に出て行く意欲を取り戻すきっかけとなるのではないか。その女性たちが、今、深刻な不足が指摘される小児科や産婦人科の医師・看護師だったら、日本の産業界をけん引するIT産業のエキスパートだったら、日本の人材不足のかなりの部分は緩和するのではないか。
 そんな夢のような日比関係が実現する日が来ることを願いながら、4月から日本に戻り、新日系人と母親たちの日本での奮闘を取材しようと思っている。(マニラ支局)
毎日新聞 2008年3月28日 0時11分


以下は、読売新聞の3月と昨年11月の記事。
14日の分もあったのですが、見当たりません。



  


「比看護師」誕生、都が支援…合格へ日本語指導
国家資格取得めざし100人受け入れへ
 


 東京都は来年度、フィリピンから計約100人の看護師と介護福祉士を都立病院などで受け入れる方針を固めた。
 日本とフィリピンが昨年9月に締結した経済連携協定(EPA)に基づくもので、自治体が外国人看護師らの受け入れを表明するのは初めて。国家資格の取得が最大の難関とみられるが、厚生労働省は支援策を打ち出していない。個人教師の派遣など、都は国に先駆けて具体的な支援プログラムを策定し、フィリピン側にアピールしたい考えだ。
 厚労省などによると、看護師は全国で4万人以上、都内でも約3000人不足している。高齢者や障害者の介護を行う介護福祉士など、介護職員も人手不足が深刻な状態で、少子高齢化がさらに進む10年後には、全国で40万~60万人が足りなくなるという。
 EPAに基づく制度では、厚労省の委託を受けた国際厚生事業団が、日本での勤務を希望するフィリピン人の看護師らを、受け入れを希望する全国の病院に振り分けることになる。受け入れ数は、看護師400人、介護福祉士600人の計1000人を予定する。
 この制度では、半年間の日本語研修の後、看護師は3年、介護福祉士は4年、助手として病院などで働きながら、国家試験の合格を目指す。特例のビザが発行され、資格取得後は、希望すれば永続して働けるが、期限内に合格できなければ、帰国しなければならない。このため、受け入れる側の支援体制の充実が課題となっている。
 試験に出る医療関係の用語は、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、膀胱(ぼうこう)、大腿部(だいたいぶ)など、日本人にとっても難解なものが多い。都では「このままでは合格者が出ない恐れがある」(福祉保健局)と判断した。資格試験用の日本語教材を英語訳したり、専門教師を派遣したりするなどの教育プログラムを策定し、入国後から受験まで手厚く支援する。
 EPAは、フィリピンの国会で批准後、発効されるが、都は「発効は時間の問題」としており、今月、プログラム策定の参考にするため、都職員を現地に派遣し、現地の看護師協会などで聞き取り調査を実施した。来年度予算にも支援費用を盛り込む方針だ。
 都では、都立病院など都施設で約10人を受け入れ、残る約90人は、都医師会などを通じて、民間で受け入れるよう働きかける。
 経済連携協定(EPA) 工業品や農産物などの関税を削減・撤廃する貿易自由化のほか、労働力の受け入れや知的財産権の取り扱いを定める包括的な取り決め。日本はタイやフィリピンなど8か国と締結済みで、現在、別の七つの国・地域と交渉している。
(2007年11月14日 読売新聞)


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真相は「知らなかった?」が本当の理由!?~ネグリ氏来日中止/29日東大シンポの代替プログラム

2008-03-28 10:09:58 | 市民運動/市民自治/政治
昨日の中日新聞夕刊【特報】に、
アントニオ・ネグリ来日中止のいきさつが載っていた。

真相は・・・「知らなかった?」。
悪名高い入管の杓子定規な「お役所仕事」が原因?
来日したら空港で、入国拒否または難民センター送り、だったのだろうか。

記事の一部をタイプして紹介しますので、
全文は紙面をアップしてお読みください。

反グローバリズムの哲学者
ネグリ来日中止 本当の理由
真相は「知らなかった?」

中日新聞夕刊 2008年3月27日

 反グローバリズムの象徴的に存在として知られる国際的なイタリア人哲学者、アントニオ・ネグリ氏(74)の初来日が中止となった。来日直前に日本政府が突然、査証(ビザ)申請を求め、間に合わなくなったためだ。24日には講演を企画していた東京大学、東京芸術大学などの教員らが政府への抗議を表明するなど波紋は広がる。ただ、事実経過がいまひとつよく分からない。関係者らの証言で追った。  (田原牧) 

政府、直前にビザ要求
大学教員ら「入国拒否だ」
 

「国民の知る権利、自治を阻害するものだ」。東大本郷キャンパスで24日に開かれたネグり氏の来日中止についての抗議集会で、同大学の姜尚中(政治思想)はこう切り出した。・・・・・・・・・・・・・ ネグり氏は過去5年間で米国、オーストラリアを除く22カ国で講演してきた。来日中止の報道は海外にも伝わり、イタリア紙コリエレ・デラ・セラ氏は「彼は言う。『これは迫害だ』』という見出しで、ネグり氏の憤りを伝えた。
  あらためて事実経過を振り返ろう。入国管理局の元幹部は「申請を求めた決定が唐突だ。この種の著名人の招待については、通常なら外務省が法務省と事前相談する」と首をかしげる。
 ところが、外務省外国人化の答えは意外だった。「ネグり氏の件は関係機関から相談があり、それから動いた。相談時期はいえないが、本省は事前には(来日を)把握してはいなかった」。「関係機関」は法務省をさすとみられる。入管行政に詳しい関係社会通念は「短期滞在の査証業務は在外公館の判断。いちいち本省は関与しない」と解説する。 では、国際文化会館は外務省に事前相談していなかったのか。同会館は「法務省にも外務省にも17日以前には相談していない。査証については(妻の)ルベル氏が日本大使館に問い合わせ問題なかったとの話をきいていた。こちらからは(大使館に)問い合わせていない」と説明する。
 パリの日本大使館はどう対応していたのか。「個別案件には個人情報の観点から応えられない」(広報担当)。だが、別の館員らに聞くと、ネグり氏訪日は事前には話題になっていなかった。つまり、同氏自身やまして経歴についてはしらなかった可能性が高い。
 つまり、ネグり氏の犯歴を招致し、査証の必要なしと判断していた日本政府が突然、態度を急変させたのではなく、さいきんになり来日と経歴を知った法務省が単純に入管難民法を順守せよと迫った可能性もある。
 18日の時点では、異例にも東大入管局長までが事態打開のため、同会館を訪れている。同時に法務省に入国を働きかけた国会議員秘書は「法務省の説明も筋が通っていて」と打つ手がなかったと明かす。
 法務省入国在留課は取材に「個別案件には回答しない」としたが、同省幹部の一人は「こちらは査証を出さないとは言っていない。ただ、経歴が上陸拒否事由になるかもれないので空港でトラブルになるかもしれないのも困るだろうと判断し、資料の提供を求めた」と話した。
 今回の問題ではなぜ、ルベル氏にまで査証を求めたのか、といった疑問も残っている。政府の対応について、富山大の小倉利丸教授(現代資本主義論)は「政治犯であることを証明しろ」という要求には無理がある。日本でもデモの逮捕者は刑法犯扱い。先進国では、政治犯がいないのが建前だ」と疑問を挟み、こう指摘する。
 「各大学での予定が詰まっていたネグり氏が罪を犯す恐れはないに等しい。法の運用面では許容範囲ではなかったのか。これでは、反体制の知識人は来日できなくなってしまう」
(2008.3.27 中日新聞)



以下は、
明日午後から東大シンポで変更して開催する代替プログラムです。


緊急連絡・ネグリ氏の来日中止に関して 
3.20にアントニオ・ネグリ氏の来日中止が招聘団体である国際文化会館より報じられました。
詳細については国際文化会館のHPをご参考ください。
3.29の東京大学安田講堂での講演会は、プログラム内容を変更のうえ、開催いたします。
<代替プログラム内容(予定)>
13時 開会
 1.開会挨拶
 2.ネグリ氏講演原稿「コモンウェルスを求めて」代読予定。
 3.コメント(姜尚中氏/上野千鶴子氏より)
   -休憩-
 4.ディスカッション(姜尚中氏/上野千鶴子氏/石田英敬氏(情報学環教授)/鵜飼哲氏(一橋大学大学院言語社会研究科教授)
16時半 閉会
(ネグリ氏の原稿代読は、映像とナレーションのコラボレーションによる発表を計画中です)
 すでにお伝えしたとおり、今回の日程でのネグリ氏ご自身の来日は不可能となりました。ですが、私たちには「コモンウェルスを求めて」と名づけられたネグリ氏の言葉がすでに届いています。私たちがネグリ氏から教わることは、危機において可能性を見出すこと、絶望のさなかにあっても希望を忘れないことではないでしょうか。〈共〉への欲望は限りないはずです。ネグリ氏が来日できない今、今回のシンポジウムを成功させることが、私たちにできうるかぎり最大の応答であると思われます。改めて皆様のご来場をお待ちしております。
<3月25日 東京大学ネグリ講演会準備委員会 姜尚中


母が検査入院しているので、明日からしばらく東京に行きます。
ブログは休まず、毎日お花などアップする予定。
また見に来てくださいね。


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三椏・匂い土佐水木・ニオイウチワの木・サンシュユ/早春に咲く花木

2008-03-27 20:47:16 | 花/美しいもの
今日のもくれんです。
昨日より開花が進みました。

青空にはえて、シモクレンはいっそう赤く、

ハクモクレンはいっそう白く、

花ひらきました。


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桜より早く、早春に咲く花木たちが、
今年はいっせいに開花しています。

三椏(ミツマタ・ジンチョウゲ科) 

枝が3つ又に分かれるから三叉。
   
花弁がなくて、白毛が密生した筒の先が4裂し、
内面が黄色の小花が外側から開いていく。

ボールのように、満開になりました。
  

三叉の仲間の沈丁花。っていうか・・・・
ジンチョウゲの仲間が三叉です。

よく見るとたしかに、沈丁花も枝が三つに分かれていますし、
花弁がなくて筒の先が4裂し、外側から開いていきます。


  

  

こちらは、しだれ梅の間に植えた
匂い土佐水木(ニオイトサミズキ)
四国や中国地方に自生しているので土佐水木。
黄色い花を、数輪まとまって垂れ下がるように咲かせます。

蛍光色のような明るい黄色の花を咲かせる「匂い土佐水木」は、
シナミズキといって、土佐水木の近種だそうです。
  

サンシュユ(山茱萸・ミズキ科) 
別名 「春黄金花(はるこがねばな)」。
「木全体が早春の光を浴びて黄金色に輝く」


花水木の仲間です。
  
よく見ると、ハナミズキに似ているような似てないような・・・・


最後に、
めずらしい ニオイウチワの木(団扇の木・モクセイ科)
別名、シロバナレンギョウ。

つぼみはピンクで開くと白くなるところは、
ピンク雪柳に似てるけど、
  
開いた花は、レンギョウにそっくりです。


本物の、黄色いレンギョウも咲き始めました。

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春本番!紅白の木蓮が開花しました。

2008-03-26 18:26:16 | 花/美しいもの
待ちに待った、もくれんが咲きました。
とおくからでもよく目立つ赤と白の大木です。



数日前から真紅のサラサモクレンが咲き始め、
一日発送の仕事をしていて、午前中の雨がやんで、
さっき庭に出たら、一気に開いていました。



つぼみの先は、お行儀よくみんな北を向いています。。


外は赤、内側が白の美しい花で、シモクレンともいいます。


花弁が開くと手の平くらいの大きさです。



あたり一面、とてもよい香りがします。

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まだつぼみだったハクモクレンも、


ここ数日のあたたかさで、

一気に開花しました。




モクレンの仲間には、ユリノキ、ホウノキ、オオヤマレンゲ、オガタマノキ、
などがあり、大きくて美しい花を咲かせるので大好きです。

木蓮より早く咲いている三椏(ミツマタ)は、
アップするまもなく満開。


わが家の庭は、春本番です。


明日は、今咲いている大好きな花木を、一気に紹介しますね。


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アントニオ・ネグリ氏:特別上陸許可要求の「共同声明」(研究者有志)/3大学、シンポなど予定通り開催

2008-03-25 10:33:50 | 市民運動/市民自治/政治
アントニオ・ネグリ氏、来日中止事件の続報です。
いえ、日本政府による、嫌がらせ事件と言ったほうがよいと思います。


シンポジウムなどを企画した主催者側の研究者は、
政府に対し、抗議するとともに特別上陸許可要求の共同声明を発表しました。

「企画を予定通り成功させることが氏への応答だ」という言葉に強く共感しました。
恣意的で理不尽な妨害に屈しないで、予定通りイベントを開催し成功させること。
わたしが主催者でもそうしたことでしょう。

なら、一参加者としてわたしも、抗議の意思を込めて、
予定通り、シンポジウムに参加したいと思います。

主催者側の経緯説明については、以下で読めます。

【緊急報告】アントニオ・ネグリ氏来日中止の経緯説明会(UTCP BLOG)

市田、姜、木幡各氏へのインタヴュー映像
「ネグリ来日中止(イベントは予定通り)」はこちらから。



アントニオ・ネグリ氏とジュディット・ルヴェル氏の来日中止に関する共同声明

 私たちは、哲学者アントニオ・ネグリ氏と彼のパートナーであるパリ第一大学准教授ジュディット・ルヴェル氏の来日を、ネグリ氏の招聘元である国際文化会館とともに準備し、それぞれの大学において両氏が参加する公開あるいは非公開での講演と討論を企画してきた者である。2008年3月20日から4月4日の日本滞在中、両氏は私たちをはじめ、さまざまな人々と思想的・学問的・文化的交流を行う予定であった。しかし両氏は、現在にいたるまで日本に入国していない。

 私たちはその責任がひとえに日本政府にあると考える。外務省は入国予定の3日前、3月17日になって、それまで数ヶ月来国際文化会館とネグリ・ルヴェル両氏に伝えていた「入国査証は必要ない」との言を翻し、査証申請を行うよう要求してきた。そして、出発直前の極めて慌しいスケジュールの合間をぬって両氏から申請が行われるや、今度はネグリ氏に対し、自分が「政治犯」であった「書類上の根拠」を示せと要求したのである。入国管理法第5条4項「上陸の拒否」(「1年以上の懲役もしくは禁固またはこれらに相当する刑に処せられたことのある者」は「本邦に上陸することができない」)の但し書き(「政治犯罪により刑に処せられた者は、この限りではない」)による「特別上陸許可」を認めるためである。
アントニオ・ネグリ氏が「政治犯」であることはすでに国際的に承認されている事実である。彼は欠席裁判により有罪を宣告された——これは刑事裁判にかんしては「国際人権規約」上無効である——うえ、「国家転覆罪」というまさに「政治犯罪」の廉により、実行行為をともなわない思想上の影響という「道義的責任」を問われて、有罪とされた。だからこそ、フランス政府は1983年から1997年の14年間にわたり、イタリア政府からの身柄引き渡し要求にもかかわらず、ネグリ氏を保護したのである。その際、ネグリ氏に対して「政治亡命者」の法的身分が与えられていなかったとしても、それはフランス政府独自の外交的判断にもとづくものであって、ネグリ氏が「政治犯罪により刑に処せられた」事実をいささかも揺るがすものではない。ネグリ氏は1997年7月、現在もなおイタリアに存在する近過去の「政治犯」問題に一石を投じるべく、フランスからイタリアに自発的に帰国し、服役するが、これは彼が「良心の囚人」となったことを示しているのであり、すべての刑期を終えて完全自由の身となった2003年10月以降は、現在まで22カ国を歴訪し、そのどこからも日本政府からのような要求を受けたことはない。
 さらに私たちにとっては、もう一つ看過しえないことがある。ジュディット・ルヴェル氏は短期滞在の場合には査証を免除されるフランス人であり、かつ「上陸の拒否」を云々できるような前歴はないにもかかわらず、その彼女にまで、外務省が査証申請を要求したという事実である。
 ネグリ・ルヴェル両氏の来日をめぐる以上のような経緯に鑑みれば、今回の日本政府の対応は、両氏に対する事実上の入国拒否を企図するものであったと判断せざるをえない。かくして私たちとネグリ、ルヴェル両氏は、世界の22カ国ですでに行われ、これからも増えていくにちがいない国境を越えた思想的・学問的・文化的交流の機会を奪われた。両氏の移動の自由が侵害され、関係者すべての思想信条・学問の自由が侵された。私たちは強く抗議するとともに以下の点を日本政府に求めるものである。

(1) 入国3日前に前言を翻して査証申請を求め、アントニオ・ネグリ氏とジュディット・ルヴェル氏に甚大なる精神的苦痛を与えた点について、外務省は彼らに謝罪せよ。
(2) 法務大臣は今回の事実上の入国拒否の非を認め、責任を持ってアントニオ・ネグリ氏の過去の罪状を入管法上の「政治犯罪」と認定し、すみやかに「特別上陸許可」を与えよ。
(3) 日本政府は署名各大学の事業当事者、学生、聴衆の研究・学習・知的 交流の機会を奪ったことを認め、謝罪せよ。

2008年3月24日

京都大学人文科学研究所・人文研アカデミー「アントニオ・ネグリ講演『大都市とマルチチュード』」(3月25日) 
実行委員会:大浦康介、岡田暁生、小関隆、王寺賢太、久保昭博、藤原辰史、市田良彦(神戸大学)、廣瀬純(龍谷大学)
大阪大学GCOE「〈ジェンダーとコンフリクト〉プロジェクト」+大阪府立大学女性学研究センター「女性学コロキウム」(3月26日)
牟田和恵(大阪大学)、伊田久美子(大阪府立大学)
東京大学ネグリ講演会「新たなるコモンウェルスを求めて」(3月29日)
準備委員会:姜尚中、吉見俊哉、上野千鶴子
東京藝術大学「ネグリさんとデングリ対話」(3月29日/30日)
実行者会議:木幡和枝、坂口寛敏、毛利嘉孝、桂英史
お茶の水女子大学「ルヴェル・コロキュアム」(3月31日)
戒能民江、竹村和子


関連で池田信夫さんのブログを紹介します。
ネグりを歓待しなかった日本政府(池田信夫blog)


以下は、関連の新聞報道です。
(今日25日の朝刊各紙)

 ネグリ氏への特別上陸許可要求 研究者有志ら
3大学、シンポなど予定通り開催

朝日新聞 2008年03月25日

 アントニオ・ネグリ氏の来日中止問題で、日本政府に抗議声明を出した研究者有志らは、法務大臣に対し、氏の過去の罪状を入管法上の「政治犯罪」と認め、速やかに特別上陸許可を出すよう求めた。
 また東大など3大学は「企画を予定通り成功させることが氏への応答だ」として、予定通りの日程で講演会など一連の催しを開くことも明らかにした。
 京大は25日午後6時から百周年時計台記念館で開くシンポジウムで、「大都市とマルチチュード」と題したネグり氏の原稿を代読。東大は29日午後1時から安田講堂で、「新たなるコモンウェルスを求めて」と題した氏の原稿を紹介する。一方、東京芸大は、同日から2日にわたり美術学部構内で「ネグリさんとデングリ対話」を開催。パリ在住のネグり氏の生の声を流すことも実現させたいという。
 記者会見した姜尚中・東大教授は、世界的注目を集める思想家の来日が阻止されたことは学術会議や大学自治のみならず、多くの聴衆の公益上も「甚大」な損失と指摘。ネグり氏が釈放後、世界22カ国を行き来していることを考えれば、日本の閉鎖性を示した今回の措置は「国益」の損失だとくぎをさした。
(2008.3.25朝日新聞)
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ネグリ氏招致、共催の大学教授
来日中止で政府に抗議


 イタリアの政治哲学者、アントニオ・ネグリ氏の来日中止に関して、招致イベントの共催者である3大学の代表者が24日、記者会見して、入国を巡る政府の対応に抗議する共同声明を発表した。
 声明を発表したのは、東京大学の石田英敬教授、姜尚中教授、京都大学での主催者代表として神戸大学の市田良彦教授、東京芸術大学の木幡和枝教授の4人。
 声明では、①ネグり氏に精神的苦痛を与えたこと②各大学の研究・知的交流の機会を奪ったこと--について、日本政府に謝罪を求め、ネグり氏に特別上陸許可を与えるよう要請した。
 また、きょう25日の京都大学での講演会は、ネグり氏から事前に送られていた原稿を代読して行う。29日の東京大学での講演会は内容を変更する予定。29、30日の東京芸術大学でのディスカッション・ミーティングなどは、ネグり氏を除いてほぼ同じ内容で実施する予定。 
(2008.3.25 読売新聞)


昨日webにアップされてた記事。

 姜尚中・東大教授ら、ネグリ氏来日中止で政府に抗議声明
朝日新聞 2008年03月24日16時21分

 イタリア人哲学者アントニオ・ネグリ氏(74)の初来日が中止になった問題で、予定していた講演会などの企画にかかわった大学教授ら19人が24日、日本政府に対し共同声明を発表した。来日直前にビザ申請などを要求したのは「事実上の入国拒否」であり、自由の侵害だとしている。
 声明を出したのは、ネグリ氏の講演会でパネリストとして参加する予定だった東大の姜尚中教授や市田良彦神戸大教授のほか、東京芸大、京大、阪大、お茶の水女子大など計8大学の研究者ら。
 日本政府は、ネグリ氏の来日直前、ビザ申請に加え、入管法上の「特別上陸許可」を出すために、過去に受けた有罪判決が、政治犯罪によるものだとする証拠を書類で示すよう要求。ネグリ氏側は時間的に無理として来日を断念した。
 声明文は、ネグリ氏が政治犯であることはすでに国際的に承認され、釈放後の4年半にネグリ氏が訪れた22カ国では今回のような書類提出を求められていないとし、来日中止で「思想的・学問的交流の機会を奪われ」「思想信条・学問の自由が侵された」と抗議。速やかに特別上陸許可を出すよう求めている。
 東大、東京芸大、京大の3大学は、ネグリ氏不在のまま、討論会などを予定通り開くという。
(2008.3.24 朝日新聞)
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ネグリ氏:入国許可求め大学教授らが共同声明
 イタリアの政治哲学者、アントニオ・ネグリ氏(74)らの来日中止問題で、同氏の講演会を主催した東大や東京芸大の教授ら約20人が24日、日本政府に対し「入国拒否を企図するものだった」として、同氏への謝罪と入国許可を求める共同声明を発表した。
 東大であった会見によると、日本政府はネグリ氏が入国を予定した3日前の今月17日になって、それまでの説明を翻し、政治的経歴に関する元政治犯だと証明する資料の提出とビザ取得を求めてきたという。
毎日新聞 2008年3月24日 19時42分



グローバル・アイ:ネグリ氏の訪日中止 ビザ発給はより柔軟に=西川恵
毎日新聞.jp

 今月20日から予定されていたイタリアの政治哲学者、アントニオ・ネグリ氏(74)の訪日が、直前に中止になった。招へい元の国際文化会館によると、過去にイタリアでの政治運動に絡み同氏が有罪判決を受けたことがネックになったというが、残念だ。
 ネグリ氏はデカルト、スピノザの研究で知られた世界的な知性で、日本でも話題を呼んだ「帝国」の共著者である。私はローマ特派員時代の10年前、ローマ・レビッビア刑務所内で同氏に獄中インタビューしている(98年6月2日付朝刊掲載)。
 同氏はイタリアの極左テロ組織「赤い旅団」の理論的指導者だった79年、国家に対する武力蜂起、テロなどを計画・扇動した容疑(本人は否定)で逮捕された。禁固30年の実刑判決を受けて服役していた83年、総選挙に獄中から立候補して当選し、出獄した。
 しかし下院が議員免責特権はく奪を決議したためフランスに亡命。フランス政府は滞在許可を与え、同氏はパリ第8大学教授となった。その後、ベルリン、チューリヒ、ケンブリッジなど各大学の客員教授も務めた。
 パリでの14年間の亡命生活を捨て、逮捕覚悟で帰国したのは「日独と違って、イタリアではテロの時代の清算が終わっていない。その解決のための起爆剤になろうと考えた」と私に語っている。
 欧州諸国にはイタリアの元過激派メンバー数百人が亡命している。当時、イタリア政府は恩赦法案を審議中で、これを後押しする気持ちもあったという。同氏は03年に釈放された。
 予定だと、同氏は4月4日まで滞在し、京大、東大、国際文化会館などで講演することになっていた。関係者によると、来日3日前の17日、法務省から「政治犯だったと証明する資料を出してほしい」と要求された。
 出入国管理法は1年以上の懲役か禁固刑を受けた人物の日本入国を禁じているが、政治犯は例外として認めている。ただ同氏の場合、政治犯だったという明確な証明は難しい。欧州各国政府はイタリア政府との関係に配慮して、政治犯とは認定していないからだ。訪日直前の同省の要求には、入国させたくないとの意図も感じられる。
 同省は「個別案件には答えられない。ビザ申請を取り下げたと聞いている」と語るが、もっと柔軟であるべきだと私は思う。フランスでの実績、欧州各国政府が受け入れてきた事実を見れば、この世界的な知性が好ましからぬ人物かどうかは明らかだ。実体を見ないしゃくし定規な姿勢は、豊かな知的交流を妨げている。(専門編集委員)
毎日新聞 2008年3月22日 東京朝刊



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ピンク雪柳が満開になりました。猫柳も咲きました。

2008-03-24 17:39:31 | 花/美しいもの
雨が降るたびに、花が開き、
一年でいちばん美しい季節を迎えます。

部屋の中から見えるところに植えたピンク雪柳が
満開になりました。

かれんな花をみてるだけで、もう、

わくわくどきどきします。
   

   

一昨年、あんまりきれいだから、
園芸店で見つけて、小さな苗を植えたのです。
特に、開く前のピンクのつぼみが好き。
バラ科なので、バラにそっくり。



  

最初は濃いピンクで、開くとだんだん白くなり、

満開になると、淡雪が降ったようになります。
  




一足遅れで、白の雪柳も咲きました。
白い雪をかぶったようなので、ゆきやなぎ。
別名、コゴメヤナギ(小米柳)というそうです。

  
雪柳(バラ科シモツケ属)
  



ネコヤナギ(猫柳)
ユキヤナギと名前だけ似てるネコヤナギ。

赤い冬の殻を脱ぐと、 銀白色のビロードのような毛が、
猫の尻尾のように見えるので猫柳。
  


白毛の外套の下は、さいしょは赤、

開花すると黄色い雄しべが目立ちます。


こちらは、銀ネコヤナギです。


木蓮もうすぐ開花します。



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『救えるいのちのために 日本のがん医療への提言』(山本孝司著/朝日新聞社)

2008-03-23 17:44:14 | ほん/新聞/ニュース
昨日は、がんで亡くなった柳原和子さんのことを書きましたが、
今日は、山本孝史参議院議員のこと。

岐阜県図書館の新刊コーナーで、
『救える「いのち」のために 日本のがん医療への提言』を見つけました。

著者の山本孝史参議院議員(民主党)は、
一貫して「いのち」の大切さを訴えてきた政治家でした。
一昨年「がん」を公表してからは、「がん対策基本法」成立に尽力し、
昨年12月、胸腺がんのため58歳で亡くなられました。
この本のあとがきは、12月10日に書かれており、
発刊日は、2008年1月30日。

この本はまさに、いのちを削って書かれた、
山本孝史さんの遺言ともいえるものです。


【内容紹介】 国会の本会議で、自らがん患者で余命短いことを告白、
がん対策基本法の制定を訴えた民主党議員・山本孝史による執念のメッセージ。
抗がん剤、終末期医療、在宅治療、がん検診、たばこ対策など、
自らの治療体験をもとにがん医療の理想像を提言。
薬害エイズと闘う参議院議員・川田龍平さんとの対談も収録。
がん患者や家族をはじめ、医療に関心のある人にぜひ!

 『救える「いのち」のために 日本のがん医療への提言』
(山本孝司/朝日新聞社/2008)


この本の「まえがき」の一部を紹介します。

 政治家として、がん患者として、
がん医療向上を訴える。

・・・・・・・・・・・・・・・・ この本では、私ががんとの共存の中で感じたこうすればがん医療は向上するという、私なりの提案を盛り込みました。貧弱な日本のがん医療の実態、その背景や原因を指摘し、救われる命が失われることのないような医療体制をつくることを国民全体が理解できるよう、医療費の仕組みなどについても解説しました。
国民の半数近くががんで死ぬ時代が来るといわれています。政治もこの問題を軽視できません。がん医療の水準を高めることは、医療の提供体制を格段に向上させることに他なりません。そのためには費用もかかります。
 健康人の立場ではなく、もし自分や自分の愛する家族ががんにかかった時に、私と同様、日本のがん医療の貧弱さに失望することがないような医療体制を確立しなければなりません。読者の皆様にも、がん医療の問題を自分自身の問題と受け止めていただき、一緒に考えていただけたら幸いです。
 助かるはずの「いのち」が次々と失われていく。それは政治の責任です。これからも私は、がん患者の国会議員として「いのちの政策」に取り組んでいきます。





ふと気がつくと、

若いころ歌った吉田拓郎さんのシングル曲
「今日までそして明日から」を口ずさんでいました。
 
わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力をかりて
時にはだれかにしがみついて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとりあって
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと



わたしには わたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知ることから始まるものでしょう

けれど それにしたって
どこで どう変わってしまうか
そうです わからないまま生きてゆく
明日からの そんなわたしです

わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました

そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

(「今日までそして明日から」吉田拓郎・作詞)






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惜別 柳原和子×『求めない』加島祥造+『なげださない』鎌田實

2008-03-22 20:45:28 | 花/美しいもの
昨日の朝日新聞夕刊の「惜別」に
柳原和子さんが載っていた。
昨年5月に撮影したというすてきなポートレートとともに。

ノンフィクション作家 柳原和子さん
「世界と個人」同時に見通す


 最初に卵管がんを告知されてから11年、再発して「余命半年」と言われてから1年経った今月1月末。東京都内のホスピスに、友人や取材仲間ら53人が集まった。ノンフィクション作家の鎌田慧さんが「ものすごく無駄な取材が多くて、借金も多い人」と話すと爆笑が起こった。もちろん、ほめ言葉だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・
 長期生存者の肉声や意思との対談、自らの闘病をまとめた「がん患者学」は、患者の切実なニーズに応えるとともに、医療従事者の自省の契機になった。作家白石一文さんは『世界を見通す望遠鏡と、個人にこだわる顕微鏡が共存するまれな作品。患者だけでなく、生と死の間で悩む人にこそ勧めたい」と話す。・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 「あぁ。木に出会いたい。海に出会いたい。光を浴びたい。自然を取り戻したい。贅沢な希望」
 2月初めのこれが最後の文章。日曜の朝、家族や仲間が目を離したわずかの間に、自分でその時を選んだかのように静かに逝った。笑顔だった。(太田啓之)
(2008.3.21朝日新聞)


柳原和子さんと『求めない』の著者・加島祥造さんとの
昨年12月の対談が『婦人公論』に掲載されている。

『婦人公論』3月22日号

 
『求めない』に導かれて
「たったひとつの命がこんなにも私を愛している」
加島祥造×柳原和子


柳原和子さんの強い希望によって実現したものだという。
伊那谷での再会を約して終わっているが、死を覚悟してのものだろう。

そこにつむがれている言葉は、深い。

『求めない』
(加島祥造/小学館/2007)



求めない--
すると
簡素な暮らしになる



求めない--
すると
いまじゅうぶん持っているときづく



求めない--
すると
いま持っているものが
いきいきとしてくる



求めない--
すると
それでも案外生きてゆけると知る



求めない--
すると
改めて
人間は求めるものだ
と知る




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朝のNHK「生活ほっとモーニング」では、
鎌田實さんと瀬戸内寂聴さんの対談を再放送していた。
前回の放映も見たけれど、こちらも心に染みるよい話。

 

話の中に出てきた『なげださない』もとてもよい本。
わたしは、鎌田實さんのファンなのです。
瀬戸内寂聴さんの『遺したい言葉 』(日本放送出版協会)
母にプレゼントしたばかりだ。

『なげださない』
(鎌田實/集英社/2008)



あとがきにかえて
--なげだしていいもの、いけないもの--

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なげだしてはいけないものがいっぱいある。
人は一人では生きられないから、人とのつながりはなげださない。
家族も友達もなげださない。とても大切なものだから。
現実の世界だけで生きていくのは寂しいから、夢や希望や志をなげださない。
子どもたちが安心して生きられるように、この国をなげださない。
教育をなげださない。
いのち、環境、平和をなげださない。
かけがえのないものをなげださない。

ぼくには、できないことも、いっぱいある。
カニもむけない。卵も割れない。ミカンもむけない。
りんごの皮もむけないけれど、
困っている人を助けに行くことはできる。
ぼくはぼくで、
がんばらないであきらめないで
なげださないで
生きていこうと思う。




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