みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<どう進める 困窮者支援>「実施しない」自治体が大半(白井康彦)/認知症対策の国際シンポ

2015-04-30 20:25:53 | ほん/新聞/ニュース
統一選のうちは、朝にブログをアップしていたのだけど、
昼間にたまった仕事をこなしているので、
やっぱり夜型に戻ってしまいました。

夕食を食べながらNHKニュースを見ていたら、
今夜7時半からのクローズアップ現代で、
延期になっていた「政治を変えたい 女性たちの闘い」を放映と
予告していたので、ちゃんと見ました。

5月のWAN総会後のシンポジムでごいっしょする、
三浦まりさんがコメンテーターで出ていらっしゃいました。

今日は木曜日なので、中日新聞生活面を開いたら、
白井康彦さんが書かれた記事が掲載されていました。

今回も、テーマは「生活困窮者自立支援法」です。
自治体の現場での具体的な事業実施の問題点、とても役に立ちます。

  <どう進める 困窮者支援> 「実施しない」自治体が大半
2015年4月30日 中日新聞

 全国の九百一自治体で四月に始まった生活困窮者への支援。多くの自治体では、法で実施が義務づけられた二事業のみしか行っていない。高齢化と格差社会の広がりで増え続ける困窮者を支えていくには、自治体が就労支援などの任意事業を積極的に実施し、生活再建を支援する体制にできるかどうかがかぎだ。

 「困窮者支援に力を入れてほしいと市議会で訴えたが、市側の答弁はいつものらりくらりだった」。愛知県一宮市の市議、倉石義夫さん(75)は振り返る。

 先進市の滋賀県野洲市の取り組みを事前に視察し、市の関係部署間や市と外部団体とのスムーズな連携ぶりなどに感心した。議会で生活困窮者支援を求めたのは、過去二年余りで五回。「野洲市をお手本に」と力説したが、市は本年度、任意事業を実施しないことになった。

 倉石さんは、二十六日に投開票があった市議選に出馬せず、三十日に任期満了で引退する。「心残りは、市の生活困窮者支援体制が思うように充実しなかったことです」

 だが、全国の状況を見ると、任意事業を実施しない一宮市は特別ではなく、むしろ多数派だ。

 生活困窮者自立支援法では、福祉事務所を持つ九百一自治体が支援事業を行う。これらの自治体に義務づけられたのは、生活困窮者からの相談に対応する事業と、仕事と住まいの両方を失っている人に住居確保給付金を支給する事業だけ。

 失業中の人への就労準備支援、ホームレス状態の人に宿泊場所などを一時的に提供する一時生活支援、家計管理のアドバイスをする家計相談支援、生活困窮世帯の子どもへの学習支援などは任意事業だ。

 厚生労働省は昨年十二月、九百一自治体に任意事業に取り組むかどうか意向確認調査を行った。学習支援は約35%の自治体が実施予定だったが、その他の任意事業は三割未満と低かった=表参照。

 窓口業務に当たる自治体の担当者からは「支援メニューが少ないと、効果的な支援策をまとめにくい」という声が強く、任意事業を積極的に実施することが必要だ。しかし「地味な分野なので、財政課や首長の理解を得るのが難しい」(自治体職員)といった声も聞かれる。

 一方、これまで生活困窮者支援に取り組んできた森弘典弁護士(愛知県弁護士会)は「生活保護が受給できなくなるケースが増えるのではないか」と懸念する。市民活動家の中からも同様の意見が出されている。

 生活困窮者は、自治体などの支援を受けても、必ずしも自力で生活が立て直せるわけではない。高齢や心身の不調などの事情によっては、生活保護を受ける方が適切な場合もある。森弁護士は「支援を受けて就職し、自立することが唯一の道として勧めるのでは」と警戒する。生活保護費の急増と、保護を受ける困窮者への反発が国民の一部にあるからだ。

 厚労省は今年三月、自治体の生活困窮者自立支援と生活保護の担当部署が適切に連携するよう通知した。生活保護が適切なケースについては「必要な者には適切に生活保護につなぐことが必要である」と強調している。自治体が、生活困窮者の状況に応じて制度を運用するかどうかが問われている。
(白井康彦) 


花海棠

ハナミズキ(赤花)


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昨日の中日新聞・生活面の
「施設から在宅」は世界の潮流 認知症対策の国際シンポ、
の記事も、いろんな国の現場のことがわかっておもしろいので紹介します。

  「施設から在宅」は世界の潮流 認知症対策の国際シンポ
2015年4月29日 中日新聞

 高齢化の進む先進国共通の課題となっている認知症対策について、アジアと欧州など計七カ国の政策担当者らが話し合う国際シンポジウム「各国の認知症対応と今後の知恵」(社会福祉法人サンライフなど主催、中日新聞社後援)が十七日、名古屋市内で開かれた。住み慣れた地域で暮らし続けることが高齢者の幸福につながるという見方で一致し、年々増え続ける介護費用に危機感を唱えた。

 <デンマーク>わが国には施設という概念がなく、高齢者は在宅介護を自宅で受けるか、高齢者住宅で受けるか選択する。高齢になるほど自宅に住む人は減るが、九十歳以上でも七割が自宅で暮らしている。家族のいる人向けの介護と、そうでない人の介護を分けて考える必要がある。

 認知症の人が、二〇四〇年には現在の一・八倍に増える見通し。介護サービスはすべて税金でまかなわれており、財政負担が問題化。費用対効果が重視されてきている。介護需要を減らすため、認知症の人らを対象にしたリハビリ提供を自治体に義務付けている。

 <オーストラリア>六十五歳以上の十一人に一人が認知症。ほとんどの高齢者は自宅で人生を終えたいと願っている。在宅介護を支えるサービスを家族ら介護者が使いやすい柔軟な仕組みに改めたい。認知症を理解するのは皆の責任だ。緊急時に接する機会の多い消防署員や警察官らの訓練にも力を入れている。

 <ドイツ>公的介護サービスが必要な人の三分の二が、自宅で介護を受けている。高齢者が地域で長く過ごせるよう、ボランティアの活用を進めている。

 移民が多いため、文化の違いに配慮したケアが求められる。トルコ系移民は自宅にとどまりたいと考える人が多く、施設に入所したがらない。介護を提供する側が多様に対応できるようにならなければいけない。

 <フィンランド>長期入所施設での介護を減らして、在宅を増やす。男女とも平均寿命は日本より二~三歳短いが、介護にかかる費用の増加は同じ。長年親しんだ地域で暮らせれば、孤独や精神状態の悪化を防げる。施設を減らし、その余剰金を在宅介護の支援の充実に当てている。

 <カナダ>低い人口密度が介護施策を難しくしている。アルバータ州では、長期介護施設を減らし、支援付きの集合住宅などを増やしてきた。固定資産税の課税猶予や住宅修繕費の融資など、高齢者への支援も。施設での長期介護は一一年から横ばいとなり、政策はうまくいっている。

 <中国>浙江省の六十歳以上の人口は19・4%を占め、高齢化が顕著な省のひとつ。認知症対策は始めたばかりで、二〇年を目標に在宅ケア中心のシステムにしていく。デイケアなどを提供する在宅介護支援センターの建設を進める。

 <日本>認知症の高齢者は一二年で七人に一人、二五年には五人に一人になる。認知症に優しい地域を目指す新オレンジプランには、医療と介護の連携や予防法の研究などに加え、消費者被害、見守りなど日々の暮らしのリスクをどう排除するかも盛り込んだ。
(佐橋大、諏訪慧)
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ハナミズキ(桃花)




  


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最小の枝垂れ椿・カメリア エリナ・カスケード。遅咲きの五色八重散椿、孔雀、岩根絞り。

2015-04-29 20:40:52 | 花/美しいもの
椿の仲間では花が最小の、
「カメリア エリナ・カスケード」が満開です。


小さな苗木を植えたのですが、場所が気に入ったのか、
年々大きくなって、花もびっしり。
枝垂れ性で、垂れ下がって咲く花は、
とても可憐でうつくしいです。



  カメリア 'エリナ・カスケード'  

ツバキ科ツバキ属の中低木
別名:ヒメサザンカ(姫山茶花)
カメリア 'エリナ・カスケード'(Camellia'Elina Cascade')は、ツバキ科ツバキ属の常緑中低木です。椿の仲間で、中国の野生種を改良した園芸品種です。 枝が細いので湾曲し、先端が下垂する枝垂れ性の椿で、春、白色で外弁花が薄桃色の小花を咲かせます。 秋に葉は赤銅色に変化します。 兄弟品種で、同じ花を咲かせ、枝垂れ性がなく、葉が少し小さいカメリア 'エリナ'(Camellia'Elina)'もあります。 刈り込みに耐えるので生垣や公園樹、庭植え、鉢植えにされます。

一般名:カメリア 'エリナ・カスケード'(Camellia'Elina Cascade')
学名:Camellia tsaii var, synaptica ` Elina Cascade´
科属名:ツバキ科ツバキ属
別名:ヒメサザンカ(姫山茶花)
原産地:中国、ベトナム(園芸品種)
樹高:3m 開花期:4月 花径:1cm 花色:淡桃色 葉色:緑





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赤い大きな八重の花が垂れ下がる、
枝垂れ椿の「孔雀」。

一番遅咲きの椿です。
  

少し前に咲いていた「五色八重散椿」。
探していたら、一本だけ見つかった苗木です。

花は去年は一色だったのですが、今年は二色。
来年は赤か絞りが出るでしょうか。

通称「椿寺」で有名な「地蔵院の散り椿」が有名です。
成長は遅いようなので、あと数年、鉢植えで育ててから、
どこかに植えてやりましょう。

前庭の木より、ちょっと遅咲きの岩根絞り。

条件が良いのか、花が大きくてびっしり咲いています。

今年は、あざやかな赤花も咲きました。
  


一つの花に、赤と白がいろんな割合で混じって、とてもカラフルです。


その横には、ことし初めてたくさん花をつけた「ロドレイア」。
  
ロドレイア ヘンリー ‘レッドファンネル’

久しぶりにお花のブログです。
庭にはまだアップしてない花があちこちにいっぱい咲いてます。

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4月28日(火)のつぶやき

2015-04-29 01:12:29 | 花/美しいもの

「筆談ホステス」斉藤さん当選 音使わぬ選挙戦に法の壁 - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH4W…


牛久 女性議員9人に…過去最多 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) yomiuri.co.jp/local/ibaraki/… @Yomiuri_Onlineさんから


特派員「外務省が記事を攻撃」 独紙記者の告白、話題に - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH4P…


東京新聞:指定廃棄物処分場 選定反対申し入れ 市民団体が県に:千葉(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/chiba/…


自治にもっと工夫を 統一地方選終わる/脱原発・保坂氏再選 女性市長当選 最多の4人 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


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自治にもっと工夫を 統一地方選終わる/脱原発・保坂氏再選 女性市長当選 最多の4人

2015-04-28 11:40:30 | 選挙関連
お天気の良いあたたかい日が続くと、
そろそろ日本蜜蜂の分蜂がはじまる。
ちょっと出かけるので、探索蜂が来てくれるように、
待ち箱と開花したキンリョウヘンをセット。



つれあいは自然薯の種芋を植えたりイネの苗床もつくったり、
と、連休中は農繁期です。

統一選も終わって、女性議員はちょっとは増えたのですが、
まだ「多い」とは言えない状況が続いています。

今夜のNHKのクローズアップ現代は、
「“政治を変えたい” 女性たちの闘い」という番組です。
見なくては。

 【クローズアップ現代】2015年4月28日(火)
“政治を変えたい” 女性たちの闘い


放送 毎週 月-木曜 放送 総合 午後7時30分-午後7時56分 
[再放送] 毎週火-金曜 総合 午前0時10分-午前0時36分(月-木曜深夜)

出演者 三浦 まり さん
(上智大学教授)


「女性の活躍」が掲げられるなかでの統一地方選挙。諸外国と比べ圧倒的に低い女性議員比率がどこまで上がるかが焦点の一つだが、道府県議選では定数の1割に満たない結果となるなど、長年男性中心だった政治の世界への進出は容易ではない。「女性が政治をしなくても…」と親や友人にも立候補を反対される現実。子育てしながらの選挙運動。各地の戦いからは女性ならではの壁が見える。一方、すでに女性議員が増えた町では、主婦目線で財政の無駄を見直したり、投票率が上がったりするなどの効果も現れている。今後、女性の政治参加を進めるには何が必要か。議員の4割ほどが女性のスウェーデンでは政治を特別視しない風土がある。背景にあるのは選挙について詳しく教える学校教育。民主主義の基本を学ぶことが、性別にとらわれない政治参加につながっている。私たちと政治との関係はどうあるべきか、女性議員の姿を通して考える。


昨日の今大地晴美さんのNHKニュースはこちら↓です。
原発巡り論戦 福井県 敦賀市議選(4.27 NHK)

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昨日、うちに届いた新聞の社説で統一選のことを取り上げていたのは、
中日新聞だけ。
この社説、とてもいいので紹介します。

  社説:自治にもっと工夫を 統一地方選終わる
2015年4月27日 中日新聞
 
 人口減時代を見据えて持続可能な地方の在り方が問われているが、地方自治を支える選挙が全般に低調だ。このままではいけない、との自覚を持ちたい。

 十八回目の統一地方選が終わった。翌日開票分を待って、すべての当選者が確定する。

 全地方選に占める統一選の割合を示す「統一率」は27%台にまで落ち込んでいるが、それでも、前半戦として十道県知事と四十一道府県議、政令指定都市の五市長と十七市議、後半戦として二百十一市町村長と六百六十八市町村議、東京都の十一区長と二十一区議の選挙が行われた。

続出した無投票当選
 今回の統一選で何よりも目立ったのは、定数を上回るだけの候補者が立たない無投票当選の多さである。住民の代表を投票で選ぶ機会が失われては、地方自治の基盤は大きく揺らぐ。

 前半戦の道府県議選では、全選挙区の実に三分の一、総定数の22%に当たる五百一人が無投票当選となった。

 後半戦の市議選でも、無投票当選は十五市の計二百四十六人で前回の七市計百十六人から倍増。総定数に占める割合は過去最高の3・6%となった。

 首長選挙でも、政令市を除く市長選の約三割、県庁所在地の津と長崎を含む二十七市長が無投票で決まった。

 人口減少が進む町村は“なり手不足”がより深刻だ。

 町村長選は全体の43%、五十三町村が無投票に。町村議選は、総定数の22%、八十九町村の九百三十人が無投票当選となった。長野県南牧村や東京都神津島村など、定数割れする議会も出た。

 富山県では、唯一予定されていた舟橋村議選が無投票となった結果、後半戦の投票が一つもなくなってしまった。

「一強多弱」の波及
 無投票となることで、その地方の将来を左右する課題を論じ合う機会が失われる。民意の在りかも見えなくなるだろう。

 例えば、原発再稼働問題。原子力規制委が断層問題を評価中の北陸電力志賀原発がある石川県志賀町議選も無投票で当選が決まり、断層、再稼働問題は議論の俎上(そじょう)に載せられる間もなかった。

 投票率の低下傾向に歯止めがかからぬ上、論戦なしの無投票当選が続出するようでは、地方自治の足腰は弱まるばかりだ。逆に、人口減少時代を迎え、自治体がこれから直面する課題は重くなる一方である。

 今回、向こう四年間の任期を託された首長、議員にも、待ったなしの大仕事が待ち受けている。

 日本の人口減少と絡め、政府は「地方創生」を掲げ、五十年後の人口一億人維持を目指す「長期ビジョン」と今後五カ年の施策の方向性を示す「総合戦略」を昨年末に閣議決定。都道府県、市町村に対しては、地方版の「人口ビジョン」と「総合戦略」を本年度中に策定するよう求めている。

 その地方創生に、いかに対応するか。政府のペースに振り回されることなく、地域地域の事情に即した構想をまとめるには、首長のリーダーシップと議会の適切なチェックが不可欠である。

 地方選挙の不振は、国政の反映という見方が強い。しかし、国政の一強多弱が地方に持ち込まれ、揚げ句にばらまき政治が、もし、はびこるようであれば、いっときはしのげても、十年後、二十年後がおぼつかない。

 総人口が減っていくことを考えれば、これからの地方自治は、希望を示すと同時にムダを削る“退却戦”の手腕も問われる。右肩上がりの時代とは違う。

 難しい時代を前に、自治の担い手不足を放置しておくわけにはいかない。地方自治に幅広い人材の参画を促す大胆な議会改革や環境整備が急務である。

 例えば、小規模町村を中心に、議員報酬だけではとても生活できない、との声も上がる。低報酬が多様な人材の参画を妨げているのなら、兼業を前提とするような議会の在り方の大胆な見直しも検討してみたい。

 だれでも参加できるようにするためには、夜間や休日にも議会を開けるようにする、といった工夫も有効だろう。

多様な人材の参画を
 会社員が立候補するなら、勤め先の会社の理解が必要になる。見習いたい先行事例がある。

 司法の分野では、裁判員制度導入という大改革で市民参加を実現させた。地方自治でも、参考にできないか。

 低調だった今回の統一地方選が物語るのは、地方自治の在り方を根本から問い直す時が来た、ということだ。このままでは自治の空洞化は進む。手をこまねいている場合ではない。四年後にまた、低調な選挙は見たくない。


  世田谷 脱原発・保坂氏再選 女性市長当選 最多の4人  
2015年4月27日 東京新聞

 第十八回統一地方選の後半戦は二十六日、市町村長選と市町村議選、東京都の特別区長選と区議選がそれぞれ投票され、東京の一部の区を除き即日開票された。注目された東京都世田谷、渋谷、中央区の区長選では、いずれも自民の推薦候補が敗れた。自民、民主両党の事実上の対決型選挙となった世田谷区長選は脱原発を訴え民主、共産、社民が実質支援した現職保坂展人氏(59)が、自民・公明・次世代推薦の新人を大差で破り再選した。全国の市長選で女性候補四人が当選し、前回などの三人を上回って過去最多になった。統一地方選の市長選の平均投票率は二十七日午前二時現在の共同通信の集計で50・53%で、過去最低だった二〇一一年の52・97%を下回る見通しになった。

 今回の市長選で当選した女性は、四選を果たした東京都三鷹市の清原慶子氏(63)、三選した京都府木津川市の河井規子(のりこ)氏(59)、再選の三重県鈴鹿市の末松則子氏(44)、無投票で初当選した長野県諏訪市の金子ゆかり氏(56)の四人。〇三年、〇七年、一一年の三人を上回った。

 他の注目選挙のうち、自民と民主の対決になった渋谷区長選で、同性カップルにパートナーシップ証明書を発行する条例を提案し、現職が後継指名した新人の元区議長谷部健氏(43)が、自民、公明推薦の元都議や民主などが推す元都議ら新人三人を抑え初当選した。

 マンション建設ラッシュで人口回復が進む中央区長選は現職矢田美英(よしひで)氏(74)が新人四人を破り全国の市区長で最多の八選を果たした。

 一三年十月の土石流災害で多数の死者・行方不明者が出た伊豆大島(東京都大島町)の町長選は、元町幹部の新人三辻(みつじ)利弘氏(59)が、現職川島理史(まさふみ)氏(62)との一騎打ちを制した。

 首都圏では、東京六、神奈川四、埼玉一、千葉四、茨城二、群馬二の計十九市長選と東京の特別区の八区長選で開票作業が進んだ。

 東京の十一区長選のうち江東、大田、江戸川区は二十七日朝から開票する。
     ◇     

 全国で投票されたのは百四十二の市区町村長選と五百八十六の市区町村議選。市長選は改選される八十九市のうち二十七市が無投票となったため、残る六十二市で投票を実施した。

 原発訴訟が争点となった北海道函館市長選は自民が推す無所属現職の工藤寿樹氏(65)が再選を果たした。

 函館市は昨年四月、対岸の青森県大間町に電源開発(電発)が建設中の大間原発をめぐり、建設中止などを国や電発に求めて東京地裁に提訴し、係争中。


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4月27日(月)のつぶやき

2015-04-28 01:14:45 | 花/美しいもの

「市民派議員大集合~当選してからが本番です」/仲間は今大地さんはじめ現職は全員当選 goo.gl/urvi8Z


東京新聞:<統一地方選>後半戦も投票率最低相次ぐ 市議選、初の50%割れ:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…


保険料「特例追納」始まる…年金切り替え忘れ救済 : 大手小町 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) yomiuri.co.jp/komachi/news/2… @Yomiuri_Onlineさんから


自治にもっと工夫を 統一地方選終わる:社説:中日新聞(CHUNICHI Web) chunichi.co.jp/article/column…


★東京新聞:世田谷 脱原発・保坂氏再選 女性市長当選 最多の4人:政治(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/politi…


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「市民派議員大集合~当選してからが本番です」/仲間は今大地さんはじめ現職は全員当選

2015-04-27 09:57:32 | 「市民派議員塾」「M&T企画 選挙講座」
昨日までの統一自治体選挙に臨まれた皆さま。
当選された新議員のみなさま、おめでとうございます。
あと一歩届かなかった方も、お疲れさまでした。

さて、選挙が終わったばかりなのですが、
統一選挙後に開催を予定している恒例の「む・しネット」公開講座、
「市民派議員大集合~当選してからが本番です」のご案内です。

当選証書の授与なと、当選された方は明日以降いそがしくなると思いますので、
ぜひ予定に入れておいてください。

もちろん、当選されなかった人、これから選挙に挑戦する人、
市民の皆さんの参加も大歓迎です。
ぜひご参加ください。

「要事前申し込み」なので、参加したいと
思っていらっしゃる方は、早めにみどりまで、
申し込みしていただけるとありがたいです。

お知り合いの市民派議員やお仲間にお知らせて
いただいてもよいです。
不明の点、質問などがあれば、お問い合わせください。

 (転送・転載・拡散歓迎)
★2015年度「む・しネット」公開講座
「市民派議員大集合~当選してからが本番です」


日時:5月6日(水・祝)13:30~16:45
会場: ウィルあいち 会議室6
http://www.will.pref.aichi.jp/frame/f-kotu.html
対 象:「無党派・市民派」の議員および市民
講 師:寺町みどり&ともまさ
参加費:議員3000円/市民1000円
要申し込み:申し込み及びお問い合わせは寺町みどり
midori@ccy.ne.jp まで。
主催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク
   (「む・しネット」)
担当スタッフ:小川まみ

【内容:スケジュール】
13:00 開場・受付 (参加費は受付時)
13:30 開会(時間厳守)
      統一自治体選挙を終えて

【part1】プレゼンテーション
「わたしの市民型選挙~それぞれ選挙を終えて」

・わたしの市民型選挙の勝因(敗因)および反省点
・市民派議員として働く決意

【part2】
「法律やルールを熟知して、市民派議員として働く」

・選挙の仕方が、その後の議員の仕事を決める
・「初議会にのぞむ」~市民派議員としてのスタンス/
 会派との関係
・「議会の基本」を知らないと議員活動は安易に流れる
・議会は言論の府~発言してこそ議員です~政策実現は
 議会の場で
・「議案質疑」「一般質問」の組み立て方と、
 議会での発言の基本と手法

【part3】模擬議会~議会をシミュレーションする
・実際の議会の進行に即して、「議長・答弁者・議員」
 などの役割分担をして、模擬議会をします

○質疑応答・まとめ
16:45 終了
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※公開講座終了後、「む・しネット」会員の交流と
 意見交換の会をします。

・議員勉強会、市民派議員塾などのニーズのある方
 と参加希望者で、15年度の事業や活動の内容、
 日程の相談もする予定。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


みなさん、5月6日に名古屋でお会いしましょう!

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昨夜は午前1時ころまで、仲間が立候補している自治体の
webサイトの選挙速報をさがして、結果を見ていました。

当選を確認してほっとした人もあれば、
結果がアップされていないところもあり、やきもき。
気にかけながら寝ました。

今朝もはやくから、確定の結果を見ていました。
NHKの朝7時からの全国ニュースで、
原発を争点とした注目の選挙として、敦賀市議選が取り上げられていました。

昨夜のうちに当選を確認していた今大地さんが出ると思ったので、
すぐにデジカメをとってきて待機。
今大地さんの市民型選挙の選挙カーの演説と、インタビューが流れました。

原発巡り論戦 福井県 敦賀市議選(4.27 NHK)






候補者のなかでただ一人、脱原発を訴えて、みごと当選。

今大地さんのメッセージが、有権者にちゃんと届いていた結果です。
20年来の友人である今大地はるみさんの当選は、
わたしにとっても、とりわけうれしいです。

各地の親しい市民派議員さんたちもぞくぞく当選。
「む・しネット」の仲間は、現職は全員当選。
とはいえ、
新人のおふたりはあと一歩、届きませんでした。

全国の統一選の結果は、NHK選挙情報で確認できます。

統一地方選2015 NHK 選挙情報

山県市議会議員補欠選挙の寺町さちえさんも1518票の得票でしたが、
惜しくも落選。
市長選が無投票になっての市議補欠選だったので、
投票率はなんと、34パーセントで過去最低。
昨年から立候補の準備を進めていた保守系二人と共産党候補が、
手がたく当選しました。

山県市議会議員補欠選挙開票状況(確定)(PDF:65.25 KB ) 

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4月26日(日)のつぶやき

2015-04-27 01:14:47 | 花/美しいもの

Reading:統一地方選 市区町村長・議員選きょう投票 NHKニュース nhk.jp/N4Ix4Djq


「おふくろがそんなこと…」 思わぬ遺言で相続争い - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH49…


統一地方選後半戦:市区町村長選など投票進む/チェルノブイリ原発事故29年 大統領が追悼 blog.goo.ne.jp/midorinet002/e…


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統一地方選後半戦:市区町村長選など投票進む/チェルノブイリ原発事故29年 大統領が追悼

2015-04-26 20:08:37 | ほん/新聞/ニュース
統一地方選後半の投開票日、投票が終わり、
9時から開票が始まります。

早いところでは10時ころから当確が出ると思います。

1人でも多くの市民派女性議員が当選してほしい、切に願っています。

  統一地方選後半戦 市区町村長選など投票進む
4月26日 NHK

 統一地方選挙は26日、後半戦の投票日を迎え、政令指定都市を除く市区町村長や議員の選挙の投票が行われています。
3つの県庁所在地の市長選挙のうち、自民党などが推薦する候補と民主党などが支援する候補が対決する構図となっている大分市長選挙の午前11時現在の推定投票率は12.02%で、前回4年前に比べ、0.17ポイント高くなっています。

統一地方選挙の後半戦は、全国の合わせて911の市区町村長や議員の選挙が対象で、無投票を除く728の選挙で26日、投票が行われています。
NHKが各地の選挙管理委員会を通じてまとめた午前11時現在の投票率や推定投票率は、3つの県庁所在地の市長選挙のうち、自民党などが推薦する候補と民主党などが支援する候補が対決する構図となっている大分市長選挙が12.02%で前回4年前と比べ、0.17ポイント高くなっています。
また、水戸市長選挙が13.33%、高松市長選挙が10.87%となっています。
一方、総務省のまとめによりますと、全国の市や区の議員選挙では24日までに、有権者の7.2%に当たる267万5000人余りが期日前投票を済ませ、前回の同じ時期より27%増えています。投票は一部の地域を除いて、午後8時で締め切られます。
そして、東京の合わせて9つの区長と区議会議員の選挙が翌日に開票される以外は、即日開票されます。  


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選挙の話題に紛れていますが、
今日4月26日は、チェルノブイリ原発事故から29年目。

いまだ問題解決とはほど遠い、チェルノブイリの現状です。

石棺にかぶせる巨大なアーチ型の構造物も、
100年しか持たないそうです。

原発事故はいったん起きれば、取り返しがつきません。

脱原発候補も、一人でも多く当選してほしいと願っています。

  チェルノブイリ原発事故29年 大統領が追悼 
4月26日 NHK

史上最悪の原子力発電所の事故とされる旧ソビエト・ウクライナのチェルノブイリ原発事故から26日はちょうど29年となり、ポロシェンコ大統領が原発を訪れて、事故で犠牲になった人たちを追悼しました。

ウクライナにあるチェルノブイリ原発では、ソビエト時代の1986年4月26日、試験運転中の原子炉で爆発が起きて大量の放射性物質が外部に放出され、半径30キロ以内の住民13万人余りが避難しました。
この事故で、原発の職員と消防署員らおよそ30人が高い放射線量の影響などによって死亡したほか、周辺の住民や事故処理に当たった作業員の間で、がんや白血病で亡くなったり、健康被害を訴えたりする人が増えていると報告されています。
原発には26日、ウクライナのポロシェンコ大統領が訪れて犠牲者を追悼する碑に花をささげ、「29年前、危険を承知で人類を守るために立ち上がった」と述べ、事故処理に当たった人たちをたたえました。
チェルノブイリ原発では、事故のあと、爆発が起きた原子炉の建屋がコンクリートや金属で覆われ、石で出来たひつぎを意味する「石棺」と呼ばれていますが、老朽化によって崩れるおそれが指摘され、内部にある放射性物質を含んだちりなどが外部へ飛び散ることが懸念されています。
このため原発の敷地内では、「石棺」を覆うために、2年後の完成を目指して、高さ108メートルの巨大なアーチ型の構造物の建設が進んでいます。


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寺町さちえさんに投票してください!~街頭演説は525回。山県市議選最終日。明日はいよいよ投票日です。

2015-04-25 23:05:32 | 選挙関連
わたしが住んでいる山県市議選をふくめて
今日が選挙運動の最終日でした。

マイクと拡声器の使用は「午後8時」までで終了、
選挙運動は、今日の24時前までできる。
0時を過ぎると「投票日」になるから、選挙運動や投票依頼は一切できない。
と買う意表日は政治活動も制限されるので、
要するに、明日は何もできないということ。

一昨年7月に解禁されたインターネットを用いた選挙運動では、
端末の画面(音声含む)に投票日も選挙運動・投票依頼などの情報を表示させ続けることができる。
だから、今日の24時前までに投票依頼を発信することもよい。

投票日、有権者の皆さんが投票所に行く前に、
候補者のネット情報を探すことが多いらしい。

ということで、
きょうのブログは、できるだけ遅くに、
寺町さちえさんの投票依頼をアップしようと思っていました。

山県市議補選の候補者「寺町さちえ」さんは、
演説中心の市民型選挙を続けていて、
昨日までの6日間の合計は「435回」。

午後8時に7日間の演説を終えた時点では「525回」で、
目標の500回を超えました。

山県市の有権者のみなさん、
寺町さちえさんに投票してください!


 ● 寺町さちえさんの公選ハガキ
(写真をクリックすると拡大)

  ★寺町さちえ - 山県がすきだから もっと暮らしやすいまちにしたい 

 


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最終日の午後、うちの近くでの最後の演説。


トイレ休憩をして、後半は人口が多い、
旧高富町内をくまなく回って政策を訴えました。

午後8時前に、事務所のご近所で最後の演説をして、

選挙カーが事務所に戻ってきました。



ちいさな子どももお出迎え。


7日間車に乗りっぱなしで疲れているはずですが、
さわやかな笑顔です。


寺町さちえ選挙事務所


(寺町さちえさんの事務所は、明日の投票場になっている公民館から
300メートル以内なので、選挙カーの看板と事務所の看板も外しました)



候補者のさちえさんは32歳。
20代と30代の若いチームで、全力で走りぬいた7日間でした。
あとは、祈るような気持ちで明日の結果を待つばかりです。

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市民のために働く「無党派・市民派」候補者に投票してください!/無投票当選 なり手増やす改革急げ

2015-04-24 12:00:08 | 選挙関連
あさって4月26日投開票の市町議会議員選挙には、
市民派議員塾や選挙講座に参加された、
「む・しネット」(女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク))の仲間たちが、
立候補して、選挙にのぞんています。

候補者はそれぞれの自治体で、市民に政策やスタンスなどのメッセージをちょくせつ届ける演
説主体の市民型選挙を展開しています。

わたしは、候補者のwebサイトやフェイスブックに届く
選挙の様子を見ながら、少しでも当選の力になればと、せっせと拡散しています。

統一選は今回から、ネット選挙が解禁になったので、
わたしも、ブログで仲間たちへの投票を呼びかけます。

あさっての投票日には、ぜひ、
政党や組織と関係なく、
しがらみのない立場で、市民の利益のために働く
「無党派・市民派」候補者に投票してください!


お知り合いがいらっしゃったら、ぜひ拡散してください。

 
☆岐阜県山県市議補選・寺町さちえさん
 ○寺町さちえ - 山県がすきだから もっと暮らしやすいまちにしたい
  ○さちえの虹いろブログ
    山県市長選挙及び山県市議会議員補欠選挙 立候補届出者一覧
   山県市議会議員補欠選挙 選挙公報
    選挙公報(PDF:1.00 MB )

☆京都府宇治市議選・佐々木まゆみさん
 ○ブログ:佐々木まゆみのよりあいnet
   宇治市選挙公報(1)

☆愛知県長久手市議選・さとうゆみさん
 ○ブログ「長久手市議会議員さとうゆみブログ「きらめく未来づくり日記」
   長久手市議会議員一般選挙公報

☆北海道芽室町議選・まさむらきみこさん
  ○まさむらきみこのブログ「つぶやきをかたちに」
   芽室町議会議員選挙立候補者(届出順)

☆愛知県日進市議選・島村きよみさん
 ○ブログ「島村きよみの活動日記」
 ○島村きよみ|日進市議会議員
   日進市議会議員一般選挙の選挙公報(PDFファイル 1.5MB)
   日進市議会議員一般選挙立候補者一覧表(PDFファイル 135.3KB)

☆大阪府吹田市議選・いけぶち佐知子さん
 ○未来にまっすぐ(吹田市議会議員 いけぶち佐知子のブログ)
 ○しっかり市民派・ずっと無党派/吹田市議会議員いけぶち佐知子の公式サイト
   吹田市議会議員選挙 選挙公報(8ページ PDFファイル; 11816KB)
   吹田市議会議員選挙 候補者一覧(5ページ PDFファイル; 233KB)

☆福井県敦賀市議選:今大地はるみさん
 ○ブログ「はるみのちょっとTea-time」
   立候補届出状況(市議選)確定(PDF:173KB)
   選挙公報(市議選)1ページ(PDF:1,329KB)

☆長野県下諏訪町議選:青木とし子さん
   下諏訪町議会議員一般選挙公報(PDF : 2519キロバイト)
   下諏訪町議会議員一般選挙立候補者一覧表(PDF : 614キロバイト)

木津川市長には、くれはまゆみさんが立候補しています。

☆京都府木津川市長選:くれはまゆみさん
 ○ブログ「木津川市未来会議2」
 ○ようこそ くれはまゆみのHPへ
   ・木津川市長選挙公報 [498KB pdfファイル]
   ・木津川市長選挙立候補届出一覧 [99KB pdfファイル]
 


八重枝垂れ花桃

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  社説:無投票当選 なり手増やす改革急げ
毎日新聞 2015年04月24日 

 もはや放置できぬレベルだ。地方選挙で候補者が定数を上回らず、無投票当選となるケースが目立っている。今回の統一地方選では、こうした傾向が一段と加速した。

住民の代表を投票で選ぶ機会が失われる事態が広がるようでは、自治の根幹に関わる。幅広い人材が参入できるよう、制度の見直しも含め手立てを講じるべきだ。

 投票すら実施されなくては「無風選挙」以前である。前半戦の41道府県議選で無投票当選が総定数の約2割を占めたのに続き、後半戦の政令市を除く市議選でも前回比2倍超の3.6%に達し、記録が残る1951年以降で過去最高を更新した。

 首長選挙も政令市を除く市長選で全体の約3割の27選挙が無投票だった。長崎、津市長選と県庁所在地の首長選が無投票に終わったのは、地方政治全般で新たな人材を引き入れる力が衰えているためだろう。

 人口減少が進む町村は「なり手」不足が一層、際立つ。町村議選は総定数の21.8%、町村長選は約4割の53選挙が無投票だった。群馬県上野村のように告示直前に村議の定数を減らして無投票を回避したケースもあるというのだから深刻だ。

 多くの人が出馬する機運を高めるためには、住民が行政に関心を持ち、首長や議会の活動が認知されることが大前提だ。同時に、幅広い人材の参画を可能にするための環境整備も大切である。

 たとえば候補者が供託金を納め、一定の得票がなければ没収される制度は町村議員を除く地方選挙にも適用される。政令市以外の市区長選挙で100万円、市区議選で30万円という水準は住民に身近な選挙への出馬を必要以上に妨げてはいないか。

 より幅広い人材に門戸を広げるような改革が必要だ。サラリーマンが出馬、当選した場合の休職や復帰の制度化などを経済界などの協力も得て推進すべきだ。

 地方議会の運営も決まった曜日の夕刻に本会議を開催するような工夫がいる。そうすれば議員活動が可能な人も増え、住民も議会を傍聴しやすくなる。とりわけ小規模町村では兼業での参画を前提とするような議会運営、形態の大胆な見直しも検討に値しよう。

 区割りにも課題がある。政令市以外の市区町村議選は選挙区がひとつの大選挙区制が原則で、人口が多い市の定数は数十人規模にふくらむ。有権者から候補者が見えにくいうえ、候補者は広域の選挙運動を強いられ、出馬しづらくなる。

 気になるのは、政党や国会議員がともすれば地方の選挙制度に無関心で、議論にも不熱心な傾向がみられることだ。選挙の空洞化を防ぐ努力を怠ってはならない。 


満開の菊桃






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