みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

活断層と認定 志賀原発は動かせない/芳香ビバーナム「カルーセファーラム」。紫トウモクレン

2016-04-30 21:01:16 | ほん/新聞/ニュース
今年もビバーナム(オオデマリ)の季節がやってきました。

真ん丸でまっ白のボールのようなビバーナムが好きで、
苗を見つけると買ってきて、いろんな種類を植えています。

いちばん先に咲くのは、芳香ビバーナム「カルーセファーラム」。

咲きはじめはピンクの蕾、開いていくにつれて、
色が抜けて純白になっていきます。
   
花は、あまーい上品な香りがします。


  



コブシの下に咲いている白い花はガマズミ。
オオデマリとおなジスイカズラ科で、山に自生します。
  
多分これは園芸種です。

紫のトウモクレンも咲いています。


  



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ところで、
原子力規制委員会の有識者調査団が昨年七月、
北陸電力志賀原発(石川県)の直下を走る断層が
「活断層の可能性は否定できない」と指摘した評価書が確定しました。

これで、志賀原発は永久に動かせない、廃炉しかない、
と思うのですが、北陸電力はまだあきらめないようです。

原発の危険性を認めないなんて、非常識にもほどがある、
と思うのですが、原発推進派は過去に起きたことから学ぶ、
という謙虚さがない人たち。
こういう人たちに、ひとの命を左右する原発をかかえる
電力会社を経営してほしくないですね。

  【社説】活断層と認定 志賀原発は動かせない 
2016年4月29日 中日新聞

 北陸電力志賀原発(石川県)の直下を走る断層が、地震を起こす恐れのある活断層と認定された。活断層が連動して動く怖さは、熊本地震で骨身に染みた。過去に学べば、志賀原発は動かせない。

 熊本地震の激しい揺れで、目が覚めたということなのか。

 志賀原発1号機直下の活断層が、ようやく認定された。

 原発の真下を走る古い地層のずれ(S-1断層)は、いつかまた激しく動く、つまり地震を起こす恐れを秘めた活断層なのか、そうでないのか。

 3・11後の原発新規制基準では、活断層の真上には、原子炉建屋など重要施設は設置できない。

 二十九年前、北陸電は、S-1断層の試掘調査を実施した。

 その図面をもとに、活断層の疑いを指摘したのは、かつての規制機関である経済産業省の原子力安全・保安院だった。3・11後の二〇一二年七月、原子力規制委員会が発足する二カ月前のことである。その図面が決め手になった。

 規制委の有識者会合は昨年七月、「活断層の可能性は否定できない」と結論づけていた。そしてようやくその評価が規制委に認定された。

 志賀原発は約四年間、指摘のあった地震の危険にさらされていたことになる。

 私たちは今まさに、熊本地震のさなかにいる。日本が地震国であること、地震活動の計り知れなさ、予測しがたさ、強大さなどをまざまざと見せつけられている。

 「否定できない」以上はクロだ。危険がある。1号機は、速やかに廃炉にすべきである。2号機の原子炉建屋の直下に活断層はないものの、周辺機器に冷却水を送り込む配管の下を横切っている。

 冷却がいかに大切か。私たちは福島の事故に思い知らされた。

 防災は歴史に学べ。3・11以来の鉄則に照らしてみれば、2号機も動かすべきではない。

 2号機は新しく、出力は一三五・八万キロワットと大型だ。電力自由化の競争時代、失いたくないという電力会社の台所事情も分かる。

 だが、日本列島に活断層は二千カ所以上あるといわれ、未知の部分も多い。再稼働の適合審査に臨むにも、膨大な対策費用がかかるだろう。

 原発依存はもはや経営リスク。これも大震災の教訓だ。

 北陸電は、水力を含む再生可能エネルギーの比重が高い。率先してそちらへ舵(かじ)を切るのも、企業としての“防災”ではないか。 


 社説:志賀原発断層 北陸電力の見識を問う 
(4月30日 信濃毎日新聞)
 
 直下で断層が動けばどれほど甚大な被害がもたらされるのか。熊本地震は改めて浮き彫りにした。

 北陸電力は熊本地震の被害を、どう受け止めたのか。原発事故の危険性を過小評価して経営維持を重視する姿勢から、電力会社は早急に脱皮しなければならない。

 北陸電力志賀原発(石川県志賀町)1号機の原子炉建屋直下を通る断層に活動性がある、と原子力規制委員会の有識者調査団が指摘した評価書が確定した。

 新規制基準は、12万〜13万年前以降の活動が否定できない断層の上に重要施設を設置することを禁じている。1号機が廃炉になる可能性が高まった。

 これに対して、北陸電は反発を強めている。規制委に1号機の適合性審査を申請し、審査の過程で断層の活動性を否定していく方針を明らかにしている。

 危険性が少しでもあるのなら、原発を運転できないのは当然のことだ。暴走した原発が周辺住民や後世にもたらす被害の大きさは、東京電力福島第1原発事故をみても明らかだ。安全は最大限に確保する必要がある。

 北陸電は有識者調査団の指摘に耳を傾けて1号機の再稼働を断念し、廃炉を決断するべきだ。問われているのは安全性確保に対する北陸電の見識だ。

 2号機の再稼働に向けた審査も規制委に申請されている。タービン建屋直下の断層に活動性がある可能性が残り、原子炉建屋の真下には別の断層もある。慎重な審査が求められる。

 今回問題となった1号機直下の断層は、建設当時から活動性が注目されていた。北陸電は1987〜88年に断層の試掘溝調査を実施し、当時の通商産業省や原子力安全委員会の審査で最終的に「問題ない」と判断された。

 元審査官は共同通信の取材に対し「小さな亀裂はあっちこっちで見つかっていた。もし断層がずれたら、なんてやり出したら、原発は建設できなかった」と述べている。建設優先のずさんな審査だった可能性が残る。

 これまで直下の断層が動かず、重大事故が発生しなかったことは幸運だったと考えたい。

 北陸電の原発は志賀のみで、1号機は運転開始から22年、2号機は10年で比較的新しい。廃炉になれば会計上の負担も大きい。電力小売りの全面自由化で競争も激しくなっている。だからといって安全性が疑われる原発に経営を依存することは許されない。  


 志賀原発1号機の断層「動く可能性否定できず」 
2016.4.27 NHKニュース

石川県にある志賀原子力発電所1号機の下を通る断層について、原子力規制委員会の専門家会合は「将来動く可能性は否定できない」とする評価書を規制委員会に報告しました。結論が覆らないかぎり1号機は再稼働できず、廃炉になる可能性があり、今後、北陸電力の申請を受けて行われる再稼働に必要な審査での議論が焦点になります。

志賀原発1号機の下を通る断層を巡っては、北陸電力が「活動性はない」と主張していますが、規制委員会の専門家会合は去年7月に続き、先月も「将来動く可能性は否定できない」という見解をまとめ、27日に正式な評価書として規制委員会に報告しました。
評価書では、この断層の1号機の周辺部分について「12万年から13万年前の後期更新世以降に活動したと解釈するのが合理的と判断する」としています。
一方で、今回の評価が建設当時の断層のスケッチなど限られたデータに基づいていて、断層の延長線上にある1号機の南東側の調査では後期更新世以降の活動の形跡は見られないことから、より正確な評価をするにはさらに詳しい分析やデータが必要だとも指摘しています。
新しい規制基準では将来動く可能性のある断層の上に原子炉建屋など重要な施設の設置を認めておらず、結論が覆らないかぎり1号機は再稼働できず、廃炉になる可能性があります。
北陸電力は今後、1号機の再稼働に必要な審査を申請する方針で、この審査で新たに出されるデータや議論が焦点になります。
一方、1号機と2号機の原子炉につながる冷却用の配管の下にある別の断層については「将来地盤を変形させる可能性がある」としており、設備の移設や補強など大がかりな変更が必要になる可能性があります。

最大の根拠は地層のスケッチ
志賀原発1号機の下を走る「S-1」と呼ばれる断層について、専門家会合が「活動性が否定できない」とした最大の根拠は、建設当時、原子炉建屋のすぐ脇を掘って現れた地層のスケッチでした。地下の岩盤にはっきりとした亀裂があり、これを境に段差が出来ています。北陸電力は浸食によるものだと主張しましたが、専門家会合は、スケッチに書かれた周辺の地層の状態などから、12万年から13万年前の後期更新世以降に変位した可能性が否定できない、つまり「将来動く可能性が否定できない」としています。
しかし、スケッチに書かれた場所は地表付近がすでに工事で削られて、今、地層を観察することはできません。新たに行われた1号機周辺の調査では、スケッチで書かれた断層の活動性と整合するデータもありましたが、断層の南東方向の延長線上では活動の形跡はなく、スケッチ以上に決定的なデータは得られていません。このため評価書では「評価は限られた資料やデータに基づいて行われている」として、この断層の1号機の周辺部分の評価についても「後期更新世以降に活動したと解釈するのが合理的と判断する」として、現時点の解釈だという表現にしています。そのうえで、建設当時に得られた別のスケッチや写真、断層部分に含まれる鉱物のより詳しい分析など、より正確な評価をするにはさらなるデータが必要だと指摘しています。
現在、志賀原発について、北陸電力は2号機の再稼働を目指して規制委員会の審査を受けていて、1号機についても今後審査を申請する方針で、この審査で1号機の下を通る断層の議論が続けられることになります。今のところ北陸電力は断層周辺の新たな写真やスケッチは見つかっていないとしていて、結論を覆すデータを示すのは難しいのが現状です。
今後は、北陸電力が「S-1」の活動性を否定する新たなデータを提出するかどうかや、審査会合で規制委員会がどのような判断を示すかが焦点になります。

規制委 委員長「現状データでは評価書尊重」
原子力規制委員会の田中俊一委員長は、「今後の審査でも、現状のままのデータだと、専門家会合の評価書が尊重されると思う」と述べ、新たなデータが示されないかぎり、結論は変わらないという見通しを示しました。そのうえで、「建設当時の新たな写真など6項目でデータの拡充を求めたが、北陸電力がそうしたデータをそろえるのは、てこずるかもしれない」と述べました。

北陸電力「審査でしっかりと主張」
北陸電力の金井豊社長は、今回の評価書について、「断層には活動性がないことをしっかりと説明してきたつもりだが、われわれの調査結果が十分に反映されなかった。今後の規制委員会の審査でもしっかりと主張を行い、それでも不十分であれば追加調査を実施することも考えたい」と話しています。

石川県と志賀町は
石川県の谷本知事は「今回の評価書は一つの手続きであり、志賀原発の安全性は原子力規制委員会で最終的に判断される。今後はデータを拡充したうえで、住民や電力会社も納得できるようなしっかりとした根拠を示して判断してほしい」と話しています。
志賀原発が立地する石川県志賀町の小泉町長は「今後の規制委員会の審査ではより正確に、確実な評価を行うためのデータが拡充され、科学的根拠に基づいた議論が行われると考えている。北陸電力はデータを丁寧に説明し、国も十分な議論を行い、住民の理解と納得が得られるよう説明責任をしっかりと果たしてほしい」とコメントしています。 


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4月29日(金)のつぶやき

2016-04-30 01:13:22 | 花/美しいもの

<知らなくていいの? 税の仕組み>タックスヘイブン(白井康彦)/黄桜(御衣黄)、黄モクレン咲いています goo.gl/OGSifl


安保関連法:10代の若者たち 抗議を初めて国会前で - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20160…


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<知らなくていいの? 税の仕組み>タックスヘイブン(白井康彦)/黄桜(御衣黄)、黄モクレン咲いています

2016-04-29 09:51:16 | ほん/新聞/ニュース
木曜日の中日新聞の生活面に白井さんの
<知らなくていいの? 税の仕組み>の記事が載っていました。

今週は、パナマ文書で明らかになったことで、
いま問題になっている「タックスヘイブン」のこと。

タックスヘイブンってどんな問題があるの?
富裕層だけが税を逃れられるなんておかしいよ、と
思っていたところなので、興味ぶかく読みました。

  <知らなくていいの? 税の仕組み> タックスヘイブン
2016年4月28日 中日新聞

 タックスヘイブン(租税回避地)を使った不透明な資金取引の実態を示す「パナマ文書」。有力者の租税回避を手伝ったとされるパナマの法律事務所からの資料流出をきっかけに、世界各地で税の格差に対する不満や怒りが広がっている。国内でも、市民団体などが「大企業や富裕層が盛んに節税する一方で、政府が財源不足を理由に十分な予算を割かない現状は不公平だ」と声を上げ始めた。 

 「貧しい多くの若者が奨学金の返済、ブラック企業、ブラックバイトなどの問題で苦しんでいる。その一方、富裕層や大企業がタックスヘイブンを使って盛んに節税しているのが分かりました。怒りが湧きます」

 二十七日、法律家や社会活動家らでつくる「公正な税制を求める市民連絡会」が国会内で会見し、租税回避の防止策強化を求めた。趣旨に賛同して会見に同席した埼玉県に住む会社員、藤川里恵さん(24)は、こう日ごろの思いを吐き出した。

 収入が少なく大学進学のために使った奨学金の返済で四苦八苦している。「タックスヘイブンを利用しにくくしてほしい。そうなれば国の税収が増えて、公的な奨学金に返済不要の給付型が導入されるかもしれない」と期待する。

 連絡会は、国際的にタックスヘイブン規制の動きが強まって日本も同調すれば、「少なくても年間二兆~三兆円は国の財源が増える」と見込む。

 タックスヘイブンは、現地で得た収益に対して税金が掛からなかったり安かったりする国や地域。受け入れ資金に関する秘密が保持されやすかったり、法規制が緩かったりという特徴もある。合法的な節税策としての利用が多いとみられるが、税逃れのほか犯罪組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)にも使われているとの指摘もある。

 文書の流出以降、国際通貨基金(IMF)や経済協力開発機構(OECD)などが、国際的な課税逃れを防ぐ対策を強化している。各国の税務当局が持つ金融口座情報を、自動的に交換するという対策が柱だ。

 この対策について連絡会は、全ての国が例外なく参加するよう各国が協力を強めるよう期待する。日本政府に対しては、パナマ文書の詳細を把握し、税逃れの疑いがある企業や個人に適切に課税することなどを求め「パナマ文書はタックスヘイブンの氷山の一角を示しているにすぎない」と強調した。

 タックスヘイブンというと、より多くの人が思い浮かべるのがカリブ海のケイマン諸島。日銀の国際収支統計によると、日本からケイマン諸島への証券投資などの資産残高は二〇〇一年末に約十七兆五千億円だったのが、一四年末には約六十三兆三千億円にまで膨れ上がっている=グラフ。

 奨学金問題対策全国会議の共同代表を務める大内裕和・中京大国際教養学部教授は、パナマ文書によって国際的に格差是正を求める声が高まっているのを歓迎する。「大学生の半数以上が奨学金を借りざるを得なくなっているのが現状。政府も返済の必要がない給付型奨学金制度を検討している。富裕層からの増税分を充てて大学の学費を無料にするなど、さまざまな格差是正の方法を考え提案していきたい」と話す。
(白井康彦) 


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ここからは、いま咲いている花木の花のこと。

桜の中でいちばん遅く咲く「黄桜(御衣黄)」。
めずらしい花色の桜です。

つぼみと咲きはじめは、黄緑。
咲きすすむにしたがって、花の中心が赤くなっていきます。




遅咲きの黄色のモクレンも咲いています。
花が一輪だけ咲いたエリザベス
大木になったとキンジュ。


数年前に植えた姫リンゴの木。
    
今年日花がたくさん咲いています。    



姫リンゴのツボミと花後。
  

八重枝垂れさくら


マンサクの花後


  

花木センターで買ってきたあじさいの苗。
  

山県にもフジの花が咲いて、遅霜の心配がなくなったので、
寒さに弱い花木を植え付けをしましょう。

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4月28日(木)のつぶやき

2016-04-29 01:13:31 | 花/美しいもの

チェルノブイリ30年 過酷な現実直視し脱原発進め | 社説 | 愛媛新聞ONLINE ehime-np.co.jp/rensai/shasets… @ehime_npさんから


東京新聞:チェルノブイリ30年 ロシアのジャーナリスト警鐘「100%安全な原子炉は夢物語」:国際(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/world/…


熊本被災地でのアレルギー食配布~拠点備え 安全・確実に(稲熊美樹)/ドウダンツツジの剪定 goo.gl/e5igo4

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熊本被災地でのアレルギー食配布~拠点備え 安全・確実に(稲熊美樹)/ドウダンツツジの剪定

2016-04-28 10:15:42 | ほん/新聞/ニュース
昨日の中日新聞生活面は、稲熊美樹さんの
「熊本被災地でのアレルギー食配布」の記事。

食物アレルギーは、軽く考えられがちですが、
いのちにかかわることもあり、アレルギーのある人にとっては
きわめて深刻な問題です。

わたしの場合も、子どもたちが小さいころアレルギーがあったのですが、
社会的にも、周りの人たちにも、
アレルギーや食べものの理解がなくて、苦労した覚えがあります。

いまは、かなりの人たちが食物アレルギーという言葉は知っていますが、
じっさいの現場での対応は、後手に回っている感があります。
新聞で大きく取り上げることによって、各自治体と多くの人たちの
認知度が上がり、緊急時の対策につながると思います。

  熊本被災地でのアレルギー食配布
(2016年4月26日 中日新聞)

拠点備え 安全・確実に
 熊本地震の被災地で、食物アレルギーのある子どもが安心して食べられる食料を届ける取り組みが始まっている。食物アレルギーは、小麦や鶏卵、乳といった原因物質(アレルゲン)の摂取で、皮膚や呼吸器などにさまざまな症状を引き起こす。命の危機に直面することもあり、アレルギーがある子どもにとってアレルゲンを含まない対応食は命綱といえる。ただ、必要とする子どもは外見では分からず、医療機関やNPO法人などが、適切な配布の仕方を模索している。 (稲熊美樹)

 熊本市中心部にある国立病院機構熊本医療センター。周辺は大きな被害を受けたが、アレルギー対応食の配布拠点の一つになっている。主食やミルクの対応食が必要な人たちに訪れてもらい、無料で配布する。日本小児アレルギー学会が国立病院機構や日本栄養士会、地元の患者団体などと連携して、17日に配布を始めたという。

 学会などは今回、対応食のメーカーなどから寄せられる物資をいったん福岡市内の病院に集め、専門知識があるスタッフが仕分けてから熊本医療センターに届け、必要な住民が取りにくる配布方法を採っている。診療を再開し多忙を極めるセンターで、物資を仕分ける人手は確保しづらいという事情があるからだ。

 仕分けは膨大な作業だ。個々に異なるアレルゲンに対応するためには、表示を吟味して提供できる食品を見極めなくてはならない。東日本大震災では、配布側が必要とする人を把握しきれず、各地で通常の食料を食べた子どもが救急搬送される事例もあった。

 学会の会員で、同センター小児科の緒方美佳医師は「避難所で配りたいという思いはある。ただ、食物アレルギーの子がどこにいるか分からず、必要な人に申し出てもらうしかない」と話す。また、車中泊の人も多く、避難所での配布だけでは届けきれない可能性も考慮した。

 被災者に向けては、緒方さんが無料通信アプリ「LINE(ライン)」で情報を発信。NPO法人の「アトピッ子地球の子ネットワーク」(東京都新宿区)や「アレルギー支援ネットワーク」(名古屋市)なども、電話やメールなどで相談を受け付けたり、配布場所を知らせたりしている。学会自体も、メールによる相談に応じている。

 アトピッ子ネットは、支援が必要な人から個々に連絡を受け付け、アレルゲンを聞き取り、問題がない食品を被災地に近い宅配便の集荷施設に発送。そこからボランティアの運転手が配達している。赤城智美事務局長は「エビやカニのアレルギーで、だしを使った炊き出しを食べられない人もいる。長期化も視野に、態勢を考えたい」と話す。

 米や農産加工品を生産・販売する「エコ・ライス新潟」(新潟県長岡市)も、被災地で対応食を配布。担当の豊永有(ゆう)さんが被災地の医療機関や避難所計8カ所に、アレルゲン27品目を含まないクッキーなどを配布した。会員制交流サイト(SNS)の「フェイスブック」で配布を知らせると、次々に情報がシェアされ、物資が足りなくなるほどだった。

 豊永さんは「普通の食料も十分でない中、配布食料を『食べられない』と言えずに何も食べずにいたり、食物アレルギーがある子どもが、周囲から『わがまま』とか『好き嫌い』と言われたりすることもある。そうならないよう、必要な人に確実に届けたい」と話す。

備蓄量 自治体で大きな差
 日本小児アレルギー学会は昨年8月、各自治体にアレルギー対応食の備蓄を呼び掛けた。主食は子どもの人口の2%分を小麦などのアレルギーでも食べられるアルファ化米とし、ミルクは全備蓄量の3%を乳アレルギーの赤ちゃんも飲めるアレルギー用粉ミルクにするよう提案している。

 食物アレルギーは乳児の1割にあるといわれる上、普段は食べられても、避難生活で体調を崩し症状がでることもある。自身で備蓄しても自宅が被災する可能性もあり、自治体など公の取り組みも重要だ。

 ただ現状では、自治体による備蓄量には大きな差があるのが現状。備蓄の全量を対応食とした自治体がある一方、対応食はわずかという自治体も少なくない。

 愛知県日進市は主食の全量を対応食とし、アルファ化米のわかめご飯やきのこご飯、ひじきご飯を蓄えた。担当者は「誰もが食べられる物を備蓄した方が、一律の対応ができ、被災直後の混乱時でも効率が良いのではないか」と話す。一方、同県内のある自治体はアレルギー用粉ミルクの備蓄がゼロ。担当者は「必要があれば県に要請する」としている。

 学会の災害対応ワーキンググループ委員長で、富山大小児科の足立雄一教授は「患者団体が熱心に自治体に働き掛けているところもあるが、自治体の対応には差がある。カップ麺やパンは食べられない人もいるが、対応食なら誰でも食べられる。住民の命を守るため、備蓄を見直してほしい」と話す。


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話しは変わりますが、
満点星の花が終わったので、
いそいで剪定して形を整えることにしました。

ツツジ類は、翌年の花芽が早くできるので、
花が終わってすぐに剪定をしないと、
次の年の花が咲かなくなってしまうのです。

ウォーキングから帰って、剪定ばさみで形を整えていたら、

きれいに早く刈れる電動で手伝ってもらえることになりました。

こんなにきれいになりました。
 ⇒    

 ⇒    

花が咲いているとき。

剪定後のドウダンツツジ。




ドウダンツツジの上には、ウメの木。

花が終わって実がつきはじめています。
  


一昨年、枝を払って背を低くしたコブシも、
今年は新しい枝と葉が出そろっています。

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4月27日(水)のつぶやき

2016-04-28 01:13:59 | 花/美しいもの

第63灯 チェルノブイリ原発事故から30年。これからは脱原発の枠を超えて脱被ばく社会を築く時代... jisin.jp/serial/%E7%A4%… #女性自身


報道を萎縮させる「原発タブー」を一人歩きさせない huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/… @HuffPostJapanさんから


【チェルノブイリ原発事故から30年】 信濃毎日新聞 中日新聞 西日本新聞 : 47トピックス - 47NEWS(よんななニュース) 47news.jp/47topics/e/276…


妊産婦の自殺の多さに衝撃…産後うつの理解広がって : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) yomidr.yomiuri.co.jp/article/201604…


チェルノブイリ 原発事故の過酷な教訓/アメリカハナミズキ、赤と桃と白。 goo.gl/8ugRbK


反対の市民弾圧に「懸念」 国連報告者、辺野古で日本政府へ表明 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース ryukyushimpo.jp/news/entry-262…


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チェルノブイリ 原発事故の過酷な教訓/アメリカハナミズキ、赤と桃と白。

2016-04-27 16:14:32 | ほん/新聞/ニュース
庭には、赤と桃と白の
3本のアメリカハナミズキの花が咲いています。

いちばん先に咲いたのは、赤花のアメリカハナミズキ。

河津桜と仙台しだれ桜の間に咲いています。

赤いガクがねじれて咲く、めずらしい品種です。
大きくならない「矮性」というラベルだったのですが、大きく育っています。
 花弁のような赤いのはガクで、
中心の小花がほんものの花弁です。

小花の花弁が順番に咲くので、外の赤花のガクは

けっこう長い間咲いています。

こちらは、桃花。

平たくて大きな花が咲きます。


  

前庭にある白花のハナミズキ。  
  
3本の中では、いちばん先に植えたハナミズキです。

純白の花が咲くのですが、開いてから寒さにあって
少し茶色になっていますね。

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後半は、昨日に続いて、
チェルノブイリ原発事故から30年の記事。
朝日新聞の社説と中日春秋(朝刊コラム)です。

  社説:チェルノブイリ 原発事故の過酷な教訓
2016年4月27日 朝日新聞

旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発で、史上最悪の事故が起きて30年がたった。

 人間には1世代にあたる長い歳月だが、放射性物質は今も現場周辺を汚染したままだ。

 爆発した4号機は核燃料を取り出すこともできず、コンクリートの「石棺」で覆われた。だが、それも老朽化し、かまぼこ形の巨大な新シェルターで石棺ごと覆う工事が進んでいる。

 子どもの甲状腺がんを始め、避難民や周辺住民の健康被害は今も続く。事故は継続中だ。

 原発の過酷事故をめぐり、チェルノブイリはさまざまな教訓を世界に示した。にもかかわらず、5年前には福島第一原発事故が起きた。人類はどこまで教訓をくみ取ったのだろうか。

 隣国ベラルーシの作家スベトラーナ・アレクシエービッチさんは、昨年のノーベル文学賞を受けた。著書「チェルノブイリの祈り」の邦訳が出て03年に初来日した際、「だらしないロシア人だからあのような事故が起きた。日本では学者たちがすべて緻密(ちみつ)に計算している。ありえない」と言われたと、朝日新聞との会見で語った。

 日本の社会は、産業界や行政、学者、メディアも含め、チェルノブイリの事故をどこか「ひとごと」のようにしてしまっていた責任を免れない。

 謙虚に教訓を学び、原発は恐ろしい事故を起こすものとの前提で安全対策を一から点検していれば、福島第一の事故は避けられたかもしれない。

 生かされた教訓もあった。原発の近隣地域で放射能に汚染された飲食物の摂取と出荷を早期に禁じたことは、住民の内部被曝(ひばく)を防げなかったチェルノブイリの反省があってのことだ。

 だが、放射線と放射能の違いや原発事故の特徴など、基本的な知識が、周辺住民にさえ行き渡っていなかった点は同じだ。

 福島の事故から5年。日本は森林の大半を除き、周辺を除染する選択をした。とはいえ、実際には放射能を別の場所に移す「移染」でしかない。

 地球環境意識の高まりとともに、世代も国境も超えて影響を及ぼす環境汚染が原発事故の特徴と認識されるようになった。

 遠隔地に長期避難すると、住民の帰還への思いは年齢や職業などによって分断されていく。たとえ帰れるようになったとしても、元通りのコミュニティーの復活はありえない。

 事実上半永久的に人間と地球に取り返しのつかない被害をもたらす放射能汚染の理不尽さ。

 原発のそんなリスクを、チェルノブイリは語り続けている。 


  中日春秋(朝刊コラム)
2016年4月27日 中日新聞  

 一九八六年四月二十六日にチェルノブイリ原発事故が起きて八年後の一九九四年、福島の浜通りに住む詩人・若松丈太郎さんは、かの地を訪れた

▼強制退去のため廃虚となった街を歩けば、幼稚園には玩具が放置され、机には広げられたままの書類があった。さっきまで人がいた気配はあるのに、誰もいない街。帰国した若松さんは、連詩「かなしみの土地」を書いた

▼<…私たちが消えるべき先はどこか/私たちはどこに姿を消せばいいのか/…私たちの神隠しはきょうかもしれない/うしろで子どもの声がした気がする/ふりむいてもだれもいない/なにかが背筋をぞくっと襲う/広場にひとり立ちつくす>

▼この詩を書いた時、詩人は、ウクライナで原発難民となった人々の思いを代弁したつもりだった。だが二〇一一年の春、「かなしみの土地」は、若松さん自身の思いを表す詩となってしまった。福島の原発事故で避難を強いられた一人となったのだ

▼二十二年前にウクライナを訪れた後、若松さんはこういう一文も書いた。<私たちは私たちの想像力をかりたてなければならない。最悪の事態を自分のこととして許容できるのかどうか、想像力をかりたててみなければならない>(『福島原発難民』コールサック社)

▼チェルノブイリから三十年。フクシマから五年。原発は今も、私たちの想像力を試し続けているのだ。


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4月26日(火)のつぶやき

2016-04-27 01:14:28 | 花/美しいもの

チェルノブイリとフクシマ‐事故原因は異なるが事故影響は似ている jp.sputniknews.com/opinion/201604… @sputnik_jpさんから


チェルノブイリ原発事故発生から30年、犠牲者追悼 nikkansports.com/general/news/1… @nikkansportsさんから


アトピー性皮膚炎、保湿剤ワセリンで発症予防できる可能性 理研など発見 huffingtonpost.jp/2016/04/25/ato… @HuffPostJapanさんから


東京新聞:チェルノブイリ事故30年 作業員、当時の衝撃は今も:国際(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/world/…


女性採用、最高の34.5%=国家公務員:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… @jijicomさんから


「死刑は人権侵害以外の何ものでもない」 世界140カ国で廃止、取り残される日本の課題|ウートピ wotopi.jp/archives/36187 #wotopi @wotopinewsさんから


チェルノブイリ原発事故から30年/教訓は伝え続けねば/「科学が進んでも原発事故起き得る」 goo.gl/bSPg2L


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チェルノブイリ原発事故から30年/教訓は伝え続けねば/「科学が進んでも原発事故起き得る」

2016-04-26 17:31:35 | ほん/新聞/ニュース
2016年4月26日は、チェルノブイリ原発事故が起きてから30年目。
もう30年、まだ30年。

原発事故から10年目の1996年4月に、チェルノブイリ原発を訪れた記事を、
10年たった2006年4月26日にブログにアップしました。

それから10年を経たきょうも、時が止まったように状況は変わっていません。

10年前と、福島原発事故が起きた5年前の2006年の、4月26日のブログ記事です。

 ノーモアチェルノブイリ!/原発事故から20年目に想うこと(2006-04-26 みどりの一期一会) 

     

     
     事故を起こしたチェルノブイリ原発から300メートル地点

     チェルノブイリ:因果関係調査なし放射線障害孫の代まで/
「住民の苦しみは長い年月に及ぶ」(2011-04-26 みどりの一期一会)


     
      廃墟となったプリピャチのまち

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以下は、チェルノブイリ原発事故から30年のきょうのニュースです。

 「科学が進んでも原発事故起き得る」ノーベル賞作家が警告 (2016.4.26 東京新聞) 

悲劇から30年 チェルノブイリの実相(2016.4.26公開 日本経済新聞)

チェルノブイリとフクシマ‐事故原因は異なるが事故影響は似ている(2016年04月26日 sputniknews) 

  社説:チェルノブイリ 教訓は伝え続けねば  
2016年4月25日 中日新聞

 旧ソ連(現ウクライナ)でチェルノブイリ原発事故が起きてから二十六日で三十年になる。多数の死者を出し、事故で飛び散った核のちりは北欧やドイツまで広がった。その教訓は今も生きている。

 格納容器がない旧ソ連独特の原子炉だったため、核のちりが大量に放出された。秘密主義が避難を遅らせ、健康被害を拡大させた。専門家は当時、日本では起きないような事故と説明した。

 福島第一原発事故では、4号機の燃料プールの水がなくなれば、首都圏まで避難の必要があると考えられた。燃料プールには「格納容器」はない。日本の原発も同じように危険だったのだ。政府や東京電力の情報隠しもあった。無用の被ばくをした住民もいる。危険性も秘密主義も、政治体制ではなく、原子力開発の宿命のようなものだった。

 チェルノブイリは多くの教訓を残した。

 一つは健康被害。主に牛乳を飲むことで放射性ヨウ素が子どもの甲状腺に取り込まれて甲状腺がんが多発した。福島では牛乳の摂取禁止などを早期に実施し、内部被ばくを抑えることができた。

 風評被害もあった。昨年、ノーベル文学賞を受賞したスベトラーナ・アレクシエービッチさんの作品「チェルノブイリの祈り」に、こんな小話が紹介されている。

 ウクライナのおばさんが市場で大きなりんごを売っている。「りんごはいかが、チェルノブイリのりんごだよ」。だれかがおばさんに教える。「おばさん、チェルノブイリっていっちゃだめだよ、だれも買っちゃくれないよ」「とんでもない、売れるんだよ。姑(しゅうとめ)や上司にって買う人がいるんだよ」

 事故から十年後に書かれたものだが、風評被害は今も続く。福島県の関係者はチェルノブイリでの教育や農業などを調べ、風評被害対策に取り組んでいる。

 事故が起きれば故郷を失うという、厳しい教訓もある。汚染されて無住になった町や村の名前を記した「墓標」が並ぶ公園がある。福島県でも町村合併の話がささやかれている。

 日本も福島原発事故の経験を世界に伝える役目を負っている。放射線に関する医学や事故処理の工学だけでなく、健康や心理に関する幅広い住民調査、農林水産業など産業への影響、動植物といった自然環境調査、さらには文学をはじめとする人文・社会科学。政府は地元任せにせず、研究を後押しし、後世へ残す責任がある。


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4月25日(月)のつぶやき

2016-04-26 01:15:15 | 花/美しいもの

和田氏、20~40代の支持厚く 出口調査、無党派層は3割 dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/… #どうしんウェブ/電子版


衆院補選 野党共闘に課題残す:社説:中日新聞(CHUNICHI Web) chunichi.co.jp/article/column…


本日WAN上野ゼミ開催。大槻奈巳さんの『職務格差』の書評会。実証データにもとづいて職場の男女格差が職務配当によって誘導されていることを説得的に論証した労作。全職場の人事担当者必読!の声が。コメンテーターのシングルマザーの派遣労働者、渡辺照子さんの発言は重みがあり、涙を誘われる人も

寺町みどりさんがリツイート | 28 RT

急いで分析記事を書きました。これで補選レポートは打ち止めです。
【北海道5区補選 分析レポート】自民党を苦しめた候補者と新しい勝手連、「野党共闘」は手探り | 高橋 茂 | 選挙ドットコム go2senkyo.com/articles/2016/… @go2senkyoさんから

寺町みどりさんがリツイート | 6 RT

男ものの下着をつけて進軍 それでも少女兵士たちが守り抜いた「女性として根絶できない部分」|ウートピ wotopi.jp/archives/36164 #wotopi @wotopinewsさんから


立候補者必読!選挙プランナーが「勝てる候補」を見極める聞き取り十ヶ条 | 松田馨 | 選挙ドットコム go2senkyo.com/articles/2016/… @go2senkyoさんから


<社説>女性登用目標 均等法30年の反省を - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース ryukyushimpo.jp/editorial/entr…


子どもと貧困、養育費と親権について 論者に聞く:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJ47…


ハンセン病特別法廷、最高裁が謝罪 「尊厳傷つけた」:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJ4T…


ハンセン病の隔離法廷 最高裁、違法性を認め謝罪  :日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXLAS…


歴史上最悪の原発事故から30年 スイスに残る爪あと - SWI swissinfo.ch swissinfo.ch/jpn/sci-tech/%… @swissinfo_ja


在特会の県教組抗議は「人種差別の現れ」 高松高裁判決:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASJ4P…


東京新聞:衆院補選 野党共闘に課題残す:社説・コラム(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/column…


衆院補選 野党共闘に課題残す/与野党接戦が示すもの/紅白のハナズオウ、 黄白の山吹、雲南黄梅も  goo.gl/GQ4e49


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