みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ぴかぴか光る立金花(りゅうきんか)/三椏(みつまた)黄

2007-03-31 00:10:40 | 花/美しいもの
ふかふかとビロードのような、猫の手のような
つぼみで春を待つ三椏(みつまた)。

 
ひとつずつほころんで、黄色い小花が春を告げる。
  

ちょっと離れた株元には、

ぴかぴか光る立金花(りゅうきんか)。
  
春の光には
 
黄色い花が


よくにあう。


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変わり咲スイセンよりどりみどり/あなたの好きな花はどれ?

2007-03-30 00:13:51 | 花/美しいもの
昨年12月に球根をたくさん買い込んで、
植えたスイセン約100球。

「春になったらきれいなお花の画像を送るからね」
と約束したあなたに届けるために。



  




  



  

  

  

今日のもくれんです。

あいにくの曇り空。


明日は晴れるといいな。


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都知事選 都政の課題 こう取り組む(3)(4)(5)・候補者はこんな人/東京新聞

2007-03-29 08:22:34 | 選挙関連
わたしが住む中部地方では、
「中日新聞」のシェアがダントツ一番なんだけど、
姉妹紙の東京新聞は、東京で読まれているんだろうか?

わたしは、若いころ中日の新聞配達をしていたこともあり、
記事もよい「東京新聞」を東京の人にもっと読んでもらいたいと思っている。

ということで、都知事選関連の特集記事を紹介します。
各候補者の政策を、じっくり読み比べてくださいね。

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’07都知事選 都政の課題 こう取り組む(3)(2007.3.26 東京新聞) 
<質問1>ニート・フリーター対策
 総務省の統計によると、全国でニートは約64万人いて、2002年以降は横ばいで推移している。25-34歳のフリーターは05年には全国で約97万人だった。ニート・フリーター対策にどう取り組むか。

<質問2>法人2税分割基準
 大企業の業績向上などで、2007年度の都税収入は5兆3030億円の見込み。「東京富裕論」に基づき、財政制度等審議会は、法人住民税と法人事業税の分割基準を見直して、都税収入を地方に分配することを検討している。都と地方の財政のあり方をどう考えるか。

■吉田万三氏
<1> 都独自の「東京ルール」を作り、ワーキングプアをなくす。若者の雇用と生活を守るため、都職員として積極的に採用し、若者を採用した中小企業には助成を行う。働いても生活保護基準以下で特に困難な人に、月1万円の緊急生活応援手当を支給する。
<2> 小泉内閣の「三位一体の改革」は、国の赤字を地方に押しつけるもので反対。現在、国と地方の事業の配分は4対6なのに、税財源の配分は逆になっている。税財源の配分を事業に見合った配分に切り替えれば、地方の財源を確保できる。

■石原慎太郎氏
<1> 「しごとセンター」を増設し、若者の状況に応じたきめ細かなカウンセリングを行うとともに、スキルアップを図る職業訓練や企業と連携した合同面接会、職業紹介など総合的な就職支援対策を実施し、再チャレンジを支援する。
<2> 今日の財力は税収増だけでなく、いち早く実現した財政再建のたまものであり、都民に還元すべき財源だ。まずは国と地方の役割を見直し、事務と権限に見合う税源が配分されるべきで、大都市の財源を地方自治体間の財政調整の手段にこれ以上用いることは反対だ。

■浅野史郎氏
<1> 1年以内に若者向けのジョブカフェを2カ所新設するなど、さまざまな就職支援サービスを行う。アルバイト、パート、派遣職員として働いていた人を正規職員として雇用する企業を「モデル企業」に認定し、減税や奨励金などにより支援する制度を創設する。
<2> 分割基準見直しなどの小手先の改革ではなく、都道府県の税源に偏在性の少ない税源を持ってくるなど、税源の組み替えも含めた思い切った措置が必要だ。その上で、地方交付税を地方共有税に改め、財政調整を自治体のイニシアチブの下に置くべきだ。

■黒川紀章氏
<1> ニート・フリーターは悪くない。クリエーターとして時給を上昇させる政策を進める。ニート・フリーター向けの年金、保険制度を立案する。さらに、ニート・フリーターへの専門教育として、大学に生涯教育の一環としてのフリーターコースを設ける。
<2> まず、東京の一極集中を是正する。その手段の一つとして、首都機能の一部を移転する。また、道州圏を導入し、国の財源の地方への移譲を進める。以上の政策を実施すれば、法人住民税と法人事業税の分割基準の見直しは特別に必要ない。
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’07都知事選 都政の課題 こう取り組む(4)(2007.3.27東京新聞)

<質問1>新銀行東京
 資本金606億円の新銀行東京に都は1000億円を出資しており、持ち株比率は84.22%(昨年9月末現在)。同銀行は、累積赤字が456億円に膨らむなど経営状況が悪化している。どう対応するのか。

<質問2>23区再編 
 今年、特別区制が60周年を迎える。昨秋、特別区長会と都は、再編を含めた23区のあり方についての議論を始め、2年間で方向性を打ち出すことになった。区の再編は必要なのか。再編するのならば、適正な規模はどのくらいだと考えるか。

■吉田万三氏
<1> 石原知事が鶴の一声で行った失政の一つであり、重要な問題。このまま放置すれば、都の1000億円の出資金も棄損してしまう。新銀行東京は金融庁による検査を受けて、都の出資金と預金者の保護を前提に、処理に入る。
<2> 道州制の導入を前提とした23区の再編議論は大変問題があり反対。もし議論が必要であるとすれば、まず、区民が必要性があるかないかを第一に議論すべきだ。基礎的自治体は、住民の声が届く規模が求められる。

■石原慎太郎氏
<1> 新銀行東京は、開業からこれまでに1万件以上の融資・保証を実施しており、中小企業金融において既に重要な役割を果たしている。今後、株主としてできる限りの対策を講じ、2年で必ず経営の立て直しを行う。
<2> 特別区が基礎的自治体としての役割を十分に果たすためには、この60年間変わっていない区割りを抜本的に見直す必要がある。既に都と特別区が共同で検討することになっており、適正な規模についても積極的に議論していく。

■浅野史郎氏
<1> 新銀行東京は、論理的な検討を経て計画的につくられたとは言い難く、そもそもつくるべきではなかった。まず、第三者の専門家による資産内容、営業の状況の精査を行い、営業内容を真に中小企業金融のために必要な事項に集約していくなど、解体的な見直しを行う。
<2> 特別区間の財政力格差の是正を図るためにも、23区の再編は必要。適正規模については、それぞれの地域特性もあり一概には言えない。今後の特別区との議論の深まりを踏まえた上で、適切に判断すべきものと考える。

■黒川紀章氏
<1> マニフェストで公約しているように、都は資本を減資した上で民間に売却し、不良債権を処理する。何よりも外郭団体や第三セクターとともに、その「隠れ借金」である不良債権の内容を情報公開する。
<2> 日本全体で地方の活性化、分権化が必要であるという趣旨から、都も分権化の方向へリーダーシップを発揮し、手始めとして区の市への昇格、都の財源の区(市)への移譲に取り組む。広域行政の立場で広域首都圏協議会会長としての知事の役割を強化する。
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’07都知事選 都政の課題 こう取り組む(5)(2007.3.28東京新聞)

<質問1>情報公開 都の情報公開制度は、閲覧手数料を取り、コピー代は他県の倍の1枚20円。職員の再就職先の開示が局長級以上など情報公開が進んでおらず、オンブズマンの全国ランキングは10年連続で失格だった。情報公開にどう取り組むか。
<質問2>日の丸・君が代 公立学校の卒業式などで国歌斉唱のときに、国旗に向かって起立しなかった教職員を、都教育委員会は懲戒処分にしている。処分を適切と考えるか。適切とすれば理由は何か。

■吉田万三氏
<1>都の情報公開は数々の問題がある。都民の知る権利を最大限に保障し、政策形成過程も開示することが基本。閲覧手数料は無料にする。都の情報は都民の宝であり、保存期間を延長し都民の活用に資することが重要だ。
<2>処分は全く不当だと考える。憲法で保障されている内心の自由に反するからだ。国権の最高機関である国会で、国歌・国旗の法律を決める際、首相は「内心の自由まで強制するものでない」と明言している。処分はこの趣旨に反する。

■石原慎太郎氏
<1>都の情報公開は、都民以外からの請求が過半を占めることもあり、閲覧手数料を徴収しているが、そのことだけで情報公開が遅れているとされるのは不本意だ。今後も、都民への説明責任を果たし、大都市東京にふさわしい情報公開制度をつくっていく。
<2>公立学校の教員は教育公務員として、法令や学習指導要領に基づき児童・生徒の教育を行う責務があり、国旗・国歌の指導においても同様だ。従って、校長が教員に、その職責を果たすよう命じたにもかかわらず、違反した場合には処分の対象となる。

■浅野史郎氏
<1>すべての政策に共通する基本的手法であり、巨大な都組織だからこそ一層の努力が必要。知事をはじめとする交際費の全面公開、情報公開請求の閲覧手数料とコピー代の見直しなど、全国市民オンブズマン連絡会議の情報公開度ランキングでトップ3を目指す。
<2>強制的な対応は改めるべきだ。今、学校教育で一番大切なのは、学力低下に歯止めをかけ、いじめや不登校など子どもを取り巻く過酷な環境を改善することだ。大人社会の政治的対立を学校に持ち込み、多大な労力を割くことは適当でない。

■黒川紀章氏
<1>閲覧手数料や職員OBの天下り先の開示のほかに、本来の「隠れ借金」の巣である第三セクターや外郭団体の実態を都民に情報公開する。
<2>都教育委員会を知事から完全に独立した自主性の高い委員会として位置付け直す。新しい自主的な教育委員会が君が代斉唱時の起立を決めるならばそれでよし。
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’07都知事選 候補者はこんな人(2007.3.29東京新聞)

 都知事選はこれから中盤戦。舌戦を繰り広げる候補者たちだが、有権者にとっては政策だけでなく、人物像も重要な選択基準になる。元足立区長の吉田万三氏(59)、現職の石原慎太郎氏(74)、前宮城県知事の浅野史郎氏(59)、建築家の黒川紀章氏(73)の四候補に、趣味や最近読んだ本などを聞いてみた。右から届け出順
(1)身長・体重
(2)趣味
(3)座右の銘
(4)自分の性格
(5)幸せを感じる時はどんな時?
(6)カラオケで“ここ一番”に歌う曲
(7)最近読んだ本のタイトル

■吉田万三氏
(1)1メートル64・80キロ
(2)高校野球
(3)何事も自然体
(4)くよくよしない
(5)親しい友人との懇談・交流
(6)「愛燦々(さんさん)」美空ひばり
(7)「博士の愛した数式」小川洋子

■石原慎太郎氏
(1)1メートル81・77キロ
(2)ヨット、テニス、スキューバダイビング
(3)立国は公にあらず、私なり
(4)素直でせっかち
(5)人に感謝された時
(6)「銀座の恋の物語」石原裕次郎&牧村旬子
(7)「アメリカの眩暈(めまい) フランス人哲学者が歩いた合衆国の光と陰」ベルナール=アンリ・レヴィ

■浅野史郎氏
(1)1メートル66・63キロ
(2)ジョギング
(3)足下に泉あり
(4)原理原則派
(5)ジョギングの後、お風呂に入っているとき
(6)「好きにならずにいられない」エルヴィス・プレスリー
(7)「不都合な真実」アル・ゴア

■黒川紀章氏
(1)1メートル61・体重不明
(2)カメラ、ドライブ、フィッシング、旅
(3)所信貫徹、武士道
(4)ばか正直、正義の人
(5)仕事に没頭している時
(6)なし
(7)「THE CREATIVE ECONOMY(創造経済学)」ジョン・ホーキンス
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昨日のもくれんたち


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パンダウサギ?と思ったら空豆の花だった!~菜花も咲いたよ。

2007-03-28 22:37:26 | 花/美しいもの
ぽかぽか陽気に誘われて、畑を歩いた。

ん、パンダウサギ?がうじゃうじゃいる!と思ったら、
  


ソラマメの花だった。
  

  


薄紫の桜島大根の花、はじめて見ました。


  

こちらは、おなじみの大根の花。
  

ミズナの花。
  

菜の花とミツバチ
  

夕食の野菜をとりにいったのだけど、
みーんな、お花に変身していた。

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勝手連大集合&枝垂桜と献上加賀棒茶

2007-03-27 21:16:27 | 選挙関連
おとといの夜、
「勝手連大集合!しろうとあつまる勝手なワタシ」に参加した。

都民46(シロー)人+2人が、
川田龍平さんをかわきりに、
「新しい都政をめざすムーブメントのなかで、
私になにができるのか?したいのか?」を1分間スピーチ。


心を打たれる当事者のスピーチを聞いた生アサノさんが
「社会的弱者と差別される人たちのために東京を変えたい」
「明日の天気は変えられないけれど、
明日の政治は変えられる」と語った。
市民のちからで、東京を変えなきゃ!

勝手連集合大会参加記(東京都知事選勝手連ウオッチ)

浅野さんと踊ろう@ふぇみんな日々

4月1日エイプリールフールの午後からは、
「銀座ほこてん大集合」だって。
青いスカーフで駆けつけなくちゃ。

一夜明けて、東大・本郷キャンパス。
今年初めての桜を見た。
それも大好きな枝垂桜(しだれざくら)。
桜を見上げ、感動でしばし言葉を忘れた。
(撮影はわすれなかった・笑)

  
山吹の花ももう咲いていた。
  

上野さんにお土産にもらった
献上加賀棒茶(かがぼうちゃ)。

家に帰って封をあけたら、
  
とってもさわやかな香りがして、
  
一口飲んだら、つかれた体にしみわたり、
二口飲んだら、こころもホッと癒されて
やさしい気持ちになりました。

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姫こぶし、もくれんが咲きました。/わが家のとっておきの春。

2007-03-26 21:46:32 | 花/美しいもの
ひさしぶりのわが家。
もくれんが出迎えてくれた。





まっ先に満開になったのは、姫こぶし。



 

更紗もくれん(シモクレン)も咲き始めた。
そとが赤、なかが白の大きな花。
近づくとよい香りがする。

  

ちょっと遅れてハクモクレン。


昨年まで花が少なかった真っ白なこぶしの花も、
今年はたくさん咲いている。
 
こぶし   ハクモクレン

もくれんに会いたくて帰ってきた。
わが家のとっておきの春。

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都政の課題 こう取り組む(1)(2)

2007-03-25 13:50:08 | 選挙関連
07統一自治体選挙の特集記事を検索していたら、
東京都知事選挙の各候補者の政策別アンケートの回答を見つけた。
4候補の政策を見比べると、結構面白い。
評論なして、紹介しますね。

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都政の課題こう取り組む(1) ’07都知事選

 都知事選の候補者は都政の課題にどう取り組むのか。環境問題や教育格差、23区再編などについて4候補に聞いた。 (上から届け出順)

<質問>二酸化炭素削減
 都内では2004年度、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量が6870万トンだった。日本は京都議定書で基準年の1990年の「マイナス6%」を国際公約としているが、原発が通常通りに稼働したと想定しても、排出量は反対に5.8%増えている。削減に向けてどう取り組むのか。

■吉田万三氏候補
 CO2排出要因である超高層ビル建設の規制緩和をやめ、都市の成長を管理する方向に切り替える。ビルや車の排出削減計画をつくり強力に進める。都市計画公園の整備、市街地の緑地保全と植栽の推進、里山の保全などでCO2の吸収・削減を抜本的に進める。

■石原慎太郎氏候補
 CO2の大幅な削減を目指すカーボンマイナス東京10年プロジェクトが本格始動した。エネルギー事業者、自動車メーカーなど民間の力を結集し、共同プロジェクトを順次実施するなど、東京の持つポテンシャルを存分に発揮し、CO2の大幅削減を実現していく。

■浅野史郎氏候補
 都のあらゆる政策の中に環境対策を融合させる。例えば、災害対策との連動では、災害時に重要な学校や病院、警察、消防関係の公共建物の耐震補強を行う際に、同時に省エネルギー改修工事、太陽電池や太陽熱、その他新エネルギーの積極的導入を行う。

■黒川紀章氏候補
 建築に起因するCO2総排出量の10%削減義務づけ。ディーゼル車排ガス規制の強化。トラック貨物から鉄道貨物への転換。駐車場のCO2の植物への吸収。屋上緑化による省エネ化。中国などのCO2排出権の買い入れ。都市緑化-など総合削減策に取り組む。

<質問>島しょ対策
 超高速旅客船「テクノスーパーライナー(TSL)」の就航がとん挫している小笠原諸島の交通問題や、噴火災害後の復興に取り組む三宅島など離島振興策について、どう取り組むのか。
■吉田万三氏候補
 小笠原諸島への交通アクセスは、島民のみなさんの声をふまえて取り組む。島しょ地域は都内と比べ、大きな税収の格差があるので、都民がどこでも一定水準の文化的な生活が送れるように振興計画をつくり、市町村総合交付金を増額し、支援を強化する。

■石原慎太郎氏候補
 島しょ地域については、自然保護と産業、観光の三位一体の振興プランを展開する。また現在、週1便の航路で25時間半を要する小笠原諸島へのアクセス改善のため、航空路の開設を目指して検討を進める。

■浅野史郎氏候補
 採算性と自然環境に配慮した航空路の開設、自然と観光産業の両立を図るエコ・ミュージアムなど、観光業や農林水産業、交通アクセス、医療といった生活課題について、地元の意見や自然環境に配慮し、島それぞれの個性を生かした地域活性化と自立的発展を図る。

■黒川紀章氏候補
 TSLをアジア諸国を結ぶ航路に育てる。TSLの経済性を高めるため貨物船(高速)として航路をネットワーク化する。コミューター空路とTSLを組み合わせた観光ルートの開拓。離島を観光と新農業の場として育てる。

都政の課題 こう取り組む(2)

<質問>木密対策 墨田区向島など環状7号沿いに木造家屋密集(木密)地域が点在する。都内11カ所の重点整備地域は、新耐震基準になった1981年以前に建った住宅が多く、道路も狭い。震災対策の課題である木密地域の問題にどう取り組むか。

■吉田万三氏
 10年以内に30%の確率で発生する東京の直下型地震対策は待ったなし。緊急対策として、毎年1万戸の木造住宅耐震化の助成(上限75万円)を行う。木密地域の改善は片手間ではなく、住民の意見を尊重し、体制を強化して重点的に事業を進める。

■石原慎太郎氏
 都はこれまでも木密地域整備促進事業など、さまざまな取り組みを進めてきた。2006年度から木造住宅に対する耐震診断・改修助成など、より一層の耐震化を進めている。今後も、建物の耐震化・不燃化や延焼遮断帯の整備に全力で取り組んでいく。

■浅野史郎氏
 それぞれの地域の実情に即し、各区市町村が最もやりやすい方策を全力で支援する。例えば、区市町村の協力を得て、木造住宅の無料耐震診断と耐震補強助成を実施。自力では改修が困難な建物所有者の住宅改修を、公共事業として実施に着手する、など。

■黒川紀章氏
 1987年に私が提言した「東京改造計画の緊急提言(2025年の国土と東京)」にあるように、延焼を防ぐために2本の環状運河を造るほか、あらゆる空地、学校を対象に常緑樹のミニフォレストを造る。耐火木造建築で伝統を守りつつ再開発を実施する。

<質問>教育格差
 都内では私立学校への進学志向が強く、塾通いや家庭教師などの需要が高まっている。親の所得の違いで子どもが受ける教育の内容に格差ができ、格差社会が固定化するという懸念が生じている。教育格差にどう対処するか。

■吉田万三氏
 東京の就学援助率は、全国平均の2倍になっており深刻だ。勝ち組負け組をつくる競争主義教育を改め、30人学級を実現する。都立学校の統廃合をやめて、定時制学校と障害児学校を増設し、希望する高校への全員入学を目指す。私学助成を拡充する。

■石原慎太郎氏
 公立学校では就学援助や授業料減免、奨学金などにより経済的理由で修学困難な児童生徒への支援を行っている。さらに就学上の経済負担の軽減などを目的に私立学校への助成も充実させている。引き続き、学ぶ意欲を持つ児童生徒に対する学習機会の確保に努める。

■浅野史郎氏
 例えば、親の資力によって子どもの進路が制限されることのないよう、奨学金制度を大幅に充実して機会の均等を図る。また、公立学校における教育の質向上、地域との協働により、放課後活動を充実し、自己学習への支援を行うなど、格差の是正に取り組む。

■黒川紀章氏
 社会の目標を経済中心主義から経済と文化の共生へ転換する。個性を重視できる少人数クラス制を導入。創造性、技術革新の力をつける教育、芸術文化に触れる教育、数学、理科と図工、音楽との組み合わせを重視。何よりも親が自信をもって家庭教育を実施する。
東京新聞 2007年3月24日 
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 動く:’07東京決戦 首都の行方、問い/選択、時代を映す(その1) 
 ◇各候補、一斉に街へ--五輪、福祉など争点に
 統一地方選の天王山となる東京都知事選が22日、告示された。知事の逮捕が相次ぎ、地域の権力者の姿勢が改めて問われる中、首都東京のトップの座を決める選挙戦は、日本の未来にも一つの指標を与える。前回選挙は5人の争いだったが、今回は十数人が立候補する乱立模様。首都決戦の流れを決めるのは、有権者の半数とも言われる無党派層だ。風はどこに吹くのか。候補者たちは、桜が開花したばかりの東京の街に走り出した。

 ●吉田万三氏
 共産党の推薦を受ける元足立区長の吉田万三氏(59)は午前9時半から、新宿駅西口で第一声を行った。主な立候補者のうち唯一、政党の全面的なバックアップを受ける。共産党の志位和夫委員長が応援に駆けつけた。
 ただ、吉田氏は無党派層も意識し、演説では「格差・貧困の解消に全力を挙げていきたい」と都民の関心の高い「福祉と医療」への取り組みを強調した。具体的な数字を挙げて石原都政を「大型開発優先、福祉切り捨て」と批判、争点の五輪招致も「無駄遣いをやめ、暮らしの安心を優先させるべきだ」と白紙撤回を求めた。

 ●石原慎太郎氏
 3選を目指す石原慎太郎氏(74)は午前10時、港区新橋の選挙事務所の出陣式で「皆さんが指揮官、参謀で私が歩兵。地をはいずり回ります」とあいさつ。その後、JR立川駅前の第一声で「思わぬ苦戦を強いられている」と支持を訴えた。
 前回は308万票を集めたが、今回は高額な海外出張や都事業への四男登用で批判を浴び、都民の人気にかげりが見える。石原氏は無党派層の支持を取り戻そうと、「再起動」をキーワードにソフトイメージを演出。
 政党色を薄めるため自民党推薦は辞退したが、初めて経験する逆風下の選挙戦で同党の支援は心強い。第一声は有力都議の地元へ出向いた。

 ●浅野史郎氏
 前宮城県知事の浅野史郎氏(59)は午前9時半過ぎ、シンボルカラーの青いスーツ姿で、目指す「知事の椅子」がある都庁第1本庁舎の前に立った。「言動も政治姿勢もごう慢そのものの石原都政。豊かでぬくもりのある東京につくり直す。福祉はお任せください」と訴え、「反・石原氏」の姿勢を鮮明にした。
 浅野氏は民主、社民両党や連合の支援を受けるが、無党派層を意識して演説の場では一線を画した。民主党の円より子都連会長が駆けつけたが壇上には上がらず、あいさつも避けた。壇上は選対本部長以外には本人と妻だけ。動員をしない「勝手連」の選挙を演出した。

 ●黒川紀章氏
 都庁第2本庁舎前で午前9時18分、建築家の黒川紀章氏(73)は「政党の支持や政策に関連して自分の思うことができない知事をつくっちゃダメ」と訴えた。既成政党を「タヌキみたいだ」と批判し、自ら提唱してきた「共生の思想」に基づく「共生新党」を旗揚げしての立候補となった。
 第一声の場にはキャンピングカーを改造した同党の広報車が登場。当初はガラス張りにするつもりが、安全性に問題があるため円形の窓にした。
 第一声の後は勝鬨橋(中央区)へ移動、自己所有のクルーザーで隅田川からアピールする。

 ●ドクター・中松氏
 発明家のドクター・中松氏(78)は午前10時20分、JR渋谷駅のハチ公前で最初の演説を行った。周辺にIT関係の企業が多く、若者が集まることから、選挙に出馬した際は常に「第一声」の場所に選ぶ。
 紺のブレザー姿の中松氏は「しがらみのない超透明な都政を」と訴え、「米国で私の自伝映画の撮影が進んでいる」と「大物」ぶりをアピール。発明品をそろえた選挙運動が話題を集めているが、今回は控えめ。

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 ◇候補者に望む--街の声
 おひざ元・都庁周辺には多くの候補者たちの第一声が響き渡った。演説を聞きに来たという渋谷区の主婦、後藤好子さん(58)は「年金など将来の生活が不安。知事選には関心があるので、投票には必ず行きます。新しい知事はいろいろな政策に手を広げるのではなく、福祉政策に重点を置いてほしい。ワンマンでなく、都民の話を広く聞いてくれる人がいい」と話した。JR新宿駅で待ち合わせをしていた大田区の大学3年生、山田敬史さん(22)は「投票に行くかはまだ決めていません。これという人がいないので、投票するなら消去法で選びます。話が分かりやすく、面白い人に知事になってほしい」。
 高層マンションや大型商業施設の建設が続く江東区豊洲。中央区の築地市場の移転先とされ、五輪招致問題とも絡み、都政への関心が高まっている。東京メトロ豊洲駅で、通勤途中の江東区の会社員、藤富千春さん(36)は「騒音や交通渋滞など問題も多い。用地の安全性が確認されれば、移転した方がいい。いまの都政はどんなことをやっているのか見えづらい。情報をオープンにしてくれる知事を選びたい」。小平市の会社員、比留間浩司さん(23)は「あえて市場を移す必要はないと思う。でもオリンピックは近くで見たい。ぜひ招致してほしい」。
 八王子市の首都大学東京は一昨年4月、石原知事の肝いりで都立の4大学が統合して誕生した。南大沢キャンパス近くを歩いていた荒川区の同大大学院生、長山清香さん(23)は「オリンピックを招致すれば道路や施設整備でお金がかかる。首都大は統合され、縮小された分野もあると聞く。もっと教育にお金をかけるべきだ。若者の教育をしっかりと考えてくれる人に知事になってほしい」と語った。
 近くでタクシーを走らせていた立川市栄町の運転手、斎藤正人さん(36)は「タクシー業界はずっと景気は低調。都政では不適切な支出も指摘される。庶民の生活が苦しい中、いかに税金の無駄遣いをなくすかが課題だ。知事には派手なパフォーマンスはいらない。実直な人に、透明性の高い政治をしてほしい」と期待を込めた。

毎日新聞 2007年3月22日 東京夕刊
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動く:’07東京決戦 首都の行方、問い/選択、時代を映す(その2) 

 東京都知事選の歴史 東京都知事選は、無党派層が多いこともあって、その時代ごとの世相を如実に反映している。
 最初の都知事選は新憲法が施行された1947年。官選知事を務めていた元内務官僚の安井誠一郎氏が社会党公認候補を破り当選。安井氏は51年、55年と社会党系候補を破って3選を果たした。
 日本経済が高度成長へと向かい始めた59年、IOC(国際オリンピック委員会)委員だった東竜太郎氏が、自民党推薦で出馬。社会党公認候補との初の自社対決を制して都知事に就任した。63年の選挙時は東京オリンピック前年だったこともあって、東氏が幅広い支持を獲得。再選を果たした。
 67年にはベトナム反戦運動が広がる中で、社会・共産推薦の憲法学者、美濃部亮吉氏が当選。全国的な革新知事ブームの火付け役となった。
 71年には保守系候補として元警視総監の秦野章氏が出馬したが、現職の美濃部氏が160万票という大差で破り、長期政権を維持していた佐藤栄作首相にも衝撃を与えた。75年には石原慎太郎氏が美濃部氏3選阻止に挑み善戦したが、及ばなかった。美濃部氏は公害条例を制定し、高齢者の公共交通費の無料化など福祉政策も積極的に進めた。その一方、都の財政は危機的な状況となった。
 79年、自民などが推薦した元自治官僚、鈴木俊一氏が社会・共産推薦の太田薫氏を36万票差で破り、12年間の革新都政に終止符が打たれた。鈴木氏は1期、2期目は人件費削減など財政の黒字化を果たしたが、3期目に入ったころからハコモノ建設が急増。赤字を再び増大させた。4選目は自民党の「鈴木おろし」により初の保守分裂選挙になった。鈴木氏は80歳の高齢にもかかわらず、自民など推薦の磯村尚徳氏を85万票差で破った。
 95年は、無党派旋風に乗った青島幸男氏が元官房副長官、石原信雄氏を大差で破って当選。政党の地盤沈下を印象づけた。さらに99年も、自民推薦の明石康氏、民主推薦の鳩山邦夫氏は共に石原慎太郎氏に大差で敗北。03年は石原氏が民主、社民支持の樋口恵子氏に200万票以上の差をつけて圧勝した。【米村耕一】

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 ■選挙で何が問われるか

 東京都知事選では何が問われるか。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんと、バラエティー番組「行列のできる法律相談所」で人気の弁護士、丸山和也さんに聞いた。2人とも、今回の都知事選で出馬が取りざたされた。【構成・井上英介】

 ◇現職に危機感あり--ジャーナリスト、鳥越俊太郎さん(67)
 今回は前回(44・94%)より投票率が大きく上がりそうな気配で、勝敗の行方は予断を許さない。無党派層は小さなきっかけで大きく動き出す。そのきっかけを有権者は待っている。だからこそ、現職の表情に前回にはなかった危機感が読み取れる。接戦となる可能性もあり、その意味で、僕は成り行きに大きな関心を持っている。
 都政には難問が山積している。都営団地に暮らす25万世帯で65歳以上の1人暮らしは5万2000世帯に上るなど、首都の少子高齢化は深刻で、医療や介護の問題に先手を打つ必要がある。大地震を想定した防災計画もさらに緻密(ちみつ)なものを作る必要があり、災害への備えは立ち遅れている。雲をつかむような五輪誘致の是非を論じる暇はあるのだろうか。都民の見識が試される選挙だ。

 ◇父のような人物を--弁護士、丸山和也さん(61)
 石原慎太郎さんは8年間でもう持ち味を出し尽くしてしまった。浅野史郎さんはジョークの割に堅い雰囲気で、大衆性に欠ける。ともに無党派を気取るが、裏ではしっかり政党に応援を依頼し、看板と中身が違う。新風を起こすような候補は見当たらない。
 都知事はリーダーシップが必要だが、庶民から隔たっていたり、あの都庁舎のように威圧感を与えるようであってはならない。僕は今回、立候補宣言はしなかったけれど、都知事選についてはいい勉強になった。それなりの覚悟と準備があれば誰でも挑戦できるものだと思う。僕の感性では、オリンピックよりは浅草のお祭りのような全員参加型の都政を目指す。
 何よりも「都民のお父さん」と親しまれるような人物を、首都の新しい顔に選びたい。

毎日新聞 2007年3月22日 東京夕刊
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「女性を議員に」数も中身も(2007.3.23 読売新聞) 

2007-03-24 18:47:59 | 選挙関連
統一自治体選挙が始まった二日目。
読売新聞の「くらし・家庭欄」全国版に
「女性を議会に」の記事が載りました。

 

東京から取材を受けていたので
わたしも載っています。
ぜひお読みになってください。

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「女性を議員に」数も中身も(2007年3月23日 読売新聞)

「女性議員を増やそう」と呼びかける「'07女性と政治キャンペーン」のメンバー(東京都渋谷区で)=月野美帆子撮影「候補者の考え方見極めて」
 4年に1度の統一地方選挙が22日の知事選告示で始まり、女性を政治の場に送ろうという活動が活発化している。

 ◆市民の応援運動転換期
 今回の統一地方選では、市民グループなどから「数も大事だが中身も」という声が聞かれる。女性の政治参加を応援する考え方が、転換期を迎えているようだ。
 「社会の半分は女性なのに、政治に参加する女性はごくわずかです」――。3月初め、東京・渋谷駅前で「’07女性と政治キャンペーン」のメンバーがマイクを手に声を張り上げた。地方議会の女性比率が全体で1割に満たず、女性ゼロの地方議会も4割前後あることなどを挙げて、男女が平等に議会に参画する必要性を訴えた。
 地方議員や市民グループなどが中心になり、1999年から統一地方選の年に行っている全国キャンペーンで、今回は3回目。「女性議員を50%に」などをキャッチフレーズに、一人でも多くの女性を政治の場に送ることを目標としている。街頭での呼びかけのほか、ホームページ(http://www.josei-seiji.com)で情報発信を行っている。
 この日の街頭イベントでは、「男女平等の政策を実行する女性議員をおくり出そう」というメッセージを初めて掲げた。「女性議員を増やすのは大前提。でも男女共同参画に理解がある人に議員になってほしい」と、メンバーの西武(にしたけ)節子さんは話す。

 選挙のノウハウを指南する講座や街頭活動を行っている全国組織「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」(事務局・岐阜県山県市)の寺町みどりさんも「女性候補ならだれでも応援するということではない。所属する政党や組織の論理を優先する女性議員なら、数が増えても政治や暮らしは変わらない」と強調する。

 女性候補を後押ししてきたグループがこう話す背景には、女性だからといって必ずしも男女平等政策に対して積極的とは限らないという、女性議員の多様化がある。「男は仕事、女は家庭」といった男女の固定的な役割分担を強調する考えに同調したり、男女共同参画に異議を唱えたりする女性議員が、ここ数年目につくようになってきた。

 評論家の樋口恵子さんは「女性は政治の場で長年少数派だったので、数を増やすことが大命題だった。だが女性議員が増えるにつれ、様々な考えの人がいることが分かってきた。とにかく女性議員の数を増やそうという考え方は、転換期を迎えている」と言う。樋口さんは「今度の統一地方選挙では、女性候補を政治の場に送る意味を考え、どんな考えの候補者なのかをよく見極めて投票してほしい」と話している。

◎ 国のまとめでは、女性議員の比率は衆議院で9・4%、参議院で14・2%(いずれも2006年11月現在)。都道府県議会が7・2%、市区議会11・0%、町村議会6・4%(いずれも05年12月現在)など。国の男女共同参画基本計画は、議員を含めた指導的地位の女性を2020年に30%に引き上げる目標を掲げている。
(2007年3月23日 読売新聞)
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春らんまん、わが家の庭の花

2007-03-23 21:55:01 | 花/美しいもの
お久しぶりの我が家の庭の花です。
一気公開!

すっかり春になりました。

はくもくれん
  


さらさもくれん
  


クリスマスローズとサンシュ
  

すずらんズイセン  ヒヤシンス
  

ニオイスイセン  口紅すいせん
  

八重  ラッパ  大杯
  

チューリップ
  

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マニフェスト検証 知事選を前に(6)「黒塗り」で問われた姿勢/情報公開

2007-03-22 12:15:34 | 「ジェンダー図書排除」事件
東京都知事選が告示されましたので、
関連の記事は凍結します。
ということで、お久しぶりの福井「焚書坑儒」事件の記事です。

今日は全国で13都道府県の知事選。
都知事選はもちろん、福井県知事選もやっているはすで、
その関連で県の「情報公開」の姿勢について聞きたいということで
朝日新聞から取材を受けていました。

数日前に記事になったそうで、FAXが届きました。
届いたFAXを見てびっくり。
とても大きな記事です。

出先からなので、とりあえず記事を紹介します。

マニフェスト検証 知事選を前に(6)
「黒塗り」で問われた姿勢 情報公開
 
 朝日新聞 2007年03月20日

県が「一部公開」として市民団体に出した書籍リスト。書籍名や著者名などがすべて黒く塗りつぶされ、何も分からない

「黒塗り」で問われた姿勢
 政策形成過程から県民参加を推進し、行政情報の公開を徹底。また、各界各層の幅広い意見を集約するため、全市町村で「座布団集会」を開くなど、県民との直接対話によって明朗でオープンな県政を推進(知事マニフェストから)。
 「県の情報公開は全国でも進んでいると思う」と県情報公開・法制課は言う。県の統計では、請求件数に対する公開率は95年度が16%だったのに対し、10年後の05年度は81%に上昇した。全国市民オンブズマン連絡会議が毎年公表している都道府県別の情報公開度ランキングは06年が9位、04年には3位に輝いた。
   ■    ■
 ほとんど黒く塗りつぶされ、何も分からない一覧表5枚を、県が「一部公開」と称して出してきた。請求した市民グループの寺町みどりさん=岐阜県在住=はがくぜんとした。
 ことの発端は05年11月にさかのぼる。県男女共同参画推進員の男性が、ジェンダーや性教育関連の書籍約150冊について「疑問に思う」と県生活学習館(福井市)に撤去を求め、学習館側が06年3月、書架から一時撤去した。
 寺町さんは、当初から福井県内の市民団体と連携してこの問題に取り組んできた。リストには書籍名、著者名、出版社などが記されていたが、黒塗りの理由について県は「公にすることでリストを持ち込んだ人や著者の権利、利益を害する恐れがある」と説明。寺町さんらは訴訟を準備したが、2カ月後の8月、県は「リスト提供者の了解を得た」として全面公開。県も反省の意を示し市民側は一件落着と思っていたという。
   ■    ■
 第2幕は昨年11月に始まった。この問題を議論した県男女共同参画審議会の議事録作成用録音テープを寺町さんらが県に公開請求したところ、県は「非公開(不存在)」と回答。11月にあった審議会は初めて一般の人にも公開され、議事録は県のホームページにも掲載されたのに、である。
 県男女参画・県民活動課はテープの存在を認めている。なぜ非公開なのか。県情報公開・法制課は「職員が職務上作成し、担当課が管理している文書(電磁的記録)でないため」と説明する。
 撤去された図書の著者の上野千鶴子・東大大学院教授が先月17日、テープを公開するよう求めて福井地裁に提訴し、記者会見に臨んだ。
 「県はリスト騒動で『反省している』とコメントしたが、そこから何も学んでいない」
   ■    ■
 県議会では各委員会の冒頭、県の部長が審議内容にかかわる報告文書を読み上げる。各委員(県議)の机にはこの文書が配られている。
 傍聴した記者が過去に何度か、この文書を担当部局に求めたことがある。だが、担当者は「今まで渡したことがない」「部長がそのまま読み上げているわけではない」といった理由で公開を拒否した。
 山田義彦・政策推進課長は「書いてある通り部長が発言したのか確認を求められると、最終的には議事録で、ということになる。その点を了承頂ければ、基本的にお出しできないわけではない。次の議会から出すようにしたい」と話す。
   ■    ■
 県議会の議事堂が耐震補強工事を終え、2月にリニューアルオープンした。各会派の議員控室にはドアをロックし、来訪者をテレビカメラ内蔵のインターホンで確認するセキュリティーシステムが導入された。議員にはICチップ内蔵の非接触式カードが配られており、ドアの前でかざすだけで解錠される。「他県の議会でも、たぶん例がない」と議会事務局も言う最新式だ。
 議会事務局によると、議員から「開けっ放しだと、どこからでも人が入って来られる」との声が以前からあり、耐震補強工事の実施設計に合わせて議会事務局側からセキュリティー強化を提案したという。
 四つある会派のうち県民連合、公明、共産はドアを常に開放している。常時施錠されているのは自民党新政会だけ。「開かれた議会という意味では、時代の流れに逆行していると言われても仕方がない」とつぶやく議員もいる。
 今月16日、全国市民オンブズマン連絡会議が発表した情報公開度ランキング。福井県は前年の9位から、26位に大きく順位を下げた。県議会の政務調査費(1人あたりの支給月額30万円)で、領収書の公開がないことなどが大きく影響した。
   ■    ■
 テープ公開訴訟の原告である寺町さんは、岐阜県などの行政を相手取って情報公開などを求める訴訟を20件前後手がけてきた。福井県の情報公開をどう見るか。
 「はっきり言って後進県です。『情報は役所のもの。見せたいものだけ見せ、そうでないものは出さない』といった体質が染みついている。行政を良くするすべての基本が情報公開から始まるのですが……」(菱山出)



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