みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要/鳥羽川堤防の桜並木、満開近し

2018-03-31 21:54:11 | ほん/新聞/ニュース
毎朝ウォーキングする鳥羽川堤防のソメイヨシノがほぼ満開がです。


  


子どもたちがいるうちはウォーキングはお休みで、
その前はまだちらほらだったのですが、
二日ぶりに見たら、こはいかに、見違えるよう。


この暖かさで一気に咲いたようです。


朝日にかがやく桜の花たち 







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3月29日の中日新聞生活面の記事は、
「診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要」。
知っておくべき「障害年金の診断書」のこと。

  診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要
2018年3月29日 中日新聞

 病気やけがで働けなくなった際の生活を公的にサポートしてくれる障害年金。ただ、資格を満たしたと思い込んでいても医師の診断によって受給できないケースが多く、不服申し立てが多発している。医師によって診断書の内容が大きく変わる例もあり、症状を正確に伝えるすべが必要だという。
 千葉県内に住む四十代の男性は二〇一四年、過去二年間受給してきた障害基礎年金を打ち切られた。
 受給を始めたのは一二年八月。〇九年、脳出血で倒れ、失語症の後遺症となり営業の仕事が続けられなくなったことがきっかけだった。リハビリのため東北地方の実家に戻っていたころ、障害年金の受給資格があることを知った。

 男性は初診日の時点で国民年金に加入していたため、年金法による障害等級二級以上で障害基礎年金が受給できる。地元の医師が作成した「言語障害」の診断書を基に日本年金機構の審査を受けた結果、二級の判定が出たため、毎月約六万五千円の障害年金を受け取っていた。
 しかし、一四年、二年ごとの更新のため、再び診断書を年金機構に提出したところ「三級より軽く、障害に該当しない」と審査され、支給が停止された。二年前は「誰が聞いても理解できない」だった会話レベルが、このときに出した診断書では「電話による会話が家族は理解できる」に変わっていたためだった。
 男性は当時、再就職を目指して東京都に居住。一人訪れた都内の医療機関で診断書の作成を依頼した。知人が付き添い、日ごろの状況を説明してくれた地元の医療機関での診察とは違い、その医療機関では第三者のサポートはなく、医師とのやりとりもほとんどなかったという。脳出血の後、一年半通ったリハビリ科医にはこれ以上の改善は見込めないと告げられ、自分でも症状が上向いた実感はなかった。医師の診断に疑問を感じたが、口を挟むのもはばかられた。
 その後、社会保険労務士のサポートを受け、医療機関で医療ソーシャルワーカーに付き添ってもらったところ、男性は「重い言語障害の可能性がある」と診断され、年金機構に診断書を提出。現在、審査中だ。それまでは「症状は軽い」と判断されたため、診断書を書いてもらうことを断念したケースもあったが、ソーシャルワーカーが、医師に日常生活での男性の状況を説明してくれたことが大きかった。
 男性は一五年に障害者枠で都内の企業に雇用されたが、手取りは月約十五万円。「障害年金がもらえないと、生活は厳しい」と審査結果を待ち続けている。

◆生活状況の把握、医師も困難
 厚生労働省によると、一六年度に社会保険審査会が受け付けた障害年金に関する審査請求(不服申し立て)は八百二十一件と、国民年金全体の九割を超える。厚生年金でも六割強だ=図。
 内容の内訳までは公表されていないが、障害年金に詳しい横浜市の社会保険労務士、相川裕里子さんは「診断書が適切に書かれていないと感じている人は一定数いるだろう」とみる。
 障害年金の診断書には、本人の日常生活の状況を医師が記入する項目がある。たとえば、精神障害の場合、「適切な食事」や「金銭管理と買い物」といった設問について、「できる」や「助言、指導が必要」など四つの選択肢から回答する必要がある。
 しかし、医師が患者の日常生活まで把握するのは容易ではなく、主観に頼らざるを得ない面もある。一方、患者の側も医師の前では、元気にふるまおうとする傾向があるという。
 このため、「まずは病状を正直に申告することが大事になる」と相川さん。より正確性を期すなら、診察を受けるまでの生活状況を具体的に記録し、医師に見せる方法もある。一人で難しければ、家族などに代筆してもらったり、診察時に付き添ってもらったりしてもいい。
 身近にサポートが得られない場合、有料だが社労士など専門家に申請を依頼する手もある。受診先の医療機関に患者の経済問題などをサポートする医療ソーシャルワーカーがいれば、相談や医師との仲介に無料で応じてくれる場合もある。
 (添田隆典) 



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3月30日(金)のつぶやき

2018-03-31 02:03:12 | 花/美しいもの
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診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要/無期雇用転換 雇い止めの横行を防げ

2018-03-30 21:50:10 | ほん/新聞/ニュース
3歳から8歳までの小さな子たち5人がお泊り。
宮古からのお土産ももらいました。

ちびっ子たちのパワーは、楽しみでもありますが、
いっしょになって遊ぶのは、けっこうハードで疲れます。
子どもたちがかえったあとは、いつもの二人。

夕方、ともちゃんが畑のアスパラガスをとってきてくれました。

わたしは、タチヤでお買い物。

マグロとタルイカと、ボタンエビとホタルイカを半額ほどで購入。

今夜は、おさしみ尽くしです。

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  診断書、障害年金を左右 症状伝えるすべ必要
2018年3月29日 中日新聞

 病気やけがで働けなくなった際の生活を公的にサポートしてくれる障害年金。ただ、資格を満たしたと思い込んでいても医師の診断によって受給できないケースが多く、不服申し立てが多発している。医師によって診断書の内容が大きく変わる例もあり、症状を正確に伝えるすべが必要だという。
 千葉県内に住む四十代の男性は二〇一四年、過去二年間受給してきた障害基礎年金を打ち切られた。
 受給を始めたのは一二年八月。〇九年、脳出血で倒れ、失語症の後遺症となり営業の仕事が続けられなくなったことがきっかけだった。リハビリのため東北地方の実家に戻っていたころ、障害年金の受給資格があることを知った。
 男性は初診日の時点で国民年金に加入していたため、年金法による障害等級二級以上で障害基礎年金が受給できる。地元の医師が作成した「言語障害」の診断書を基に日本年金機構の審査を受けた結果、二級の判定が出たため、毎月約六万五千円の障害年金を受け取っていた。
 しかし、一四年、二年ごとの更新のため、再び診断書を年金機構に提出したところ「三級より軽く、障害に該当しない」と審査され、支給が停止された。二年前は「誰が聞いても理解できない」だった会話レベルが、このときに出した診断書では「電話による会話が家族は理解できる」に変わっていたためだった。
 男性は当時、再就職を目指して東京都に居住。一人訪れた都内の医療機関で診断書の作成を依頼した。知人が付き添い、日ごろの状況を説明してくれた地元の医療機関での診察とは違い、その医療機関では第三者のサポートはなく、医師とのやりとりもほとんどなかったという。脳出血の後、一年半通ったリハビリ科医にはこれ以上の改善は見込めないと告げられ、自分でも症状が上向いた実感はなかった。医師の診断に疑問を感じたが、口を挟むのもはばかられた。
 その後、社会保険労務士のサポートを受け、医療機関で医療ソーシャルワーカーに付き添ってもらったところ、男性は「重い言語障害の可能性がある」と診断され、年金機構に診断書を提出。現在、審査中だ。それまでは「症状は軽い」と判断されたため、診断書を書いてもらうことを断念したケースもあったが、ソーシャルワーカーが、医師に日常生活での男性の状況を説明してくれたことが大きかった。
 男性は一五年に障害者枠で都内の企業に雇用されたが、手取りは月約十五万円。「障害年金がもらえないと、生活は厳しい」と審査結果を待ち続けている。

◆生活状況の把握、医師も困難
 厚生労働省によると、一六年度に社会保険審査会が受け付けた障害年金に関する審査請求(不服申し立て)は八百二十一件と、国民年金全体の九割を超える。厚生年金でも六割強だ=図。
 内容の内訳までは公表されていないが、障害年金に詳しい横浜市の社会保険労務士、相川裕里子さんは「診断書が適切に書かれていないと感じている人は一定数いるだろう」とみる。
 障害年金の診断書には、本人の日常生活の状況を医師が記入する項目がある。たとえば、精神障害の場合、「適切な食事」や「金銭管理と買い物」といった設問について、「できる」や「助言、指導が必要」など四つの選択肢から回答する必要がある。
 しかし、医師が患者の日常生活まで把握するのは容易ではなく、主観に頼らざるを得ない面もある。一方、患者の側も医師の前では、元気にふるまおうとする傾向があるという。
 このため、「まずは病状を正直に申告することが大事になる」と相川さん。より正確性を期すなら、診察を受けるまでの生活状況を具体的に記録し、医師に見せる方法もある。一人で難しければ、家族などに代筆してもらったり、診察時に付き添ってもらったりしてもいい。
 身近にサポートが得られない場合、有料だが社労士など専門家に申請を依頼する手もある。受診先の医療機関に患者の経済問題などをサポートする医療ソーシャルワーカーがいれば、相談や医師との仲介に無料で応じてくれる場合もある。
 (添田隆典) 


  社説:無期雇用転換 雇い止めの横行を防げ 
2018年3月29日 中日新聞

 有期の労働契約で働く人が無期雇用に転換できる「無期転換ルール」が四月から本格的に始まる。解雇への不安を解消する制度だが、無期になる直前に雇い止めをされるケースが横行している。
 無期転換ルールが、雇用の安定を損なうのなら制度の見直しを検討すべきだ。
 非正規で働く有期雇用の人は、リーマン・ショックで雇い止めが問題となった。そこで雇用を継続させるためにこのルールが導入された。同じ職場で通算五年を超えて働くと、本人が求めれば無期雇用に転換できる。
 四月で導入から五年となり転換を迎える人がでてくる。有期で働く人は全国に約千二百万人、うち四百万人以上が無期転換できる可能性があるといわれる。
 無期転換を進める企業もあり一定の効果はあるようだが、ここに来て雇い止めをして無期転換を逃れているとみられるケースが目立つ。一般企業に限らず大学や研究機関、病院などの労働者が声を上げ始めた。
 数年働いて契約が切れた後、六カ月以上を経て再雇用されると以前に働いた期間は「通算五年」にカウントされずリセットされる「クーリング期間」がある。
 この期間は、企業が繰り返し利用して有期で雇い続けることで、無期転換を阻む「抜け穴」になっていると指摘されている。
 厚生労働省が昨年末に公表した大手自動車メーカー十社の調査によると、七社が契約期間の上限を五年未満としてクーリング期間を設けていた。
 こうした懸念はルールが導入された二〇一三年当時からあった。企業のモラルに頼るだけでは不十分である。政府は「抜け穴」をふさぐ手だてを考えるべきだ。
 無期転換されても正社員になるわけではない。賃金や職務、福利厚生などの条件は非正規雇用のままである。ここにも課題がある。
 十四年勤めた製薬会社に雇い止めされた女性は、必要な資格取得を申し出たが「『パートに研修は考えていない』と言われた。必要なくなれば切り捨てられる存在」と訴えた。正社員と同じ業務を担っていた自負があっただけに落胆は大きかっただろう。
 企業はもともと「雇用の調整弁」として有期雇用の人を抱えてきた。だが、企業経営はそこで働く人の安定した生活があってのものだ。人材を育て待遇改善や正社員化にも努める発想に改める必要がある。  



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3月29日(木)のつぶやき

2018-03-30 02:02:55 | 花/美しいもの
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訪問介護利用制限に懸念 「独居」「老老」世帯の生活援助枠/矢口桃と黄金桃の花が咲きました。

2018-03-29 21:24:07 | ほん/新聞/ニュース
真っ赤な矢口桃が咲いています。

花桃のなかでは早咲きで、
  
例年はしだれ花桃や源平花桃より、
一週間ほど前に咲きます。
 
今年は他の花桃も一斉に咲き始めています。

黄金桃の花も咲きました。


  
文字通り、桃源郷のようです。

河津桜は葉桜になりました。


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  訪問介護利用制限に懸念 「独居」「老老」世帯の生活援助枠
2018年3月28日 中日新聞

 二〇一八年度の介護報酬改定で、利用制限が懸念されているホームヘルプ・サービス(訪問介護)の生活援助。一人暮らしや「老老介護」の高齢者世帯を支えるサービスとして定着しており、利用者団体などから「生活が立ちゆかなくなる」と、運用の見直しを求める声が強まっている。
 「独居かつ徘徊(はいかい)、振戦(しんせん)(ふるえ)があり、食べこぼしが多く、毎食後掃除する。食事形状も調整しないと食べないため毎食、調理している」「認知症で食事摂取について心配あり。また、失禁等の心配もあり、家族も遠方で週末日帰りの支援しか見込めない」
 これは、生活援助中心の訪問介護を月に九十回以上、一日に三回以上利用しているケースの実例だ。厚生労働省が市区町村に聞き取りし、昨秋公表した。四十一市区町村から四十八例が報告されたが、このうち市区町村側が「適切でない」、つまり「ムダ」と判断したのは二例のみ。残りは「適切またはやむを得ない」支援だとした。
 最初に生活援助の利用抑制を提起したのは財務省だ。昨年十月、財政制度等審議会の分科会に提出した資料では、一六年時点の生活援助サービス利用者約四十八万五千人の「一人当たり平均回数は月十回程度」と指摘。一方、月三十一回以上が約二万五千人おり、中には百回超の例もあるなど「効率的なサービス提供が行われていない可能性がある」と決め付けた。
 実は、利用者側の立場で介護保険の在り方を論議すべき厚労省社会保障審議会介護保険部会でも一六年には、学識者ら一部の委員から「自立支援につながらない生活援助をやっているのではないかという疑念がある」「だらだらと生活援助が続くのは解消していくべきだろう」といった意見が噴出。厚労省側も目をつぶるわけにはいかなくなり、サービス抑制へと傾いた。
 しかし、保険の運営者である市区町村でさえ必要と認めるサービスを制限しようとしていることに、現場関係者の反発は強まる一方。利用者側を代表して介護報酬改定案を審議する社会保障審議会介護給付費分科会の委員を務めた「認知症の人と家族の会」副代表理事の田部井康夫さんは「財務省の方針を覆すことができなかったのは非常に残念。生活援助は認知症の進行を緩やかにする側面もあり、利用制限はそうした生活の大きな妨げになる。(要介護者を住み慣れた地域で支える)地域包括ケアシステムの考え方にも反する」と、運用撤回を強く要求する。
 市区町村に生活援助の回数などケアプランを届けることになるケアマネジャーの立場から、日本ケアマネジメント学会理事の服部万里子さんは「ケアプランを全国平均の数で管理するのはケアマネジメントの専門性の無視に通じる。市区町村ににらまれたくないと(利用者の立場から外れて)届け出前にサービスを減らす自己規制も出かねない」と危惧する。
 (白鳥龍也)

 <生活援助の利用抑制> ことし10月から、ケアマネジャーが基準の回数以上の生活援助中心型訪問介護を提供する場合、市区町村へのケアプランの事前届け出を義務付ける。基準について厚労省は、直近1年間の全国平均の利用回数を基に、1カ月当たり要介護1で27回、要介護3で43回などとする方針。4月17日までパブリックコメントを行った後、正式決定する。市区町村にはプランの検証を求め、必要に応じて是正を促すことができるようにする。生活援助はホームヘルパーが高齢者宅を訪れて行う掃除やゴミ出し、調理、買い物など、日常生活を支援する介護保険サービス。 



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3月28日(水)のつぶやき

2018-03-29 02:04:43 | 花/美しいもの
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疑惑の本質をとらえよ 佐川氏証人喚問/膨らむ疑問、募る不信/森友問題で佐川氏喚問 疑念深めた不自然な証言

2018-03-28 22:28:51 | ほん/新聞/ニュース
ウオーキングの時に、鳥羽川堤防につくしがたくさん出ているのを見つけたので、
ポリ袋を持参して、一回食べる分だけとってきました。

つくしはハカマをとるのが面倒なので、
二つだけついているところの長さで摘んで、
ハカマのついている節ごとに折って調整。

切りそろえなくてよいし、めちゃ時間短縮になりました。

さっと洗ってごま油で炒めてから、
薄いだし醤油でしんなりするまで煮て、
最後に、卵でとじます。

つくしの卵とじ。
定番ですが、懐かしい味がします。

新わかめとお豆で「わかめサラダ」も付け合わせにしました。


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後半は、
佐川氏の証人喚問の社説です。

  社説:疑惑の本質をとらえよ 佐川氏証人喚問
2018年3月28日 中日新聞

 証言拒否で真相解明には至らなかった。佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問。疑惑の本質は格安での国有地売却だ。国会は追及の手を緩めてはならない。
 学校法人「森友学園」への国有地売却問題を整理すると、大きく分けて二つの論点がある。
 まず第一に、売却の経緯だ。国民の貴重な財産である国有地がなぜ森友学園に、それも八億円も値引きされて売却されたのか。売却の過程に、学園理事長らが親密さを強調していた安倍晋三首相や夫人の昭恵氏らの政治的関与はなかったのか、という疑惑である。
 直接の関与がなかったとしても官僚側による忖度(そんたく)がなかったのかどうかも、重要な論点だ。

文書改ざんは認める
 第二に、公文書である決裁文書を財務省がなぜ改ざんしたのか、である。その動機が売却の経緯を隠蔽(いんぺい)するためだとしたら、これら二つの論点は不可分のものとして追及されなければならない。
 きのうの証人喚問で主に追及されたのは、第二の論点である文書改ざんへの佐川氏の関与である。
 財務省はこれまでの調査で、改ざんは昨年二月から四月にかけて行われたとしている。森友学園への国有地売却が国会で問題視された直後だ。当時、国有地を管理する理財局長が佐川氏だった。
 佐川氏は「書き換えはあった。担当局長としてひとえに私に責任がある」と改ざんの事実は認めたが、安倍首相や官邸側などからの改ざんの指示を否定。改ざんの目的や経緯、自身がいつどのように関わったかなどについては「捜査の対象であり、刑事訴追の恐れがある」として証言を拒否した。
 また、佐川氏が過去に国会で、森友側との交渉記録や面会記録を廃棄済みと答弁したことについては「規則について申し上げただけだった」と釈明した。

国政調査の権能軽視
 きのうの証人喚問で真相が解明されたとは到底言えないが、佐川氏の証言からは、看過できない重要な問題が浮かび上がる。
 改ざんが刑事訴追の対象になる「犯罪」であることに加え、国権の最高機関で、全国民を代表する国会を欺いた、ということだ。
 国会には当初、改ざん後の決裁文書が提示され、この誤った文書を基に一年近くにわたって議論が交わされていたことになる。おびただしい時間の浪費だ。
 佐川氏が廃棄済みと答弁していた交渉記録なども残されていた。佐川氏は証言で「国会対応に丁寧さを欠いていたのは間違いない」と陳謝したが、国会に対する偽りの答弁にほかならない。
 その後、答弁修正の機会はあったはずだが佐川氏はそうしなかった。当時、国会対応に追われ「休むことができず、全くそういう余裕がなかった」と釈明したが、それで済ますわけにはいかない。
 官僚による国会答弁は国会が有する国政調査の権能を重んじ、真実を述べることが前提だ。虚偽の文書や発言に基づいて予算案や法案、内政、外交の重要事項を審議することになれば、判断を誤る。
 佐川氏の理財局長としての振る舞いは、国会の国政調査機能を軽視する重大な行為だ。安倍政権の政治責任も免れまい。
 きのうの証人喚問では売却経緯についても真相解明には至らなかった。国会は引き続き国政調査権を駆使して真相に迫ってほしい。
 安倍昭恵氏に加え、首相夫人付き職員だった谷査恵子氏、佐川氏の前任の理財局長である迫田英典元国税庁長官らの証人喚問を求めたい。
 自民党の丸川珠代参院議員は佐川氏に決裁文書改ざんについて「安倍首相からの指示はありませんでしたね」「昭恵夫人からの指示はございませんでしたね」と尋ねた。
 首相夫妻の指示がないことを印象づける狙いがあるようにも聞こえた。念押しするような質問の仕方で、真相に迫り、国民の理解を得られるだろうか。
 報道各社の世論調査によると、内閣支持率は軒並み30%台に急落している。国民は安倍政権や支える自民党に厳しい目を向けていることを忘れてはならない。

幕引きは許されない
 野党側にも注文がある。一人あたりの質問時間が短く、真相に迫りきれなかったからだ。「一強多弱」の弊害である。野党間で質問事項を調整したり、質問者を絞るなどの工夫が必要だろう。
 佐川氏は証言拒否を連発する一方、首相夫妻ら政権側の関与は否定し、すべての責任を一身に背負おうとしているのではないか。
 しかし、疑惑の本質は、公平、公正であるべき行政判断が、政治の影響で歪(ゆが)められたか否か、である。それを解明するのは国政調査権を有する国会の責任だ。トカゲの尻尾切りで幕引きを許すようなことがあってはならない。 


 社説:佐川氏喚問 膨らむ疑問、募る不信

 疑問は膨らむばかりである。
 きのう衆参両院で、財務省の佐川宣寿(のぶひさ)・前理財局長に対する証人喚問が行われた。
 森友学園との国有地取引をめぐり、財務省が決裁文書を改ざんした当時の国会答弁を、佐川氏は一手に引き受けていた。
 改ざんはなぜ行われたのか。誰が誰の指示でやったのか。
 問題の核心部分を問われると、佐川氏はことごとく証言を拒み、真相解明は全くと言っていいほど進まなかった。
 議院証言法は、刑事訴追の恐れがあることを理由に証言を拒否することを認めている。
 だが今回の公文書改ざんは、国会を欺き、国民の知る権利を侵した重大疑惑である。
 佐川氏は「当時の担当局長として責任はひとえに私にある」と謝罪した。ならばその責任を果たす道として、知っていることを率直に国民に説明すべきではなかったか。
 4時間余に及んだ喚問で、佐川氏は改ざんの事実を知っていたのかなど、自らの関与について、捜査対象になっていることを理由に説明を拒み続けた。
 一方で、改ざんに安倍首相や麻生財務相、首相官邸の関係者、財務省幹部らの指示はなかったと断言した。
 学園への国有地の貸し付け・売却についても、首相や妻昭恵氏の「影響があったとは全く考えていない」と言い切った。
 なぜ、そう断じられるのか。
 自らが改ざんにどう関わったかは一切語らぬまま、首相や麻生氏の関与は全否定する。学園との土地取引が行われたのは、佐川氏が理財局長に就任する前で直接の当事者ではないのに、首相や昭恵氏の指示や関与はなかったと一蹴する。
 およそ不自然で、説得力を欠く証言と言うほかない。
 自民党幹部のひとりが「首相らの関与がなかったことが明白になった」と語るなど、幕引きを探る動きもあるが、とんでもない話だ。疑問だらけに終わった佐川氏の喚問は、問題の深さをいっそう印象づけた。
 失われた政治と行政の信頼を取り戻すには、二つの疑問を徹底的に解明する必要がある。
 首相や昭恵氏の名前を決裁文書からなぜ削ったのか。そして、学園に破格の安値で国有地を売却したのはなぜなのか。
 佐川氏の喚問は第一歩に過ぎない。前任の理財局長だった迫田英典氏や昭恵氏、昭恵氏と財務省を仲介した政府職員らの国会招致は欠かせない。
 行政監視の機能を果たし、民主主義を立て直せるか。与野党ともに問われている。 


  社説:森友問題で佐川氏喚問 疑念深めた不自然な証言
毎日新聞 2018年3月28日

 公文書の改ざんという民主国家の根幹を揺るがす不祥事の真相解明は残念ながら進まなかった。
 森友学園問題をめぐる佐川宣寿前財務省理財局長の証人喚問が衆参両院で行われたが、佐川氏の不自然な証言がむしろ疑念を深めた。
 佐川氏に語ってほしかったのは、理財局長当時の自身の国会答弁と改ざんとの関係だ。
 問題となった主な答弁は「学園への国有地売却は適切に行われた」「事前の価格交渉はなかった」「交渉記録は全て廃棄した」の三つだ。
 後任の太田充理財局長は、佐川氏の答弁に合わせるために改ざんが行われたと国会に説明している。
 ところが佐川氏は、価格交渉はなかったとの答弁は「今でも正しかったと考えている」と主張し、売却手続きも適切だったと繰り返した。
 それではなぜ文書の改ざんまでする必要があったのだろう。逆に政権への忖度(そんたく)があったとの見方を強めないか。太田氏の説明とも矛盾する。
 交渉記録については、近畿財務局内のやり取りを記載した文書が後に見つかっている。佐川氏は、自身の答弁は事案の終了とともに廃棄するとの省内規則を述べたものであり、実際に廃棄を確認したわけではないと説明した。強弁に等しい。
 さらに不自然なのは、改ざんの経緯については「刑事訴追を受ける恐れがある」と証言を拒否したのに、首相官邸など政権の関与は「なかった」と断言する使い分けだ。
 安倍晋三首相と妻昭恵氏が国有地売却までの手続きに関与したかについても「影響があったとは全く考えていない」と証言した。契約当時の理財局長ではない佐川氏が「経緯を勉強した」だけで断言できるのか。
 議院証言法は訴追の恐れを理由に証言を拒むことを認めている。証人の人権に配慮した規定だ。一方で、正当な理由なく証言を拒否した証人に刑罰が科されるのは、憲法の定める国政調査権の重さゆえだ。
 佐川氏は刑事訴追とは直接関係のない証言も拒む場面があった。自己防御の権利とはいえ、過剰に使えば国会を軽んじることになる。
 国会の行政監視機能が問われている。国有地の売却と決裁文書の改ざんにかかわった財務省職員らへの調査を主体的に進めるべきだ。  



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3月27日(火)のつぶやき

2018-03-28 02:03:34 | 花/美しいもの
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インフルエンザで花粉症悪化も のどの粘膜、ケア/ピンクユキヤナギ、トサミズキ、十月桜が満開。珍しいキブシの花も。

2018-03-27 18:25:20 | ほん/新聞/ニュース
前庭のピンクユキヤナギが満開になりました。


  
庭のなかにももう一株。

こちらはちょっと遅めに咲き始めましたが、
開花が追いついて満開です。
  


春にも秋にも咲く「十月桜」。

冬の間もずっと咲いていましたが、
  
この暖かさで一気に花が増えて、ほぼ満開。

500円玉位の小さな花ですが、
一つ一つの花は薄桃色の八重咲きで上品です。

紅しだれ梅の下に咲くトサミズキ。

薄黄緑の珍しい花で、爽やかな芳香がします。
  



数年前に植えたキブシ。キフジともいいます。。

今年は、フジのような長い花がたくさん垂れ下がって咲きます。




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ところで、
今日の中日新聞生活面は小中寿美さんの記事。

呼吸器トラブル、ぜんそく、誤嚥などは、
わたし自身の切実なテーマなので熟読しました。

コーヒーに蜂蜜を入れて飲むとよい、
ということは、先日のテレビでもやっていました。

  インフルエンザで花粉症悪化も のどの粘膜、ケア
2018年3月27日 中日新聞

 この冬は記録的な寒さとなり、インフルエンザが大流行した。ウイルス感染や乾燥でのどの粘膜が荒れてしまった人は、異物を排出しにくく、アレルギー症状が強く出たり、「せきぜんそく」や肺炎につながったりする恐れがある。専門家は「粘膜の荒れを鎮めるケアや、のどを鍛えるトレーニングを取り入れて」と呼び掛けている。
 二月にインフルエンザB型にかかった東京都内の女性(22)は、初めて花粉症になった。鼻水や目のかゆみに加え、せきが続いて夜中に目が覚めるようになり、医療機関を受診。気管支ぜんそくの前段階とされる、せきぜんそくを併発していた。
 呼吸器内科が専門で池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さん(54)は「インフルにかかった影響で花粉症が顕在化した可能性もある」と推測する。インフルエンザの今シーズンの累積推計患者数は二千万人を突破。インフルと花粉のダブルパンチを受けている人は少なくないとみられる。
 粘膜には、空気とともに吸い込んだ細菌などの異物を排出する役割がある。咽頭から気管支にかけての気道の内壁には、線毛と呼ばれる細かい毛がびっしり生え、表面は粘液で覆われている。気道に入った異物は粘液に捉えられ、線毛の波打つ動きに乗って外に押し戻されるが、空気の乾燥やインフルのダメージを受けると、この働きは低下する。
 「インフルエンザの影響で、アレルギー症状がひどくなる患者は多い」と大谷さん。風邪をひきやすくなったり、鼻水がのどの奥へ流れ落ちる「後鼻漏」を併発したりすることもある。
 粘膜の荒れを鎮めるには「のどを潤すことが大切」と大谷さん。対策としては加湿器を使い、湿度を50~60%に保つ。こまめな水分補給のほかマスクものどの保湿に役立つ。のどに痛みがある時はあめをなめる。唾液の分泌を促し、線毛の働きを高める効果がある。
 ほかに大谷さんが勧めるのがコーヒーにハチミツを入れて飲む方法。ハチミツは抗炎症作用、カフェインは気管支拡張作用が証明されており、せきの改善が期待できる。ただ「せきが二週間続く場合は、ぜんそくや肺炎が疑われるため医療機関を受診すべきだ」と話している。

◆誤嚥性肺炎、トレーニングで予防
 線毛の働きが低下し、異物を排出しにくくなって発症するリスクが高まるのが誤嚥(ごえん)性肺炎だ。食べ物を誤嚥して起こすイメージが強いが「雑菌の増えた唾液を就寝中に誤嚥することを繰り返す『隠れ誤嚥』も原因。このケースが実は多い」と大谷さんは指摘する。
 空気の通り道と食べ物の通り道はのどで交差している。食べ物などをのみ込む時は「喉頭蓋(がい)」が気管にふたをするが、加齢でのどの筋力が衰えてくると、隙間ができて気管、肺へと進んでしまうことがある。40代以降にむせやすくなるのはこの衰えのためという。
 誤嚥性肺炎の予防には、「肺炎球菌ワクチンや口腔ケアが大切だが、『のどトレ』も加えて」と大谷さん。まず、のみ込む力が低下していないかチェックしてみよう。のど仏のやや上に人さし指を当てて、30秒間に唾を何回のみ込めるか数える。8回できれば問題ないが2回以下なら低下、3~7回でも注意が必要だ。
 のど仏を動かす筋肉を鍛える「イィー体操」と「あごもちあげ体操」を同時にすると効果的=図。発声もほぼ同じ筋肉を使うためおしゃべりやカラオケもお勧め。のど仏が上がりやすい高いキーの曲を歌うとより強化できる。
 (小中寿美) 



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3月26日(月)のつぶやき

2018-03-27 02:03:43 | 花/美しいもの
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