みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

病院で熱中症か 命の軽視 疑念拭えず/入院患者死亡 熱中症対策を講じたか/きょうもナスそうめん

2018-08-31 15:11:15 | ほん/新聞/ニュース
西の畑に自家用に一株だけ植えた長ナスは、

暑さに負けず、絶好調で長い実をたくさんつけています。

手前のウリはピークを越えて、減り始めています。

見まわせば、台所のシンクのまわりは
防曇袋にはいった長ナスばかり。

10日ほどの前のナスはしなびてきたので、
大6本を使ってナスそうめんを作ることにしましょう。

ナスを炒めて薄めの出汁で煮てから

栃尾揚げを入れて味をととのえます。
  
これを冷たいそうめんにかけて食べます。

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岐阜市内の病院で、高齢者が相次いで亡くなり、
熱中症が疑われています。

エアコンが壊れていたとのことですが、お盆前に、
数日、エアコンが故障しただけで死にそうな思いをしたので、
他人事ではありません。

安全であるはずの病院で命を落とした方や、
ご家族の無念はいかばかりでしょう。

岐阜県警は業務上過失致死の容疑を視野に捜査を始めているようですが、
病院の責任は重大です。

  社説:病院で熱中症か 命の軽視 疑念拭えず
2018年8月30日  中日新聞

 岐阜市の病院で、熱中症の疑いで高齢の入院患者五人が死亡した。酷暑が続く中での惨事で、故障したエアコンが修理されなかったためともみられる。弱者の犠牲を見過ごすわけにはいかない。
 現場は、老人医療が専門の「Y&M藤掛第一病院」。五十人ほどが入院していた。このうち、八十代の男女五人が二十六~二十八日に相次いで死亡した。岐阜県警は熱中症にかかった可能性があるとみて、業務上過失致死の容疑を視野に捜査している。
 藤掛陽生院長によると、二十日からエアコンが故障し、業者に修理を依頼。「一カ月かかる」と言われたため、病院は扇風機を置き一部の患者をエアコンの効く病室に移した。しかし、死亡した五人のうち四人は、エアコンの止まった病室に残っていた。院長は「問題があったとは考えていない」と病院の責任を否定している。
 岐阜市では二十六日の最高気温は三六・二度。夜間も三〇度近い状態が続き、湿度も70%近かった。猛暑日の連続でお年寄りらの体力が低下し、エアコンなしでは熱中症にかかりやすい体調だったとみられる。効果的な対応策なしでは、とても一カ月待てる状態ではなかったのではないか。
 専門家によると「湿度が高いと扇風機は湿気を含んだ生暖かい風しか送れず、効果は限定的だ。エアコンが望ましい」という。
 家庭用のエアコン使用への意識は今夏「暑いときだけ」から「暑ければ一晩中」に変わった。「部屋を冷やす」「水分をとる」が浸透。それでも、総務省消防庁によると、四月三十日から八月二十六日までに熱中症で救急搬送された人は全国で九万人に迫り、半数近くが六十五歳以上の高齢者だ。
 この病院の患者の大半は、高齢で健康状態の良くない人たち。ましてやこの夏の暑さである。家族らは、病院を信頼して入院させている。エアコンの故障が長引き、熱中症を誘発したとなれば、裏切られた思いが募るのではないか。

 病院側は、医師会や行政に相談してでも修理を急いでもらえなかったか。その上で、患者全員を一時的にでも院内でエアコンの故障を免れた部屋に、あるいは冷房のある他の病院へ移すことはできなかったか。実際、市保健所の二十八日の立ち入り検査ではそうした対処が指示されている。
 高温多湿の怖さを、ひいては尊い命を預かっていることの怖さを病院側が感じていたか、疑問が拭えない。 


 岐阜の病院、5人目死者 エアコン修理まで新患者停止
2018年8月30日  中日新聞

 岐阜市一番町の「Y&M藤掛第一病院」で80代の入院患者5人が相次いで死亡した問題で、岐阜市保健所は29日、エアコンの修理が終わるまで、新たな患者を受け入れないよう指示した。病院側は、修理の完了は9月10日になるとの見通しを示したという。
 岐阜県警は、死亡した患者らの司法解剖に着手。熱中症になった可能性もあるとみて、結果を踏まえ、業務上過失致死の疑いを視野に捜査方針を検討する。
 保健所によると、5階建ての同病院はエアコンが故障した3階に8つ、4階に6つの病室がある。それぞれ1~5人部屋。29日に2回目の立ち入り検査をした際、当初は両階でまだ数人がとどまっていたが、病院側は同日中にエアコンの効く別の階などに移動させた。1人は他の医療機関に転院し、現在は全体で四十数人の患者がいる。
 同病院では新たに28日午後6時40分ごろ、入院していた男性患者(84)が死亡し、死者が計5人となった。県警によると、男性は24日に入院し、当初はエアコンが故障している3階の病室に入った。最初の4人が死亡した後の27日中にエアコンが作動している2階の病室に移ったが、同室で死亡した。
 28日午後8時40分ごろ、この男性の成年後見人を務める男性(52)が岐阜中署を訪れ「不審に思ったので相談に来た」と届け出た。同時点で病院から県警に連絡はなかったという。
 保健所によると、3階と4階のエアコンは一括制御され、各部屋の天井に吹き出し口がある形だが、20日に故障。県警によると、26日午後8時40分ごろ~27日午前11時40分ごろ、両階の別々の部屋にいた83~85歳の入院患者の男女4人が、相次いで死亡していた。
(中日新聞) 


 社説:入院患者死亡 熱中症対策を講じたか
2018年8月30日 信濃毎日新聞

 命を守るための病院の内部で何が起きていたのか。

 「Y&M 藤掛第一病院」(岐阜市)で、入院していた80代の患者5人が死亡した。熱中症が原因だった可能性がある。

 5人がいた部屋を含め、3、4階の少なくとも10部屋のエアコンが20日に故障していた。業者に修理を依頼したものの、約1カ月かかるとの説明を受けたため、病室に扇風機を置いていたという。

 病院の対応が熱中症を招いたとしたら責任は重大だ。岐阜県警は業務上過失致死の容疑を視野に捜査を開始。28日夜には病院を捜索した。死因など事実経過を早急に明らかにしてほしい。

 対応には疑問が多い。

 病院側は「エアコンの故障が死亡につながったとは考えていない」と説明。死亡した患者らは「いつ容体が急変してもおかしくない症状だった」としている。

 納得できないのは、重い症状の患者をエアコンが効かない病室に置いたままにしたことである。

 死亡した患者のうち何人かは、重症の心不全や多臓器不全だった。重い肺の病気にかかっている患者もいたという。

 熱中症は、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温調節機能が低下して生じる。健康な高齢者でもエアコンがなくて室内で熱中症になり、死亡するケースが全国で相次いでいる。症状が重ければ、なおさら注意が必要だ。

 5人のうち4人は26日夜から27日午前にかけ死亡している。岐阜地方気象台によると、26日の岐阜市の最高気温は36・2度だった。

 同病院は老人医療を専門としている。それならば熱中症の危険性は熟知していたはずだ。発生を予見して、可能な限り対応することが求められていた。

 それなのに、エアコンが故障した各病室に置かれていた扇風機は1台だけだった。エアコンが効く病室に移すか、転院などの対応を取ることはできなかったのか。患者の容体観察は十分だったのか。病院の対応が問われる。5人の死亡を県警に通報しなかったのも疑問である。

 同病院には、急性期医療を終えても、病院での療養が継続的に必要な慢性期の高齢者が入院している。退院がかなわず、亡くなる患者も多いという。

 病院はホームページで「患者の快適性を追求して日々改善して運営している」とPRしている。言葉に反して患者の尊厳を侵していたとしたら、遺族は納得できないだろう。
(8月30日)  


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8月30日(木)のつぶやき

2018-08-31 02:03:51 | 花/美しいもの
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障害者雇用 許せぬ、でたらめ横行/障害者「水増し」 解明なくして信頼なし/政府の障害者雇用率調査 義務果たす計画を早急に

2018-08-30 19:48:58 | ほん/新聞/ニュース
ちょっと仕事が立て込んで忙しい日が続いたので、
買い物に行くかわりに、気分転換がてらネットでお取り寄せ。

別便でそれぞれメーカーから送られてきたので
宅急便が次つぎに届き、かえって忙しかったです。

五島列島のビーフカレー。
「五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー」という長い名前。

72%のハイカカオチョコ。
1キロ袋なので市販品より割安で、おいしいです。。

天草100パーセントの粉寒天。
前から欲しかったのですが、混ぜ物や外国製おおいので、
信頼できる長野のメーカー品を注文。

パートナーには、梅酒用のチョーヤブランデーVOを取り寄せてあげました。

これから梅酒を漬けるのではなく、
これを梅酒に混ぜて、ソーダで割って、
シークワーサーも入れて飲むのです。
ブランデーがないときは、ホワイトリカーで割るので、
時々、注文してあげます。
とはいえ、
アルコールはほどほどにしてくださいね(笑)。

胡蝶蘭の花は、3本で20輪になりました。

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後半は、
障害者雇用偽装の新聞各紙の社説です。

こういうズルは、ゆるせーん!

  社説:障害者雇用 許せぬ、でたらめ横行 
2018年8月29日 朝日新聞

 障害者雇用の旗振り役であるはずの、行政機関のあまりのでたらめぶりにあぜんとする。
 障害者の雇用義務がある国の33行政機関のうち27機関で、国の指針に反して計3460人を障害者数に算入していたことが、厚生労働省の調査でわかった。国の行政機関で働く障害者は昨年6月1日時点で約6900人とされていた。実にその半数以上にあたる。
 厚労省は、中央省庁などの障害者の雇用割合は2・49%で、当時の法定雇用率2・3%を達成しているとしていた。実際は大きく下回る1・19%だったことになる。
 外務省では報告された障害者数の8割以上、国税庁では7割以上が不適切な算定とされた。
 各省庁は、障害者手帳や医師の診断書による確認を怠っていた。国の指針に対する理解不足や解釈の誤りが原因で、雇用率を高く見せる意図はなかったと説明している。本当にそう言い切れるのか。
 政府は今後、第三者委員会を設けて経緯や原因を調べ、10月中に再発防止策をまとめる。同様の問題が発覚している全国の地方自治体についても調べる。徹底的に解明すべきだ。
 不適切とされた3460人分がすべて、全く障害者に該当しないわけではないと、厚労省は説明する。一方で、省庁によっては本人に無断で、障害者数に算入していた事例もあるようだ。実態はどうだったのか。詳しい内訳、全体像を早急に示す必要がある。
 省庁側には、厚労省の通知や指針のわかりにくさを指摘する声もあるようだ。だが、民間は同じルールできちんとやっている。言い訳にならない。
 民間企業は法定雇用率に達しないと、納付金を課せられる。正しく算定しているか検査も受ける。こうしたチェック体制が省庁や地方自治体にはないことも問題だ。実効性を担保する仕組みの整備を急ぐべきだ。
 不適切な算定を続けていた省庁は、障害者雇用の意義を考えていたのだろうか。数字の上で法定雇用率さえ達成すればいい。そんなおざなりな意識が、問題の根っこにあったのではないか。
 障害のある人も能力を発揮し、働きやすい職場作りを進める。その意識があったら今回のようなことは起きないだろう。
 法定雇用率を遅くとも来年末までに達成するよう、各省庁は計画をつくるという。「量」だけでなく「質」の面からも、障害者雇用への向き合い方を見直さねばならない。 


 社説:障害者「水増し」 解明なくして信頼なし
中日新聞 2018年8月29日

 政府が公表した中央省庁の障害者雇用の実態には、あらためてあきれる。障害者の働く場を奪う暴挙と言わざるを得ない。共生社会の実現へ向け、実態の解明と再発防止を徹底すべきだ。
 最初に指摘しておきたい。
 中央省庁の障害者雇用の数字水増しは単なる算定ルールの認識不足ではない。障害者を働く仲間と見ていないということだ。差別ではないか。
 調査結果によると中央省庁の八割で、計三千四百六十人が不正に算入されていた。昨年雇用していたとした障害者の半数に上る。障害者雇用促進法で求められる雇用率を大幅に下回った。雇用をリードする厚生労働省もわずかながらあった。省庁ぐるみと受け取られかねない不正である。
 民間には法定雇用率に達しないと納付金を求めるのに、行政機関が報告だけで済むのは雇用の旗振り役として責任を果たしているとの前提があったからだろう。それだけに不正を放置した責任は重い。猛省すべきだ。
 なぜ不正が行われたのか。厚労省のガイドラインでは、身体障害者手帳などを持つ人などが対象だが、多くがそれに従っていなかった。ガイドラインの理解不足などという理由は通用しない。そもそも障害者を働く仲間と見ていれば、ガイドラインを確認し適材適所の雇用を考えたのではないか。
 不正が故意かどうか加藤勝信厚労相は「今、把握することは困難だ」と述べた。水増しの経緯や詳しい実態は依然、不明だ。政府には地方自治体も含め真相を究明する責任がある。
 野党各党は国会の閉会中審査を求めている。行政機関全体の不正でしかも長年続けられてきたからには、政府任せにせず国会もチェック機能を果たしてほしい。
 この問題を取り上げた本欄(八月十八日付)で大分県杵築(きつき)市の永松悟市長から聞いた話を紹介した。永松市長は精密機器メーカーの下請け企業で働く二人の知的障害者のことも紹介してくれた。
 -二人は新入社員の教育係を務める。多くの失敗を経験しているからこそ、新人が失敗しても丁寧に繰り返し教えてくれるのだそうだ。現場の管理職も必要な人材だと断言しているという。
 障害者だけでなく育児・介護中の人、高齢者など誰もが能力を生かしやりがいを感じられる職場にできるはずだ。政府は不正の再発防止は当然、その環境整備こそが重要課題だと肝に銘じるべきだ。 


 社説:政府の障害者雇用率調査 義務果たす計画を早急に
毎日新聞 2018年8月29日
 
国の行政機関の8割が障害者手帳を持っていない人を障害者雇用率に算入し、その数は計3460人に上ることを政府が公表した。

 昨年のまとめでは、国の行政機関で雇用している障害者は約6900人とされている。その半数がうそだったことになる。制度の根幹を揺るがす深刻な事態だ。
 厚生労働省のガイドラインでは、雇用率に算入できるのは障害者手帳を持っている人か指定医の診断書のある人だけだ。企業や省庁は障害者雇用数を厚労省に報告する際、手帳を確認することが定められている。
 「ガイドラインの解釈の仕方が違っていた」「手帳を確認する必要性を認識していなかった」などと各省庁の大臣らはコメントするが、そうした言い訳は素直に受け取れない。
 地方自治体でも障害者雇用の水増しがあることが報道で明らかになっている。その中には手帳を持っていないことを知りながら虚偽報告していた例もある。国の行政機関の8割が解釈や認識の違いだけで恒常的な水増しをしていたとするのは不自然だ。詳しく検証すべきである。
 省庁の雇用率は、水増し分を差し引くと平均1・19%になり、法律で義務づけられた2・5%を大幅に下回る。1%未満の省庁は半数以上ある。国税庁に至っては1000人を超える水増しが行われてきた。
 公的機関や企業で働くことを希望しながら、よい仕事に就けていない障害者は多い。中央省庁の水増しの分だけ、就労からはじき出された障害者がいるということだ。
 政府は加藤勝信厚労相を議長に省庁の官房長らで構成する連絡会議を設けて対策を検討するという。だが、新たに3500人もの障害者を雇用するのは容易ではない。官邸主導で具体的な行程を定めた行動計画をすみやかに策定すべきだ。
 障害者差別解消法では障害者が働きやすくなるための合理的配慮が公的機関に義務づけられている。民間企業は努力義務にとどまっているが、優れた合理的配慮をしている企業は多い。各省庁は民間を参考にして真剣に取り組むべきである。
 もともと中央省庁は民間企業に範を垂れるべき存在として雇用率も高く設定されている。これ以上の背信や怠慢は許されない。


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8月29日(水)のつぶやき

2018-08-30 02:00:39 | 花/美しいもの
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トランスジェンダーの医師、専門外来開設 望む性で生きる道、ともに/夏野菜まだたまだたくさんあります。

2018-08-29 21:27:37 | ほん/新聞/ニュース
きょうは朝、ウオーキングに行ったきりで、
あとは一日、PCの前で、仕事に追われていました。

気が付けは7時前。
急いで夕食の準備をしました。
久しぶりに、イベリコ豚数種の焼き肉にしたのですが、
写真を撮るのを忘れて、完食してしまいました。

ふだんの食事は、まだまだたくさんある夏野菜が中心。
ナスは毎日食べていますが、週二回の寺町畑の配送日に
届けてくれるので、なかなか減りませんね(笑)。





  





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ところで、
昨日の中日新聞生活面の小中寿美さんの記事、
「トランスジェンダーの医師、専門外来開設 望む性で生きる道、ともに」。
とてもよかったので紹介します。

  トランスジェンダーの医師、専門外来開設 望む性で生きる道、ともに
2018年8月28日 中日新聞

 LGBT(性的少数者)のうち、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの医師が、当事者らにカウンセリングやホルモン療法を行う専門外来を名古屋市内で始めた。治療を必要とするケースは性同一性障害(GID)の病名で知られ、性別適合手術が保険適用になるなど、望む性で生きる道は開かれつつある。一方で、需要の高いホルモン療法は自由診療のままで、安易に処方されるケースもあるようだ。専門外来の日常を追う中で、そうした現状が浮かび上がってきた。(小中寿美)

幼少期の記憶探る
 昼夜を問わず車が行き交う名古屋・栄の交差点。角に立つ商業ビルの一階に、トランスジェンダーの武藤ひめさん(41)が院長を務める久屋クリニックがある。もともとは小児科医だったが、当事者として経験を生かして、それぞれの悩みを聞いて解決策を探ろうと、昨年秋からトランスジェンダー当事者を対象にした専門外来を行う。
 トランスジェンダーは心と体の性に不一致があり、原因は解明されていない。程度はさまざまだが、体の性に不快感や嫌悪感を持ち、心の性に合わせて生きることを望む場合、治療によって体を心の性に近づけることで、社会の中で生活しやすくなる。

違和感くみ取る
 クリニックを訪れるのは週に十数人。武藤さんと同様、男性であることに違和感を感じ、女性として生きることを望む患者が多い。愛知県内に住むAさん(三十代)もその一人。恋愛の対象が女性というやや珍しいケースで、複数の精神科にかかったが、それを理由に治療の対象とならなかった。「心が女性なら好きになるのは男性のはず。自分は何者なのか」と思い悩んだ。
 インターネットでクリニックを知り、六月に来院。幼少期の記憶を詳しく尋ねられた。「自分の性器はいつかなくなるものだと思っていた」とAさん。男の子が苦手で女の子とままごとをするのが好き。母親に「どうして男の子と遊ばないの」と言われても、なぜそう言われるのか不思議だった。
 髪は今に至るまでロング。思春期には、しぐさや雰囲気が「女みたい」と男子にいじめられた。スカートをはきたかったが周囲との衝突を避けるために、ファッションとしてズボンの上にはく程度にとどめた。診察を受けた日はモノトーンのシンプルな服装だった。
 カウンセリングは設定の三十分を超えた。武藤さんは「好きになる対象は男性という人が多いが、女性ということもあり得る」と話した上で、Aさんにトランスジェンダーだと告げた。

服装も手掛かり
 決め手となったのは幼少期からの違和感だ。幼稚園などではよく男女のグループに分けられるが、周囲の子どもたちと行動にずれが生じるのはトランスジェンダーに見られる傾向だという。「自分は女性だと大人になってから気付く場合もあるが、振り返ってみると幼少期にそういう行動パターンを取っていることが多い」と武藤さん。男女いずれでも着こなせる服装を自然に選んでいたことも、単なる女装趣味ではないことを知る手掛かりになった。
 その後、Aさんはホルモン療法を受け始めた。体に変化が出るのはこれからだが「かなりスッキリした」と話す。食欲がなくやせていたが、ホルモン療法を続けられるだけの体力を付けるため、食事量を増やした。帽子を目深にかぶり、人目を避けるように外出していたが、今は帽子のつばを上げて来院している。
    ◇

◆安易な処方、保険適用外… ホルモン療法、課題も
 トランスジェンダーの中でも、治療の必要がある性同一性障害について、日本精神神経学会は一九九七年、初めて診断と治療のガイドライン=図は最新版=を作成した。翌年、国内では初の性別適合手術が行われ、ホルモン治療を含めガイドラインが示した治療法は次第に医療現場に浸透していった。
 身体的な治療の第一選択肢となるのがホルモン療法だ。体の性とは反対のホルモン製剤を使い、望む性に近づけていく。しかし、「治療は慎重を期すべきだ」と武藤さんは話す。精子をつくる能力を失うなど、元の生活に戻れなくなる可能性があるためだ。強い吐き気など日常生活に支障が出るほどの副作用や血栓症などのリスクもある。「家族との関係を断ち切ってでも女性になりたいのか。強い思いがなければ処方はできない」。しかし、「患者の求めるまま、安易に処方されるケースが多いのでは」と武藤さんは感じている。
 昨年末から武藤さんのクリニックを受診しているBさん(四十代)は以前、愛知県内の精神科で定期的にホルモン注射を受けていた。診察では何も聞かれず、カウンセリングもなかったという。効果がなく焦りを感じて転院した。その後、Bさんは体に変化が出てきたが、武藤さんは「治療をやめる人もいる」と告げ、続行の意思が固いかどうかを確かめた。
 驚いていることがもう一つある。「心の性が本当に女性か疑問を持たざるを得ない患者が多い」ことだ。七月、新患のCさん(五十代)は違和感を自覚した経緯をまったく話せず、身だしなみにも無関心。にもかかわらず、ホルモンを投与されていた。体重が多く血栓症のリスクも高いと感じ、「今なら引き返せる。薬をやめるなら協力する」と促したが、Cさんは以後訪れていない。
 治療は性別適合手術のイメージが先行しているが、「手術まで望まず、ホルモン療法だけを望む人は多い」と武藤さん。しかし、手術は今年四月、保険適用されたが、ホルモン療法は自由診療のままだ。「自由診療だと行政などのチェックが入らず、問題が生じても見過ごされる。安全性のため、早く保険適用にしてほしい」と訴える。 


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8月28日(火)のつぶやき

2018-08-29 02:00:51 | 花/美しいもの
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新学期に向け夜更かし解消を 朝イベントで早起き誘導/夏野菜たっぷりトマトチーズソースのペンネと長ナスの焼きナス

2018-08-28 20:57:31 | ほん/新聞/ニュース
きょうのお昼は夏野菜たっぷりトマトチーズソースのペンネ。
ペンネは1時間半ほど水につけて、すいすいペンネにして
ゆで時間を短縮、ガスも節約。。

ナスを二本、玉ねぎ一個とニンニク、イベリコ豚が入っています。
またたくさん採れるナスは、夕ご飯にも登場。

長ナスの焼きナス。
ヘルシオのウオーターレンジで、6本を一気に焼きました。

ゴーヤーチャンプルーと丸ズッキーニもサラダ。

きょうも夏野菜尽くしです。、

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ところで、
山県市の小学校は、夏休みも終わって昨日が始業式。

記事を読んで、学校がきらいで、
長い夏休みが終わるのが悲しかった
子ども時代を思い出しました。

  新学期に向け夜更かし解消を 朝イベントで早起き誘導 
2018年8月24日 中日新聞
 
 夏休みもあと一週間。つい夜更かしをして、起きる時間が後ろにずれてしまっている子どもも多いだろう。親としては、休み明けに体調を崩さずにしゃきっと登校できるか心配になってくるころだ。生活リズムを取り戻し、気持ち良く新学期をスタートさせたい。

 千葉県内の会社員の男性(37)は、夏休みに入ってから夜更かししがちになった長男(5つ)を心配する。夜遅くまで録画したテレビを見たり、おもちゃで遊んだり。午後十時ごろまで起きていても「休みだからいいか」と許してしまっていた。午前六時から六時半だった起床時間が、最近は午前八時ごろになることも。どうやってリズムを戻そうかと考えている。
 ベネッセ教育総合研究所が二〇〇九年に小学生の母親四千六百四十四人を対象に実施した調査によると、夏休み中に子どもが規則正しい生活を送れなかったと感じた人は、学年ごとに集計すると一~三割。高学年になるほど高かった。母親からは「夏休みだからと気が緩んでしまい、親子でのんびりしすぎた」「声を掛けないと際限なくだらしなくなっていく」といった声が上がった。その後の調査はないが、同研究所の邵勤風(しょうきんふう)初等中等教育研究室長は「テレビやパソコン、本などとの接触時間が長い子どもは睡眠時間が短い傾向にあるが、近年はスマートフォンの普及で、就寝時間が遅くなっている可能性がある」と推測する。
 「夜遅くまで起きている癖がついた子どもを、無理に寝かせることはとても難しい。朝早く起こすことから始めましょう」。文教大教育学部教授で小児科医の成田奈緒子さん(55)は、こうアドバイスする。早く起こして夜は早めに寝かせ、翌朝に再び決まった時刻に起こすのを繰り返せば、自然とリズムが整うという。
 とはいえ、子どもを無理に起こすのも一苦労。無理なく起こすために成田さんが勧める方法は、子どもがワクワクするイベントを朝一番にこしらえることだ。
 例えば、今の時季なら水遊び。多くの子どもが大好きで眠気も吹き飛ぶ。「今日は朝からパンケーキをいっぱい焼こうか」などと声を掛け、関心を引くのもいい。ゲームが好きなら、朝早くに遊ぶ時間を設定しよう。好きなテレビ番組が夜にあるなら、録画して翌朝に見るようにすれば、起きるのが楽しみになり、夜更かし防止にもつながる。
 早起きは、ただ幼稚園や学校の生活に合わせるというだけでなく「子どもの脳の成長に欠かせない」と、成田さんは説く。脳内物質の「セロトニン」は、睡眠や食欲、自律神経など生きていく上で基本となる機能をコントロールし、不安を抑えて心を穏やかにする働きがあるが、これは午前五~七時ごろに盛んに分泌され、太陽の光が目に入ることでさらに増える。セロトニンの不足は、心の病気や障害につながるという研究もあり、早起きして朝日を浴びるというごく当たり前な生活こそが、子どもの成長には重要という。
 「最初は多少の根性がいりますが、いったん『朝起き脳』がつくられれば『夜寝つく脳』は勝手についてきます」と成田さんは話す。
 (河郷丈史)

◆生活リズムを整えるポイント
・夜に早く寝かせるのは難しいので、朝早く起こすことから
・水遊びなど、子どもがワクワクするイベントを朝一番に設定する
 ※成田さんの話を基に作成


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8月27日(月)のつぶやき

2018-08-28 02:01:12 | 花/美しいもの
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リフレッシュしたのに…けだるい 休暇明けの仕事、徐々にペース回復を/カルディの中太麺で冷やし混ぜ麺

2018-08-27 20:40:49 | ほん/新聞/ニュース
数日前にマーに買い物に出かけて、
カルディで中太麺を見つけました。

カルディの麺はおいしいものが多いので、
さっそく購入して、お昼は中太麺の混ぜ麺。

とりむね肉をレンジでチンして、
オクラとキュウリを入れて、たれを作ります。

麺はたっぷりのお湯で6分ゆでて、水で冷やします。

麺にたれをかけてよくかき混ぜて食べます。
薬味のシソとノリはお好みで。

昆布だけの煮豆でたんぱく質も補充。


道の下のむくげは、白と紫の混合です。

一本の木の咲きわけではなく、
苗の時から二本の木を同じところに植えたものです。

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ところで、
今日の中日新聞生活面の記事
「リフレッシュしたのに…けだるい 休暇明けの仕事、徐々にペース回復を」。
お盆明けで仕事がはかどらない人は多いようです。
じつは、わたしも・・・。

  リフレッシュしたのに…けだるい 休暇明けの仕事、徐々にペース回復を  
2018年8月27日 中日新聞

 夏期休暇が明けて間もない人も多いだろう。しっかりリフレッシュできた人の一方で、なかなか調子を取り戻せない人もいるかもしれない。長期休暇を楽しく有意義に過ごしても、仕事を再開するといまひとつ身が入らなくなるのはなぜだろう。専門家に原因と対策を聞いた。
 「『たっぷり休んだのだから、すぐに取り返さないと』などと、気張らない心の持ちようが大事です」。産業カウンセラーで、帝京平成大現代ライフ学部(東京都中野区)教授の渡部卓さん(61)に尋ねると、そんな答えが返ってきた。
 渡部さんによると、メンタル面の不調は、自律神経の乱れが影響している。自律神経には、集中力を高める交感神経と、リラックス作用のある副交感神経があり、仕事中は前者が優位。しかし、休暇中は両者のバランスが変わりやすいため、そのまま仕事に復帰すると空回りしやすいのだという。そこで、渡部さんが勧めるのが、少しずつ気分を高める工夫。例えば、通勤中に自分の好きな音楽を聴いたり、少し息が上がる程度に早歩きしたりすること。音楽はテンポのいい曲がいい。寝覚めに少し熱めのシャワーを浴びるという手もある。そうすると、交感神経の働きが高まり、仕事モードに入りやすい。
 職場でも、気分が乗らないのに黙々と仕事をするのは逆効果。久しぶりに会った同僚と休暇中の話題などでおしゃべりしてからの方がむしろ乗りやすい。
 仕事も、いきなり全力で取りかからず、「まずはその日最低限やらないといけないことを、三つほど書き出してみて」と渡部さんはアドバイスする。休み中にたまった仕事をあれもこれもと漠然と考えると、うんざりするが、整理すると、やることが具体的になり見通しが立つからだ。
 書き出した三つのことができれば、その日は十分。「一年間トータルで仕事をこなせればいいわけで、目先の数日だけにこだわる必要はありません」。休みが明けて一週間ほどしても、調子が戻らないという場合は、半日休暇などを取ってもう一度リフレッシュするのも手だという。
 休み明けのけだるさは、生活リズムの乱れとも関係している。東京歯科大市川総合病院(千葉県市川市)の精神科医で産業医の宗未来さん(46)は「起床時間と就寝時間、三食の時間は最低限、規則正しくを心掛けましょう」と呼び掛ける。
 宗さんによると、休暇中に生活リズムが一変すると、その反動で、休み明けは軽いうつに似た状態に陥りやすい。このため、規則正しい生活がかぎになるという。普段から、日曜の晩に翌日からの仕事を考えると気がめいるという人は、変化への適用が不得手かもしれないので、気持ちを大きく楽に構えたい。
 宗さんは「リフレッシュしたんだから、全力で集中しないといけないというのは時代錯誤。周囲がそう思っていても、惑わされず焦らないのが大切です」と力を込める。
 (添田隆典)


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8月26日(日)のつぶやき

2018-08-27 02:02:48 | 花/美しいもの
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