脚が、膝下~足首までの間が見事に日焼けしてしまっている!
そこの部分だけ露出しているから日焼けするのはわかるのだけれど、
程合いというものがあると思うんだ。
くっきり線というか、ズボン下(ひどいな、カプリパンツの裾ラインといえばいいのか)と5本指ソックスの足首部分、
しゃきーんと段差焼けとなっている。
いやぁ、早い。まだ6月上旬。
腕のほうの半袖ラインはいまのところついていないけれど、これも時間の問題か。
週に数回走る&歩く、ただそれだけなのに、時間だって1回につき2時間くらいでしょ、
脚焼けと同じくらい顔も焼けている?
一応こちらは日焼け止め&ファンデ厚塗り、似合わない帽子で死守しているつもりだけれども、
このごろファンデの色のほうが地肌より数段明るく感じるんだな。
今日はこんな話ではなく17ページの日なのに、
自分の脚の色にひきつってしまい、つい余計なことを書いてしまいました。
お先真っ黒だ。
では、真っ暗真っ黒ながらもいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写し、
あとは紹介にも感想にもならない雑文です。
北海タイムス物語/増田俊成
「誰に?」
増田さんはその時代への誘導がうまい。
『七帝柔道記』では岡田有希子の自殺が冒頭にあり、あれは強烈な出来事だったので、
すぐにこの小説はあの時代の頃の設定で、その頃私はどこに住んでいて……などなど、
ぱぱぱぱぱっと1986年4月にひとっ飛び。
今回の『北海タイムス物語』では、宮沢りえのサンタフェだ(笑)。
ばばばっと、あの有名すぎる扉の透かし模様カモフラージュヌード(通じることを切に願う)、
今これを読んでいる人のアタマのなかには裸の宮沢りえが浮かんでいることと思いますが、
ああ、あのころの時代の札幌が舞台なんだと最初にぽんと固定される。
ちなみに大火傷を負って札幌医大に自衛隊機で移送されてきたソ連の三歳児コンスタンチンちゃんもでてくる。
ああ、そんなことがあった、
イーゴリさんは髭のパパだったと思い出した方もたくさんいらっしゃるでしょうか。
金不二(富士は使っていない)もでてくるし、円山動物園もでてきた。
前半のぐずぐず具合に対し後半の盛り上がりは熱かったな(笑)。
後半だけでももう一度読み直したい。
解決していない部分、サラ金はどうなったのか、浦さんのこと、その後のこと、
これは続編があると考えていいのかな。
しっかし北海タイムスってこんなに低賃金だったんだ。
ファインダーズ・キーパーズ上/スティーヴン・キング 白石朗訳
出さないほうがいいことは心得ていた。
ファインダーズ・キーパーズ下/スティーヴン・キング 白石朗訳
す。あるとき……たしか六週間たっても手紙が来ないことがあって、そのとき父さんが母さんに、
上下巻まとめて。
退職刑事ビル・ホッジス三部作の第二作。
面白いのだけれど、なんかちょっと物足りない。
なにが物足りないのか考えてみたら、キングのぐずぐず節が炸裂していないんだな。
あのキング節はあればあったでまどろっこしい、というかしつこい、だらだらで参るのだけれど、
それが手短に終わってしまうと、キングはどうしてしまったんだろう、どこか具合が悪いのではないかと心配してしまう。
第三作に期待。
小泉今日子書評集/小泉今日子
愛とはなんて強いものだろう。そんな風に生き、そ
書評というのは、その本をまだ読んでいない人に向けて紹介するもので、
自分の思いを書いたものは感想文だと私は思うのだけれど、
それでいうとこの本は書評のようでも感想、心の内がが80%のような。
タイトルに小泉今日子と入れているのは得なのか損なのかなんて考えてしまった。
で、やっぱりこういう本を読むと読んでみたくなった本や作家がいっぱいで、
実は今日登場した「北海タイムス物語」「ファインダーズ・キーパーズ上下」「小泉今日子書評集」、
この4冊すべて図書館の順番待ちしていた本で、それが一気に到来、
そして私の後ろも順番待ちの人が控えていて大慌てで読んだのだけれど、
やっと落ち着いたと思ったら、順番待ちをしていた本4冊がどどんとまた図書館に届いている。
大変なことになっています。
健康の味/南伸坊
つけの漢方の先生に、相談をした。
その小泉さん(元総理か)の書評集で紹介していた1冊。
ちょうど10年前の話で、ということは今現在の、10年後になった伸坊さんはどうしていらっしゃるのか、
そこのところが知りたいなと。
シコを踏んでいるのか、30回嚙んでご飯を食べているのか、ウエスト問題は解決したのか。
さらっと読了。
増田さんの本はこれで3冊読んだことになる。
確かあと2冊出ているはずだけど、格闘系でとっつきにくいのよね。
って七帝柔道記もばりばり格闘技だったけれど、舞台が北大・札幌だからちょっと別。
どうしようか迷うところです。
ああ、読んでみたい本がありすぎる。
以上、237回でした。
あ、忘れていた!
キングの上下本、といえばあれですよ、
つなげてみました。
あまり意外性がなかったかな。