今回184回目に間に合うかもと西原さんの本をさきほどまで読んでいたのですが、
このまま読み続けていたら読了はできるけれど今日中にブログを投稿するには間に合わなくなりそうなのでストップ。
なかなか思うようには進みません。
いつものようにこの10日間に読み終えた本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
あとは感想にも紹介にもならない雑文です。
今回もミステリの波がちゃぷちゃぷと。
殺人者の顔/ヘニング・マンケル 柳沢由美子訳
て、裸の女の出てくる夢にもう一度もぐり込みたいと言えばいいではないか。
前々回だったか、シリーズ5作目の「目くらましの道」から手をつけたヘニング・マンケルの刑事ヴァランダー・シリーズ。
同じ回に「特捜部Qシリーズ」も読んでみたのですが、
どちらも面白く、続けて、つまり他のシリーズ作品も読んでみる気になっっていて、
どちらかというとヘニング・マンケルの刑事ヴァランダー・シリーズのほうが相性が良さそうで、
シリーズ第一作目を今回読んでみたわけですが、
いやぁ、事件よりもヴァランダーのボロボロ度ばかり目が行ってしまった。
シリーズ1作目は人生ぼろぼろ真っ只中で、
妻は家を出る、娘とは不仲、体調不良、年老いた父親の介護、山ほどの問題を抱えていて、
逃げるようにお酒は飲むし飲酒運転で捕まるし(刑事だぞ)美人検事に手を出すし。
2作目でどう立ち直ってゆくのでしょか。
そう、携帯のない時代の小説なのね。
自動車電話(あったよね)が最先端で、音楽聴くのはカセットテープ、ちなみにオペラ好きの設定、
ビデオデッキを買おうか悩んでる。時代ですね。
そう、登場人物のひとりにアネッテ・ブロリンという女性がでてくるのだけれど、
これってアン・ブーリン(エリザベス1世の母)みたいな響きだなと。
ちょっと気になったので書き留めておきました。
悪女は自殺しない/ネレ・ノイハウス 酒寄進一訳
感じだろうと、ずっとわくわくしてきた。これまでろくに会話もしたことがない。
刑事オリヴァー&ピア・シリーズ三冊目。
三作目のつもりで読み始めたら、なんだかおかしい。変だ。
調べてみたらこの本がシリーズ一作目、最初のはじまりの一冊なのだそう。
日本ではシリーズ第三作「深い疵」、第四作「白雪姫には死んでもらう」と邦訳されて、
その次にこの「悪女は自殺しない」が発売されたそうで、タイトルもう少しなんとかしてもらいたいんだけど、
原題はどうなっているのでしょね、ドイツ語なのでこれっぽっちもわかりません。
そういえばこのオリヴァーも、今作では奥さんのコージマとラブラブだけれど、
4作目(3作目だったか?)ではコージマとの関係がダメになってぐっさぐさになってたな。
いやぁ、シリーズ物って困っちゃいますね、
オリヴァーでしょ、ヴァランダーでしょ、アバドでしょ、それにリンカーン・ライムも抱えてる。ミレニアムはどうする。
ライムシリーズはアメリカだけど、他はスウェーデン、ドイツ、デンマーク。
名前が全然アタマに入らなくて困るんです、馴染みのない名前ばかりで。
で、少しは本の話をしようと思うのですが、
「悪女は自殺しない」のこの「悪女」イザベル・ケルストナーがもういいだけひどい書かれ方をしていて、
美人でもてる以外はもうここまで悪く書かれる被害者というのも珍しいのではないかという嫌われ方。
彼女の死を悲しむ人物があらわれなかった。親兄弟ですら。ひっどいな。
そういえば「白雪姫には死んでもらう」の「白雪姫」もこっぴどく悪者になっていたし。
「深い疵」もそうだったかもしれない。とことん悪く酷い女性が登場している。
次回作もとんでもない女性が登場でしょか。ちょっと期待。
でもこのオリヴァーの相棒のピア、彼女は賢く知的で切れ者でステキです。
目でみる筋力トレーニングの解剖学 ひと目でわかる強化部位と筋名/フレデリック・ドラヴィエ
こういう本大好きなので(笑)。
1冊まるごと筋肉絵本というか、とにかく絵が図がすごい。
こういうトレーニングをしているときはこういう筋肉がこんなふうに使われていると筋肉図解。
こんな感じが最初から最後のページまで続いています。
眺めているだけで楽しい(笑)。
いえ、筋肉を意識することって大切ですから。
ちなみにこの図でいうと腹斜筋と前鋸筋も割れてきました(笑)。
なんて書くとお腹ぺったんこかと思われそうですが、それは大間違いで、
内臓脂肪、、立派な筋肉、皮下脂肪の三層構造になっていて、だれか助けてください。
以上、184回目でした。