毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

ウクレレ(まさかの)3台目

2016-06-26 23:56:56 | ウクレレ

 

運というか縁というか勢いというか。

 

私は既にウクレレ2台所有していて、

とくに不満を抱えているわけでもなく、

時間があれば弾いてひとり喜んでいるのですが。

 

たまに発作的に新しいウクレレが欲しくなり、

半年ほど前もロングネックのウクレレが欲しくて欲しくて欲しくて、

クリックぎりぎり寸前までいってしまった。

何故クリックするに至らなかったかというと、

ロングネックの定義がどうもメーカーによって違うのではないかという疑問が生じたから。

それがうまい具合に私の熱い情熱(笑)の炎を消してくれることに。

 

で。

 

今の熱い情熱? といえばベビーメタルのシスアンガー。

「お前のその根性たたき直すぞ 燃やせよ燃やせよ胸の中に秘めた怒りを」

なかなか過激で汚い言葉連続なんだけど、これがもうアタマの中で鳴り止まなくて、

メタタロウといいなんなんだもう、

それでツタヤにレンタルに行ったことは先日のブログで書きました。

 

そのツタヤでレンタルした帰り道に寄ったブック○フに、

なんとダンボール箱入りウクレレが一台、ひっそり吊るしギターの下に鎮座していたんです。

その箱は、ウクレレをやっている方ならおそらく知っている、

チープで廉価、以前私も入手しようかと考えたことのあるアレで、

そのときは「あれか・・・」とテンションあがらず、

アタマの中はシスアンガーが鳴り響いていて、早く帰宅せねばとその場を離れたのですが、

帰宅後そのあれが無性に欲しくなり、

定価(ネットで出ている価格)の半額だし、

以前から抱えているLow-G問題の解決策になるのではと、

翌日まだ売れていないことを願いながらブック○フへダッシュ。

 

 

 

 

売れずに残っていました!!

 

 

 

 

まるで葱でも買うよな気軽さでトートバッグにウクレレ一本。

 

 

 

 

 

 

またマハロだ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

取扱説明書も入っていた。

ちなみに裏面には「楽器なので振り回さないように」とまた親切に書いてありました(笑)。

 

 

 

 

 

 

超チープ、ぺらぺらのケースというか袋。

スーツのカバーみたいな素材。

でもマハロだからいいんでないかい。

 

 

で、有名なスマイルウクレレではないんです、

 

 

 

 

 

想像を絶する絵柄(笑)。 その名もアミーゴ。

真面目にアートウクレレシリーズのアミーゴDEATH。

 

 

 

 

このゆるさ。

絶対私に似合いそうにない、というか、おばさんが持つにはどうなんだろ(笑)。

 

 

でね、ブック○フ購入金額2000円ちょっきり。

でもこれまるっきり未使用みたいで、

 

 

 

 

弦にラベルが巻いてあるままでした。

ラッキーだと思いません? 未使用の中古で新品、いや、未使用の新品の中古か。

 

 

 

 

イルカのギアペグ。

 

 

 

 

 

 

 ボケてしまいましたが、ボディの側面に黒い汚れ(塗装の剥げ?)があったけど、全然気にしない。

 

 

 

 

 

 弦は巻いて止めるタイプ。

 

 

白いナイロン弦がついていたけれど、Low-G問題解決用に購入なので、

 

 

 

 

 さっそく外して、ワース(Low-G)に張り替える。

いやぁ、本当、ワースの弦は長いので、

1セットで2台分(1本を半分に切っても2台いける長さ)とれました。

 

 

 

 

 

やったぁ、これでLow-G用の楽譜が弾ける!

でも、このウクレレでクラシック弾くってのもどうなんだろ。まぁいいか、アミーゴだし。

 

 

 

 

 

マハロ兄弟。

 

 

 

 

左からフェイマスfs-5g High-G、マハロアミーゴLow-G、マハロエレウクソリッドタイプEUK-200 コンサートサイズ

 

 

 

でね、弾き心地なのですが、これ、まさかの弾きやすさなんです。

あくまでも私個人の感想、指の太さや力加減は一人ひとり差があると思うので、私のパターンとしてお読みください。

マンション住まいなので気兼ねせずに弾けるマハロのコンサートサイズのソリッドタイプをメインに使っています。

たまにフェイマスを出し弾いてみると、とても弾きづらく感じるんです。

それというのも、

 

 

 

これはマハロソリッドのフレット。

みるからに凶暴というか、粗暴というか、高くなっているし、弦はアクイラでこれまた太くて硬い。

買った当初は指が痛くて痛くて大変な思いをしました。今ではへっちゃらだぁ(笑)。

 

 

 

 

こちらがフェイマス。マハロのソリッドと比べると、なんと繊細というか、丁寧、華奢。

弦はハナレイ?のブラックナイロン弦。

ワースよりは太いけれど、マハロソリッドに慣れてしまったのか、

普通に押さえても力が入りすぎるのか加圧しすぎというか、弦がぐにっと潰れてすっごく弾きづらく感じてしまうんです。

 

 

 

 

 

それを踏まえてなのですが、

今回のマハロアミーゴは、フレットは凶暴まではいかずともやや荒々しめだけど、

この高さにフロロカーボンの硬さと私の指圧がマッチしたのか、音がパスパスになりづらいんです。

セーハもハイポジションを押さえても、どういうわけか音がとてもでやすく感じます。

 

 

 

 

これはパッヘルベルのカノンのサビ部分の楽譜で、

ゆっくり以外で弾くと、フェイマス&ソリッドは10回に9回は音がパスパス(なんていえばいいの?)になるのですが、

アミーゴは10回に8回は音がちゃんと、それも楽に階段をのぼるように音が出る。驚きでした。

音がでやすい、ネックの太さもフェイマスとソリッドの中間ぐらいに感じるし。測ってはいませんけど、そんな感じ。

それと、音は音でも楽器本体の音が、これ小さいですね。

鳴らない共鳴しないというか。

都合がいいんです、鳴らないほうが。

フェイマスは家で弾くとかなり響くので、隣近所を気にしてしまい、それでソリッドを愛用しているのですが、

このアミーゴだとソロ弾きで静かに弾くのにぴったりのような気配。期待の新星アミーゴ。

 

 

このマハロ2兄弟<フェイマスの値段。

私レベルの腕と楽しみ方ならマハロで十分いけるのか(笑)。

そう、マハロじゃなくても、安いウクレレは音が狂うといわれていますが、

とりあえず弦を張り替えたばかりなので伸びきるまでは音の狂い&チューニングとの闘いで、

そのあとでしょね、安定してから、どれぐらい音が狂うのかは。

でも、あまりの弾きやすさに、このアミーゴにワース弦を買ってきてHigh-Gにして、

フェイマスを使用頻度の少ないLow-Gに取り替えようか。

ソリッドにはアクイラを止めてもう少し細めの弦にしたら弾きやすくなるかもしれないし。

でもあの凶暴なフレットではやはりアクイラじゃないと他の弦ではすぐ傷んでしまうかも。

 

と、長くなりましたが、まさかのウクレレ3台目、それもまさかの絵柄のアミーゴが仲間入りしました(笑)。