今日もまたお年寄りの運転する車に轢かれそうになった。
これで3度目。
詳しくはいつか書くとして、3回とも全然歩行者たる私を見ていない、目に入っていないという(私は大きい170だ)、
どこに目をつけてんだという状況下で、
事故を起こす前にもうちょっと自分はハンドルを握って安全に、自信を持って運転できるのか、
目をそらさず見直して欲しい。
事故を起こしてからでは取り返しがつかないのだから。
というわけで、今日の出来事から始まりましたが、今日は17ページシリーズの日です。
いつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。
あとは感想にも紹介にもならない雑文です。
では、スタート。
獣の奏者Ⅳ 完結編/上橋菜穂子
選んで、まずはその男と、闘蛇乗りの精鋭のなかでも、やはり柔軟な考え方をする男とを
獣の奏者 外伝 刹那/上橋菜穂子
のだと。
ああ、どっぷり読みました、獣の奏者シリーズ5冊。
外伝はあまり調べもしないで購入したけれど、これは、まぁ別物、鹿の王にも続編外伝が欲しいのですが。
1,2巻のエリンは好きだったけど、3,4巻になるともうどうしていいのやら。
こういう結末だったんですねー。いやぁ、しばらく再読する気になれない虚脱感です。
石の裏にも三年 キミコのダンゴ虫的日常/北大路公子
が通り過ぎていく。乗っちゃおうかと思うものの、どうしても決断がで
「あれ? 前にも読んだっけ?」これが一番最初に感じたこと。
でもそうではなくキミコさんの本は7冊目(きっと)だけどこのタイトルは初めてなはず(絶対)。
あれよね、いつも書かれていることは似たり寄ったり、雪かきに冬の到来に愚痴り、飲酒、締め切りに遅れる、
なんだかこの日常生活のだらだらぐだぐだパターン、プラス家族の話かな。
それはそれで面白いけれど、それだけで生きている人なのかなとも思ってしまう。
これが売りだからこの路線を本人の意思なのかわからないが進んでいるのかもしれないけれど、
付録的「ご当地座談会」が一番面白く、というのも、北海道在住の作家、桜木紫乃、乾ルカ、小路幸也との対談で、
気がつくとここではキミコさんの存在感はほとんどなく、他の三人とのなんというか差が大きすぎて、
とこう書くとキミコさんをけなしているように思われるかもしれないけど、そんなことはなくて、
体脂肪40%はまずいよ、身体も内容ももっと絞って、「うん、そうだよね」って共感できる次回作を希望いたします。
ちなみに、オータムフェストやビアガーデン、神宮祭とかもでてきて、同じ空間で飲んでいたのかもしれない(笑)。
世間は札幌は狭いか。
東京日記4 不良になりました/川上弘美
惜しい、6行目は空行だった!
この本は再々読か再再々読なはず(きっと)。
どうしてそんなに何度も読めるのかと思うでしょ。
そこが川上さんのいいところで、
いくつかの、どういうわけかしっかりと心に刻まれる内容や言葉(例えば夜の法事とかイグアナやちょっと泣く)の他は、
いい加減にしゅわ~っと忘れてしまうんです。
で、数ヵ月後とかに開くと、「あ、この話だったわ」とか、「あ、これか」とか思いだすのだけれど、
知っているからつまらないという方向には進まなくて、何度でも弛緩というか、味わえる。
こういうガムが発明されたらすごいだろうな。嚙み終わって放置してたらまた味が戻ってくる。ちょこっとグロか(笑)。
はやく文庫化してくれないかしら。もっともっと評判になってもいいと思うんだけど、このシリーズは。
ちなみに、この東京日記4のなかに「アフターデス」というのがでてきて、
「ベビーメタルデス」が浮かんでしまったわ、このおばさん。
「おふのおみおつけを冷やして飲むのが、実はわたしのひそかな趣味なのである」と読み、
真似してもう3日連続麩のおつゆ生活しています(笑)。
ひみつの植物/藤田雅矢
入手経路は詳しく書きませんが、縁があり我が家に多肉植物がやってきました。
その名は「ハオルチア オブツーサ」。
そう、この本の表紙の植物がそのハオルチア オブツーサなんです。
いやぁ、綺麗なんです、緑のガラス細工、肉質の丸い葉っぱに光をとりいれる透明な窓がついていて、
光に透かすと緑色とのコントラストがガラス細工のように見えるのです。
夜はパソコンのLEDライトを当てているのですが、もううっとりいつまでも見入ってしまうその美しさ。
これがその我が家のハオちゃん。
霧吹きをしゅわっとして、ライトをつけて撮るといいそうなのだが、そこまではまだやらないわ。
多肉ははじめて。元気に丈夫に美しく育ってくれよ。
あ、本のことは何も書かなくてすみません。
声/アーナルデュル・インドリダソン 柳沢由美子訳
べきじゃないですか? 空港を閉鎖し、船舶も往来停止に・・・・・・」
ついさきほど読み終えたシリーズ3作目の「声」。
相変わらず暗い内容だけど、謎解きというより登場人物がそれぞれ背負っているものがなんとも重く読み応えありで、
これからどうなってゆくのか、次の作品が待ち遠しい。
アイスランドの作品なのですが、登場人物の名前がこれがもう馴染みのないものばかりで、
シリーズ3作目なので主要登場人物はなんとなく字面でわかるけど、正しく書けといわれたら、今絶対書けない。
マリオンとエヴァ=リンドだけは(覚えやすい、読みやすいので)本を開かなくても出てくる。
本を見ながらですが、
エーレンデュル、シグルデュル=オーリ、ヴァルゲルデュル、ベルクソラ、グドロイグル。
男の人なのか女の人なのかも名前だけではわからないし。
それにしても、こうやって読んでいくと日本だろうがアイスランドだろうが家族が抱えている問題って似通っているんですね。
なんだか軽~い本とずしっと重い本が重なった172回目でした。