毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

今日は何の日

2013-08-22 23:54:54 | パワーアップにもならぬ日々 2013

 

あぁ、タイトルが好ましくない。だけど、ステキなタイトルも思いつかない。限界だな。

今日は何の日か。

実は昨日からそわそわそわそわしていました。

今日は、リチャード三世がボスワースで命を落とした日です。

1485年8月22日。あぁ……。

ちなみに、戦場で亡くなった王様はリチャード三世が最後だそうです。

で、調べてみると。以後リチャードと名のつく王様はいないのよね、リチャード四世現れず。

さらに調べてみると、どうもリチャードと名のつく王様は畳の上で死んでない。

って、イギリスには畳ありませんが。大往生なしというか。

獅子心王(ライオンハート)リチャード一世は甲冑を脱いでいるときに肩を矢で射ぬかれ、

この傷が悪化して亡くなっているし、リチャード二世は幽閉されたうえ餓死だし…。

(ちなみにリチャード1世を狙撃した犯人は、リチャード1世が許したのにも関わらず、王の死後、

 皮剥ぎの刑に。恐ろしや…)

 

先月、ウィリアム王子に赤ちゃんが生まれましたが、(この表現は変だな)、

名前はいったい何になるかとテレビで盛んに予測していて、その時に解説のイギリス通の方がこんなことを言っていた。

歴代の王の中で評判のいい王様の名をつけるでしょう、と。

ジョージ・アレクサンダー・ルイ・オブ・ケンブリッジ王子。なんて長いんでしょ。ピカソには負けてるけど。

ジョージといえば、エリザベス2世の父ジョージ6世の名でもあるし、

リチャード三世が殺したと言われちゃってる、リチャードの兄、エドワード4世の弟クラレンス公もジョージだし。

ワインの樽に頭をつっこまれ溺死といわれてるけど。

あ、それで、悪名高きリチゃードという名はパスされ続けるんだろうなと思いきや、

いるんですね、リアルタイムのイギリス王室に、グロスター公爵リチャード王子が!

王子といっても王爺に近い年齢ですが。

エリザベス2世の従弟で、王位継承順位はなんと22位。

22位かぁ。このかたが仮に国王になったら、リチャード4世と呼ばれるのでしょか。

 

ウィリアム王子は有名な征服王ウィリアム1世がいるでしょ、

ヘンリー王子はあのヘンリーもそのヘンリーもいるし。リチャード三世の敵はヘンリー7世でしょ。くそ、やめてよね。

このヘンリー王子が即位する可能性は極めて低いけど、まぁそうなったとしたらヘンリー9世だ。

(ウィリアム王子はウィリアム5世、ジョージ王子はジョージ7世となるのかもしれない)

チャールズ皇太子は…。これ、あまり良くないのよね。なんだか占いみたいだな。

チャールズ1世は公開処刑で斬首されています。一国の王が斬首よ。フランス革命のルイ16世よりももっと前。

その後王政復古でチャールズ2世、今のチャールズ皇太子が王となるとしたら、チャールズ3世か。

 

追記・その後調べていたら、こんな記事を見つけました。

チャールズ皇太子はチャールズ・アーサー・フィリップ・ジョージなので、この中から適当な名前を選ぶことになるだろうと思います。君主の「名乗り」を決めるのは国王大権のひとつなので、極端なことを言えば何を名乗ってもいいのです。
2005年12月24日の「タイムズ」によれば、チャールズ皇太子は将来の自身の君主の名としては「ジョージ7世」を名乗ることを意向として示したと言われています。

一部抜粋しましたが、そうか、そういうことになっているのか。なるほど。脳内知識更新させなければ。

 

 

あぁ、8月22日も終わっちゃうな。

もう今日は、リチャードは何時亡くなったんだろう、528年前の今か?今か?と落ち着かない。

ほら、遺骨が発見されたけど、頭蓋骨に確認された傷の痕は10か所以上。

おそらく兜が脱げたんでしょね、あぁ…言葉に詰まる。

 

 

 

ボスワースの野にはどんな花が咲いていたのでしょう。山査子?

サンザシの茂みに転がっていた王冠とどこかの本で読んだ記憶があるな。

最期にみた花はサンザシだったのかなぁ。安らかに眠れているのかなぁ。