ちょっと気の早い話ですけど、年内あと何回このシリーズできるんだ?
順当にいけば、今回をいれてあと4回。
う~ん、年末の29日にこれやれる?というか、忙しくて、
来月なんて本じゃなくて、雑巾握りしめてあたふたしているに違いない。
あぁ、いやだなぁ、大掃除。大掃除なんてこの世から無くなってしまえばいい。
あれ、なんだったっけ、ときめくなんとかとか、
そういう片付けとか大掃除関連の本ってこれからの時期売れるんでしょね。
そうだわ、こういうのを読んでメラメラとやる気をおこさせればいいんだわ。火をつけろ。燃え上がれっ。
…。やる気も火も煙も起きないとおもうんですけど。無駄な消費に終わるに間違いない。
自分へのご褒美作戦にして、大きなガラス一枚磨き上げたらキングの分厚いの1冊とか、
カーテン一枚につきブックオフ1冊とか設定したらやる気でるかな。
つべこべ言わずにやれよなんですけど。
さて、17ページの6行目をアタマから書き写すシリーズです。
臨場/横山秀夫
内へ向かう。ゆかりのアパートへ行くのだ。
ステップファザー・ステップ/宮部みゆき
井口雅子は玄関に出てくると、勧誘員とやりとりをしている。しばらく観察していると、
くちびるに歌を/中田永一
僕の生活は成り立っていた。部活でもしていれば日常に変化があったのかもしれない。しかし、
小生物語一/乙一
この悔しさをばねにしていつか偉い人間になり、その近くにあるはやってなさそうな焼き
下町ロケット/池井戸潤
「申し訳ないけどさ、わかってくれよ、佃ちゃん」
アサッテの人/諏訪哲史
り込みで作業に当たらなければならなくなった。明けて正午にはトラックが来る手
絲的メイソウ/絲山秋子
北海道の自然 ヒグマ/犬飼哲夫 門崎允昭
わがまち 宮坂作雄の生涯とまちづくりの足跡/水越昌吾
さてと。
横山秀夫さんは、この本で三冊目。(クライマーズ・ハイ、半落ちを過去に読んでます)
で、やっぱり音痴でして、「黒星」がどうしても???
読み返して、そういうことなのかなぁ、この解釈であってるのかなぁ程度の読解力。
他の短編は私でも理解できましたわ(笑)。
ドラマ化してたんですねぇ。いやぁ、私って本当にテレビとかドラマに疎い。
疎い効果?で、全然キャスト知らなくて、変に固定イメージなくてよかったかも。
他の本にも言えることですが、先に演ずる人の顔を知ってしまってたら、のちのち引っかかってしまいそうな。
自分のなかのイメージとうまい具合に重なればいいんですけどね、ズレとか合わんとかもありうることで。
久しぶりの宮部さん。やっぱり時代物が好きだなぁ。
といいつつ、時代物以外はあまりというかほとんど読んでないですけど。
ついついあの分厚さに尻込みしてしまう…。
中田永一さんって乙一さんです。永一、乙一。
この中学生の会話が、「小生物語」を読んだすぐあとだったので、パーツがカブってしまい、個人的にウケました。
ちょっとアレよねと、淡々とさくさくと読んでいたら、最後にやられたというか、
ここでこれ回収かよと思わず『あーっ』と声を出してしまった。
詳しく書くとネタバレなっちゃうので控えますが、思わぬところでタイムカプセルくらってしまった。
下町ロケットは、何か月待っただろ。取り消そうかと何度も思い、そのうちそんなことすら忘れてしまってた。
面白いっ。もっと専門的で難しいかと思いきや、読みだしたら止められない。
まさに大掃除のご褒美本で買うな(笑)。再読ありでしょね。
いやぁ、殿村さん好きだ。
登場人物は多いし、ページ数も多いけど、私としては珍しいほど丁寧に読み終えた。
池井戸さん、次何読んでみよう。その気になってます。あ、大掃除という邪魔者が、足枷が…。
ポンパッ。
じわじわと狂気。
うってかわって絲山さんの17ページは禿礼賛のイラスト。
絲山さんかなりアクが強い(笑)。
吉村さんの本のなかでだったか、どこで情報を得たのか確かではないのですが、
この「ヒグマ」の本に沼田町のヒグマ事件に関する話が載っているということで読んでみたのですが。
大正12年沼田町ヒグマ事件 四人が殺され、三人が重傷
加害熊は沼田町役場に保存してあると載っているけど、現在でもあるのなら寄ってみたい。
それと、明治十一年の丘珠のヒグマ事件の、
ヒグマの胃から摘出した被害者の身体の断片の液浸標本写真も載っていて、いやぁ、凄まじい。
目に焼き付いてしまった…。
他にもこんなにあったのかというほどのヒグマに襲われた話が。
「わがまち」は、くまぼうさんのコメントで知った本で、図書館でちら見のつもりが、
琴似の古い写真が興味深く、ついつい借りてきてしまった。
本文はほとんどすっ飛ばし読みでごめんなんですけど、
あの空き地(駐車場)が通り魔事件の現場かとか、いつも利用しているバス停の昔の写真とかもあって、
眺めているだけでも面白い。
って残念ながら非売品。直談判してみるか、宮坂さんに。
以上17ページ6行目37でした。