今日は9のつく日ではないけれど、たまってきているので昨日に引き続き17ページシリーズを。
まとまった読む時間はあまりとれなかったけど、
細切れ細切れを足せば、結構な量になったかも。
初めての人がこれを読めば「なんなんだ?」と思われるかもしれません。
読んだ本(完読、途中で挫折、だいぶ前、最近、一切問いません)の17ページの6行目をアタマから書き写すのみ。
この頃では9日19日29日と10日間区切りの中で読んだ本ばかりとなってきてますが。
5行目とのかかわりなど切り捨て御免、7行目への渡しもまるっきり無視。
6行目のアタマから書き写すのみなので、とんちんかんな文章があらわれたりもしますが、気にしない。
でもね、不思議とあとから6行目だけでも読み返すと、ぽんと話が浮かんできたりするから有効かも。
(無理無理ってのもあるけれど)
ちなみに、本家は5行目。
敬意を表し、一行謙り6行目でやってます。
きみはいい子/中脇初枝
メモを取った。耳が赤くなるのがわかった。
やがて哀しき外国語/村上春樹
にょにょっ記/穂村弘
足が……つった。
椰子・椰子/川上弘美
らである。
哄う合戦屋/北沢秋
のは誰でも、ここに田畑を作ることを思いつくであろう。
わたしを離さないで/カズオ・イシグロ 土屋政雄 訳
よ」と言いました。「自分でできなかったら、ジョディ先生に頼めばいいし」
肩胛骨は翼のなごり/ディビッド・アーモンド 山田順子 訳
さて。
今話題となっている「きみはいい子」
騒がれ始める少し前に予約を入れてたので、意外と早くに手もとにまわってきた。
(私の後ろには500人弱の予約が入っています。わぉ)
虐待の話なんだけど、淡々と読み終えてしまった。
村上春樹氏はやっぱりジンクス?17ページはどんと一面イラストさ(笑)。
どうして、こう高い確率で私が読む村上春樹氏のエッセイは17ページにイラストを用いるんでしょう。作戦か?ちゃうちゃう。
今回は「梅干し弁当持ち込み禁止 の扉絵」でした。
で、久しぶりの穂村さんの17ページも実は一面どおんとイラスト(笑)。
でも、村上氏と違うのは、吹き出しが付いていて、「足が……つった。」と。
そう、書こう書こうと思いつつ忘れていたことが。
北海道新聞の夕刊に、月に一度かなぁ、「穂村 弘の 目が覚めたら」というエッセイが掲載されてます。
で。
私が言いたいのは、この新聞に出ている穂村さんの写真っ。
彼は知っているのかなぁ、北海道でこんなすごい写真が出回っていることを。
真ん中分け、くいだおれ太郎のような眼鏡、ヒゲなしのつるりんとした顔に、右手が妙なポーズをとっている。
逆に狙ったのかと思うほど。時代めいている。
私はこの写真の載った夕刊が届くのを楽しみに待っております。
あ、絶対この写真より検索かけると出てくる穂村さんのほうがとても良いかと。
川上さんは強烈でした(笑)。いったいどうなってる人なんだろう。
読む読むといっては先延ばしになっていた石堂一徹殿。
やっと、自分で自分の背中をぐいと押して(荒業ね)、読み始め、再読完了。
最初に読んだのが3年前?あの時は、「奔る」も「翔ける」も出てなかったからラストがかなり個人的につらかったけど、
今回は続きがある(つまり一徹殿は生き残る可能性巨大)のがわかってるので、
その点心安らかに読むことができましたわ。
で、偶然ですけれど、最初にこの本を読んだ時も今回も、読んでる最中に病人がでてるのよね、身内で。
祟りでしょか。違うってね。
「 わたしを離さないで」はなんていえばいいのかなぁ、予備知識がまるっきりなかったので、
ヘールシャムがどういう施設なのか、そこにいる子供たちは何者なのか、???で読み進めていくうちに、
少しずつ分かり始めてくるとてつもない設定と、無理のないあかし方に、中盤以降じわじわと引きずり込まれ。
これはじっくり再読してみたい一冊となりました。
きっと私はまだ半分もこの本を味わってないような気がする。
「肩胛骨は翼のなごり」もなんていえばいいのかなぁ、不思議なデリケートな話で。
児童書ってすごいんだなと、ファイヤーガールにしてもガラスの家族にしても思います。
17ページの6行目は空行だったので、記録として、27番と53番を。
印象に残ったのが、「炎の心臓」という言葉で、つい西加奈子さんの「炎上する君」を思い浮かべた。
で、こんなに繊細に心の動きを書く人ってどんな人なんだろうとペラペラ捲ると、
ディビッド・アーモンドさんの写真が載っていて、これが私にはミスマッチで、一緒には暮らせないなぁと。
瞬時に勝手に妄想に走る自分が怖い。
以上、増量につき2回となった17ページの6行目でした。