都合により一回休みとなったこのシリーズ。
前回は10月19日だったから、約3週間ぶり。
真剣に読んだり、すっ飛ばして読んだり、読後、あれ?ちっともアタマに入ってなかったりさまざまです。
いつものように、17ページの6行目をアタマから書き写すのみ。
書き写すのみって言ったって、あとから感想にもならない雑文ついてますけど。
読書記録、読書ノートみたいなもんです。
小さいおうち/中島京子
そんなこんなで、小中先生のお宅での短いご奉公も忘れえぬものではあるが、わたしにとって
漁港の肉子ちゃん/西加奈子
に女って、よく分からない。
ロード&ゴー/日明恩
挨拶につづけて間髪を容れずに森が答える。出遅れた生田は「子供なんで、掛かるんじゃない
ボトルネック/米沢穂信
……さて、じゃあ、どうタダモノじゃないんだと思う?思うままを言ってみ?」
冬の海 私の北海道取材紀行/吉村昭
で、当時開拓民十五戸の農家が渓流沿いに点在していた。
小説すばる 2月号
から担いで出し、自分も上がった。 (夏のアルバム/奥田英朗)
大好きな本/川上弘美
ろうか?前者が必ずしも退嬰的であるとは言い切れないと提起したところに、本書の面白さと
桜庭一樹読書日記 少年になり本を買うのだ。/桜庭一樹
歩くこと・足そして靴/清水昌一
ダ・ヴィンチ 2012年7月号 2012 上半期BOOK OF THE YEAR
10月19日から今日までで、17冊読んでいたみたいです。
全部載せるのは私が大変なので、とりあえず古いところから10冊を。
「小さいおうち」は絵本の印象が強くて、さらに女中さんによる昭和の回顧録かと思いきや、
こういう方向に話が進んで行くとは。
で、これは私独自の感想なのですが、あの幻の冬季五輪、札幌オリンピックがでてきたのには「おぉっ!」でした。
よくぞ書いてくださった。地元民は大感激ですぞ。三角山の名はさすがにでてきませんでしたけど(笑)。
西さんはやっぱり西さんだなぁと。
ちなみに私は「漁港の肉子ちゃん」ではなく「魚肉の肉子ちゃん」と覚えてしまってて、
ついつい魚肉ソーセージのようなピンク肌のオンナの人の話かと。違った…。近かったけど(笑)。
今回の一番の驚きは、ロード&ゴーを読んだらほんとに救急車に乗ってしまったこと。リアルすぎ。
(私は同行者です、はい)
まさか、まさか現実になるなんてとかなり複雑な心持でした。
『本、読んだところなんです』ともいえないし、車内設備は気になるし、
あぁ、彼が救急救命士で、彼が機関員で、あの人が隊長さんなのねと。
でも実際そんなこと言える状況下ではなく、あっというまの搬送でした。お世話になりました。
米沢さんも前知識なくこの本を読んだのですが、もっと明るく突き抜けた話かと思いきや、正反対。
読後、しばらく考えたなぁ、ほら私こういうの音痴なもんで。
川上さんと桜庭さん、どうしてこんなに本を読めるんだろうかと。
使う言葉は難しいし…。
歩くこと・足そして靴/清水昌一は、ただ目に付いたから借りてみたけど、特になし。
吉村さんの本はどれもこれも読み直したいなぁと思うけど、
なかなか読み返すには力がいるかと。
小説すばる2月号に、奥田英朗さんと中田永一さん(乙一)の読み切りがあるので借りてみたけれど、
先ほど書いた中島京子さんの短編も載っていて、その短編「モーガン」がなかなか印象的だったな。
何冊か手にとってはみるものの、中島さんの本は何を読んだらいいのやら。
明日も臨時版でこの続きを。