築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

養殖でも…

2009-11-30 10:34:59 | Weblog
左が日本海、島根県の隠岐の養殖本マグロ、右は地中海マルタの養殖本マグロです。写真で見てもわかりますが、養殖であっても天然と同じような近海と地中海の特徴の違いがハッキリとでてますね(^^;)


地中海は脂が強く赤身は朱色っぽいのが特徴で、近海の魚はまるで天然のようにな赤身と程良い脂が特徴!エサの違いもあるでしょうが、もともとの魚がもってる『質』も大きいのだと思います。
そして魚の質もバラバラならば使う側の板前さんの好みも人それぞれ…比較的お寿司屋さんは地中海系、お料理屋さんは国産を好まれる方が多いですが、中にはまったく逆のタイプの方もいらっしゃいます。


しかし、一昨年辺りからの"伊根"から始まった(違ってたらごめんなさい)日本海の養殖本マグロ、特に魚体100キロ以上の魚は当たり外れもありますが、見た目では天然と判断が付けにくいほどのクオリティの高さにはただただ感心するばかりです(;゜O゜)


大間の天然本マグロは確かに魚良いですが(中には"ハズレ"もあります!)あまりお値段高すぎても…数さえあれば値段は下がる物なので無い時に無理して買っても美味しく感じられないかなぁ~なんて個人的に思ってしまいます(>_<)


昔と違って養殖本マグロも美味しく、今の国産メバチマグロがとても魚良く味が良いので十分かなぁなんて思ってます。


今日はマカジキも使える魚が3本!あったのですが、ちょっと値が良く今日月末ということもありは無理しませんでした。


明日からいよいよ12月!冷凍物の競り場は賑わいそうです(^-^)

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