築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

あの強風では・・・・

2019-03-26 09:31:06 | Weblog
昨日は更新できず大変申し訳ございません!
言い訳ですが(笑)ちょうど正午までサーバーメンテナンスとかで開けず、
「しょうがない、家に帰ってからやるか・・・」
と思ったのですがそのまま忘れてしまい。。。。。

昨日も近海の物は少なかったですが、昨日はまだ地中海のギリシャ産の
天然があっただけまだよかったなぁ~と。。

今日はホントに「何もない」状態で、小マグロを除く近海の天然本マグロが
セリ場中合わせても恐らく10本無いくらい。。
長崎の小マグロがどれくらいあったのかはちょっと見てませんでしたが、
メバチも近海物は少なく、キハダがちょっとあったくらい・・・
輸入の物で地中海のラスパラマスというスペイン領の沖合で捕れたジャンボのマグロが
7~8本ありましたが、魚体がデカいのと品物的にかなり危険な感じの魚で(^^;;)
脂はあるんですけどね~ラスは。。色が・・・・
あと魚体デカすぎ!

デカいといえば昨日ニュースでもやっていた和歌山県那智勝浦の390キロの本マグロ!
今日、セリ場にありましたよ~

昨日、ニュースで言っていた値段は「浜値」で今日セリにかけられて
『セリ値』
なんですが、ネット上では
「初セリの3億と比べると・・・」
みたいなこと、ずいぶんと書かれてましたね~
中には「随分と仲買が抜いているんじゃねーか?」みたいなことも。
まぁ捕った漁師さんが自分で箱に詰めて市場まで輸送して、
市場で仲買集めてセリができるわけでもないので、順を追って値が乗っかるのは
そこでそれぞれの人が「労力」と時間を使って労働をしているわけですからね。。

それが『流通』

まぁ知らなきゃそう思うんでしょうが・・・(^^;)


幾らで競り落とされたかはここでは私に言える権利はないので(笑)






とにかく品薄です!
でもまぁ・・・週末の風の強さを考えると、しょうがないことかもしれませんね。。
なにせ相手は『自然』ですので。。


明日の水曜日は市場、休市日とさせていただいております。
毎度大変なご不便とご迷惑をおかけいたしておりますが、
どうかご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。