教科書だけでは人生は学べない。
教科書だけの人生にも救われる。
イギリス映画「17歳の肖像」を東京・日比谷の映画館で観て来ました。
原題は「An Education」教育です。
2009年のアカデミー賞の作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされた「17歳の肖像」。
主演のキャリー・マリガンは、オードリー・ヘプバーンの再来と、
イギリスのメディア発で話題になった映画です。
1961年。英国ロンドンの郊外。高校に通う16歳のジェニー(キャリー・マリガン)は、
オックスフォード大学を目指す優等生で、教師からも期待の星。
ラテン語だけが少し苦手だった。
チェロのレッスンに通ったりしているが退屈な日々だった。
ある日、レッスンの帰り雨に降られてバス停で雨宿り。
チェロケースが雨に濡れている。そこへ、
1台の高級車が止まって運転席の窓が開いた。
「きみのチェロが心配だ」退屈な日々が一変した。
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あとは、ぜひ映画館で観て下さい。きっと、何かが心に残るでしょう。
ケンブリッジ大学とオックスフォード大学の国。
伝統的なイギリスの街並みが美しい。
学校、教会、社交パーティ、オークション風景が映像として楽しめる。
「ヘプバーンの再来」と、アカデミー賞の前評判でも話題になっていた、
キャリー・マリガン(Carey Mulligan)。
スクリーンで拝見して見ると、オードリーとは違うなー、
あの清楚さと品格と愛らしさには及ばない。
大人と少女の恋といえば、オードリーとクーパーの、
「昼下がりの情事」が記憶にあります。古いですね。
この映画でもチェロがヒロインの小道具として使われていた。
チェロと美少女は絵になるようですね。
たにしの爺、キャリー・マリガンとは、スクリーンでは2度目の対面だということを知りました。イギリス映画『プライドと偏見』で5人姉妹の4女の役で女優デビューしている。
この映画も、イギリスの美しい風景とともに、5人姉妹の結婚願望を描いた佳品だったと記憶しています。
長女役のキーラ・ナイトレイの美しさに見とれていて、姉妹の中にキャリー・マリガンは知らなかった。
「プライドと偏見」英国のお城舞踏会に吹く恋風
それにしても日比谷で映画を観たのは何年ぶりだろうか。
日比谷のみゆき座に行くのは、大人のデートコースの定番であった時代もあった。
たにしの爺には無縁であったが。