goo blog サービス終了のお知らせ 

たにしのアブク 風綴り

87歳になります。ソロ徘徊。ブログ道連れに、そろそろあの世へ。

<TOKYO街旅・その③>ぐるり東京港「視察船・新東京丸」クルーズ

2016-08-31 17:10:48 | 社会見学

公民館サークルの「街旅」で港区の浜松町界隈に行った続きの最終回です。
「世界貿易センタービルディング展望台」を降りて、
国指定の名勝「旧芝離宮恩賜庭園」に寄った後、
さらに海岸に向かって歩くと「竹芝ふ頭」になります。
伊豆諸島への客船の発着場です。



ちなみに「伊豆諸島」とは台風シーズンの天気図に必ず出てくる、
「新島」「式根島」「神津島」「大島」「三宅島」「八丈島」ですね。
海のアクティブティの拠点として人気です。
この竹芝ふ頭の客船ターミナルから一日に何便も出ています。
夏の夕涼み「東京湾納涼船」もここから出港します。



私たちはふ頭のベンチで、それぞれ弁当ランチにしました。
「新東京丸」乗船予約時間は13時30分です。乗船ターミナルまではふ頭に沿って、
ホテル・インターコンチネンタル東京ベイの脇を通って行きます。
乗船手続きを済ませマリンガールの案内で客室に入りました。
「すごい」大きな団円テーブルを囲んで、
リクライニングソファが置かれています。



カントリースタイルのガイド説明のおじさんが、
ウクレレをかき鳴らしながら「ウェルカム生演奏」で迎えてくれました。
傍らには案内の女性も待機しています。



大きな窓側にも椅子があって目前が海面です。
ガイドおじさんのレクチャーがあって、
「新東京丸」は静かに出航しました。東京港ぐるり90分の旅です。



出航するとすぐ右手には海上バス、レストラン船の発着用の「日の出ふ頭」。
さらに国内貨物のセメントや紙類の雑貨を扱う「芝浦ふ頭」が見えてきます。
貨物の荷降ろしが目に入ります。



レインボーブリッジが前方に見えてきました。下を潜ります。
続いて北海道と東京港の定期航路の基地「品川ふ頭」。



国際物流の中心となる日本屈指のコンテナふ頭「大井コンテナふ頭」が迫ってきます。
大型コンテナ船が同時に7隻が着岸して作業が可能だと言う。



ガイドおじさん、このコンティナヤードの説明に一番、熱が入って、
コンテナ集積・荷降ろしの情景を細かく紹介してくれました。
いま日本で一番、扱い量があって、実績を上げているのは「東京港」だと。



東京湾は単に海だけれど。「東京港」は最大の海上輸送基地であり、
日本を代表する国際貿易港として、
日本人の生活と産業社会を支える物流の中心となっている。
貿易立国・日本が世界の港と結ばれる拠点だと強調されていました。



さらに進んでいくと「羽田空港」の発着誘導ラインが遠望でき、
発着する旅客機が視界に入ってきます。
遠くには京葉工業地帯のコンビナート、海ほたる。
ディズニーランドの建物も見えてきます。



説明おじさん、ガイドの合間にはウクレレかき鳴らし、
カントリーソングもサービスしてくれます。拍手、拍手。
東京港については昔のことから、最新事情まで何でも知っている。すごいおじさんです。
どういう経歴の方か、聞き漏らしましたが、とにかく為になって、楽しいおじさんでした。

中央防波堤外側埋立地、新海面処分場埋立地の外側を回って、
東京ゲートブリッジの下を潜り、お台場の脇に出てきました。





いま、海の森を作るプロジェクトが進行しています。
中央防波堤外側埋立地にゴミと残土の山に苗木を植えて、
水と森の街をつくる「海の森」を作るという。



新東京丸は臨海副都心のお台場を海上から眺めながら帰港します。
2020東京五輪では、トライアスロン、ボート、カヌーなど、
また国際プレスセンターの施設が予定されています。
また、世界最大級のクルーズ船が着岸できる新客船ふ頭も、
「青海」地区に建設中だということです。



日々変化と発展を続ける東京港、そのリアルな姿を目の当りにすることができました。
いっぱい説明してくれたガイドの、
ウクレレガイドのおじさん、ありがとう。楽しい船旅でした。



長々とすいませんでした。
なお、説明文と写真は一致していません。

視察船 新東京丸についてはこのサイトで

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。