秋田出身のご婦人のお招きで、後期高齢者の4人が集まり、
秋田づくしの食材でクリスマス会になりました。
秋田の県魚で秋田音頭の歌詞になっている魚、
♪♪秋田名物八森ハタハタ、男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)♪♪
八森港に陸揚げされた鰰・ハタハタの焼き魚。
名産店・さいとうから取り寄せたきりたんぽ。
秋田の地鶏・比内地鶏スープの秋田づくしでした。
秋田生まれのご婦人の指南によりますと、
きりたんぽは斜め切りに3等分にします。
白ねぎも斜め切り、舞茸は食べやすい大きさに。
ゴボウはささがきにします。
トリ肉、生レバー、油揚げの具材を用意します。
根付きのセリを良く洗って5センチくらいに切る。
秋田流はセリの根っこ部分まで鍋に入れるのが本道だそうです。
鍋に水とささがきゴボウを入れてコンロに架ける。
沸騰したら鶏肉、生レバーを入れ火が通るまで煮る。
アクを取り除いたら比内地鶏スープを入れる。
スープが煮立ったら舞茸、ネギ、セリを入れ煮る。
きりたんぽを入れて2~3分煮れば、きりたんぽ鍋が完成。
きりたんぽは食べる分づつ入れ、煮崩れする前に頂きます。
飲み物はスーパードライとワイン。
爺婆のクリスマスパーティーの用意が整いました。
「カンパーイ」先ず秋田県のことから始まって、
それぞれの出身県(秋田、長野、兵庫)の田舎話。
正月の餅は丸いか四角かなど、ローカルな食べ物談義。
次第に身近な話になり、
ご近所で進んでいる幼稚園の立替え工事のことや、
自治会役員の偉ぶりや役に立たない市会議員のこと。
加入している団体の役員人事などで盛り上がり、
気が付けば3時間あまり「きりたんぽ鍋」を囲んでいました。
長々とお邪魔しました。本場流「きりたんぽ鍋」は旨かったです。
ハタハタ・・とお酒を二本と、仕上げは
稲庭・・頂いてきました、 数年前に亡くなった
先輩の奥さんとご両親が我々後輩を
呼んで下さって・・甘えて行ってきましたまさしく この料理です・・ハタハタは
特注の子持ちのハタハタ白い魚卵が
なんとも美味しくて・・こんな美味しい鍋
と魚は久しぶり・・先輩の話に話が弾んで
東北弁が面白くて・・夜遅くまで飲み明かしました
懐かしい思い出が甦り・・思わず 涎が・・
素晴しい集まりで美味しい味と和やかな
談笑が聞こえてきました。
爺も何年か前に(かなり前です)、
秋田市内の居酒屋で、
ハタハタときりたんぽ鍋を体験して以来、
好きになっています。
奇しくも秋田出身の知人も近くにできて、
お裾分けにあずかっています。
ワイコマさんが、
秋田の懐かしい思い出に浸る契機となったとは、
うれしい限りです。