たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

ぶどう畑 山は夕焼け 暮れれば妻恋鹿沢の湯

2022-10-18 20:43:33 | 頂き物
令和4年10月18日 今日も朝は冷たい小雨が……
午後には薄日が差して夕焼けが見られた。
後期高齢者特定検診に行ってきた。
心臓に雑音があるというので、心電図を撮った。

同胞の住む郷から「葡萄が一箱」届いた。
千曲川ワインバレー育ちの名品です。
各種詰め合わせで、粒ぞろい、輝いている。
しばらく、一粒づつ、摘まんで楽しめる。



湯ノ丸高原の麓に広がる一帯、東御市を中心に、
千曲川沿いのエリアが「ワインの里」になっている。
この辺り「たにしの爺」が幼少時は「胡桃クルミの里」でした。
千曲川が遠望できて、はるか遠くアルプスの峰もみえる。



何日か前のNHK深夜便で東海林太郎の特集を聴いた。
「山は夕焼け」という、哀調を帯びた歌詞が流れた。
しみじみと、郷関の山里を偲ぶメロディーだった。

♬山は夕焼け 麓は小焼け……
枯野を辿りゃ 沈む夕陽が、恋しゅてならぬ
心しみじみ 里ごころ
(歌詞の一部の抜粋です)



千曲川は山の陰に暮れても、
湯ノ丸高原は夕日に輝いて赤い。
そんな風景が目に浮かびました。



暮れ行けば 浅間も見えず
歌哀し 佐久の草笛
藤村の「小諸なる…」は東御市の隣です。
そして、湯ノ丸高原を超えた先は「妻恋鹿沢」です。

そうだ、温泉に行こう。
いま行われている「全国旅行支援」キャンペーン
大変な騒ぎのようです。
予約が繋がらない。

注:19日朝、表題の文字を一部変更して再アップしました。
追記:24日、写真アルバムから探し出した2枚を追加しました。