たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

コロナ禍、異様な春・3月が去る

2020-03-31 20:40:54 | Journalism

前回は空を見上げて送電塔とサクラを見ましたが、
今回は足元の可愛い花を見つめながら歩みました。

令和2年3月は歴史に大きな痕跡を残して去る。
1月往ぬる、2月逃げる、3月去ると言われます。



世界的に拡散する新型コロナウィルスの猛威は、
月が変わっても居座って、
ますます人類の脅威になってきました。
ホモサピエンスの終焉にも、
繋がりかねない事態になってきました。



ウィルスそれ自体は、単なる「たんぱく質」に過ぎません。
全て人の分泌物を介して、人が人に拡散して動き回っている。

東京の感染拡大は「夜の社交場」が元凶だという。
ナイトクラブ、バー、キャバクラ、飲み屋、
言ってみれば「官能的歓楽」に酔いしれた人士らが、
ウィルスをまき散らしているわけです。



これら「夜の社交場」は必要不可欠なものでしょうか。
現在の社会現況を鑑みれば「不要不急」な事業ですね。
営業閉鎖を要請すべきではないでしょうか。

それら事業者が失う「得べし利益」より、
社会の被る損失は数百倍にもなります。



いま私たちが為すべきことは、とにかく――、
人が「集まらないように」人を「集めないように」
ということではないでしょうか。



2020年、令和2年は世界史の記録に、
膨大なページを必要とする年になりました。



明日から4月、花は変わりなく咲き競うでしょうが、
人たちは終わりの見えないコロナウィルス禍の恐怖に、
身を潜めて暮らすことになるでしょう。