所属している公民館サークルの企画で15日・土曜日、
「世田谷ボロ市」に初めて行ってきました。
テレビのニュースで必ず取りあげられる、
「全国銘柄の縁日」で年末の風物詩ですね。
人出の凄さと「代官餅」が目玉のシーンです。
まさに聞きしに勝る「満員電車」のような人の流れです。
屋台を覗いて「掘り出し物」を吟味しながら、
買い値交渉するなどの雰囲気ではありません。
押されて押し出されてしまいます。
もっとも私のターゲットは「代官餅」のゲットです。
「ボロ市」行きに決まってからネットで調べました。
「代官餅」にありつける驚くべき、困難さを知りました。
まさにその通りでした。
東急世田谷線の「上町」駅に降りたのが1時過ぎでした。
人の波が続いていました。
人混みをかき分け「代官屋敷」近くまでたどり着き、
横断幕の案内を頼りに「代官餅」販売所に行きました。
折り返し行列が4重にも5重にも並んでいます。
「最後尾プラカード」の係員に聞きました。
「何時間並びますか」
「2時間以上かかります、その前に売切れればお仕舞です」
集合時間まで40分しかない。「代官餅ゲット」は諦めるしかない。
法被を着た世話人に取材しました。
早い人は朝5時から並んでいます。
売り出し時間の9時で1時間30分待ちになります。
行列の先に行って写真撮ってもいいかと聞きました。
「割り込まなければ、いいですよ」と言う。
たにしの爺「割り込みなど」するわけがない。
天幕が張ってあって、係のご婦人が一人ひとり、
販売コーナーに誘導しています。
中を覗くとエプロン姿の人たちが箱詰めを作っていました。
天幕の周辺にはお茶と飯台テーブルが置かれていて、
買った人はそこで食べられます。
一人で召し上がっているご婦人にお願いしました。
「スイマセン。そのあんこ餅を写させてください」
「えっつ、これですか」「ハイ、スイマセン」
ちょっと強引だったかな。ありがとうございました。
年に4日しか売り出されない「レアなオモチ」ーー。
「あんこ」「きなこ」「からみ(大根おろし)」
その味は忘れ難く美味しく、
「からみ」はくせになる味だと、ネットに書かれていました。
たかがオモチ、されど「代官餅」
ーー遥かなる「幻のオモチ」になりにけり。
たにしの爺、来年は「代官餅ゲット」に挑戦するぞー。
今回は企画者のルートに従い東西線、半蔵門線で三茶まで。
東急世田谷線で「松陰神社」立ち寄り、ランチをしました。
帰ってから駅探で調べました。
松戸から8時6分の成城学園直行の電車に乗れば、
9時半には行列に並べることが分かりました。
なお今回、カメラは邪魔になるので持参しなかった。
掲載の写真は「ガラケー携帯で撮ったものです」。
「ボロ市体験記は未完です」