たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

胸躍る―シニアの誉れは長寿大運動会

2015-10-07 10:35:37 | Journalism

手を繋いだり、肩を組んだり、デカパンツを一緒に履いたり、
ペア競技では”老春”に胸躍らせ、久しぶりに汗をかいたようでした。
小生の歳では競技者の方なんですが、
レンズを通して見た”徘徊爺”の勝手な想像レポです。



 市の吹奏楽団の勇壮なマーチに乗って入場行進 

市とスポーツ団体などが主催する「長寿大運動会」の取材を、
地域エリアのWeb情報ネットワークNPOから依頼されて、
ペンとカメラを手に体育館内を動き回ってきました。
(実は地域限定ジャーナリストを名乗っています)



 障害物競走

一緒に走ったおばちやんから、
「男性の手を握るのは久しぶりだわ」と言われたと話す男性も。
同じ市内の見知らぬシニアたちが競技を通じてペアになる。





 「連れて逃げてよ!」――矢切の渡し 

競技の進行司会者がスタートやゴールのたびに、
「しっかり手を繋いでください」置いていかないで!
「肩を組んでてください」と何度も言っています。
勝つために相方を置いて先に飛んで行く男性もいたり、
気は焦っても足が出なくてつんのめる男性。





 デカパンツでデートー―パンツを一緒に履いて‥‥ 

足や腰を労わりよたよたのお年よりも居られましたが、
皆さん長寿の誉れを発揮して爽やかに汗を流しました。



しっかり肩を組まないと走れません 



初対面でも気持を合わせないと落としてしまいます 

「思いやりをもって、楽しくやりましょう」と呼びかけた、
開会式での審判長の注意が実感できる運動会でした。





 最後は「パン食い競争」――手で取って口に入れてもOK
おやつ代わりになりました。
徘徊爺、来年は取材者でなく競技の方に出てみたいが、
どこの老人会にも所属していない孤独者には”老春”はない。