手を繋いだり、肩を組んだり、デカパンツを一緒に履いたり、
ペア競技では”老春”に胸躍らせ、久しぶりに汗をかいたようでした。
小生の歳では競技者の方なんですが、
レンズを通して見た”徘徊爺”の勝手な想像レポです。




市とスポーツ団体などが主催する「長寿大運動会」の取材を、
地域エリアのWeb情報ネットワークNPOから依頼されて、
ペンとカメラを手に体育館内を動き回ってきました。
(実は地域限定ジャーナリストを名乗っています)




一緒に走ったおばちやんから、
「男性の手を握るのは久しぶりだわ」と言われたと話す男性も。
同じ市内の見知らぬシニアたちが競技を通じてペアになる。





競技の進行司会者がスタートやゴールのたびに、
「しっかり手を繋いでください」置いていかないで!
「肩を組んでてください」と何度も言っています。
勝つために相方を置いて先に飛んで行く男性もいたり、
気は焦っても足が出なくてつんのめる男性。






足や腰を労わりよたよたのお年よりも居られましたが、
皆さん長寿の誉れを発揮して爽やかに汗を流しました。

しっかり肩を組まないと走れません


初対面でも気持を合わせないと落としてしまいます

「思いやりをもって、楽しくやりましょう」と呼びかけた、
開会式での審判長の注意が実感できる運動会でした。





おやつ代わりになりました。

どこの老人会にも所属していない孤独者には”老春”はない。
