ロンドンで行われる第30回・夏季オリンピック大会が始まりました。
いつも早起きの爺は、朝5時からの開会式のテレビ中継を取材しました。
いやー、長丁場でした。3時間半。
イギリスの中世の田舎風景から始まり、産業革命の時代を経て、テクノロジーの現代へと、
大人海作戦と光と映像を駆使した演出が繰り広げられました。
以下、暑い野外は苦手な爺はつれずれに、
テレビ中継の聞き取りメモと映像写真をもとに、ブログ更新に休日を過ごします。
ロンドンでのオリンピック開催は3回目となりますが、
日本選手団が参加するのは、今回が初めてです。1908年大会は参加していないし、
1948年大会は敗戦国日本は、参加を断られているからです。
204カ国・地域から1万500人が参加するロンドン五輪。いろいろ初めてがあるようです。
女子のボクシングが採用され、すべての競技が女性参加種目になった。
史上初めて全参加国・地域に女性アスリートが出場する。
肌を露出するスポーツにイスラムの戒律に反するとして、
女性の参加を認めていなかったサウジアラビア、カタール、ブルネイの3カ国が女子選手も出場します。
入場行進では、全身を衣服で包み顔だけ見える姿でしたが、
競技では、臍出しギリギリのユニホームで走る陸上や水泳には出ないでしょうが、
どのような競技に出て、どのおようなユニホーム姿になるのでしょうか。
この開会式が行われている五輪スタジアムは「史上最軽量」な仮設構造となっている環境施設だという。
入場行進を見ていて、カナダや豪州、NZなど英国国旗のユニオンジャックが入っている国旗と、
かつて英国の植民地であって独立した中南米、太平洋、アフリカ周辺国が多いことを知らされました。
宗主国・イギリスによる世界大会のような感じもします。
行進を見ていて感じたもう一つの特徴は、アメリカ、カナダ、イギリス、フランスなど選手団は圧倒的に黒人選手が多いことでした。
大会は8月12日日までの17日間、26競技302種目で頂点を争われます。
残念なことに、日本得意種目の野球とソフトボールが競技種目から無くなったのは、メダルの皮算用から2個減ったことです。