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ルーマニアで日本語を学ぶ高校生たち、日本の習慣について興味が尽きません。レッスンでは無いけれど、いろいろ話す機会が。(年末年始の習慣について話していたのは先月のこと、こちらから。)
「日本人は温泉が好きなのですね。でも、何ヶ月もお湯を入れ替えない温泉があると聞いて・・・ルーマニア人の先生、日本で温泉に行ったとき、気持ち悪くて入ることが出来なかったと言います。」
~おお、かけ流しのお湯のことかな?お湯はどんどん循環しているし、成分に清浄作用があったりするもの。温泉として営業するためには、お湯の衛生度の検査もあるし、大丈夫!もちろん、毎日お湯を入れ替えて、湯船を洗っている温泉もありますよ~。
そこから話は「男湯」「女湯」「混浴」へ。「みんなが入るのは『おんなゆ』、女と言う字は知っているよね。そっちへ行ってね。」、日本の温泉は、みんな何も着ずに入ることは知っている彼女ら。混浴には驚いていたけれど、「おじいちゃんとおばあちゃんと、おじさんくらいかな~、入っているのは。」で、納得。
まあ、話は尽きないです、日本に興味があって知りたくて仕方ない彼女ら。私も日本の習慣を面白おかしく話すの、けっこう楽しんでいるかも。でも、これらの会話、すべて日本語でわかる子達も多いのです。
でもやっぱり、彼女らにすれば「日本語、難しいですぅ~。ものの数え方がいろいろあるし、敬語もあるし。」、私もとって返します、「ルーマニア語、難しいですぅ~。」~ルーマニア語でも、ものの数え方は、コップいっぱいのお茶、グラスいっぱいの水、一切れのパン、などなど、言い方があります。日本語の数え方のほうが、種類は断然多いけれど。
女子高生たち:「日本語では、ともだち・友・友達・友人・ダチ(←アニメから)、いろいろな言い方・書き方があります。ルーマニア語ではprietenだけ。」
マドモワゼル:「え~、prieten(男性単数)、prieteni(男性複数)、prietenă(女性単数)、prietene(女性複数)って、いっぱいあるじゃない!」
女子高生たち:「・・・それはそうですけどぉ。」
ワタクシ、マドモワゼル、ルーマニア語にはつねに苦労しているのでここで負けじと反論。
「日本語の『木』、知っているよね、『き』、一文字だけ。カタカナで書いても『キ』、一文字だけ。でも、ルーマニア語では、copac(一般的な木、単数)、copaci(木、複数)、pom(実のなる木、単数)、pomi(実のなる木、複数)と4つもあるじゃない!」
女子高生たち:「・・・それはそうですけどぉ。」
マドモワゼル:「でも、大変よね、ルーマニア語では男性名詞と女性名詞を言い分けないといけないから、男の子とデートするのに、お母さんに言うとき、『prieten(男性単数)に会いに行ってきま~す。』って、きちんと言わなくてはならないのよね。日本語だと、『友達に会いにってきま~す。』で、相手が男の子か女の子かわからないふうに言えるけれど。」
女子高生たち:「そんなときにはね、cineva(だれか)って言う言葉を使います。」
やるなぁ~、女子高生たち!!「うふふ」と笑うティーンエイジャー、やっぱりお母さんに内緒のデートがあるのかな?洋の東西、言葉の使い分けは工夫次第♪
教材:
一番上の写真、便利な教材です。国際交流基金のサイトから、「エリン」で検索、web版はこちらから。外国からやってきたエリンという女の子が、日本の高校へ編入し、日本語を覚えていきます。
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とってもすばらしいことなんでしょうね~
日本語もままならないので
最近は漢字まで書けなくなってきた・・・
考え方次第ではとても面白いね!
せめてブログで日記をつづって、頭をすっきりさせましょう~
その国らしい言い回しとか、ことわざとかに出会うと、とってもおもしろいです。また、時間のあるときにご紹介させてくださいね。