ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

公務員リストラの危機

2011-06-03 | ルーマニア・ブカレストの日常


ブカレストでは先月、公立病院が突如閉鎖され、100名ほどの医師と看護士が解雇。公立病院だから公務員だったのですが、みんな職を失いました。

医師と看護士のみならず、路頭に迷ったのは入院患者。どこに転院することも出来ず、そのまま病院施設内にとどまっている人も多いとか。もちろん医療従事者は去ってしまったので、看護を受けることは出来ません。見るに見かねた近所の人が、世話をしたりしているそうな。それもこの先長くは続けられなさそうだけど。
 
この事例を手始めに、ブカレストでは大規模なリストラが予定されています。警察官・消防士・機動隊を合わせて1万人を削減するというのです。この、公務員のリストラを日本の友人に伝えると・・・
>日本では、公務員のリストラは皆無なので実感がわきません
 
マイダーリンもリストラの危機。昨年の、地下鉄警察隊の人員削減はくぐり抜け、無事そのまま留まっているけれど、今回はかなり危機感を持っています。その割には、マラソン大会だけははずしたくないみたい、日曜日にしっかり休みをとっているのですが、現場の警察官はもともと24時間体制の仕事。こんなのでだいじょうぶなのかなあ・・・、私も今回ばかりは心配。

@Bucureşti

 
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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは~ (茶々)
2011-06-03 22:58:37
先日セミナーにいって
ブラジルの社会保障制度などを雑談で
聞いておりました。定年60歳で一番年収の多い時が年金で補償されて、死亡後は妻がその権利を得るのだそうです。なので今は、60歳前の男性がすごく
もてるのだそうです。う~~~んって感じですよね。まあ10年で破たんする制度らしいですけど・・
日本も65歳からをさらに70歳にとかだれが貰うのでしょうね?その間どうするのでしょうか?
生活保障の人口は増加するけど・・・
これは異常事態ですよね。
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Unknown (タカ)
2011-06-06 13:35:50
ヒロコさん
お久です。

病院の閉鎖で入院患者の放置って...
後先考えないのがルーマニア人ですが、公的機関がここまでひどいなんて....
これでも暴動が起きないルーマニア。
日本的思考では理解できませんね。
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茶々ちゃんのご主人様へ (マドモワゼル・ヒロコ)
2011-06-21 17:48:21
ルーマニアの公務員はこのところ、お給料カットの連続です・・・。こうなる直前に、退職していた人がいちばん有利かな?でも、既得権利であるはずの年金も、カットする法案が出ています。法案が出たら、すぐに通してしまうのがルーマニア政府、まったく国民のことを考えていないとしか、言いようがありません。

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タカさんへ (マドモワゼル・ヒロコ)
2011-06-21 17:53:07
5月末に無事、ご帰国されたようで何よりです。もうすっかり夏になりました(まだまだ本格的な暑さはこれからですが)。

今のところ、リストラにはあっていないけれど、信じられないほどの給料カットと無給休暇がやってきました、どうすればいいの?って感じです。また、ブログで書きますね~。
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