私が日本人であると見てとって、話しかけてきてくれた彼、ラズバン。時々ワインを買いに行く市場の近くの花屋さん。合気道を習っていたとかで、「イチ・ニ・サン・シ」と数えることも出来るし、日本語の単語をいくつか知っています。
今、彼の店にはこんなクリスマスの飾りがいっぱい。
・・・ルーマニアで道を歩いていると、結構こんなふうにして声をかけられます、「僕、合気道を習っているよ。」「柔道を習っているよ。」などなど、日本の武道がこの東欧の国で、思った以上に盛んなようです。「日本語を習っていたよ。」とか、私が日本人であると見て、かなり気軽に話しかけてきてくれるのは、人懐こいルーマニア人ゆえかもしれません。
この日も、2リットルのワイン、3本もまとめ買いしてよいしょと抱えて歩いていると~。
「そんなにたくさん買い込んで、どうするの?」
「寒いからホットワインにするの!」
「ホットワインの作り方、知ってる?」
「ホットワインの素が売っているから、それで作るかな?」
「それじゃあ、ダメだよ、ホットワインのレシピはね・・・。」
私が考えていたホットワインの素はこれ。この人パッケージで1.5リットル用。ドライフルーツや香辛料がほど良くミックスされたもの。これに好みで砂糖を加えれば簡単ホットワイン。
ラズバンが教えてくれた本格派ホットワインの作り方、オレンジ・リンゴ・グツイの果物類、そしてシナモンパウダー、好みで砂糖。沸騰しすぎないようにこれらと一緒にワインを沸かせば出来上がり♪
グツイというのは、カリンに似た果物、そのものでは余り食べられないけれど、コンポートにしたり何か手を加えて食べることできます。ホットワインにも無くてはならないものだそうで。秋口には1キロ5レイくらいで売っていたけれど、最近では6レイくらいかな。(以前のグツイの記事はこちらから。)
リンゴは安ければ1キロ2レイくらいからあります、オレンジはキロ当たり5レイくらい。ルーマニアのスーパーや市場、どこでも量り売りなので、1個ずつでも買うことができるのでとても便利。
でも、我が家では即席、いつも簡単にワインを沸かし砂糖を加えシナモンパウダーを振り掛けるくらい。寒い屋外から帰ってきてすぐに飲みたいので、この方法。冷え切った屋外にいるときには、屋台で飲むのが一番!柑橘類の香りとシナモンパウダーが効いていて、ついお替りしてしまうけれど・・・。
やっぱりアルコールはアルコール。温められているので、よけいに早く廻ってくるかも?これからの季節、雪の中の屋台で飲むのが最高だけれど、脚をとられて滑って転ばないよう・・・これって、ただの酔っ払い?!?
注:
「ホットワイン」は和製英語。一般的には「グリューワイン」で、知られています。
@Bucureşţi
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