番(つがい)で泳ぐヒドリガモ(上がオス、下がメス)図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<冬鳥として全国の湖沼、池、河川、海岸などに生息>
こちらはアメリカヒドリ(下の写真の右側)。同じ図鑑には<冬鳥として全国の湖沼、池、河川、海岸などに生息するが、数はそれほど多くない>
図鑑には<オス成鳥は額から頭部が淡いクリーム色。眼から後方に緑色光沢の斑があり、眼の周りは黒い>
ヒドリガモのオスは<額から頭頂部がクリーム色。頭部から首、胸は茶褐色、眼の後方に緑色光沢のある個体もいる>
アメリカヒドリ<尾は基部と中央尾羽根が黒く、外弁は淡い灰褐色味を帯びる>・・・深い緑色に見える眼後方の斑
<頬は淡いクリーム色地に黒斑が蜜にあり、ゴマ塩模様>・・・太陽の光を受けメタリックグリーンに見えることも
<胸から脇は葡萄色で下尾筒は黒い>・・・メタリックグリーンの斑が金色に光っていました
クチバシが開いて外縁にある櫛状の薄い「板歯」が見えた瞬間。多くのカモは、これによって水中で小型の食物を濾し取るとか。
アメリカヒドリは普通、北アメリカ北部で繁殖し、北アメリカ南部で越冬しますが、この個体はヒドリガモのメスと繁殖活動したのかも知れません。