野鳥・旅行・観光・テニスなど趣味の写真ブログ
ROSSさんの大阪ハクナマタタ



大阪市内でもよく見かけるトビ(タカ目タカ科・全長オス59cm、メス69cm)です。

トビが止っていた杭の下部にハシブトガラス(スズメ目カラス科・全長57cm)が接近

杭の下に止ったので、トビが翼を広げて威嚇しています。

実はトビのオス(59cm)とカラス(57cm)には体長差がありません。

また気性はカラスの方が荒いように思います。この時もカラスが下から威嚇していました。

が、このトビは無言でずっと睨んでいました。トビには猛禽類特有のカギ型のクチバシ(鳶口)があるので不気味です。

カラスは翼をバタつかせながらトビを睨み返しますが、如何せんトビの真下という場所が悪い。

このカラスの翼には、成鳥だけに見えるメタリックな青紫色がありますね。

結局、カラスはトビに対抗するのを諦め、飛び去ってゆきました。



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オオバンは通常バラバラとなって餌を食べていますが、オオバン同士が集結し円陣を組みました。

飛来した猛禽類(チュウヒ)から集団で身を守るための円陣のようです。

チュウヒは円陣に向かって降下。鋭い爪のある足でオオバンを襲おうとしています。

足が届きそうな高さまでチュウヒが降下、オオバンはパニック状態に。

チュウヒは、どのオオバンを狙おうかと逡巡しています。

チュウヒは逃げ遅れた1羽に狙いを定めたようです。

チュウヒがオオバンをキャッチ。

と思ったらチュウヒはオオバンを離してしまいました。

離されたオオバンの闘志あふれる迎撃体勢のせいか、チュウヒは諦めて飛び去ってゆきました。



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オオバンは気の荒い野鳥で、仲間同士でよくケンカをしています。

その際の武器はクチバシと足

右のオオバンが足指の爪を立てて襲いかかっています。

左のオオバンも反撃

左のオオバンの弁足蹴りを受け右が劣勢に。

ところが左のオオバンの足指が一瞬手前を向いてしまいました。

すかさず右のオオバンが追いかけ、左のオオバンは逃走

お互いに弁足(足指にある水かき)を使って水面を走っています。

大阪市内の池でみることが出来るオオバンのケンカの様子でした。



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近所の池に姿を見せるチュウヒ(環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB指定)です。

池の上空を旋回しながら獲物を狙っています。

獲物を見つけて急接近中

葦原の上から獲物に向かっています。

チュウヒは獲物を探す際には直下を見ていますが、この場合の視線は獲物に向けていますね。

獲物の上空でホバリング

直ぐ前方に獲物がいるようです。

獲物の真上に到着しホバリング。

獲物はオオバンの集団でした。



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大阪市内の池に渡来してくるツル目クイナ科のオオバン(全長39cm)です。

北海道と東北地方北部では夏鳥、大阪には冬鳥として渡来してきます。

このオオバンは気が荒く、オオバン同士がよくケンカしてるのを見かけます。

オオバンの虹彩は赤。・・・・翼を広げて隣のオオバンを威嚇しています。

クチバシと額板は純白。・・・翼の裏側は明るい灰色ですね。

いよいよ本気で威嚇し始めました。

ケンカに負けて大急ぎで逃げるオオバン。・・・足指は黒に近い灰色。跗蹠から上は黄色

オオバンの足指は、クイナやカイツブリの仲間に見ることができる弁足(足指の両側に小さな水かきがある)です。

オオバンは、この弁足と翼を使って水面を高速で走ることができるのです。

 



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大阪府の野鳥のモズ(メス)が飛び出すシーンを大写しで紹介しましょう。

モズのようなサイズの野鳥が飛び出すシーンを撮影するには、飛び出す前からシャッターを切り始める必要があります。

飛び出しを見てからシャッターを押した瞬間、モズはファインダーのフレーム(枠)から外れています。

従ってモズがフレームに入っている飛び出す前からシャッターを押す必要があるのです。

そうなるとモズがいつ飛び出すのかが問題となります。

モズが飛び出す前にするチョットした仕草(一旦体を低くするなど)を見逃さないようにします。

面白い写真を撮影するためには相当な忍耐力が必要でなのです。

こちらは同じモズが別の枝から飛び出すシーン。尾羽根を一杯に広げています。

メスの翼の初列風切り羽には、オスにある白斑がありません。



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大阪市内の河川や池でよく見かけるヒドリガモ・オスの飛ぶシーンを撮影してみました。

ヒドリガモの翼鏡は、アメリカヒドリの眼の後ろと同じメタリックグリーンです。

脇羽根、下中雨覆、下小雨覆は白、下大雨覆と下初列雨覆は灰色

初列風切り羽は薄茶褐色

翼の裏側全体は濃い灰色に見えますが、(上から3枚目の写にあるように)ちゃんと光が当たると一部は白色でした。

翼を水平にして飛行高度を下げています。

ヒドリガモ翼上部の雨覆には特徴のある幅の広い白斑があります。

雨覆の白斑は遠くからでも見えるので、ヒドリガモを識別するのに役立ちます。・・・前にいるのはメス

メスのすぐ横に着水しました。恐らく番(つがい)でしょう。



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ミサゴが水中の魚に向かって足をクチバシより前に出し、水中にダイビングする瞬間(ダーウィンポーズ)の撮影を狙いましたが、残念ながらややピンボケでした。

水中に突っ込んだ瞬間です。

小魚を掴んで上昇

あまり大きな魚ではありませんが、両足に1匹づつ持っているようです。

NET検索してみると、ミサゴが1度のダイビングで両足を使って2匹の魚を捕まえる事例は意外と多いようです。

両足に魚を掴んだまま上昇中

両足で掴んだ魚は、前向きと後ろ向きのよう。

高度を上げて行きますが、葦原にピントが合っていて獲物の様子がよく判りません。

この背景なら両足に1匹づつ魚を掴んでいることがよく判りますね。



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以前からカモが飛行する姿を大きく写してみたいと思っていました。

カモに近くまで寄り付ける場所が無いので、大写しできる機会はなかなかありません。

しかし今回、やや遠かったですがオナガガモ・オスとメスが飛行する姿を何とか撮影することができました。

ここからオナガガモのメス。クチバシ先端は切れましたが、翼裏側の下大雨覆、下中雨覆、下小雨覆がちゃんと判る写真が撮れました。

ボケた緑色を背景としてファインダーのフレーム一杯に入ったオナガガモのメス

眼にピントは合っていますが、羽ばたいて上昇したのでフレームアウト。

このカットも同じフレームアウト

翼の上面から風切り羽の配列がよく判る写真となりました。

オナガガモの脇羽根の模様がよく判るカット

 



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番(つがい)で泳ぐヒドリガモ(上がオス、下がメス)図鑑(日本の野鳥590・平凡社)によれば<冬鳥として全国の湖沼、池、河川、海岸などに生息>

こちらはアメリカヒドリ(下の写真の右側)。同じ図鑑には<冬鳥として全国の湖沼、池、河川、海岸などに生息するが、数はそれほど多くない>

図鑑には<オス成鳥は額から頭部が淡いクリーム色。眼から後方に緑色光沢の斑があり、眼の周りは黒い>

ヒドリガモのオスは<額から頭頂部がクリーム色。頭部から首、胸は茶褐色、眼の後方に緑色光沢のある個体もいる>

アメリカヒドリ<尾は基部と中央尾羽根が黒く、外弁は淡い灰褐色味を帯びる>・・・深い緑色に見える眼後方の斑

<頬は淡いクリーム色地に黒斑が蜜にあり、ゴマ塩模様>・・・太陽の光を受けメタリックグリーンに見えることも

<胸から脇は葡萄色で下尾筒は黒い>・・・メタリックグリーンの斑が金色に光っていました

クチバシが開いて外縁にある櫛状の薄い「板歯」が見えた瞬間。多くのカモは、これによって水中で小型の食物を濾し取るとか。

アメリカヒドリは普通、北アメリカ北部で繁殖し、北アメリカ南部で越冬しますが、この個体はヒドリガモのメスと繁殖活動したのかも知れません。



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近所の空き地に飛来するモズです。棒の先端から地上の餌を目指して飛び立ち、戻ってくるまでの連続写真を紹介しましょう。

獲物に向かって急降下、方向を決める尾羽根を大きく広げていますね。

小さな獲物を口に咥えて棒の先端に向かって急上昇。

急上昇中。棒の先端までもう少しです。

まだ上昇していますが、先端に到着する前には翼が畳まれていますね。

足指を広げて着地の準備

棒の先端に戻ってきました。

今度は右前に向かっての飛び出し。

さらに左に向かっての飛び出しとか、いろいろなシーンを見せてくれました。

 



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昨日に続いてメジロガモの写真です。

羽ばたきの連続写真を紹介しましょう。

脇羽根は白

初列風切り羽には幅広の白い翼帯があり、その翼帯は次列風切り羽までやや狭くなって続いています。

カモ特有の翼鏡はありません。

背と上尾筒は黒褐色

初列風切り羽の羽軸は黒

羽ばたきを終え、翼を畳んでいます。

最後にメジロガモの白い目をクローズアップしてみました。



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大阪市内の公園の池で目(虹彩)の白いカモを見つけました。図鑑(日本のカモ識別図鑑 誠文堂新光社発行)の記述を紹介しましょう。

図鑑によると、どうやらメジロガモ・オス成鳥のようです。

虹彩が白いのはアカハジロと似ていますが、大きさは38~42cm、アカハジロよりも小型のカモでした。

<日本国内では、かつて1959年千葉県の1例が記録されているだけ>の珍しいカモ>でした。

ところが<1990年以降は、観察例が徐々に増え、現在では関東から沖縄にかけての湖沼、池、河川などで記録がある>

<日本国内ではメジロガモとアカハジロとの雑種は、純粋なアカハジロよりも多い>そうです。・・・これは純粋なメジロガモのよう。

<メジロガモの幼鳥は全体に赤味が乏しい褐色で、腹部に細かい褐色斑が並ぶ>と図鑑に記述されています。

また<虹彩も灰色味やクリーム色を帯びたりする傾向がある>・・・このメジロガモの虹彩は純白でしょう。

アカハジロ・オスの成鳥頭部は光沢のある黒緑色で、腹部の白色部が脇の上まで切れ込むそうです。



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ちょっと変わったモズの写真です。

このモズの名前は知っていますが、面倒なので敢えてモズとしておきます。

紅葉した草木を背景にして止っていましたので撮影してみました。

なかなか近くに寄せてもらえないので、70mくらいの距離があります。

そこで望遠レンズとテレコンバーター、さらにカメラのデジタルズーム機能を使ってこれくらいが限界と思います。

しかし、どうしても大きく見たいので、トリミングも活用してみたら、クチバシ先端まで何とか写っていました。

コオロギのような昆虫を捕まえたようです。

後ろ向きとなって食べていました。

食べ終わって満足したのか、頭掻きを見せてくれましたが、このモズの頭掻き写真は珍しいかも知れません。



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近所の緑道を散歩すると、良く見かけるジョウビタキ・メスです。

ジョウビタキ・オスは警戒心が強く、なかなか近くから撮影できませんが、メスは違います。

近くから色々な芸を見せてくれるのです。

枝止りの翼広げの芸

地面に下りて翼持ち上げの芸

尾羽根と翼広げの芸

羽ばたきの芸

翼を畳んで直進する芸

芸達者なジョウビタキのメスでした。



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