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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



奈良県立美術館での藤城清治影絵展を見た後、春日大社の万葉植物園に行ってきました。野生種は、日本全国に1000株くらいという絶滅危惧種ムラサキの花とキチョウ(紋が無いのでモンキチョウではありません)

古代の日本では、この花の根を乾燥させて取った染料で衣服を紫色に染めたといいます。ハナショウブの蕾にとまるオオシオカラトンボ(シオカラトンボではありません)

この植物園は、5月初旬の藤で有名ですが、藤が終わると入場する人も激減するようです。静かな園内ではハナショウブが満開でした。

入場者が少ない植物園を、ゆっくりと見て回れるのは贅沢な気分ですね。白に紫のエッジのある花菖蒲

万葉植物園のハナショウブ園は、果樹園の近くと、藤園の池の周辺、2か所にあります。紫のハナショウブ

どちらも、花のすぐ近くまで接近して見ることができるのが、ここの良いところです。こんな感じ。

普通ハナショウブ園では、株が水中にあるため、これほど近くに寄って写真を撮るのが難しいのですが、この万葉植物園ではこの通り、すぐ近くから観賞できるようになっています。

万葉植物園には、多くの昆虫も棲息していて、ハナショウブの上に羽が退化したフキバッタの仲間が休んでいました。

藤の花の終わった万葉植物園は、ハナショウブ観賞の穴場ではないでしょうか。人のいない静かな藤園の中のハナショウブ

つづく



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