武田薬品の中央研究所を誘致しようとして失敗、世間を賑わせた「彩都」を一度見てみたいと思って休日に出かけていった。
彩都の高台から千里付近を展望する
大阪府、茨木市、箕面市、都市機構、阪急電鉄の共同開発事業である彩都は、アメニティ豊かな住環境と、文化学術や研究開発、国際交流といった特色ある機能が組み込まれた、自然と調和する緑豊かな公園都市であると宣伝されている。
計画面積は、茨木市域が5,8k㎡、箕面市域が1,6k㎡、合計7,4k㎡というから、大阪市西成区と同じくらいの面積である。
彩都の入り口でモノレールと交差する道路
彩都の計画人口は、茨木市域が3万9千人、箕面市域が1万1千人、合計5万人を見込んでいるらしい。
2004年4月には、西部地区の一部が街開きして約350戸が彩都の住民となっているので街ができて既に3年が経過したことになる。
駅前
今の交通手段は、千里中央か北千里からバスに乗るしかないが、バスの終点「彩都バス停」の周りでは、若い母親グループが大勢アチコチで立ち話をしている。
彩都の住宅街では、高齢者の姿をあまり見なかったので、中高年の人には少し暮らし難い若い人の街と言えるのかもしれない。
今年3月19日に開業予定の大阪モノレール彩都線の終点駅、「彩都西駅」とモノレールの軌道は既に殆ど完成しているようであった。
彩都西駅
大阪モノレール彩都線は、現在の阪大病院前駅から路線を延長し、モノレールに乗れば千里中央駅まで直通で17分で行けるという。
大阪梅田までは、千里中央から地下鉄で20分くらいでアクセスできるので、彩都から梅田までは乗り継ぎが良ければ40分程度で到着できそうである。
モノレール軌道
彩都とは、紅葉で有名な箕面の奥にある深い山の中というイメージを持っていたが、交通の利便性は意外に良いようであった。
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