折角、バリ島まで来たので、去年の秋にオープンしたというイタリアの「ブルガリ」が展開する超高級ホテル、ブルガリ・ホテルズ&リゾーツ・バリ(以下ブルガリリゾート)を見学に行って来た。
ブルガリのレセプション棟から見たビラ
宝飾品、時計、バッグ、香水などで有名なブランドであるブルガリは、最近リッツカールトンと提携してホテル事業に進出し、第一号ホテルはイタリアのミラノ、続く第二号のホテルをバリに建設している。
リッツのベルデスクでタクシーを頼み、やってきたタクシーに乗り込むと、長い間外で客待ちしていたようで車内が暑くてたまらない。
レセプション棟にある花の衝立
ブルガリリゾートまで行って欲しいと頼み、少しだけ日本語のできるドライバーと雑談しながら冷房の効きの悪いタクシーでガタガタの山道を南に向かって相当長い距離を走る。
ブルガリリゾートの中庭
途中、商店も無いような小さなをいくつかと、無人の山道を40分くらい走った辺鄙な場所にやっとブルガリリゾートのセキュリティゲートが見えてきた。
このホテルは、バリ島の最南端ウルワツの断崖に建っているので、まさに陸の孤島のようなところにある。
ひっそりとしたビラの屋根
ブルガリデザインの制服を着たガードマンの厳重なセキュリティチェックの後、敷地内に入り、レセプションのある建物の前で下ろしてもらった。
6万ルピアくらいのメーターだったのでドライバーに10万ルピア札(1300円くらい)を出したらお釣りが無いというではないか。
ブルガリリゾート急勾配の道路
超高級ブルガリリゾートの玄関まできて、細かい金のやり取りを続けるのはどうかと思い釣りは諦めることとしたが、ドライバーもしっかり客の心理を読んでいたのであろう。
ブルガリリゾートに置かれた石像
到着したレセプション棟の横には、白い大理石で造られたヒンドウ寺院の祭壇のようなものがあり、エキゾチックナ雰囲気を醸し出しているが、昨年オープンしたばかりなので樹木の生長にはまだ年季が入っていない。
祭壇
プライバシーを重視したブルガリリゾートでのチェックイン、チェックアウトは客室でするためか、レセプション棟は寂しいくらいであった。
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