以前オオルリの大写しを紹介しましたが、次はサンコウチョウの大写しです。
サンコウチョウのオスは尾羽根が長く、全長45cm(日本の野鳥590・大西敏一著)と言われています。
従って、尾羽根をフレームからカットすることで、特徴ある青いアイリングを大きく見ることができます。
またクチバシが薄い青色をしているのもトリミングすることで明瞭となります。
図鑑(日本の野鳥590・大西敏一著)には<ベトナム・ラオス・タイ・マレーシア・スマトラ等で越冬し、北海道を除く日本で繁殖する夏鳥>だそう。
オスの長い尾羽根は、日本に渡来して繁殖する時期だけのもので、秋に越冬地に向かう際には抜け落ちるとか。
尾羽根が長くないメスの全長は17.5cm。オスも尾羽根が抜ければ同じくらいでしょう。
長い2枚の尾羽根は他の尾羽根の上に付いているように見えます。・・・2枚以外の尾羽根も長いので、尾羽根を除いた胴体はスズメよりすこし大きい程度でしょう。
最後に尾羽根部分を拡大。左右6枚づつ(合計12枚)ある尾羽根が外側から内側に向かって徐々に長くなり、中央2枚だけが極端に長い。