近所の干潟でシギチドリ(メダイチドリ:右の2羽、トウネン:左端と左から3、4羽目)を撮影していると、見慣れない野鳥(左端から2羽目)を見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7f/17dde8268e27eae4cbc14a3dbb566f58.jpg)
写真をトリミングしてみると、トウネンよりもクチバシが長く、頭部から腹部が赤褐色の野鳥です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/d1/a9d7c1506933a1734c9111780b704450.jpg)
どうやらサルハマシギのようです。・・・天気が良ければ頭部から腹にかけての赤褐色が、もっと鮮やかに写ったと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/38/dce0d27f57ad74fbe84188d2afecccec.jpg)
サルハマシギが8羽のトウネンを引き連れて手前の磯に移動。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/07/de10d3ef8e9fadcdfd0813020add8330.jpg)
体の大きさだけでなく、トウネン(腹部)の白さにくらべると、サルハマシギの(胸から腹部にかけての)褐色が際立っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/ad/2db48dff598af6b82b09285556054a3a.jpg)
サルハマシギの越冬地は東南アジアからオーストラリア沿岸で、日本を経由して繁殖地のシベリア北部沿岸地方に向かうようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/2a/936d0675caabccd460135f37b9ae3f06.jpg)
2018年春の環境省による全国調査によれば、サルハマシギの渡来数は全国で29羽、コシャクシギ30羽やアカアシシギ30羽、オオジシギ34羽などと同じくらい。・・・翼の裏側は白
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c1/4be18ee522ebfc85ec5efad0dc209336.jpg)
その渡来数よりやや多いのがコオバシギ37羽、ヒバリシギ38羽、オオメダイチドリ54羽など。・・・サルハマシギの尾羽根は全体が白く淡い褐色斑があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b0/3abaee99987e59a7663a6da5f91a880a.jpg)
良く似たハマシギ(下の写真)は白い翼帯が目立ち、尾羽中心部には(上尾筒が伸びた)褐色の縦帯があるのでサルハマシギと識別できそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/ab/9d7392c5747aaae3d878852e4834b251.jpg)