久しぶりに大阪空港から高知まで飛行機で飛び、高知市内を観光してきた。
大阪空港には、阪急蛍池駅で乗り継ぐモノレールで7時半頃到着したが、大阪空港駅から全日空(ANA)のカウンターのある南ターミナルまでかなりの距離を歩くことになる。

余談であるが、大阪モノレールは営業キロ数世界1とギネス認定されているらしい

ANAのカウンターの横、搭乗セキュリティの窓口はラッシュアワーということか搭乗客で大混雑しており、8時までの出発便に乗る人だけが並んで下さいと係員が必死で叫んでいる。

搭乗カウンターで搭乗券と引き換え、少し時間があったのでターミナルビルの屋上展望デッキに出て空港の滑走路を見学した。
インテリアショップACTUSもある雨上がりの屋上展望デッキ

かつて関空ができる前には、世界中の飛行機で賑わっていた大阪国際空港であるが、今はANAと日本航空(JAL)の2社のマークをつけた飛行機だけしか飛んでいないようである。

屋上の展望デッキに出ると、大阪インターナショナルエアポートという看板が今もそのまま掲示されていたが、国際線は飛んでいないのでインターナショナルは不要ではなかろうか。

それでも朝のラッシュ時であったせいか、飛行機の離着陸が引切り無しで、さすがに国内屈指の幹線空港だけあると思った。
南の方角を見ると、ANAの格納庫の右にかすかに梅田の超高層ビル群が見えたので、伊丹から梅田は以外と近い距離なのであろう。

8時半頃にセキュリティゲートを潜って搭乗口まで移動すると、高知行きの飛行機はバスで案内しますと言うではないか。
中国の広州空港では、何度かバスで飛行機まで案内されたことがあったが、日本の空港でボーディングブリッジを使わない移動は本当に久しぶりの体験である。

案内された飛行機はプロペラ機で、横4列、縦19列(前方の2席はトイレ)の74人乗、座席にはオーディオやビデオ装置 が無くシンプルそのものである。

搭乗口で新聞が貰えたので、それを持って座り、スチュワーデス2名の注意事項説明が終わるといなや全席満員状態で離陸である。
フライト中のスチュワーデスからのサービスは、希望者にキャンディを配るだけと簡素なもので、全くバスに乗っているのと変わらない。
現在伊丹と高知間は、74人乗りの飛行機がほぼ1時間間隔、毎日13往復しており、ようやく日本にも飛行機がバスと同じように使えるエアバス時代が到来したのであろう。
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