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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



キアシシギ、メダイチドリに続き、この夏MFに渡来してきた7羽のアオアシシギが飛行する姿

アオアシシギが飛ぶと背中と尾羽の白色部が目立ち、他のシギと容易に識別できます

後方を飛ぶ濃灰色のシギはキアシシギ

近年、風力発電が急拡大、米国だけで年間57万羽の鳥類がそれに衝突している推計があるとか(鳥の渡り生態学・樋口広芳著)

シギチドリなど小型野鳥は夜間に渡るため、暗闇の中に林立する風力発電塔やブレードが目視できず、衝突してしまうのでしょう

樋口氏は<風力発電は鳥類への影響を最小限にするために繁殖地、中継地、越冬地など鳥が利用する地域を避ける必要がある>

<風力発電の影響を受けやすい鳥類分布などの情報をもとに、鳥類への影響が大きい立地をマッピングしておく>

<欧米では政策として風力発電の導入範囲が定められているが、日本は法的拘束力の無い自主的規制となっている>

法的拘束力の無い状況が続くなら、シギチドリの渡りを見ることができるのも、あと少しかも知れません。



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