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ROSSさんの大阪ハクナマタタ



「さんふらわあ」を運航する(株)フェリーさんふらわあは、もともとこの航路を運航していた関西汽船ダイヤモンドフェリーともに商船三井の子会社)の親会社として2009年に設立されています。大阪南港を夜8時に出港した「さんふらわあ」は、朝5時半頃に日の出を迎えます。

今回乗船した「さんふらわあ こばると」は、1998年に就航した総トン数9245トン、全長は153m、幅が25mもある大型フェリーです。6,7人の乗船客が早起きして、日の出を写真に撮っていましたので、この朝日は彼等のブログにも掲載されているかもしれません。

しかしフェリー業界を取り巻く環境は厳しく、来月(2011年10月)1日には、フェリーさんふらわあ、関西汽船、ダイヤモンドフェリーが合併し、新たに設立する「株式会社フェリーさんふらわあ」によって事業が継続されると発表されています。 こちらは船首側です。

その際には古くから馴染みのある「関西汽船」という会社名は、消滅するかも知れませんね。さて、朝日を撮ったあとは、レストランでの朝食です。この中からご飯とみそ汁セットで550円という和定食をチョイスしました。

「株式会社フェリーさんふらわあ」の新しい本社は、コストの安い大分市に置かれ、大阪と別府間(大阪と志布志間もあり)を毎日上下1便の運航は継続するようです。これが早朝のレストラン内部です。

大阪から別府間までの航行中、揺れを感じたのは別府入港の少し前、豊後水道を横断するときだけでした。 レストランの外にある自販機コーナーには、ビールもあり良心的な価格で販売されていました。

「さんふらわあ こばると」の煙突の塗装(ファンネルマーク)は、商船三井グループの船であることを示す橙色が採用されています。

この「さんふらわあ こばると」の旅客定員は710名、トラック100台・乗用車100台を搭載し、巡航速力22.4ノット(時速約40キロ)で航行しているとか。やっと別府の街が見えてきました。

定刻より少し早く別府に到着、これからいよいよ大分、熊本、宮崎3県をまたぎ、まるまる1日を使うバスの旅が始まります。

つづく



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