遠い森 遠い聲 ........語り部・ストーリーテラー lucaのことのは
語り部は いにしえを語り継ぎ いまを読み解き あしたを予言する。騙りかも!?内容はご自身の手で検証してください。
 



 

まだ一歳にならない フクが 懐妊 出産 子育てするのを つぶさに 見ていた 4か月

それは 驚きと 讃嘆の 連続でした。

今日 フクが 丹精込めて育てた ふわふわグレちゃんと シマちゃんを あたらしい
飼い主にゆだねました。

二組とも とびきりの やさしい 家族です。必ず しあわせになる。

しかし 涙が とまらない。

フクに申し訳なくて..... もうすこし いっしょに すごさせて やりたかった....

三個の 毛糸玉みたいに じゃれあっていた..... ちいさいフクのおなかに吸いついて
ならんで おっぱい飲んでいた.....

カーテンをよじのぼり カーテンレールの上を 走っていた。
そのちいさい姿が ちいさい顔が まんまるの目が 赤いちいさな舌が
目に焼き付いて 離れない。

フクは いつも 子どもたちを 視野に入れて あぶないことを すると

なんともいえない声 で n n n   guluu guuul   と 呼んだり たしなめていた。

 

さいしょに グレちゃんのお迎えがきて てわたしたあと 机の下で UUUU
と ひくく うなっていた 呼んでも 机の下から でてこなかった

シマちゃんの お迎えがきたとき 仔猫たちは 見つからなかった

フクが それぞれ 別の場所へ 隠していた....
なんとか 隠そうと したのだろう

さがしだして つれてゆくところを 見られてしまった......

今 フクは ひっそり 声を たてないで どこかに いる。

 

そういえば やはり わかい母猫の ハナが いたころ
カラスに 仔猫が 食べられたあと
ハナは 一週間 なきつづけていた......

とても とても かなわないよ と 想う

ただただ 子どもをまもる そだてる フクを 見ると

そりやあ わたしが 足元にも及ばない りっぱな母 りっぱな人間も いるだろうけど......

人類を 全体として見る限り 万物の 霊長なんて 威張れた シロモノでは ないな と思う

動物たちから 仲間の人間から 奪いつくし 苦しめ いのちまでとり なんの疚しさも持たない
人類は それを放置してしまった人類は 洪水 地震 地軸の変換 星や衛星の落下など 
神の怒りで 滅びるのは 仕方がないなと 思う。だが おなじ人間の手で 消されるのはいやだから 
なんとかして 生きてゆく。守れるだけ 守って 生きてゆく。

 

 

 

 

 

 



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