トルコがロシア機撃墜のあと ロシアに謝罪せず ただちにEUに連絡した その理由が納得できますね。
トルコ大統領一家の原油利権 イスラエルの影がちらちら見えるEU 有志連合 ISの原油を買う三井石油ってことは 三井がどんな会社か 日本がどんな役割か
イスラエルの目的原油 中東をかく乱して イスラエルの力 領土を拡大させること
そのために 有志連合 EU を つかっている ....
わかりやすい記事ですが よりわかりやすく .....
⇒ こちら より
トルコのロシア機撃墜の真相
トルコのエルドアン大統領の長男は「BMZ」という会社を経営している。実はこの会社が、「イスラム国」が占拠した油田の原油をトルコ国境まで運び、トルコで販売していることが分かった。
また、「イスラム国」の原油を買っている相手は日本の「三井石油」で、この原油を日本まで運ぶタンカーもこの「BMZ」が所有していた。「BMZ」は、長男のみならずエルドアン大統領の家族が深く関与していると見られている。
シリアとトルコの国境沿いには、彼らが「安全地帯」と呼ぶエリアが存在する。このエリアは「イスラム国」の原油をトルコに運ぶための重要な輸送路になっている。トルコ軍のF-16によって撃墜されたロシア軍機は、この「BMZ」が運営する「イスラム国」の原油輸送のタンクローリーの隊列を攻撃していた可能性が極めて高い。したがってロシア軍機の撃墜は、エルドアン大統領の利権を守るためだった可能性が否定できない状況だ。
「イスラム国」の最大の資金源である原油の輸送ルートをロシア軍機が空爆していたことが、撃墜の原因だ。したがって、この撃墜は偶発的に生じた事件ではなく、ロシア軍機がトルコの領空を短時間侵犯するのを待ち構えて攻撃した可能性は高い。
しかし、もしこれが事実だとしても、これはトルコが単独で実施したものなのだろうか?アメリカをはじめとしたNATO諸国や有志連合、そしてイスラエルなどがかかわっていないのだろうか?この撃墜事件が、トルコとロシア2国間に限定された問題であるとするにはどうしても無理があるように思う。
11月29日に開催されたEU首脳会儀で、トルコがシリア難民らの欧州流入の抑制に協力する見返りとして資金支援に加え、停滞していたEU加盟交渉の加速などで合意したという。来秋をメドにトルコ国民がビザなしで欧州に渡航できるようにする方針であるともしている。
これは、トルコ経由でヨーロッパに流入する難民をトルコが抑制する見返りであるとされているが、本当にそれだけだろうか?
トルコの悲願はEU加盟 ロシア機撃墜の見返りはEU加盟
実は、トルコのエルドアン首相とシリアのアサド政権は、2011年まで非常に親密な関係にあった。
それでは なぜ 今 トルコとシリアは仲が悪いのか!?
フランスの地政学のアナリスト、シェリー・メイサンが報じた事実によれば、2011年、フランスのサルコジ政権は、アレイン・ジュペ外相をトルコに派遣し、シリアとの友好的な関係を断ち敵対するように、当時アサド政権と親密な関係にあったエルドアン首相を強く説得した。
しかし、ここでもっとも注目しなくてはならないのは、2011年にトルコのEU加盟交渉におけるフランスの賛成票が見返りとして与えられていることだろう。トルコがこれを見返りとして、これまで非常に親密だったシリアとの関係を断絶したことを見ると、トルコにとってEU加盟がいかに国家的な悲願であるのかがよく分かる。
ちなみにトルコは1987年からEUへの加盟申請を行っていたが、1915年に起こったアルメニア人虐殺、現在のクルド人問題、キプロスとの対立などの人権問題が原因となり、2006年に加盟交渉は凍結され、まったく進展を見せていない。
つい最近までは、トルコのEU加盟は不可能だろうとの見方が一般的になっていた。
だが、トルコによるロシア軍機の撃墜直後、トルコのEU加盟交渉の加速が宣言されたのである。EU加盟を国家的な悲願とするトルコにとって、これは大きな成果であることは間違いない。
このように、2011年から見て行くと、EUはトルコのEU加盟交渉を見返りとして与えながら、トルコの外交方針に深く介入している様子がよく分かる。
今回のEUによるトルコ支援は、トルコがシリア難民のヨーロッパへの入国をくい止めることへの見返りである。たしかにそのような側面はあるだろう。だがそれは、表向きの理由である可能性が高い。
やはりこれは、トルコによるロシア軍機撃墜という非常にリスクの高い作戦を実施したことへの見返りではないのだろうか?その可能性は高いと思う。
イスラエル軍 IS(イスラム国)に軍事訓練
アメリカやトルコ、そして有志連合と同じように、イスラエルも「イスラム国」の支援をしていたことが明確に明らかになっていた。
国連の報告書によると、過去18カ月間、イスラエル軍とシリアの反政府武装勢力との間に交流が見られ、反政府武装勢力には「イスラム国」も含まれるとしている。
イランのオンライン英字新聞「FARSニュース」などでは日本や欧米では伝えられることのない事実が報道されている。
「FARSニュース」は、イラク議会のワッハーブ・アル・タイイー議員の話として、エジプト国境近くのシナイ半島に駐留するイスラエル軍の精鋭部隊「ゴラニ歩兵大隊」が、「イスラム国」の幹部や司令官に軍事訓練を行っていると伝えた。
これは、「イスラム国」の軍事目標の変化に合わせた対応だとしている。「イスラム国」の次の目標は、エジプトになるという。軍事訓練は、「イスラム国」がエジプトに移動し、エジプト国内で軍事行動を展開するための訓練だとしている。
イスラエルがISを支援する目的
イスラエルが「イスラム国」を支援する目的はアサド政権の壊滅であることは間違いない。これは、イスラエルに挑戦する能力のあるすべての独裁政権を潰し、中東全域を異なった宗派が対立する混乱状態にすることが、イスラエルの拡大によってもっとも都合がよいとする「中東流動化計画」の一部であることは、過去の記事で何度も紹介した。
しかしながら、イスラエルが「イスラム国」を支援し、アサド政権の壊滅をねらう目的はこれだけではないことが最近明らかになっている。それが、シリア産原油の確保である。
ちなみに、イスラエルは産油国ではない。原油の輸入依存度は99%で、そのほとんどがロシアとアゼルバイジャンからタンカーで輸送されている。イスラエルは、周辺諸国との関係が極めて悪いため、近隣の産油国からのパイプラインに依存することができない。そのため、ロシアとアゼルバイジャンからの原油のタンカー輸送に依存せざるを得ない状態だ。