新しい患者さんが入院された。
数ヶ月前から問合せをいただいていたんだけど、なかなか受け入れ態勢が整わなくて今になってしまった。
さて
問合せをいただいていた当初より内容はわかっていたんだけど・・・
この子には、角タンクのエンジンが載っている!
寸法的に載らないはずだけど・・・
現在のオーナーさんが入手された時点で、換装されていたそうだ。
なるほど
こうやれば、載るんだね!
ぢゃぁなくって!
クランクケース前方のステー部分を切除して載せている。
かなりの力業だけど、ここまでして載せたかった理由は何だろう?
フレーム側は大丈夫だと思うけどなぁ
お客さんは、20キロ程度を自走で来られたので、すぐに試乗できるはず・・・だが
いくつかの不安要素を発見してしまったのと、天候不順も重なったので、今日の試乗になった。
不安要素のひとつがオイルデリバリーパイプで、軽く触っただけで左右とも抜けてしまう。
ご来店時のエンジン音等から、二次エアを吸っていることはわかっていたけど、ここも原因かも?
これって非常に危険な状態だってこと。
あとは・・・
ステムベアリングの劣化が酷かった。(これはなんとなく走ることはできる)
ステアリング操作でエンジン回転数が上がってしまう。(これも走れそう)
まぁ、とにかく、軽く走らせて見ようと店を出発したんだけど、すぐにユーターン。
だめだ!
怖くて走れない・・・
さて
なんとなく状況もわかってきたので、報告書と概算見積を作成しないとなぁ
オーナーさん、今しばらくお待ちください。
YA0010