久しぶりにダメかと思ったRD125のスタッドボルト。
本当に苦労したけど、無事全数を抜き取ることができた。
帰宅する際にスプレーオイルを吹き付け、店に到着した時にもスプレーオイルを吹き付ける。
AS2にサイクルコンピューターを取り付けながら、「シュぅぅぅ・・・」って
AS2の試乗から戻り、「シュぅぅぅ・・・」って
昼飯を食べ終わり、「シュぅぅぅ・・・」って
気がつくたびに「シュぅぅぅ・・・」って
さて・・・
珍しく珈琲を飲む前に作業を開始!
まずは「シュぅぅぅ・・・」
しばらく待ってからオイルを拭き取り、ヒートガンで患部を熱する。
コンロッドに熱が加わらないよう遮熱するため当てがっていた木片が焦げ臭い匂いを発し始めたころ、スタッド
ボルト抜き工具を使い緩めてみるが嫌な手応えしか感じられない。
押してダメなら引いてみな!
って感じで、少しばかり締め込む方向に回したり、何度か力を入れて緩めてみたり。
文章で表現することが困難な作業を繰り返す。
ヨシ!!!
何となくと言うか、直感的に「今だ!」と感じたとき、力を入れて反時計方向に回す。
突然「クッ!」と回る始めた感触が工具を伝わってくる。
でもここで無理は禁物!
スタッドボルト君が「この程度のペースなら、緩んであげてもいいよ」と思っている気持ちを感じながら、祈るように
工具を回していく。
スタッドボルト君の集中力が落ちた瞬間を見逃さず、いっきに「クククッ!」
おゝ!
緩んだ!!!
この勢いで、もう一本も!!!
これも文章で表現することが困難な作業を繰り返し・・・
おゝゝゝ!
緩んだ!!!
今だから書けるけど実は最低でも2本は折ると予測し、加工屋さんにさりげなく仕事のスケジュールを確認していた。
「今週って仕事忙しいですか?」ってね
いやぁ、この緊張感がたまらない!
すぐに珈琲を入れたモン!
インスタントぢゃぁなく豆でね!