goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

バックステップに関して

2010年07月01日 | オートバイ
***その壱***



GRにバックステップを付けたことがきっかけになっているのかもしれないが、リトルツイン系用
バックステップに関する問い合せも数件いただいている。

もちろん、バックステップ好きの僕としては、10年以上前から色々と試行錯誤を続けている。

単にバックステップをつけるだけなら、それほど難しいものではないんだが、納得できる位置に
ステップバーを配置し、かつシフトチェンジやリアブレーキ操作がスムーズに行えると言う課題
をクリアできずにいる。

見た目も重要で、アルミの削り出しでステッププレートを作るなんて絶対に許せない!

って言うか、言語道断?

理想は主張しすぎない程度のステッププレートにすること。

できればプレート自体表面に出ていないようにしたいくらい?

でも、これが難しいんだよね


最初にバックステップを付けたいと思ったのがAS1だった。

あの一文字ハンドルと純正のステップ位置が、なんともアンバランスだったから。

次はHX90で、HS1に比べ微妙(中途半端?)にバックステップ化されているために、キック
ペダルが足に当たる。

僕にとって、これも許せることではなく、キックペダルの位置を色々と変更しても改善され
なかったので、キックペダルを外して乗っていた。

リトルツイン系の車両は始動性が良いので、数歩の押しがけでかかるもん!

特にHX90はせっかくチェンジリンクまで追加しているんだから、キックペダルの形状をもう
少し考えればいいのにね。


なんて感じで、バックステップに関して書いていくと、それこそ本が一冊書き上げられる
(大げさか?)くらい色々と実験や設計をしてきた。


こんなことを10年以上考えているんだから困ったもんだ。

でも問い合せがあったと言うことは、必要としている方がいらっしゃると考えられる。

さて、もう少し真面目に考えるか?

注:今までも十分真面目だった!



***その弐***




リトルツイン系の車両にバックステップを取り付ける祭、一番苦労するのがフレーム形状による
ステッププレートの固定方法だと思う。

ヤマハ小排気量車のスイングアームはフレームの外側で固定されているため、ステッププレート
を固定するためのフレームがスイングアームの内側に入り込んでいる。

もちろん、固定方法はいく通りもあるんだが、いくらバックステップとはいえ、闇雲に後ろにする
わけにもいかない。

理想的な位置だけではなく、ブレーキ操作やシフトチェンジがスムーズにできる必要がある。

特にブレーキは難しく、ワイヤー式でない限り、ブレーキロッドを引く作用点を極力スイングアーム
に近付ける必要がある。

最近は後輪ディスクブレーキも一般的なようだが、機械式ドラムブレーキは注意が必要だ。

作用点をスイングアームから遠ざけてしまうと、スイングアームの上下でブレーキの踏み代が
変化してしまう。

またブレーキシューの磨耗にともない踏み代が大きくなるので、限度を越えるとブレーキペダルを
強く踏んだ際にペダルの下部がマフラーに干渉する恐れがある。

これを回避するには、ステップの取り付け位置を広げるか、極端にステップ位置を高くするかになる。

もちろん両方とも却下なんだけどね!

こまったもんだ


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