アルト君にスタッドレスタイヤを履かせてはじめて高速道路を走った。
高速道路といっても行きは京葉道路なので、高速性能のテストにはならないんだが、
安定性は抜群に感じた。
時速60~70キロ程度の緩やかなカーブでも振られることなく曲がっていく。
昔シャレードにスタッドレスを履いたときは、安定性なんかなかった気がする。
当然といえば当然のことだと思うけど、タイヤの進歩はすごい!
もっと驚いたのが、帰りの東関道と首都高速道路だった。
履き替えたばかりのノーマルタイヤよりも安定して走ってくれた気がする。
幕張の現場を出るのが遅くなってしまったので、渋滞は全くなくスムーズに帰れた。
空いていると自然と巡航速度は高くなる。
別にメチャクチャ飛ばすわけではないが、80キロでも全く不安感はない。
と言うより、純正タイヤより理想的な挙動だった。
特に東関道からレインボーブリッジに入る上りの右コーナーを、驚くほど綺麗に曲がって
行くのが印象的だった。
実際のグリップ力はノーマルタイヤの方が上だとは思うけど、アルト君の年季の入った
足周りとのマッチングが良かったんだろうか?
少しばかり褒め過ぎのようだが、正直言ってこのままずっと履いていたくなるくらい?
実は、僕的にハイトの低い扁平タイヤはあんまり好きではない。
もちろん絶対性能では上なんだろうけど、運転する上でのフィーリングはハイトの高い
タイヤのほうが人間の感覚に近いと思っているから。
詳しいことはわからないけど、サイドウォールの変形によって発生するグリップ力が自分
の癖に合っているんだろう。
今日の帰りに首都高速道路を走っていて思い出したのが、タミヤのXR311だった。
当時は画期的だったダブルウイッシュボーンサスペンションを前後に装備したモデルで
タイヤはバルーンタイヤに近いものを履いていた。
サスペンションの性能も高かったと思うけど、このバルーンタイヤが驚くほどのグリップ
を発揮し、アスファルトでも路面に吸い付くように走ってくれた。
曲がるときにはタイヤがビックリするくらい変形するんだけど、その状態でもしっかりと
安定してカーブを抜けていく。
それからオンロードタイプの車体にも、ハイトの高いタイヤを選ぶようになった。
話がずれたが・・・
アルト君のノーマルタイヤは、155/70R13で、スタッドレスタイヤは、135/80R12だ。
ノーマルタイヤを交換するときは、135あたりで探そうかなぁ?
ちなみにオートバイのタイヤも細いほうが好きだなぁ
もちろんロードインデックスの関係があるので、闇雲に細くするわけには行かないけどね。