オートバイチューニング その壱

最近依頼（相談）の多いのがスクーターのチューニングです。
前にも書きましたがスクーターのチューニングには興味があっていろいろとお客とは話しています。

チューニングに必要な社外部品も多くリリースされているのである程度までならばちょっと整備の知識があれば到達します。
ただ、意外と多いのが数箇所の部品を一度に交換してしまい何が原因で現状になったのかを気が付かないままにチューニングを進めている方がいらっしゃいます。

僕も実際に内燃機関や駆動系の専門家ではないのでえらそうなことは言えませんが、ドコをドノヨウニいじったら今の状態になったかが大切だと思っています。
数箇所一度に手を加えるとはっきりとした原因がわからないままに次のステップに進むことになりますし、次のステップに進めないかもしれません。

同様に調子が悪い場合、すぐに部品の交換をするという方も多いのが気になります。
実際に部品が壊れていて調子が悪いのか、部品の取り付け方法に問題があって調子が悪いのかは大きな違いがあります。

なんだかうるさいバイク屋のオヤジ状態の話のようですが、せっかくいろいろと部品を選択できる時代なんですから、単純に部品交換ではなく「なんで？」を大切にしましょう！

練馬の旧車大好きオヤジ（おにいさん？）でした