知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

ハニカミ王子を埼玉縣信用金庫が応援する不自然さ…

2008-03-25 06:07:14 | Weblog
なぜ埼玉県熊谷市に本店のある埼玉縣信用金庫が応援するのか?
不思議な話です。
とても不自然だと感じるわけです。
この謎は、信金の関係者他一部の人間しか知らないのでしょう。
私は知っているわけですが
ここでは書きません。
ごめんなさい。

はじけた気分で…

2008-03-24 21:30:44 | Weblog
大学院へ行って
今なお、研究会等に出席して
切磋琢磨している気なんですが
自分が目指している方向とはまったく逆の道しるべを受けたとき
気分ははじけてしまいました。

クレジット分析
債券格付け
資金調達

そういう研究のすべてがどこかへ飛んでいってしまったようです…

ただ、これで「あの2年間」の償いは終わったんだと
そう思うと気が楽になりました。

これから独自の研究をしていきたいと考えています。

ニート対策は急務だ

2008-03-24 06:12:47 | Weblog
言うことは同じで
警察が逮捕していれば起こらなかったということ。
その議論は、他者に譲る。

問題は、ニート対策だと思う。
我が国のように働かなくても生きていける構造があると
働かなくてもいいじゃないかという風潮を産んでしまう。

そして、窮鼠猫かむじゃないが
荒川沖の惨劇は、最後のやけくそ。
殺傷の被害を受けた人、とんだとばっちり。

やはり我が国病んでいる。

ニートになる可能性を把握するデータの蓄積をするべき。
学校の義務教育段階から性格、能力、家族構成と関連して分析調査をして
彼らが結果的にどういう道を選んだのか統計に調べてはどうだろうか。

勝手格付けの終焉が意味するもの

2008-03-23 00:21:56 | Weblog
引き続き格付けの話題です。
これまで勝手格付けといって
公募地方債発行団体についてR&IとJCRが
公開された情報をもって格付けを行っていました。
地方公共団の中には、議会等で格付けの話しが出る度に
この勝手格付けを引用してAA以上で安全だという主張をしてきたわけです。
しかし、とうとう依頼格付けをとる団体が出現したことでその精度に差が出ています。
依頼格付けの多くは、外資系のMoody'sやS&Pから取得しています。
そこで、JCRは2月に勝手格付けを廃止しました。
また、R&Iも年内に廃止するそうです。
これによって、勝手格付けされている団体は、「格付けはAA」といった常套文句が使えなくなります。
この意味するところは、大きいのです。
それは、依頼格付けを取らざるを得なくなる団体が増えるのではないかと言うことです。
特に、債券投資をしている機関投資家は、格付け調整が必要でしょうから、AAなりAA+なりの格付けがない債券は買えないでしょう。
地方債格付け不要のスタンスを維持する機関投資家もあるかも知れないのですが
やはり、安全に消化してもらうためには、格付けを取っておいた方がよいという結論になるのかと思うのです。

今回の勝手格付けの終焉の行く末に興味があります。




日本の地方債制度と格付け

2008-03-22 21:31:40 | Weblog
今日は、「日本の地方債制度と格付け」シンポジウムに参加しました。
今のところ、地方債に於いて依頼格付けを取得するのは少数派です。
しかしながら、交付税特別会計地方負担分の返済などで
財政資金の先細りは明らかで、その分を民間資金に依存することを考えると
格付けを取得すると言うことが必然化するのではないかということです。

格付け否定派の総務省は、基調講演を終えた後、さっさと帰ってしまいました。
東京都はさすがです。平成3年から格付けについて考えていたそうです。
格付け料金は、100万円~400万円
これでよい格付けが得られれば、支払い利子が減る訳です。
それが格付け料を上回っていれば、よいわけです。

写真は、第二部の風景です。
右から一人置いて格付会の草分け日本大学の黒沢教授。
その左隣が財務省論客で慶応義塾大学の土居丈朗准教授
私、黒沢教授とは数度お会いしているのでお互い面識があります。
しかし、土居准教授とは以前名刺交換を一度しただけなので
多分覚えていないだろうなと思ったのですが
覚えておいてくれました。実に感激しました。

その他、来客にその世界の重鎮が来ており、名刺交換させていただきました。

やはり、こういったものに出ると新たな刺激を受けて
発想の転換が図られます。

入学金は世界標準じゃないのですね

2008-03-22 06:58:34 | Weblog
慶応義塾大学は、平成21年度から入学金を約4割引き下げ体育実習費を廃止するなど学費の抜本見直しをするそうだ。
「国際的に優秀な学生を集めるため、諸外国にない入学金を近く廃止する一歩としたい」と説明。
徴収趣旨があいまいとの指摘もある入学金廃止を視野に、世界標準の学費制度で人材を集めるねらい。
文系学部では授業料が引き上げられ、4年間の学費総額はアップするが、奨学金制度の拡充や家賃補助の創設で支援する。
現行34万円の入学金を20万円に引き下げ8000円の体育実習費も廃止する。
文系学部の場合、年間73万円の授業料を78万円に、施設設備費8万円を18万円に引き上げとなる。
在籍基本料6万円を創設し、留学などで休学した場合、施設設備費と、現行の授業料に代わって在籍基本料を払うことになる

休学中は何も取らなくてもいい気がするが…

初年度納入金は122万円(20年度比4・3%増)、4年間の納入額は428万円(同17・8%増)となる。
項目を簡素化し、「グローバルな学費体系」らしい。

 一方、学生の負担軽減のため、20年度から1人当たり年12万円の家賃補助を開始。1学年当たり約400人、総計約1600人に4または6年間支給する。また、留学生を対象に10億円の奨学基金を創設する。
 慶大では現在870人の留学生を27年度までに1500人に増やしたいとしており、優秀な留学生を集める“切り札”に、との思惑もある。
 6年後には約25億円の増収になるが「教育内容などで学生に還元したい」としている。
要は、慶応の商売上手。
入学金廃止を前面に出して、諸費用を値上げする戦略。

東京大では20年度から家庭年収が400万円未満の学生は授業料53万5800円を免除。
東京工業大も博士課程に進学する学生に授業料(同)相当額を報酬として支給し、事実上免除。

とにかく金がかかると言うことだけは、間違いない。

暫定税率が下げられた場合の問題点

2008-03-21 21:39:27 | Weblog
ガソリンは元売りの段階で課税されるそうで
旧来の税率で出荷されたガソリンが
市場で消化されるまでに2週間程かかるらしいのです。
したがって安いガソリンが出回るまでに
高いガソリンをどう処理するかが問題なのです。
少なくとも高いガソリンを買わされるのではないかと
そういう心配まであるそうです。
そんなことは市場が決めることじゃないんでしょうかね…
だったら暫定税率下げるのやめれば?

プロ野球…パリーグ

2008-03-21 06:10:51 | Weblog
日本ハムのダルビッシュの実力も本物という感じがする。
しかし、彼はハーフなんだろうけど
アイデンティティは、どういったものなんだろうか?
メジャー指向を内なる目標にしているのだろうか?

それからダイエーと楽天の試合もよかった。
王監督のやせ振りが心配だが
今年も頑張って欲しいと思う。

パリーグの方が面白いのかも知れない。

地裁の判断とはいえ…、地方の自立は遠いのか?

2008-03-20 07:59:04 | Weblog
神奈川県が2001年から大企業を対象に独自に導入した臨時特例企業税条例は地方税法に違反しているとして、
いすゞ自動車(本社・東京)が条例の無効確認と2003~2004年度に納付した計約19億4000万円の返還を求めた訴訟の判決で、
横浜地裁は19日、条例を違法、無効とし、県に全額返還を命じた。
松沢成文知事は判決を不服として、控訴する意向を明らかにした。
県は条例を基に、対象企業から計370億円の納付を受けており、今後企業から返還を求める動きが加速する可能性もある。
北沢章功裁判長は県条例の企業税について、法人事業税に相当する性質の課税と指摘。
「地方税法の規定の目的と効果が阻害されることになる」として、違法で無効と認定した。
こんなことで足止めされては、地方の自立も遠い。
地裁の判断に過ぎないのですがね…