知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

都道府県・市町村外郭団体職員の誤った認識

2006-08-11 22:36:15 | Weblog
ある外郭団体の職員は、「公務員の給料が若いうちは安いが、年を取ったら高くなるのが楽しみだった。」といったそうである。この外郭団体は、人事院が定める国家公務員の給料表を準用した給与制度下にあったが、近々大幅な見直しに遭うとのことらしい。
見直しは当然給与水準の引き下げに間違いないが、ここで大きな勘違いをしている。「外郭団体は公務員ではない」のである。外郭団体の職員採用は不透明きわまりない。その多くは、役所の高級幹部の子弟か、又は議員の息の掛かった者と推測される。特別な権力関係の中で公務員試験のような能力の実証もなく、かつ、議会という機関の牽制もなく、ぬるま湯の中で自分たちが公務員かの如く錯覚に陥っている。
その人件費は、都道府県・市町村の補助金であり、その源泉は我々の税である。
外郭団体に対しては、どこで規律が働くのであろうか? 都道府県・市町村が給与構造にメスを入れれば、外郭団体の職員は議員等をつかってそれを辞めさせようとするであろう。結果として、財政が今日のような情況になるまで外郭団体見直しの問題は放置されてきた。財政再建団体になってからでは遅いのである。
外郭団体職員は、今もう一度、自分の足下を見直すべきである。

夏休みモードに突入ですね

2006-08-10 19:47:42 | Weblog
そもそも暑いと能率が下がるから休みがあるわけで、この時期にあくせくと働くのはどうかと思っています。
しかし、電車に乗ると上下スーツを来たサラリーマンが汗をかきながら我慢している姿を見ると不憫に思います。近づくと汗くさいので、上下スーツは自主規制する姿勢が必要でしょう。
役所はクールビズと言うことで半袖ノータイを励行していますが、上下スーツを着る人たちは、どのような職種なんでしょうかね。
そういうことでネタがないんです。  

人事院勧告~月給と期末・勤勉手当ともに据置

2006-08-08 22:12:08 | Weblog
○人事院は8日、2006年度の一般職国家公務員の給与について、月給と期末・勤勉手当をともに据え置くよう、内閣と国会に勧告した。昨年度は月給で0.36%の引き下げだった。
国家公務員の給与は民間企業の水準を参考に、官民格差を是正する形で決める。
民間企業の比較調査対象がこれまでは従業員100人以上であったが、今回から「50人以上」の小規模企業も対象に加えている。企業規模の見直しは、人事院の有識者の研究会や、政府の経済財政諮問会議による提言を受けたものである。民間の給与実態をより正確に国家公務員の給与に反映させる狙いがあったというが、当たり前といえば当たり前のことだろう。しかし、独立機関としての存在意義を放棄したに等しい。
○対象企業の規模の見直しをしなかった場合、月給で1.12%(4252円)増、ボーナスも4.45カ月から4.50カ月に引き上げられ、平均年収で約9万円増えていたらしい。これでは、給与構造の改革も意味がなくなるし、中央省庁に手厚い地域手当て18%も批判されかねなかっただろう。財務省の試算では、国家公務員全体の人件費は約940億円の増加で、地方公務員給与にも当てはめると約2490億円の歳出増を招き、これを防ぐ狙いもあったようだ。
○管理職手当ても定額化する方向のようである。
○少子化対策として▽3人目以降の子供の扶養手当を1000円増額して6000円に引き上げ、2人目までの手当と同額にする▽子供が小学校入学前まで、勤務時間を1日4時間などにできる短時間勤務制度――を来年度から実施するように求めている。
○結論として、人事院は、労働三権が制限されている公務員に取っての代償措置を保障する機関としての機能を喪失したようである。
○これでは東大で公務員離れが進むはずである。逆に、女性にとっては、公務員天国の度合いが進んだような感がある。ただし、子供を産み育てる気のある女性だけに限定であるが…。

米国 FOMCが利上げを見送る?

2006-08-07 08:19:16 | Weblog
これまでのドル円相場は、米国の利上げを織り込んで来たわけです。
一時は120円を突破しました。しかし、この利上げが収束するとなるとドルは値下がりを続けることとなります。
問題は、どこが底になるかです。これまで、だいたい105円を底に反発することが多かったわけですが、これには日本のゼロ金利政策がありました。このゼロ金利政策が転換したことを踏まえると、100円近辺も十分に考えられます。
ただ、極端な円高は、日本経済に悪影響を与えかねません。それなり介入も予想されます。その介入がどこで始まるかと言うことでしょう。
というわけで、結論として105円を割ったらドルを買う方針で行きたいと思います。

信頼できる医療とは…?

2006-08-06 00:54:02 | Weblog
○だいたい、自分の同級生で医者になった者で、こいつに治療を受けてみたいと思わせる人格者が私にはありません。
○ここのところで奥歯が折れまして、昨年の夏、一昨年の夏と周期的に同じ箇所を治療してきたのですが、また、今年もという感じです。
元々歯科医師に対して不信感が強い私は、最新の設備でその投資回収を患者に負担させようとするのではないかという疑念をもっています。したがって、笑気ガスをつかうとか、麻酔注射の前に麻酔をやるとか、付帯業務で儲けようとする歯科医師を避ける傾向があります。
そもそも歯科治療なんてのは、痛くて当たり前。麻酔だって不要というのが私の持論です。
○近年通っている歯科医は、建物は古く、設備も貧弱です。ですから必要以上に儲けようとするインセンティブが小さいのではないかと考えております。実際、クラウン(金属で被せる)をやれば済むのですが、わざわざ安い素材で詰めるだけなので、一年程度しか持たぬようです。何も言わなければ、必要最低限の治療しかしません。
○ちなみに、私の子ども達が通っている歯科医師は、父親が小児科で、出だしから巨額の投資を行った最新歯科治療設備を擁しています。小児科に掛かる度に息子の歯科医院のPRを怠りません。
その歯科医師もさすがに商売人です。デジタルレントゲンだとか、麻酔注射前の麻酔だとか、とにかく金のかかる技術を提供してきます。インフォームドコンセプトという美名の元に複雑難解な言葉を使って私から同意を取り付けます。
子どもは痛くないに越したことがないので治療を受けさせていますが、私はそういうところで治療を受ける気がありません。
しかし、これは経済原理なのかも知れません。そうしなければ客は来ないのでしょう。
○それから人間ドッグです。
人間ドッグを受けている病院も正直信頼してません。しかし、行きがかりでもう10年くらい続けており、ノウハウ蓄積とそれによる診断経過を比較する効果を評価しています。
○その病院もこれまで胃の検査をバリウムによっていましたが、本年度からは内視鏡による検査を行うそうです。それも経済原理なのでしょう。
○いずれにしても新たに技術を導入しなければ、高い収入は得られないという結論は得られそうです。
○ということで、夏になると歯科治療と人間ドッグが私を待っています。


                 

那須どうぶつ王国へ行ってきました

2006-08-05 22:20:40 | Weblog
入場料1,800円でした。正直高い。
おまけに暑くて、高原に出向いた効果もなく、ただ、暑くて疲れる思いをしに行っただけでした。
勉強するならエアコンの効いた自宅でやるのが一番かも知れませんが、静かな温泉地で1週間くらいこもってやるのもいいかも知れません。
会津なんて静かですね。