知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

信頼できる医療とは…?

2006-08-06 00:54:02 | Weblog
○だいたい、自分の同級生で医者になった者で、こいつに治療を受けてみたいと思わせる人格者が私にはありません。
○ここのところで奥歯が折れまして、昨年の夏、一昨年の夏と周期的に同じ箇所を治療してきたのですが、また、今年もという感じです。
元々歯科医師に対して不信感が強い私は、最新の設備でその投資回収を患者に負担させようとするのではないかという疑念をもっています。したがって、笑気ガスをつかうとか、麻酔注射の前に麻酔をやるとか、付帯業務で儲けようとする歯科医師を避ける傾向があります。
そもそも歯科治療なんてのは、痛くて当たり前。麻酔だって不要というのが私の持論です。
○近年通っている歯科医は、建物は古く、設備も貧弱です。ですから必要以上に儲けようとするインセンティブが小さいのではないかと考えております。実際、クラウン(金属で被せる)をやれば済むのですが、わざわざ安い素材で詰めるだけなので、一年程度しか持たぬようです。何も言わなければ、必要最低限の治療しかしません。
○ちなみに、私の子ども達が通っている歯科医師は、父親が小児科で、出だしから巨額の投資を行った最新歯科治療設備を擁しています。小児科に掛かる度に息子の歯科医院のPRを怠りません。
その歯科医師もさすがに商売人です。デジタルレントゲンだとか、麻酔注射前の麻酔だとか、とにかく金のかかる技術を提供してきます。インフォームドコンセプトという美名の元に複雑難解な言葉を使って私から同意を取り付けます。
子どもは痛くないに越したことがないので治療を受けさせていますが、私はそういうところで治療を受ける気がありません。
しかし、これは経済原理なのかも知れません。そうしなければ客は来ないのでしょう。
○それから人間ドッグです。
人間ドッグを受けている病院も正直信頼してません。しかし、行きがかりでもう10年くらい続けており、ノウハウ蓄積とそれによる診断経過を比較する効果を評価しています。
○その病院もこれまで胃の検査をバリウムによっていましたが、本年度からは内視鏡による検査を行うそうです。それも経済原理なのでしょう。
○いずれにしても新たに技術を導入しなければ、高い収入は得られないという結論は得られそうです。
○ということで、夏になると歯科治療と人間ドッグが私を待っています。