知命堂日記   ~  人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり ~ 2005.9.11

いつ死んでもおかしくない年のころ。
夢も希望もなく、やっと生きてます。
今を夢幻と思って、ただひたすらに…

子ども手当の残したもの…民主党の仕掛けた罠

2012-06-18 07:24:15 | 政治(国会・立法・法制)
子ども手当や農家への所得保障という餌に食らいついた人は少なくないのでしょう。
特に子ども手当の残したものは、一言で言えば増税です。
子ども手当は、子育ての負担に応える仕組みだったはずです。
ずいぶん、子ども手当のばらまきぶりが喧伝され、
子どもを持つ方々は期待しました。
手当の増額と反対に扶養控除が廃止されたのですが、
児童手当が子ども手当に振り替わっての収入増分に比べて所得税の増分が小さかったわけです。
ちょっとインチキ臭さを感じつつもここまでは仕方がないと思っていました。
しかし、今年からは扶養控除の廃止分の住民税の増分がのしかかった上に
児童手当に戻ってしまったのです。
金額はかつての児童手当よりはましですけど
結局、子ども手当とは何だったのだろう?
扶養控除を維持したままで児童手当をもらっていればよったんじゃないかと思うのです。