防衛大学校の任官拒否者へのペナルティ

防衛省は、防衛大学校（神奈川県横須賀市）の卒業時に自衛官への任官を辞退（拒否）する学生や卒業後任官しても６年以内に退職する自衛官から、一般国立大学の授業料・入学金相当分の償還金を徴収する制度を導入するそうです。
国防や国際貢献、災害派遣など自衛隊の活動は増え続けており、できるだけ多くの幹部自衛官（将校）の確保が必要と判断したとのことですが
当然だと思います。

新制度は平成２６年４月の入校生から適用。
徴収額は最大で国立大の４年間の授業料・入学金に相当する約２５０万円。

防衛大学校では、平成２２年度（２３年３月）の卒業生３９７人のうち１２人が辞退。
平成２１年度は３６４人中１７人
平成２０年度は４３１人中３５人
平成１９年度は４１５人中２６人
平成１８年度は４２１人中１０人が辞退しているそうです。
何とも世の中をなめた人間の多いことか…？


防衛大学校生は特別職の国家公務員として入学金と４年間の授業料はなし。全寮制で食事が提供され、学生手当として月額１０万８３００円、年２回に分けて期末手当計約３１万９千円が支給されているようです。

返還させる金額は２５０万円では足らないのでは？